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2019年02月12日更新
壁紙の貼替え工事!費用・タイミング・リフォームのコツを教えます
壁紙の貼替えリフォームを行う場合、費用はどれぐらいかかるのでしょうか?壁紙リフォームの費用の計算方法についてと、クロスごとの単価の違い、壁紙の種類別の耐用年数の差、部屋の広さ別の施工費用相場などについてご紹介していきます。
壁紙の種類と単価の違い

壁紙にはビニールクロス、紙クロス、織物クロスなどがありますが、1平方メートルあたりの単価はどの程度違うのでしょうか?
壁紙の種類ごとに、グレードや機能別の単価についてご紹介します。
ビニールクロス壁紙の種類と単価
ビニールクロス壁紙は、ビニール製の下地に紙を貼り付けたり、シートの表面を加工したりして作られる壁紙です。
加工性が高いため、量産性に優れており、デザインも豊富という特徴があります。
元々の素材が頑丈なこともあり、消臭機能や防汚機能、防傷加工などを施した製品が豊富なのも特徴です。
単価についても壁紙の中では比較的安価な傾向があり、シンプルな量産クロスなら1平方メートルあたり約1,000円、1,000番台と呼ばれるハイグレードタイプなら1平方メートルあたり約1,500円からが相場となります。
消臭などの高機能タイプについては、付加機能の違いによって単価が変わりますが、1平方メートルあたり約2,000円が目安です。
紙クロスの種類と単価
こちらはさまざまな紙を材料に使った壁紙です。
紙の風合いが生かされており、吸湿性や調湿性に優れています。
価格は使用されている紙の価格や表面加工によって変わり、高級ブランド和紙を用いたものが1平方メートルあたり約15,000円、欧米メーカー製の輸入品なら1平方メートルあたり約2,500円が目安です。
また、水に弱い紙の弱点をカバーする撥水加工が施されているものについては、1平方メートルあたり約2,000円が相場となります。
和紙については、どうしても単価が高くなってしまうのが難点ですが、1平方メートルあたり約5,000円という手頃な商品も販売されていますので、コストを抑えたい場合にはリフォーム会社に相談してみると良いでしょう。
織物クロスの種類と単価
織物クロスは麻や綿、絹、レーヨンなどの天然、人工の繊維を用いて作られた壁紙です。
折り方や使用する糸の色によって模様を付けることができるため、デザインが豊富で見た目の風合いも良いという特徴があります。
単価は合成繊維のレーヨンを使用したものが1平方メートルあたり約1,500円から、不織布なら1平方メートルあたり約2,500円、シルクを用いたものについては、1平方メートルあたり約10,000円からが目安です。
織物クロスの施工については、作業時に強く引っ張ったりすると布目が歪んでしまうことがあるため、布クロスの施工に慣れた会社に工事を依頼した方が良いでしょう。
壁紙の貼替え費用の相場について
6畳間の壁紙を貼り替える場合、施工面積は壁と天井を合わせて約40平方メートルが目安とされています。
量産タイプの壁紙を用いた場合、壁紙の価格は約1,000円の40平方メートル分となるため、約4万円、廃材処理費は約1万円、養生費が約5,000円、下地の補修費用は壁の状態にもよりますが、ちょっとしたへこみなら約3,000円が目安となり、合計費用は約6万円が相場です。
10畳の場合については、面積が約50平方メートルとなりますので、壁紙の費用を50平方メートルで計算すると算出できます。
6畳のリフォームを行う場合、廃材処理費は約1万円、養生費が約5,000円、下地の補修費用は壁の状態にもよりますが、ちょっとしたへこみなら約3,000円が目安となり、合計費用は約6万円が相場です。
量産クロスを用いる場合なら、10平方メートルの差で約1万円増額となりますので、合計金額は約7万円からとなります。
平米単価とメートル単価の違いについて
壁紙のリフォームでは、単価が1平方メートルで表されている場合と、メートルで表されている場合があります。
これは、必要となる壁紙の量を部屋面積で計算するか、使用する壁紙で計算するかの違いです。
見積もりを比較する場合については、結局部屋全体の価格が提示されますので、単価について気にする必要はあまりありません。
しかし、単価のみを比較して施工会社やクロスを選ぶ場合については、メートル単価と平方メートル単価の違いを十分に把握しておいたほうが良いでしょう。
メートル単価は1メートルで0.9平方メートルですので、比較の際にはメートル単価なら0.9を掛け、平方メートル単価で比較すると分かりやすくなります。
費用を抑えるなら…

壁紙のリフォーム費用を抑えたい場合、どんな点に注意すると良いのでしょうか?
壁紙の施工費用は施工範囲で計算されるため、家全体でも1部屋でも施工面積が同じなら基本的な壁紙の価格に違いはほとんどありません。
しかし、施工にともなう廃材処理費や職人の出張費、その他雑費については個別に施工を行うより、まとめた方が費用を抑えることができます。
また、壁紙については、基本部分にお手頃な量産タイプの製品を使用し、壁一面のみやワンポイントでデザイン性の高い高品質壁紙を使用するという方法がおすすめです。
壁紙が劣化して貼り替えなければならない場合は難しいのですが、デザイン変更目的なら壁一面だけを貼替えるだけでよいため、コストを抑えられます。
その他にも、メンテナンスをこまめに行って壁紙のランニングコストを抑えるのも重要です。
経年劣化による傷みは防ぎきれませんが、定期的に壁紙の洗浄を行えば、汚れによる貼替えの頻度を抑えることができるでしょう。
壁紙貼替えのタイミング
壁紙のリフォームはどのような目安で行えば良いのでしょうか?
壁紙には耐用年数があり、最長約10年が目安とされています。
ですが、日光やタバコの煙、調理時の油煙といった劣化要因が多い場合には、耐用年数より短い期間で壁紙が劣化してしまうため、貼替えが必要となるのです。
壁紙は、汚れが目立つ、クロスの色合いが変わってきた、表面が毛羽立ちや剥がれがみられる、破れや傷が増えた、クロスの隙間が黒ずんできたなどの症状がみられたら貼替え時期となります。
壁紙の貼替えは、耐用年数だけではなく見た目でも判断するようにしましょう。
壁紙リフォームのコツ・ポイント
壁紙のリフォームを行う場合、どのようなコツやポイントがあるのでしょうか?
注意点や壁紙選びのコツなどをご紹介します。
壁紙のサンプルは大きなものを
壁紙のリフォームを行う際には、サンプルを使って貼替え後のイメージを考えますが、小さいサンプルではイメージがつかみにくくなります。
そのため、サンプルを使用する際には、できるだけ大きなサンプルを使用して壁紙を選ぶようにしましょう。
大手クロスメーカーのホームページやWebカタログにあるシュミレーションサイトなどを参考に見た目のイメージを確認して行くのも良い方法でしょう。
マンションの場合は管理組合の許可が必要な場合も
マンションの内壁は占有箇所のため、住人が自由にリフォームを行うことができますが、賃貸マンションによっては規約で貼替えが自由に行えない場合もあります。
また、工事担当者がマンション内を移動しますし、駐車場を利用するため、あらかじめ工事の許可が必要となることがあるようです。
その他の注意点やコツについて
壁紙を貼り替えると部屋の見た目が大きく変わるため、家具や家電の買い換えや住宅設備の交換も考慮しておくと良いでしょう。
また、工事の際には家具や家電があると施工できませんので、あらかじめ移動させておく必要があります。
リフォーム会社によっては移動もサービスで行ってくれる場合もありますので、あらかじめどちらが移動を行うのか問い合わせておくと良いでしょう。
まとめ
クロスの貼替えは比較的安価に部屋のイメージを変えることができるリフォームですが、壁紙の材質など、施工の際には色々と注意しなければならないポイントが多くあります。
個人で全て考えるのは大変ですので、壁紙のリフォームに慣れた会社に相談し、プランや見積もりを立ててもらうと良いでしょう。
壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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