2024年05月17日更新

監修記事

水回りの増築費用ってどれくらい?ケースごとの費用相場を解説

キッチンやトイレ、洗面所、浴室などの水回りを増築する場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか?これらの部屋を設備ごとに増改築する場合の費用と、二世帯住宅へのリフォームで増築する場合の費用などについてご紹介していきます。

水回りの増築ではどの程度の費用がかかるのか?

水回りの増築費用ってどれくらい?ケースごとの費用相場を解説

キッチンやトイレ、浴室、洗面所などの水回りを全面的に増築する場合の費用は、約400万円が相場とされています。

これは、設備の新設および上下水道の配管工事、内装工事、電気工事などを含めた価格となり、間取りの変更や天井および壁の修繕、部屋の増築などを行った場合の価格ではありません。

間取りの変更を行って設置スペースを確保した場合や、壁や天井の修繕を同時に行った場合には、追加で費用がかかり、約500万円からが相場となります。

また、増築で部屋を増やす場合には、増築費用として木造建築なら1坪あたり約70万円の費用が必要です。

水回り設備ごとの増築費用と相場

キッチンやトイレなどの設備単体で増築を行った場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか?

それぞれの設備を増築する際の工事の流れと、基本的な費用についてご紹介します。

キッチンを増築する場合の費用と相場

キッチンを増築する場合の費用は、約150万円からが相場です。

費用の内訳はシステムキッチン本体の価格が約70万円、内装工事および水道工事、電気工事、空調設備、キッチンの取り付け費用、既存の部屋の解体工事費用などになります。

また、既存の給湯器の給湯能力が不足している場合などには給湯器の追加や交換が必要となり、約8万円の追加費用が必要です。

キッチンについては、使用するシステムキッチンの価格によって合計費用が大きく変化し、スタンダードな製品なら約70万円が相場ですが、ハイグレードモデルでは約200万円といった製品もあります。

キッチンリフォームの際にはシステムキッチン選びについてもよく考えておきましょう。

二世帯住宅へのリフォームでミニキッチンを設置する場合の費用と相場

二世帯住宅へのリフォームで、簡易的なキッチンを設置する場合はどの程度の費用がかかるのでしょうか?

本格的なシステムキッチンと同じく、ミニキッチンの設置では給排水管工事や電気工事、内装工事などが必要となりますが、工事範囲が狭く、キッチン本体の価格が比較的安価なため、施工費用は約30万円が相場となります。

しかし、ミニキッチンを取り付ける箇所が給排水管から遠い場合や、建物の構造が傷んでいて修繕を行わなければならない場合には費用が追加となるため、注意が必要です。

また、建物の2階部分にミニキッチンを取り付ける際には、階段が狭くて運び上げられない場合などは荷揚げのためにクレーンが必要となることがありますので、クレーンの利用費が追加でかかる場合もあります。

トイレを増築する場合の費用と相場

水回りの増築費用ってどれくらい?ケースごとの費用相場を解説

トイレを新しく増築する場合の費用は、約70万円が相場です。

費用の内訳は、間取り変更などによるスペースの確保費用が約40万円、給排水管工事および電気工事で約10万円、内装工事が5万円、トイレ機器の購入費用が約10万円からとなります。

トイレの増築については、こちらも他の水回り工事と同様に、既存の給排水管から施工箇所までどれだけ距離があるかによって費用が変わってきますので、場合によっては配管工事費用が高額になる点には注意しておきましょう。

また、トイレの購入価格については、シンプルなタンク式便器なら約10万円で購入できますが、タンクレスなどの高機能な製品の場合、約20万円が相場となります。

浴室を増築する場合の費用と相場

浴室の増築については、施工する面積と使用するユニットバスの価格によって費用が大きく変わります。

スタンダードな価格帯のユニットバスを用いる場合の施工費用は、増築費用が1坪あたり約50万円、ユニットバスの価格は約70万円が相場です。

戸建て向けのユニットバスの場合、1坪タイプと1.25坪タイプ、1.5坪サイズが主流となっていますので、使用したい製品などに合わせて増築面積を決めると良いでしょう。

また、浴室を増築する場合についても給排水管工事、電気工事、場合によっては給湯器の新設も必要となります。

給排水管工事および電気工事については合計で約10万円、浴室用給湯器については約10万円が相場です。

浴室に付属して脱衣所および洗面所、洗濯機の設置場所を増築する場合については、洗面所が約50万円、洗濯機設置用の盤の取り付けが約3万円となります。

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水回りの増築費用を抑える方法は?

水回りの設備を増築する場合、設備の価格や設備配管の敷設費用などがかかるため、どうしても高額な工事となってしまいます。

予算を一定以内に抑えたい場合や、できる限り予算内に収めておきたい場合には、どうすれば良いのでしょうか?

おすすめは、水回り設備の設置箇所を工夫することです。

水回りの増改築で必須となる設備配管工事は、既存配管から施工箇所までの延長距離によって費用が変わってきます。

給排水管の延長については、建物の構造などによっても多少変化しますが、1mあたり約2万円が相場です。

二世帯住宅へのリフォームで1階と2階にキッチンを設置したとすると、住まいの対角線上にキッチンを増築した場合と、垂直線上に重なるように設置した場合では約10万円以上の費用差が発生します。

また、同時にさまざまな水回りの増改築を行う場合についても、浴室とトイレ、洗面所、洗濯機などを集中させておくと設備配管の総距離が短くなり、費用を抑えることができるでしょう。特に浴室やキッチンを2階に増設する場合は重量のあるものなので、1階部分や梁など補強が必要な場合がありますので事前によく確認してもらいましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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