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2019年01月08日更新
網入りガラスに交換するメリット・デメリットは?
網入りガラスに対して、防犯性が高いものと認識している方もいるでしょう。実は、網入りガラスは防火設備用ガラスとして使用するものなのです。ここでは、窓やサッシを網入りガラスにリフォームするメリットとデメリットを解説していきます。
網入りガラスとは?
網入りガラスとは、ガラスにワイヤーが封入されているガラスで、線入りガラスや防火設備用ガラスなどとも呼ばれています。延焼が懸念される建物などに使用されています。

サッシを網入りガラスにリフォームするメリット
サッシを網入りガラスにリフォームすることで、火災時に炎が外に出てしまったり外から中に入ったりしてしまうことを防げます。
ガラスは火災時に破損する恐れがあり、網入りガラスも例外ではありません。
しかし、ワイヤーが入っていることでガラスが飛散するのを防ぐことができるため、結果的に炎が外に出たり外から中に入ったりするのを防ぐことができます。
自宅から出火して周りの建物に火が燃え移ってしまうと、損害賠償請求が発生する場合があります。網入りガラスにリフォームすることで、そのようなリスクを下げることができます。
また、網入りガラスの耐熱温度は約110℃で、熱湯などをかけても割れる心配はありません。
防犯性は通常の窓と変わらない
網が入っていることで通常の窓よりも頑丈と思い込んでしまう方もいますが、強度は通常のガラスとほとんど変わりません。また、網は引きちぎることができる程度の強度であるため、防犯効果はありません。
他のガラスと組み合わせることができる
網入りガラスは、防音ガラスなどと組み合わせて複層ガラスにすることができます。複層ガラスはガラスとガラスの間に空気が封入されているため、遮熱性が高いことが特徴です。
サッシを網入りガラスにリフォームするデメリット
利点が多い網入りガラスですが、難点もあります。それは、熱湯をかけても割れませんが、比較的熱に弱いという点です。
物を熱すると膨張しますが、ガラスが熱くなるとひびが入ることがあります。この現象を「熱割れ」と呼びます。

長時間、日光に当たり続けると、網入りガラスの表面温度が上がります。しかし、サッシに隠れている部分は温度がそれほど上がらないため、温度差が生じます。
ワイヤーとサッシ、ガラスの中央、サッシに隠れた部分のガラスは膨張の仕方が異なるので、熱し続けると割れてしまいます。
ストーブなどによる放射熱を直接網入りガラスに当てると、日光による温度の上昇と相まって割れてしまう可能性があります。また、カーテンなどを窓に密着させることも温度の急激な上昇を招くので注意が必要です。
紙を貼ったりペンキを塗ったりすることも温度の上昇を招きます。
窓やサッシを網入りガラスにリフォームするのであれば、利点と難点を把握しておき、注意点を守って使うことが大切です。
網入りガラスを普通のガラスに交換
建築基準法や消防法で定められている「防火地域」と「準防火地域」では、建物や施設の内容を問わず、網入りガラスの導入が義務付けられています。
該当する地域で勝手にガラスを取り替えてしまうと、消防法や建築基準法に違反することになるため注意が必要です。
おすすめの網入りガラスのメーカーはこちらの記事で紹介しています
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