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目次
トイレは窓なしでも換気できる?
トイレに窓があることで、換気を効率良く行えたり、明るさを確保できたりするのがメリットとお考えになる方も多いのではないでしょうか。
結論、トイレに窓は必須ではありません。
窓がなくとも換気扇を設置すれば換気は可能です。
実際にマンションやアパートのトイレには換気扇のみで、窓がない場合もあります。
ですが、窓があることで得られるメリットもあるのです。
具体的には、窓から日差しが入ってくることにより日中の照明代が節約できることや、開放感が得られるので気持ち良くトイレを使用できます。
換気のためにトイレに換気扇は必ず設置して、必要に応じて窓を設けるようにしましょう。
換気の際に窓の開けっ放しはNG
トイレに窓がある場合、窓を開けて換気する方がおられるかもしれませんが、実は窓を開けるだけでは換気の効率が悪化します。
現在の換気設備は非常に高い性能を持っており、基本的には部屋を締め切った状態で換気扇だけ回しておくことで効率良く室内の空気を循環させられます。
しかし、換気扇を回しながら窓を開けると、給気量が増えてしまいうまく循環しなくなるのです。
そのため、換気する際は窓やドアを開けずに換気扇を使用しましょう。
窓を開けるのは、臭いや刺激のある洗剤を使用した際にとどめた方が良いでしょう。
トイレに窓があるメリット
ここではトイレに窓があることのメリットを4つ紹介します。
トイレをリフォームする際の参考にしてみてください。
メリット①採光が取れるため空間が明るくなる
窓があると日光を部屋に取り入れられるため、空間自体が明るくなります。
窓がなくても照明を使用すれば明るくなりますが、人工的な照明と違い自然光は非常に温かい印象を与えてくれるのです。
また、窓があれば停電が発生した場合でも明るい状態を保てるため、災害対策にもなります。
トイレを明るく開放的な空間にしたい場合は、窓の設置を検討してみてください。
メリット②素早く換気できる
効率良く換気する方法は、窓や扉を締め切った状態で換気扇を使用することです。
窓を開けた状態で換気扇を使用すると、換気効率が低下してしまいます。
しかし、給気量が増えることでメリットもあります。
鼻をつく刺激が強い洗剤を使用する際の不快な臭いを、より早く軽減できるのです。
そのため、窓からも換気できるというのは掃除の際にメリットが大きいといえるでしょう。
メリット③開放的な空間にできる
トイレは狭い空間ですので、窓がないと窮屈に感じてしまいがちです。
トイレに窓があると空間に開放的な印象をもたらしてくれるため、窮屈な印象を払拭できます。
天候や窓の方角によっては、直接日差しが差し込み明るい空間になるでしょう。
開放感のあるトイレにしたい場合は、小さいサイズで構わないので窓を設置するのがオススメです。
メリット④窓枠に小物を置ける
窓を設置すると窓枠というスペースが生まれます。
窓枠を活用して観葉植物などの小物を置くことで、トイレをおしゃれな空間に仕上げられます。
窓の種類によって、窓枠に小物を置くのは開閉の邪魔になる場合もあるので、事前に確認するようにしましょう。
トイレに窓があるデメリット
トイレには窓を設置するのはメリットだけではなく、デメリットもあります。
ここでは具体例を4つ紹介します。
デメリット①断熱性が下がる
窓は室内の熱を一番逃しやすく、外気の熱を最も取り入れやすい場所です。
そのため、窓を設置することで冬は外の冷気の影響で室温が低くなりやすく、夏は外の暖気の影響で室温が高くなりやすくなります。
トイレはエアコンなどの空調設備を設置しにくく、温度調整が難しい空間です。
二重窓にしたり複層ガラス窓にしたりするなど、断熱対策をしなければ室温が変化しやすくなるので注意しましょう。
デメリット②防犯性が低くなる
トイレに設置する窓はサイズが比較的小さいため、空き巣などの対策を考慮しなくて良いとお考えの方もおられるかもしれません。
しかし開口部である以上、空き巣などの被害に遭う可能性があります。
そのため、窓が小さくても防犯しておくことが大切です。
具体的な防犯として、窓に格子を設置したり防犯ガラスにするなど、カンタンに破られないように対策を取るのが有効です。
とはいえ、一般的な格子は切断やねじの取り外しが容易にできてしまうため、防犯性が比較的低く注意が必要。
今では、防犯性を高めた高強度な格子も登場しています。
不安な方は、窓の格子をリフォーム業者に確認してもらうと安心です。
デメリット③窓の設置費用がかかる
どのような大きさの窓にしても、設置には費用がかかります。
そして、断熱対策のためにペアガラスの窓にしたり、防犯のために格子を設けたりすることで設置費用はさらに高価になります。
また、自宅が木造の場合は、家を補強する構造である「筋交」が壁の中にある場合があるのですが、
筋交は耐震にとても重要な役割を持っており抜くことはできません。
自宅のトイレに窓がない場合は、取り付けできるのかリフォーム業者に確認してもらいましょう。
デメリット④プライバシーが気になる
トイレが公道に面している場合は、トイレのプライバシーが気になる方が多いのではないでしょうか。
窓の位置や大きさによっては、型ガラスの窓で目隠ししても人影が見えてしまいます。
このようなプライバシーの対策として、窓にカーテンを設置するとトイレのプライバシーを守れます。
いまではDIYで手軽に隠せるものも販売されているので、ホームセンターなどで探してみてはいかがでしょうか。
トイレの窓はどのような種類を選ぶべき?
窓は種類が非常に豊富なため、トイレにどのような窓を選べば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
ここではトイレに使用されている窓を7種類紹介し、それぞれのメリット、デメリットを解説します。
トイレの窓選びの際に参考にしてみてください。
引き違い窓
メリット | ・開き具合によって風通しを調整できる ・省スペースで開閉が可能 |
デメリット | ・隙間が多く気密性が比較的低い ・室内側から窓の外側の掃除がしにくい |
住宅に多く採用されている、2枚のガラスを左右に引いて開閉するタイプの窓です。
スライドする開閉方法のため、隙間が多くできてしまい機密性が低くなります。
そのため、冷暖房が比較的効きにくく防音性が劣るのですが、対策として内窓を付けると断熱性が大きく向上します。
縦すべり出し窓
メリット | ・外の風を効率的に室内に取り込める ・室内側から窓の外側の掃除がしやすい |
デメリット | ・雨が強く降っている場合は室内側が濡れる可能性がある ・網戸が窓の内側にあるため、暖かい季節は虫が侵入しやすい |
窓の縦枠を軸に室外へ開閉する窓です。
外の風を効率的に室内に取り込める反面、風が強い日は開閉がしにくくなります。
また、網戸が窓の内側にあるため、暖かい季節は虫が入ってきてしまうので夕方以降は閉めるなどの対策が必要です。
横すべり出し窓
メリット | ・窓の下側が開くため多少の雨であれば換気が可能 ・室内側から窓の外側の掃除がしやすい ・室内のプライバシーを確保しながら換気が可能 |
デメリット | ・縦すべり出し窓に比べて換気がしにくい ・網戸が窓の内側にあるため、暖かい季節は虫が侵入しやすい |
窓の上端を軸に室外へ開閉する窓です。
窓の下側が開閉するため、開けっぱなしでも多少の雨なら室内が濡れることはありません。
また、1階であっても外部の視線から守りつつ換気できるのが特徴。
網戸が窓の内側にあるため、暖かい季節は虫が入ってきてしまうので夕方以降は閉めるなどの対策が必要です。
FIX窓
メリット | ・形の自由度が高くデザインが豊富 ・人の体が通らないほど小さいサイズは防犯性が高い ・シンプルな構造で価格が比較的安い |
デメリット | ・開閉ができない ・室内側から窓の外側の掃除ができない |
採光を目的とした開閉できないタイプの窓です。
はめ殺し窓とも呼ばれ、縦長形状のものはスリット窓と呼ばれることもあります。
FIX窓は円形など形状の自由度が高く、デザイン性が高いのが特徴。
小型のFIX窓であれば、筋交など位置の影響を受けにくいので、設置する場所を選びません。
FIX窓は内側から窓の掃除ができないため、2階に設置する際は掃除しにくいことを考慮しましょう。
複層ガラス窓
メリット | ・断熱性能が高い ・防犯性が高い |
デメリット | ・一般的な単板ガラスと比べて高価 ・サッシのシールが劣化すると内部結露を起こす可能性がある |
2枚のガラスの間に空気層があるタイプの窓でペアガラスとも呼ばれます。
新築の戸建てでは一般的に採用されており、単板ガラスに比べて断熱性が1.7倍も高い。
2枚のガラスの間が真空仕様で断熱性の高いものや、ガラスが3枚の高性能タイプも存在します。
一言で複層ガラス窓といっても、ガラスの厚みと中空層の組み合わせにより様々なラインナップがあり、価格帯も大きく差があります。
二重窓
メリット | ・短時間のリフォームで窓の断熱ができる ・防犯になる ・結露対策になる ・防音性能が上がる |
デメリット | ・換気する場合は、2枚の窓を開閉する手間がある ・掃除がしにくい ・開閉が面倒 ・窓枠に物が置けなくなる |
既存の窓の内側に設置する窓で、内窓とも呼ばれます。
施工が短時間で終わるため、断熱性向上の窓リフォームとして一般的に採用されています。
窓が二重になり防犯性も向上しますが、2枚の窓を開閉する手間があるので、トイレの窓を開閉する際に後悔しないよう検討しておきましょう。
格子付き窓
メリット | ・防犯性が高まる ・外部からの目隠しになる |
デメリット | ・防犯ガラスよりは防犯性に劣る ・窓の掃除がしにくくなる ・室内に入る日差しが少なくなる |
窓の外側に格子が付いた窓です。
窓と面格子は一体の製品ではないので、格子だけを後付けも可能。
面格子には縦面格子・井桁面格子・ヒシクロス面格子など複数の種類があります。
窓に面格子が付いていると一定の防犯性を確保でき、取り外しが困難な特殊ねじで対策した面格子であれば、より安心です。
一般的なトイレの窓サイズや高さは?
実際にトイレに窓を設置するにあたり、どのようなサイズにするのか、またどのくらいの高さに設置すれば良いのか迷ってしまいますよね。
トイレの窓にはオススメのサイズや設置する高さがあるので、以下で順番に解説していきます。
トイレの窓にオススメのサイズ
トイレの窓に求める要素として、採光はもちろんのこと見た目にもこだわりたいですよね。
しかし、防犯性やプライバシーにも配慮する必要があります。
実際にどれくらいのサイズがオススメなのでしょうか。
窓は規格でサイズが決まっています。
その中で選ばれるのは、引き違い窓であれば一般的に60cm(高さ)×70cm(幅)程度が一般的です。
とはいえ、トイレの窓サイズは個人が求める機能によって最適なサイズは異なります。
防犯性を重視するのであれば、小さなFIX窓が適していますが、防犯上の問題がないのであれば、大きめの窓で採光をしっかり取り入れるのもオススメです。
トイレの窓のオススメ高さは1階か2階かにより異なる
窓の設置高さは、トイレが1階なのか2階以上なのかによっても考え方が変わります。
まず、1階に設置する場合は、頭よりも高い位置に設置するのがオススメです。
理由として明かりが取りやすいという他に、高い位置に設置しておくことで、空き巣対策やプライバシー確保に効果があります。
しかし、高い位置に窓を設置すると掃除がしにくくなる点には注意してください。
続いて、2階以上のトイレの窓については床から150cm〜160cmの高さに設置するのがオススメです。
2階以上は1階と比べて空き巣などのリスクが低いため、掃除のしやすさを重視しても問題が起こりにくいです。
周囲に家があるなどプライバシーが気になる場合には、型ガラスの窓を設置したりカーテンなどを設置して対策するようにしましょう。
トイレに窓や換気扇を付ける際の費用相場は?
ここでは実際にトイレに窓や換気扇を設置する際の費用相場を紹介します。
工事内容 | 費用 | 工事期間 |
窓設置 | 約10万円〜約20万円 | 2日〜5日程度 ※外壁材の種類や室内仕上げにより異なる |
窓撤去 | 約10万円〜約30万円 | 2日〜5日程度 ※外壁材の種類や室内仕上げにより異なる |
換気扇設置 | 約3万円〜約10万円 | 1日程度 ※外壁材の種類や室内仕上げにより異なる |
網戸設置 | 約1万円〜約2万円 | 10分程度 |
窓を設置したい壁に筋交などの構造体がなければ後付けで設置できます。
反対に現在設置されている窓を塞ぐことも可能ですが、工事内容は家の構造や外壁の仕上げなどにより大きく異なり、現地調査も必要になります。
上記表の費用や工期はあくまで参考ですので、実際の工事内容はリフォーム業者に確認してみてください。
トイレ窓の設置にかかる費用はどれくらい?
トイレの窓を撤去する費用相場と工期について解説します。
費用 | 約10万円〜約20万円 |
工期 | 2日〜5日程度 ※外壁材の種類や室内仕上げにより異なる |
注意点 | 壁内に筋交などの構造体があれば設置できないケースがある |
窓の種類や大きさによって費用は大きく変動し、防犯や断熱対策の仕様によってさらに費用が増加しますが、一般的に窓を新設する費用相場は約10万円〜約20万円とされています。
費用や工期について、現場の状況や選定する商品によって大きく変動し、壁内に筋交などの構造体があれば設置できないケースもあります。
必ず複数のリフォーム業者に相見積もりをして、見積書と工程表をもらうようにしましょう。
トイレ窓の撤去にかかる費用はどれくらい?
トイレの窓を撤去する費用相場と工期について解説します。
費用 | 約10万円〜約30万円 |
工期 | 2日〜5日程度 ※外壁材の種類や室内仕上げにより異なる |
注意点 | 窓を撤去した部分のみ仕上げの雰囲気が異なる可能性がある |
まずは費用相場ですが、使用されている外壁や室内仕上げ、窓の大きさによって費用は大きく変わります。
一般的な相場としては約10万円〜約30万円の費用で撤去できる場合が多いです。
基本的には窓を新設する工事とほぼ同等の費用と工期がかかると捉えても良いでしょう。
窓を撤去した部分の仕上げ方は各業者で異なる可能性があります。
そのため複数のリフォーム業者に相見積もりをして、見積書と工事内容を確認しましょう。
トイレに換気扇を設置する際の費用
トイレの換気扇設置にかかる費用と工期について解説します。
費用 | 約3万円〜約10万円 |
工期 | 1日程度 ※外壁材の種類や室内仕上げにより異なる |
注意点 | 壁内に筋交などの構造体があれば設置できないケースがある |
費用相場は設置する換気扇の性能により異なりますが、施工費はどのような換気扇でもあまり変わりません。
工期については内装の張り替えなどを追加で行わなければ、1日で完了する場合が多いです。
換気扇の穴を壁か天井どちらに開けるかによって施工費用が各業者で異なる可能性があります。
そのため複数のリフォーム業者に相見積もりをして、見積書を確認しましょう。
トイレの窓に網戸を設置する際の費用
トイレの網戸設置にかかる費用と工期について解説します。
費用 | 約1万円〜約2万円 |
工期 | 10分程度 |
注意点 | DIYで取り付ける際は、採寸を慎重に行う |
費用相場は網戸のサイズにより異なりますが、施工費は基本的に変わりません。
取り付け工事は10分ほどで完了します。
引き違い窓であれば網戸はサッシにはめ込むだけなので、網戸をホームセンターなどで注文してDIYで取り付けも可能です。
しかし、知識がない方や2階の網戸の設置など危険を伴う場合は、無理せずにリフォーム業者に見積もりを依頼しましょう。
トイレの施工事例の紹介
ここではトイレの施工事例をご紹介します。
具体的な交換費用や商品も紹介しますので、トイレに窓を設置する際の雰囲気など参考にしてみてください。
トイレ交換に併せてバリアフリー化で快適になりました
交換費用 | 約30万円 |
工期 | 1日 |
建物種別 | 一戸建て |
施工内容 | トイレ交換 |
使用した商品 | TOTO |
30年以上前のトイレだったのでウォシュレットがついておらず、トイレ入り口が1段下がっているのを不便に感じておられましたが、リフォームを機にトイレの床をかさ上げして入り口の段差を解消しました。
手すり付きの紙巻き機にすることで、ご高齢の方でも楽に立ち上がれます。
老後に備えてトイレを使いやすく
交換費用 | 約25万円 |
工期 | 3日 |
建物種別 | 一戸建て |
施工内容 | トイレ交換・建具工事 |
使用した商品 | TOTO ZJ1 |
トイレの交換と併せて、出入りの戸を開き戸から引き戸にリフォームしました。
引き戸は開閉の際に体を移動させる必要がないので、トイレの際の負担が軽減されます。
引き戸へのリフォームで体に老いを感じても楽にお使いいただけます。
トイレのリフォームで明るい空間に大変身
交換費用 | 約25万円 |
工期 | 1日 |
建物種別 | 一戸建て |
施工内容 | トイレ交換 |
使用した商品 | パナソニック アラウーノS160 |
以前はトイレ内に物が散乱していたのですが、トイレに手洗いカウンターを取り付けて収納を増やしたので、すっきりした見た目になりました。
掃除の手間もなくなり大変快適になったと喜んでいただけました。
トイレの収納問題を解決
交換費用 | 約20万円 |
工期 | 1日 |
建物種別 | 一戸建て |
施工内容 | トイレ交換 |
使用した商品 | TOTO |
トイレの中にトイレットペーパーなどを収納するスペースがなくお困りでしたが、トイレリフォームに併せて壁に埋め込み収納を取り付けました。
小物の収納問題が解決し、スッキリした空間にご満足いただけました。
気持ち良く使えるトイレにリフォーム
交換費用 | 約18万円 |
工期 | 1日 |
建物種別 | 一戸建て |
施工内容 | トイレ交換 |
使用した商品 | LIXIL アメージュ便器シャワートイレKB31 |
「トイレのタンク内の水が止まらなくなった」とご相談いただきましたが、トイレ自体が寿命を迎えていたので、トイレを内装含めリフォームしました。
壁のクロスや床のクッションフロアも貼り替えて、明るい空間に仕上がりました。
トイレの窓にカンタンに目隠しするアイディアとは?
ここでは、トイレの窓に目隠しする方法について解説いたします。
目隠しはDIYかリフォームするか2通りの方法があります。
DIYで窓に目隠しする方法
DIYで窓に目隠しするには以下の2つの方法があります。
- カーテンを取り付ける
- 窓に目隠しのフィルムを貼る
レースなどのカーテンであれば、突っ張り棒でカンタンに取り付けできます。
目隠しのフィルムはホームセンターやネットにて入手可能です。
貼り付けにノリを使わない施工性の良いものもあるので、柄などお好みに合わせて施工してみてください。
リフォームで窓に目隠しする方法
リフォームで窓に目隠しするには以下の2つの方法があります。
- 面格子を取り付ける
- ガラスを型ガラスに交換する
窓の防犯性を上げたいのであれば、視覚的な抑止力がある面格子がオススメ。
トイレから外の様子を確認する必要がないのであれば、型ガラスなどの模様が入ったガラスが掃除もしやすいため適しています。
他に、すりガラスなど異なった見え方のするガラスもあるのでお好みに応じて種類を選んでみてください。
施工費用が少し上がりますが、型ペアガラスのような目隠しできてかつ断熱性のあるガラスへの交換がオススメです。
トイレの窓選びでの注意点とは?
トイレの窓選びでの注意点を4つにまとめました。
道や隣の敷地と近い場合は目隠しをする
トイレの窓が道路に面していると、人が通った時など気になりますよね。
窓に目隠しをする方法は、DIYとリフォーム業者に依頼する以下の方法があります。
目隠し方法 | コスト | 注意点 | |
DIY | カーテンを取り付ける | 2,000円ほど | 定期的に洗濯する必要がある |
DIY | 窓にフィルムを貼る | 2,000円ほど | 劣化して剥がれる可能性がある |
リフォーム | 面格子を取り付ける | 3万円〜 | 窓ガラスの外側の掃除がしにくくなる |
リフォーム | 型ガラスに交換 | 3万円〜 | 窓から外の様子が見えなくなる |
一般的には型ガラスへ交換して目隠しされる方が多いです。
予算や注意点を比較して対策してみてください。
防犯対策に注意する
人目につきにくい場所や、防犯の対策が不十分だと空き巣に狙われる可能性があります。
警視庁のデータでは、空き巣犯行の際に侵入に5分以上かかる場合、侵入者の7割があきらめるとされています。
そのため、面格子を取り付けたり防犯ガラスの窓にしたりするなど、侵入に手間をかけさせることが空き巣対策として重要です。
家の周りに塀が立っている場合は、塀の内側に入ってしまえば人目を気にせずに犯行できてしまうのでとくに注意しましょう。
ヒートショック対策に気を配る
冬場の冷え込んでいる時期のトイレやお風呂は、リビングと極端な温度差が生じるためヒートショックに気をつけましょう。
ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が乱高下することで、心筋梗塞を起こしたり失神することで大変危険です。
日本ではヒートショックにより年間2万人がなくなっており、大きな問題になっています。
トイレでのヒートショックの予防には、便座のヒーターをつけておくことや窓の断熱性を上げるのが有効です。
冬場に室内の窓から失う熱は約5割にもなり、窓の断熱でトイレの室温を逃がさないことが大切です。
掃除のしやすさ
トイレは来客時に使用されることもあり、常に清潔に保っておきたい場所ですよね。
トイレットペーパーのクズが空気中に舞い、ホコリが溜まりやすい環境でもあります。
窓枠部分にも溜まりやすく、目線よりも高い位置に窓がある場合はホコリに気づきにくくなってしまいます。
高い位置の窓は掃除がしにくいことを意識しておきましょう。
トイレリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
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