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2019年01月05日更新

リシンで外壁塗装をするメリット・デメリットは?

モルタル外壁の仕上げ材には、リシンという骨材を含んだものがあります。リシン仕上げにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?また、タイルやサイディングによる外壁との違いについてもご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

リシンとはどんな塗装なのか?

リシンは、モルタル仕上げの外壁に用いられている化粧材です。

主な原料は砂や石などの骨材とアクリル樹脂塗料で、施工は職人の手作業による掻き落とし、またはエアスプレーガンを用いた吹き付けで行われ、骨材によって凸凹とした仕上がりとなります。

施工方法によって仕上がりが変化し、吹き付けの場合は粗い模様に、掻き落とし仕上げなら細かい模様となるため、好みにあわせて施工方法を選ぶと良いでしょう。

外壁のリシン塗装の国内実績は多く20~30年前は住宅壁仕様の主流でした。

もちろん現在も多種の機能性リシン塗料など開発が進み人気の建材と言えます。

ただ、掻き落とし、吹き付けのどちらも仕上げが職人の腕に左右されるため、リシン仕上げを希望する場合は経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。

リシンで外壁塗装をするメリット・デメリットは?

リシン仕上げのメリットとデメリット

リシン仕上げを用いてリフォームを行った場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

まずメリットですが、施工費用は平米あたり約1,000円と、塗装に比べても安く、サイディングやタイルなどの他の外壁材と比べても手軽な価格で施工できることがあげられます。

また、透湿性や通気性が高く、壁に含まれる湿気を排出することで木製の構造材の劣化を防ぐことができるのもメリットです。

デメリットとしては、汚れがつきやすいことがあげられます。

これは、表面に凹凸が多く、隙間に汚れや雨水が溜まりやすいことが原因です。

耐久性にも難があり、建物にクラックが入ると追従できずリシン部分も一緒に割れ、雨水などが浸入しやすくなってしまいます。

近年ではシリコン樹脂を用いた弾性塗料を用いることで壁への追従性を高め、塗膜の割れを防ぐ高弾性リシンが開発されていますので、新築でリシン仕上げを行う場合はこのタイプの製品を選ぶとよいでしょう。

リシン壁のメンテナンス

リシン仕上げの外壁が汚れたり、ひび割れができたりしている場合にはどのようなメンテナンスを行えば良いのでしょうか?

まず、汚れについてですが、リシン壁は高圧洗浄に対応しているため、業者に依頼して高圧洗浄を行えば汚れを落とすことができます。

もし汚れが酷く、高圧洗浄だけで落とせない場合や、劣化によって色が褪せている場合には、ウレタン樹脂塗料やシリコン樹脂塗料などで塗装を行ってください。

塗装の際には、下塗り材としてシーラーやフィラーを塗り、下地に傷みがあるようなら補修も同時に行います。

この時、塗料に弾性塗料を使用すれば、塗膜が破れにくくなりひび割れが起こってもある程度塗膜の割れを予防できるため、再塗装の際にはできるだけ弾性塗料を選ぶと良いでしょう。

ひび割れがある場合は防水効果のあるシリコン製のシーリング剤を注入して補修しますが、シーリング剤を注入すると割れ目が目立つため、同時に再塗装を行うことが多いようです。

屋根と同時にメンテナンスしてコストを抑える

住宅外装は大きく分けて外壁部分と屋根部分とがあります。

どちらの箇所もメンテナンスの際には足場が必要となるため、同時に工事を行うことで足場を個別で設置する手間がはぶけ、屋根のみ、外壁のみの施工を行った場合に比べてコストを抑えることができるでしょう。



リシン仕上げとその他の外壁材の違い

外壁材にはリシンの他に、タイルやサイディングなどがあります。

リシンと比較した場合、タイルやサイディングにはどのような違いがあるのでしょうか?

リシンで外壁塗装をするメリット・デメリットは?

リシン壁とサイディングの違いとは

そもそもの話として、リシンはモルタル壁用の塗装のため、外壁材として比較する場合、モルタルとして考える必要があります。

モルタルとサイディングの違いは、まず工事にかかるコストの違いです。

サイディングは工場で作られたパネルを外壁に張り付けて施工するため、モルタルと違って壁塗りや下塗りなどの手間がかからず、施工期間が短くなります。

また、色やデザイン、材質についても豊富で、住宅のイメージに合わせて選びやすいのもメリットです。

ただ、サイディングはパネルを組み合わせて施工するため、パネルそのものの耐久性が高くても、隙間を埋めているシーリング剤の定期的なメンテナンスを行わなければいけません。

メンテナンスの頻度は約6年に一度、リシン壁が約8年に一度ですので、メンテナンスの手間だけで考えるならリシン壁が有利です。

リシン壁とタイル壁の違いとは

タイル壁は高級感があり、耐久性も高く、色やデザイン性が優れているのが特徴ですが、コスト面はリシン仕上げに比べて割高となります。

これは、1枚1枚職人が下地に手仕事で張り付けていくためで、仕上がりについても職人の腕に影響されるため、できるだけ腕の良い業者に依頼する必要があるからです。

ただ、タイルは硬く、ほとんど劣化しない素材ですので、メンテナンスの手間がほとんどかからないというメリットがあります。

アスベストが含まれたリシンに注意

古い住宅のリシンには、骨材としてアスベストが使用されていることがあります。

アスベストは呼吸によって肺に取り込まれると、線維腫を起こす危険性があるとされ、使用が禁止されているだけではなく、廃棄の際にはアスベスト含有として取り扱わなくてはいけません。

古い建物のリシンを剥がし、下塗りや下地の処理からリフォーム工事を行う場合には、古いリシンにアスベストが含まれていないか調査を行い、含まれているようなら手続きに則って業者に処理を依頼しましょう。

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