1. ハピすむトップ
  2.  > 
  3. 基礎知識
  4.  > 
  5. 外壁塗装
  6.  > 
  7. 外壁をジョリパットに塗り替えるメリット・デメリットは?

キーワードから探す


2019年07月09日更新

外壁をジョリパットに塗り替えるメリット・デメリットは?

外装のリフォーム工事で外壁を塗り替える場合、塗料選びが大切です。ジョリパットという塗料は、通常の塗装と違い、耐久性が高くデザイン性も良い製品ですが、リフォームで使用した場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

ジョリパットとはどんな塗料?

ジョリパットは元々ヨーロッパ発祥の建築資材ですが、日本においてはアイカ工業株式会社が、ほぼ独占的にシェアーを持ち新製品等も開発されています。

ここで紹介される商品名、品番等は全てアイカ工業ジョリパットに準じます。

外壁塗装に用いられる塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの種類があり、それぞれ耐久性やコスト、汚れにくさなどに違いがあります。

ジョリパットも塗料ではありますが、これらの外壁用塗料と違い、塗料ではありますが、どちらかと言えば柔らかいモルタルに近い素材です。

施工方法はローラーなどで塗る方法、コテで塗壁のように乗せていく方法、専用の薄め液を用いて吹き付けていく方法などがあり、施工の目的にあわせて選ぶことができます。

ジョリパット塗装のメリット

なんといっても耐久性の高さがジョリパットのメリットです。

塗装とはいえ、ジョリパットは着色した塗壁に近い素材のため、塗料に比べて長期間効果を維持することが出来ます。

また、塗料自体にある程度の硬さと滑らかさがあるため、外壁塗装の際にコテを用いることでさまざまな模様を付けることも可能です。

ジョリパットのメリットは耐久性

ジョリパットの耐久性について、通常のメンテナンスは7~8年おきに行う必要がありますが、塗壁と同じで剥がして塗り替えるのでは無く、ジョリパットフレッシュのような塗料を上に塗り重ねるだけになります。

ひび割れの補修と同時に行えば、維持費が他の壁材に比べて安くなりやすいのもジョリパットのメリットです。

ジョリパット塗装のデメリット

あまりデメリットの無い塗装方法ではありますが、施工方法によっては問題が起こることもあるので注意しましょう。

まず、模様などをコテで作った場合には、どうしても隙間に汚れが溜まってしまいやすくなるため、こまめに洗浄しなければ汚れがこびり付いて見た目が悪くなります。

複雑な模様は外装が華やかになるので良いのですが、汚れやすくなることを考えるならある程度汚れが溜まりにくい模様にした方が良いでしょう。

ジョリパットは割れやすい?

もうひとつのデメリットとしては、割れやすいと言うことがよく言われています。

しかし、ジョリパットそのものは弾性が高く、ひび割れの起こりにくい素材です。

ただ、下地となるモルタルなどが建物の揺れや経年劣化で割れてしまった場合、割れのサイズによっては追従できずにジョリパット塗装も割れてしまうことがあります。

また、上下に引っ張られるような接合部分ではややひび割れが起こりやすいという弱点もあるようです。

このような箇所の施工では、工事の際に塗り方を工夫することでひび割れを抑えたり、ひび割れても問題が無いようにしたりすることができるので、業者とよく相談し、どのような対処をする予定か確認しておきましょう。

ジョリパットの選び方

ジョリパットには色々な種類があるため、どれを使えば良いのかよくわからないかもしれません。

そこで、各シリーズの特徴と、どんな場所に施工するのに向いているかをご紹介します。

基本のJP-100シリーズ

こちらは標準タイプで、特に特徴などはありません。

通常の外壁の仕上げ材としてどんな場所にも使える他、内装にも使用できる万能の仕上げ材になります。

防藻防カビ効果もあり、柔剛性も十分なのでひび割れも起こりにくいのが特徴です。

また、カラーラインナップはシリーズ最多の183色、パターンは92と自由度の高いデザインができます。

施工方法はコテ、ローラー、吹きつけに対応しており、一般的な住宅向け用途の製品です。

耐候性に優れたJQ-500シリーズ

JQ-500シリーズはJP-100に比べ、耐候性を高めた製品です。

外装にジョリパットを使用した場合、紫外線などの影響でだんだんと退色が起こってしまうのですが、こちらの製品は退色がしにくいように作られており、日当たりの強い場所や鮮やかな色合いを残したい場所に向いています。

もちろん防カビ防藻剤も配合されているので、長い間施工直後の状態を維持できるのも特徴です。

カラーラインナップは170色、パターンは90と100シリーズに比べてやや少ないですが、施工方法については差が無いため、デザイン性の高い外壁塗装を行いたい方におすすめのシリーズになります。

割れに強いJP-620シリーズ

こちらは壁の変形や住宅の揺れなどによって起こるひび割れが起こりにくい柔軟性の高いタイプになります。

リフォームなどでひび割れが気になるという方に向いたタイプです。

カラーは169色、パターンは82になります。

同じシリーズには、JQ-650、JQ-700もあり、650には防藻防カビ効果が追加されており、より厳しい環境向けの製品です。

700は620、650と違い、吹きつけ施工専用タイプになりますので、外構に模様を付けたい場合は業者とよく相談してから使用してください。

寒い場所でも施工できるJWCシリーズ

こちらはジョリパットの中でも冬場などの寒い時期でも施工できるタイプになります。

基本的な性能は100シリーズと変わりませんが、凍結の危険があるような状況でも施工できるため、北国でよく用いられているタイプです。

パターンやカラーについても100シリーズに準じていますので、環境や工事の時期に合わせて使用すると良いでしょう。

ジョリパットの他の製品

今まで紹介した製品の他に、トップコートとして仕上げに用いるタイプの製品もあります。

JC-500は光触媒機能を持たせたトップコートで、仕上げに使用することで汚れが分解され、長期間綺麗なまま維持できる製品です。

JC-900は光触媒タイプと違い、汎用素材に対応したトップコートで、分解するのでは無く汚れを弾いて汚れにくくする製品になります。

リフォームの際にはどの製品を選べば良いのか

ジョリパットにはさまざまな製品があるため、リフォームの際にどのように選べば良いのかわかりにくいかもしれません。

上で説明した各製品の特徴にしても、あくまで基本的な性能になりますので、パターンや色、施工場所などによって違ってくる可能性もあります。

ジョリパットの施工に慣れている職人なら、複雑なパターンも美しく施工できますし、ジョリパットの弱点や利点なども熟知しているため、施工直後からある程度時間が経って状態でも問題が起こりにくくなります。

もしジョリパットによる塗り替え、再塗装などをお考えなら、ジョリパットの施工を得意としている業者に見積もりを依頼してみましょう。



ジョリパットはどんなデザインがおすすめか

ジョリパッドを外壁に塗装する際、豊富にある模様の中からお気に入りのデザインを選び施工します。ジョリパッドの外壁は和風・洋風どちらでも対応できるため、まずはお気に入りのデザインを見つけてみましょう。

ジョリパットデザインの種類

では、ジョリパットにはどのようなデザインがあるのかご紹介します。

クリフパターン

クリフパターンはクールで無機質な質感が特徴で、品格があり重厚感を感じさせる模様です。

ボーダーパターン

ボーダーパターンはボーダー模様のパターンで、モダンで落ち着いた雰囲気が特徴です。専用のクシを使用し横方向に動かして模様をつけます。

スクラッチパターン

スクラッチパターンはどんなテイストにも合うオールマイティなパターンで、素朴な表面が人気です。

スプレーパターン

スプレーパターンは普遍性の高い吹き付け仕上げで、親しみやすいのが特徴です。

ラフパターン

コテなどで塗りつけるように模様をつけるラフパターンは、意匠性が高い模様です。塗り壁の味わいを最大限引き出すことができます。

ソフトパターン

ソフトパターンも意匠性が高い模様ですが、ラフパターンよりもソフトで動きのある表情が特徴です。

ローラーパターン

ローラーパターンは、ローラーを使用してリズミカルな模様をつけるのが特徴で、連続性のある模様や陰影などを楽しむことができます。

マテリアルパターン

マテリアルパターンは、さまざまな骨材を混ぜ合わせて塗装するデザインで、素材の風合いや温かみのある表情が特徴です。

ジョリパットのおすすめの色とは?

ジョリパットは塗り壁の中でもデザイン性や色の種類が豊富なため、個性的な家や海外にある家のようにおしゃれな家にしたい人に向いています。

例えば、カーキ・グレー・緑に近いグレー・クリームがかったイエローなど家の雰囲気に合わせてさまざまな色から選ぶことができます。

また、1色だけではなく2色を使用してグラデーションにしたり、模様にしたりとデザインや色を組み合わせることも可能です。

ジョリパッドにはツヤありとツヤなしとがあり、ツヤありは耐久性があり汚れにくく、ツヤなしは風合いのあるマットな仕上がりになるため、色を選ぶ際はこれらを参考にしてみるのもいいでしょう。

ジョリパットはデザインの種類や色が豊富なため、どのような組み合わせがいいのか迷ってしまう可能性があります。その場合は、ジョリパットを取り扱う業者に組み合わせなどを相談しながらデザインや色を決めるといいでしょう。

リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

無料の見積もり比較はこちら

一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

一括見積もりを依頼する