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2018年12月31日更新

外壁塗装、汚れた外壁の対処法!汚れない外壁を作るポイント!

自宅の外壁が汚れてしまった場合には、どうやって対処すれば良いのでしょうか?外壁汚れの種類と汚れごとの対処法、自分で外壁を掃除する方法と、あらかじめ汚れを付きにくくすることができるリフォーム方法についてもご紹介していきます。

住宅の外壁はなぜ汚れるのか?

住宅の外壁は、ある程度年数が経つとどうしても汚れが目立ってきてしまいますが、この外壁の汚れはどのような理由で起こっているのでしょうか?

建物も人間も同じで不潔な部分には病魔が巣食います。汚れのうちに出来るだけ処理して、清潔にしておく事が住宅の長持ちの秘けつです。

築年数が浅い、リフォームで外壁塗装を行ってそれほど時間がたっていない場合に起こる汚れで多いのが、雨水による汚れです。

雨水は一見透明な水に思えますが、実は内部には空気中のほこりなどが含まれており、雨が乾くとほこりが外壁に付着して雨だれ汚れとなります。

外壁塗装、汚れた外壁の対処法!汚れない外壁を作るポイント!

また、外壁が雨や湿気によって湿った状態になると、風などで巻き上げられた土ぼこりが付着しやすくなり、汚れの原因となるのです。

その他にも、日当たりや風通しが悪い部分にはコケやカビが繁殖することもあります。

外装の劣化による汚れにも注意しよう

新築やリフォーム直後にはまず起こりませんが、経年劣化が原因として発生する汚れもあります。

金属製の構造物、フェンスや雨どいなどは表面のメッキや塗装が剥がれるとサビが発生し、サビが雨水で流れて外壁を汚してしまったり、構造物そのものがダメになってしまったりすることも。

また、外壁塗装が劣化することによって発生するチョーキングにも注意が必要です。

チョーキングとは、塗装部分に触れた際に粉状の汚れが付着する症状で、塗装が完全に劣化している状態で起こります。

チョーキングが発生している場合、塗装の防水性がほぼ失われた状態となりますので、早めに再塗装を施すようにしましょう。

塗装の劣化については、チョーキングが発生する前に日照部の色あせが起こるものもあり、この場合についても早めの対処が必要です。

外壁が汚れた場合にはどのような対処法がある?

住宅の外壁が汚れてしまった場合、劣化してしまった場合にはどのような対処を行う必要があるのでしょうか?

まず、雨による土ぼこりの付着や雨だれについては、対処法はそれほど難しいものではありません。

付着量が少なければ水道水をかけるだけできれいに洗い落とせますし、多少汚れがひどい場合はデッキブラシなどを用いて軽く擦ればきれいに洗浄できます。

コケやカビについては、軽度ならたわしやブラシなどを用いれば簡単に汚れを落とすことができるでしょう。

もし根が深く、ブラシ等で十分に洗浄できない場合はカビ用の薬剤を用いて洗浄することができますが、製品によっては塗膜を傷めてしまう場合がありますので、目立たない場所や影響のない場所で試してから使用してください。

一方、サビやチョーキング、色あせ、変色を補修する場合については塗装の塗り直しが必要となります。

特にサビについては、発生したサビを完全に除去してからサビ止めを塗布してサビの進行を防止する必要があるため、DIYでの対処は難しいでしょう。

もし一部分でもサビが残っていれば、塗り直した塗膜の下でサビが進行し、塗装がまた剥がれてしまいます。

サビが雨水で流れることで起こる雨だれについては、洗浄だけでは除去することが難しいため、こちらについても塗装による対処が必要です。

色あせや変色、チョーキング、サビの補修を目的として外壁塗装を行う場合は、将来的な安全性を重視し、DIYではなく専門の業者に施工を依頼した方が良いでしょう。

外壁の汚れを防いでメンテナンスの手間を省く方法とは

塗装を美しく保つためには定期的なメンテナンスが欠かせませんが、もっと手間をかけずに外壁塗装を維持する方法はあるのでしょうか?

外壁用の塗料には、さまざまな機能が付加されているものがあり、このような製品を利用することでメンテナンスの手間を抑えることができます。

汚れの付着を防止し、日常的なメンテナンスの手間を省きたいという場合には、フッ素樹脂が配合されている塗料がおすすめです。

この塗料は、シリコン樹脂塗料やフライパンのコーティングで有名なテフロンと同じ成分であるフッ素が配合されているため、汚れがこびり付きにくくなり、雨水で簡単に汚れが流れ落ちます。

外壁塗装、汚れた外壁の対処法!汚れない外壁を作るポイント!

この他にも、シリコン塗料にセラミック粒子を配合した塗料もあり、こちらは塗膜が堅くなめらかになるため、汚れが付着しにくくなるとされています。

これらの高機能塗料は、外壁塗装で広く用いられているウレタン樹脂塗料に比べて施工費用が高いのが難点ですが、耐用年数はウレタン塗料の約2倍となっているため、チョーキングや色あせ、変色が不安な方にもおすすめです。

また、高機能塗料には防カビ剤や防コケ剤が配合されているものも多く、塗布するだけである程度カビやコケの発生を抑えることができます。

その他にも、外壁塗装に塗り重ねるだけで汚れや臭いを分解することができる光触媒という製品もあり、再塗装を避けたい場合やサイディングの汚れを防止したいという方におすすめです。

ただ、光触媒塗料は太陽光を利用して外壁の美しさを保つ塗料ですので、ある程度日当たりが安定していなければ性能を十分に発揮することができません。

このような箇所の汚れを防止したい場合は、光触媒塗料ではなくシリコン系塗料やフッ素樹脂塗料のような汚れの付着を抑えられるものを選ぶと良いでしょう。

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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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