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マンションで給湯器の交換費用は誰が払う?
マンションの給湯器が故障したり、不調になったりした場合の交換費用は、誰が払うのかを解説します。
マンションの給湯器交換は、分譲マンションか賃貸マンションかで費用を負担する人が変わります。
分譲マンションの場合
分譲マンションの場合は、入居者が自己負担で給湯器を交換する必要があります。
分譲マンションの設備機器は購入費用に含まれているため、マンションの購入時に給湯器も含めて購入していることが理由です。
賃貸マンションの場合
賃貸マンションの場合、給湯器交換にかかる費用は貸主である大家さんの負担です。
給湯器を含め、賃貸マンションの住宅設備は貸主の持ち物なので、故障した場合は入居者が費用を払う必要はありません。
給湯器が故障したり不調を感じたりしたら、管理会社に連絡して手配してもらいましょう。
ただし、借主の過失で給湯器を壊してしまった場合は、借主が費用を負担する場合もあります。
マンションで給湯器を交換する費用の相場
給湯器本体代を含む交換費用は、以下の通りです。
費用相場 | |
---|---|
給湯器交換 (材・工) | 15万~50万円 |
ほとんどの業者は給湯器のメーカー希望価格から大幅に割引を行い、交換作業とセットで販売しています。
選ぶ給湯器の種類や塗装などのオプション、給湯器設置場所の状況によって金額は異なりますが、10万円~30万円が相場です。
リフォーム会社によって費用が変わるため、いくつかの業者から相見積もりを取って費用を確認しましょう。
マンションの給湯器交換にかかる工期
マンションの給湯器交換にかかる工期は、半日~1日が目安です。
しかし、給湯器設置場所の状況によっては大掛かりな工事が必要になり、より日数がかかります。
また、給湯器の取り寄せが必要な場合は数週間待たなければならないケースもあります。
取り寄せ日数がかかる場合、業者によっては給湯器のレンタルサービスがあるので、相談してみましょう。
マンションで給湯器交換する際の注意点
マンションで給湯器を交換する際の注意点について解説します。
戸建て住宅とは異なる部分も多いので給湯器交換の契約をする前に、必ず確認しましょう。
【注意点1】自分ひとりで手続きを進めない
給湯器交換の手続きを自分ひとりで進めるのではなく、必ず管理会社や管理組合に相談しましょう。
集合住宅の場合、必ず複数の家で共有している設備があるため、勝手に変更できません。給湯器交換の計画段階で管理組合や大家さんの介入は不可欠です。
マンションでは設置できる給湯器の機種や号数が定められていることが多いです。
また、給湯器か共用部分に露出している設置方法だと、景観維持のために色が決められている場合も。
事前に管理組合・管理会社に相談し、給湯器交換に関するルールを確認しておきましょう。
【注意点2】設置可能な機種は限られている
マンションに設置可能な給湯器の機種は限られています。
給湯器には「屋外壁掛け型」と「屋外据え置き型」がありますが、マンションの場合は「屋外壁掛け型」一択です。
屋外壁掛け型の中でも、以下の通り種類が2つに分かれています。
給湯器の種類 | 設置場所 |
---|---|
壁掛け型 | 外壁/バルコニーなど |
PS設置型 | PS(パイプスペース) |
玄関の横などにある、配管を収納するスペースのこと
交換する際には、基本的には今と同じ形態の給湯器を選びましょう。
マンションにおける給湯器交換の流れ
マンションの給湯器を交換する際の流れを解説します。
給湯器の交換をしたい場合、まずは管理会社や管理組合に連絡します。突然の故障などで急いで直したい場合でも、見積もりや契約をする前に必ず連絡が必要です。
賃貸マンションの場合、あとは管理会社が手配してくれるので工事の日程調整の連絡を待ちます。
分譲マンションの場合、管理側に給湯器の号数や色、工事の日程など給湯器の交換に関わる規則を確認し、それ従って給湯器交換を手配します。
分譲マンションの場合、業者に見積もりを依頼します。マンションのルールに従って、給湯器の号数やメーカー、色などのオーダーしましょう。
なお、ハピすむでは給湯器交換費用の無料見積もり比較が可能です。
作業日を決めて契約をしたら、交換日に作業に立ち会って終了です。
リフォームする際のポイント
もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。
リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。
正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。
その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。
それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。
複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。
このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。
「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!