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2021年10月15日更新

監修記事

壁紙リノベーションのポイントは?壁紙の種類も解説

壁紙をリノベーションする際ベーシックな色を選ぶのもいいですが、壁紙の中には貼り替えるだけでおしゃれな空間にできるデザインがたくさんあります。今回は壁紙を変えるだけでおしゃれな部屋にできるデザインのポイントや機能性壁紙などをご紹介します。

壁紙リノベーションでおしゃれな部屋に仕上げるポイント

壁紙リノベーションのポイントは?壁紙の種類も解説

 
近年レンガ調やコンクリート調などの様々なデザインの壁紙が販売されており、お部屋のコーディネートの幅が広がりました。

またこれらの壁紙に貼り替えることで、今までの空間をカフェや雑貨屋さんのようなおしゃれな空間に仕上げることができます。

では、壁紙の種類や貼り方によってどのような雰囲気の部屋に仕上がるのかそれぞれ見ていきましょう。
 

レンガ調の壁紙はモダンヴィンテージな雰囲気に

レンガ調の壁紙の場合、主にナチュラル系・ホワイト系・ダークシック系があります。レンガ調壁紙のそれぞれの特徴は以下の通りです。

【ナチュラル系】
温かみがあり自然な色のレンガ調壁紙です。西洋で昔から使われているようなレンガを再現しており、カントリー調の家具など様々なタイプのインテリアに合わせやすい壁紙になっています。

レンガならではのナチュラルな色合いで、華やかさと落ち着いた雰囲気を作ることができます。

【ホワイト系】
スタイリッシュでシンプルスタイルに向いているレンガ調壁紙です。ほどよく光沢があるので、繊細かつ上品な空間を作り上げることが可能です。白いレンガは清潔感を与え、部屋を明るくします。

【ダークシック系】
ダークブラウンやダークグレーなどのスモーキーカラーがベースになっており、シックで大人な雰囲気のレンガ調壁紙です。ダーク系の家具と合わせることでモダンヴィンテージ風の部屋を作ることができます。

また、アンティーク家具との相性が良いため、隠れ家的なカフェやブルックリンスタイルのような部屋にしたい場合におすすめの壁紙です。

上記のように、レンガ調壁紙だけでも様々な雰囲気の部屋にすることができますが、特にヴィンテージな雰囲気の部屋にリノベーションしたい場合に選びたい壁紙です。
 

コンクリート調の壁紙は都会的な雰囲気に

内壁をコンクリートにすることは特にマンションの場合、費用や構造上の問題でなかなか難しいことがあります。しかし、コンクリート調の壁紙なら簡単に打ちっぱなしコンクリートのような部屋を演出することができます。

コンクリート調壁紙の種類は以下の通りです。

【打ちっぱなしコンクリート調壁紙】
幅広の長方形を重ねたような定番デザインのコンクリート風壁紙。長方形の中に丸い穴のようなくぼみ模様が1つ~4つあるデザインがあります。

まるで本当にコンクリートを塗装したかのようにクールで整然とした印象を与えるため、スタイリッシュでクールな雰囲気の部屋にリノベーションしたい場合におすすめです。

ブラック系の家具や無骨なインテリアなどを取り入れるとより都会的でクールな印象を与えます。

【コンクリートブロック風壁紙】
こちらは打ちっぱなしコンクリート調より、なめらかな質感が特徴のコンクリート調壁紙です。

柔らかい色合いで明るくナチュラルな印象を与えるため、木製の家具などと相性が良くナチュラルな雰囲気の部屋にすることができます。

コンクリート調壁紙は、モダンなインテリアと組み合わせたクールでスタイリッシュな雰囲気から、木製の家具と合わせたナチュラルな雰囲気まで幅広いコーディネートが可能な壁紙です。
 

板壁風の壁紙は木の質感で温かくおしゃれな印象に

板壁風壁紙とは、長細い板を何枚も貼り合わせたような模様の壁紙のことで、手作り感があり素朴な雰囲気が特徴です。

板壁風の壁紙にもいくつか種類があります。

  • 一枚板を張り合わせたような模様(板が細め)
  • 一枚板を張り合わせたような模様(板が太め)
  • 長さが違う板を継ぎ接ぎのように張り合わせたような模様
  • 模様が縦または横

 
板壁調の壁紙を内壁に貼ることによって、室内がログハウスなどの山小屋にいるような素朴で温かみのある雰囲気を楽しむことができます。

色あせた板壁調の壁紙の場合、西洋海岸風のインテリアやヴィンテージ家具と合わせると相性が良いのでおすすめです。またホワイト系の板壁調の壁紙の場合、フレンチ風のカフェのような空間を作ることも可能です。

またブラウン系の大きめの板壁調壁紙の場合、ダーク系のインテリアと合わせることでヴィンテージ感が増します。
 

アクセントクロスを取り入れるとメリハリのある空間に

壁紙リノベーションのポイントは?壁紙の種類も解説

アクセントクロスとは、4面ある壁のうち1面~2面だけに違った色や柄の壁紙を取り入れることを言います。

アクセントクロス以外の色であるベースカラーにはベーシックな色の壁紙を選びます。そして、アクセントクロスには少し濃いめの色や柄などの壁紙を貼ることでよりおしゃれな空間を作り上げることができます。

アクセントクロスを選ぶコツは、少し大胆な色や柄のデザインを選ぶことです。すると自然にアクセントクロスに目線がいき、ベースカラーとの差のメリハリが出ておしゃれ感が増すでしょう。

また、アクセントクロスに先程紹介したようなレンガ調やコンクリート調などの素材感が出るような壁紙を取り入れるのも良いかもしれません。

では、具体的なアクセントクロスの使用例を見ていきましょう。

  • ケース1:マンションのLDKのアクセントクロスとして和柄が描かれている壁紙を取り入れた、和モダンで清潔感のあるLDK
  • ケース2:アクセントクロスにタイル調の壁紙が貼られた、個性的でスタイリッシュなリビング
  • ケース3:リビングから見えるキッチンのアクセントクロスにパステルカラーを取り入れた、明るく優しい印象のキッチン

 
このように、組み合わせは自由自在なので好みのインテリアや雰囲気などに合わせて、アクセントクロスを選んでいくといいでしょう。

リノベーションに取り入れたい壁紙の種類

 
戸建てやマンションなどの壁紙のリノベーションをするときに、色や柄などのデザインの他に壁紙の「機能」なども考えて選んでいくのがポイントです。

では、どのような壁紙の種類があるのか見ていきましょう。
 

湿度が高めの部屋には紙や珪藻土の壁紙がおすすめ

再生紙や和紙などの紙をにエンボス加工などを施した紙壁紙は、紙ならではのソフトな質感のため安らげる空間を演出することができます。また、紙壁紙は難燃加工が施されているため耐火性にも優れています。

他にも紙壁紙は、通気性に優れているため湿度がこもりやすい部屋の壁紙として使用するのが有効です。また和室の床の間や寝室など、高級感を演出したい場所にもおすすめです。

次に、珪藻土壁紙はその名の通り珪藻土を壁紙にしたもので、機能は珪藻土を塗装したときと変わりないと言われています。珪藻土には、余分な湿度を吸収し乾燥しているときには水分を放出する調湿機能があります。

その他にも珪藻土壁紙は耐火効果や消臭効果などが優れており、デザインもシンプルなものが多いためどんなテイストの部屋でも合わせやすいのが特徴です。

調湿効果や消臭効果がある珪藻土壁紙は、湿度が高めの部屋の壁紙として選ぶといいでしょう。
 

機能性壁紙はリノベーションに適した場所がある

機能性壁紙とは、先程ご紹介した珪藻土壁紙のように調湿効果や消臭効果などを持ち合わせた壁紙のことを言います。具体的にどのような機能を持った壁紙があるのか見ていきましょう。

【耐久性(表面強化)】

  • 特徴:傷がつきにくい
  • 適した部屋または環境:ペットがいる部屋、子供部屋、玄関など

【抗菌、防汚効果】

  • 特徴:汚れが付きにくく汚れが拭き取りやすい
  • 適した部屋または環境:トイレ、キッチン、子供部屋など

【消臭効果】
・特徴:臭いの原因となる物質を分解または吸着する
・適した部屋または環境:ペットのいる部屋、トイレ、寝室など

【抗アレルゲン効果】

  • 特徴:花粉やハウスダストなどのアレルギー物質を抑制する
  • 適した部屋または環境:玄関、廊下、寝室など

【抗ウィルス効果】

  • 特徴:壁紙表面に付着したウィルス表層のたんぱく質を破壊し分解する
  • 適した部屋または環境:玄関、寝室など

【調湿効果】

  • 特徴:湿度をコントロールし快適な湿度を保つ
  • 適した部屋または環境:クローゼット、トイレ、天井など

【撥水効果】

  • 特徴:水や汚れをはじく
  • 適した部屋または環境:洗面所、キッチン、トイレなど

 
機能性壁紙は上記のように適した場所があります。環境によっては壁紙の効果を最大限に発揮出来なくなりますので、どの部屋にどの機能性壁紙を使用すれば良いのかを考慮しながら選ぶといいでしょう。
 

気をつけたいのは、サンプル帳やカタログで見る見本と実際に壁面の大きさにに貼った場合の色目や雰囲気はかなり違ったものとなります。

最近ではインテリアデザイナーやカラーコーディネーターなどの有資格者が常駐する業者も多く、実際に改装したい部屋の写真で完成予想CGを提案してくれます。

こちらからの希望により何パターンかの提案資料を作ってもらい、その中から選んで行く様にした方が結果的に手間が掛からず間違いのないコーディネートとなるでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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