2024年09月11日更新

【工事内容別】トイレリフォームにかかる費用・日数は?|安くする方法・施工例・注意点も解説

一戸建てやマンションで、トイレの改装・改修工事を行う際に「工事費込みの金額はいくら?」「日数はどのくらい?リフォーム中は、トイレは使えないの?」と気になる方は多いはず。
リフォームの値段は、便器のみ交換か、内装込みでトイレ室内をまるごとリフォームするかにより、変わってきます。本記事では、トイレリフォームの「相場」や「費用を安く抑える方法」「価格帯別の施工事例」「注意点とポイント」をご紹介します。

まずは
無料お見積もりから

トイレリフォームの費用相場

トイレの交換事例より

トイレのリフォームにかかる費用(本体+工事費の総額)の中心価格帯は、15〜50万円です。

詳細は後述しますが「工事内容」「本体・内装材のグレード」「下地補強などの作業も必要になるかどうか」により、金額が変動します。

トイレリフォームの費用分布データ

下のグラフは、当サービス『ハピすむ』を利用されたお客様が、トイレのリフォームにかけた費用の分布を表しています。

平均費用=約43万円(※2016年2月〜2024年9月の実績)

最も多いトイレのリフォームの価格帯は、10〜20万円です。

ほとんどのお客様が40万円未満でリフォームを実施できたことが分かります。

トイレ全体をリフォームする際の費用・工期

ここからは、主な施工内容別の費用・工事期間の目安をご紹介します。

  • 洋式のトイレを、内装も含めて一新する工事
  • 和式トイレから洋式トイレへの変更
  • トイレの移動・増設
  • 部分的なリフォーム(便器のみ交換・内装のみ張り替えなど)

洋式トイレ全体まるごとリフォーム(トイレ本体+内装工事付き)

新しい便器の形状費用相場工事期間
組み合わせ(洋風)トイレ10〜40万円1.5日〜2日
一体型トイレ13.5〜40万円
タンクレストイレ15〜55万円
システムトイレ24〜60万円

和式トイレから洋式へ変更/トイレの移動・増設

リフォーム内容費用相場工事期間
和式から洋式へ変更25万円〜60万円1〜5日
(たいてい2〜3日必要)
トイレの移動40万〜70万円2〜5日
トイレの増設40万〜150万円3〜7日

>>トイレの位置を移動するリフォームの費用や注意点
>>トイレ増設の費用・工期・設置場所の条件は?

洋式トイレ全体(本体+内装)を交換する費用の内訳

トイレの工事にかかる費用の内訳も見ていきましょう。

例えば、洋式のトイレ全体をリフォームする際には、次のような料金が発生します。
特に「新しいトイレ(便器)本体の形状・グレード」により、料金が大きく変わってきます。

内容価格帯
新しいトイレ本体3万〜35万円
※最低価格3万円は「普通便座」のトイレの場合です。
トイレ交換工事2.5万〜8万円
(壁・天井)クロス張り替え1.7万〜4万円
(床)クッションフロア張り替え1万〜3万円

なお腐食した壁・床の下地補強や配管工事などを伴う場合は、別途費用がかかり高額になりやすいです。

便器の形状(組み合わせ・一体型・タンクレス・システムトイレ)の違い

価格を左右する「便器の形状」ですが、それぞれ次のような特徴があります。

便器の形状特徴主な商品(メーカー)
組み合わせ(洋風)
・「タンク」がある。

・「便器」と「(温水洗浄)便座」の組み合わせを自由に選択可能。

・最も普及しているタイプ。

・「手洗いあり/なし」を選択可。
・「アメージュ」(LIXIL)

・「ピュアレスト」シリーズ(TOTO)
一体型
・「タンク」「便器」「温水洗浄便座」が一体になったタイプ。

・見た目がスッキリしている。

・凹凸が少ないため、手入れが楽。

・「手洗いあり/なし」を選択可。
・「アメージュ シャワートイレ」(LIXIL)

・「プレアスLSタイプ」(LIXIL)
・「GG」シリーズ(TOTO)
タンクレス
・水を溜める「タンク」がないタイプ。

・シンプルな形状のため、掃除の手間が少ない。

・トイレ室内を広く見せる効果がある。
・「サティス」シリーズ(LIXIL)

・「ネオレスト」シリーズ(TOTO)

・「アラウーノV」(パナソニック)
システム
・「収納用キャビネット」や「手洗いカウンター」を組み合わせるタイプ。

・収納やカウンターで、配管部分を隠せる。

・レストランにあるような、おしゃれな空間を実現できる。
・「Jフィット」(LIXIL)

・「レストパル」シリーズ(TOTO)
まずは
無料お見積もりから

トイレの一部をリフォームする際の費用・工期

洋式トイレ(便器)本体のみ交換

「便器本体のみ」を交換する際は、ほとんどの場合、1日で工事が完了します。
形状別の価格の違いは、次のとおりです。

新しい便器の形状費用相場工事期間
組み合わせ(洋風)トイレ8万〜30万円数時間〜1日
一体型トイレ7万〜25万円
タンクレストイレへ15万〜40万円
※記載されている費用は施工費用を含めた相場です。

温水洗浄便座のみ/内装のみ交換

「温水洗浄便座のみ」もしくは「トイレ室内の内装のみ」の交換にかかる費用や時間は、次の表を参考にしてください。

リフォーム内容費用相場工事期間
温水洗浄便座のみ交換3万〜15万円0.5〜2時間
壁紙のみ張り替え2万〜5万円1〜2日
床材のみ張り替え1万〜8万円

>>トイレの壁紙・クロスを張り替える際の費用やポイント
>>トイレの床が腐食した場合の床の張り替え費用
>>トイレにおすすめの床材や張り替え費用の相場は?

トイレリフォームで付随しやすい工事の費用

アクセサリの交換・追加などの費用

新たに暖房便座・温水洗浄便座を設置する場合、コンセントの増設工事が必要となる可能性があります(トイレ室内にコンセントがない場合)。

またトイレのリフォームと同時に「紙巻き器(ペーパーホルダー)」や「手洗い器」の設置・交換もする場合は、下表の費用も見込んでおきましょう。

工事内容費用相場
コンセント増設
(暖房・温水洗浄便座を新設する場合)
2万〜5万円
紙巻き器の設置・交換0.2万〜3万円
手洗い器(カウンター)の設置・交換5万〜25万円

バリアフリー対策も行う場合の費用

トイレのバリアフリー対策(手すり設置など)も実施する際の費用相場は、次のとおりです。

工事内容費用相場
手すりの設置1万〜6万円
ドアを引き戸に変更4万〜15万円
トイレスペースを拡張13万〜30万円

>>トイレのドアを引き戸に交換するリフォームの費用や注意点
>>トイレのバリアフリーリフォームの種類や費用

「予算が限られる」など不安な点がある場合には、見積もりの段階でリフォーム業者に伝えておきましょう。

まずは
無料お見積もりから

リフォーム工事中は、トイレは使えない?

「工事期間中にトイレに行きたくなったら、どうすればよいの?」と疑問に思う方は多いですよね。
そこで、リフォーム中のトイレについても、一緒に確認しておきましょう。

たいていの工事=数時間〜1日程度で完了する

先述した「工事期間の目安」の表のとおり、工事はたいていの工事は、数時間〜1日で終了します。
最もポピュラーな洋式便器の交換であれば、当日中にトイレを使える可能性が高いでしょう。

基本的に「便器や給排水工事の作業時間中」は、トイレを使用することはできません。
そのため、あらかじめ済ませておくのが望ましいです。

心配な場合は、工事時間中に外出する計画を立てるとよいでしょう。
ご近所のスーパー・コンビニや、ご友人宅のお手洗いを借りられるか、事前に確認しておくと安心です。

トイレが2つある場合、もう片方のトイレは使える?

戸建ての場合、トイレを階ごとに設置していることもありますため、工事中はもう一つのトイレを使うことも可能です。

ただし給水管や排水管は建物内でつながっていることから、配管工事中は利用できないことも。

事前に工事会社へ、使用不可の時間帯などを確認しておきましょう。

数日かかる工事=仮設トイレを設けられることがある

和式から洋式に変更する場合など、工期が数日かかるリフォームでは、施工業者が「仮設トイレ」を設置してくれることがあります。

ただし仮設トイレは有料であるケースが多いです。料金が気になる方は、事前に業者に聞いておきましょう。

また建物内には設置できないため、外に設置できる場所の確保が必要となります。
臭気対策も必要なことから、隣地などへの影響も考慮しながら計画することが重要です。

不安な場合は、非常用の「簡易トイレ・携帯トイレ」を用意する

「近所でトイレを借りられそうにない」「すぐトイレに行きたくなる家族がいて、心配……」という方も、いらっしゃるかもしれませんね。

念のため非常用の「簡易トイレ」や「携帯トイレ」を用意しておくのも、おすすめの方法です。
大手の通販サイトで購入できます。

もしリフォーム中に使用しなかった場合は「常備したい防災グッズ」の一つとして保存しておくとよいでしょう。

トイレ(便器/内装)の耐久年数・交換時期の目安

劣化状況によっては「便器は交換したいけど、内装もまとめてリフォームするべきか悩む」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで便器本体や内装の交換時期の目安をチェックしておきましょう。

トイレ本体の交換時期

部位寿命の目安
トイレ本体10〜15年
温水洗浄便座7〜15年

トイレ本体は、15年以上が経過していたら、買い替えを検討するほうがよいでしょう。
ちなみにタンクは約10年、配管は20年程度で、それぞれ寿命を迎えます。

内装の交換時期

部位寿命の目安
トイレの壁紙10〜20年
トイレの床材10〜15年

トイレ室内の内装も、15年以上変えていないようであれば、張り替えるのが理想的です。

床の耐久年数は、素材によって異なります。
クッションフロアは10年、複合フローリングは15年ほどです。

ただしトイレ本体も内装も、築10年未満であっても老朽化することはあります。
劣化状態や汚れがひどい場合には、使用年数に関わらず早めに交換しましょう。

便器と内装のまるごとリフォーム=効率的でお得

「便器交換」や「内装の張り替え」は、別々のタイミングに行うよりも、まとめて施工することを推奨します。

同時にリフォームするほうが、分けて作業する場合よりも工賃や工期が短縮され、効率がよいためです。

またトイレ室内全体を一新することで、見た目がよくなるというメリットも生まれます。

逆に、狭いトイレ内に「新しくなった箇所」と「古い部分」があると、落ち着かない空間になってしまう可能性があるでしょう。

まずは
無料お見積もりから

【価格帯別】トイレリフォーム事例

ここで、当サービス『ハピすむ』の加盟業者が手がけたトイレリフォームの実例を、価格帯別にご紹介します。

どのような工事で、どのくらいの費用や日数がかかったのか、ぜひ参考にしてください。

<〜10万円>の施工事例

部分的なリフォームを行う際、機器のグレードによっては10万円未満で施工可能です。

便器本体のみの交換であれば、形状が「組み合わせ」もしくは「一体型」のトイレを選択すると、10万円以内で施工できる場合があります。

LIXILの節水型「アメージュ リトイレ」に交換

シンプルな組み合わせ型トイレに交換
Before
施工費用約7万円
施工期間1日
建物種別一戸建て

トイレが詰まりやすくなっていたため、交換のご依頼でした。
お手入れのしやすさや使い勝手を考慮して「新型の節水便器と便座の交換」をご提案しました。

<10〜20万円>の施工事例

低予算で、トイレ全体(本体と内装)をリフォームしたい場合の価格帯です。
特に「組み合わせ」や「一体型」のトイレを採用すると、予算20万円以内でも施工しやすい傾向があります。

TOTOの一体型トイレ「ZJ2」

スピードも価格も重視したトイレ交換工事
Before
施工費用約12万円
施工期間1日
建物種別一戸建て

水漏れしていたため、お急ぎの交換をご希望でした。
できるだけ安いリフォームをご所望だったこともあり、TOTOの一体型トイレ「ZJ2」をおすすめしました。

掃除がしやすいLIXIL「アメージュ」を採用

節水性・清掃性ともに優れたトイレにリフォーム
Before
施工費用約15万円
施工期間1日
建物種別マンション

施主様が「掃除しやすい節水型のトイレ」を望まれたため、LIXILの組み合わせ型トイレ「アメージュ」をご提案。
手入れが大変な箇所である便器の「フチ」がないので、フチがあったトイレと比べて掃除が楽になります。

トイレ一式をTOTO「ピュアレストEX」にリフォーム

人気のTOTO組み合わせ型トイレを採用
Before
施工費用約19万円
施工期間半日
建物種別マンション

便座が壊れてしまったのが、リフォームのきっかけでした。
便器も古くなっていたため、トイレ一式を交換することに。

配管を接続する「排水ソケット」の変更も必要だったため、水漏れが発生しないよう配慮しながら施工しました。

<20〜40万円>の施工事例

便器の形状に関わらず、トイレ全体のリフォームで最も多い価格帯です。
「タンクレストイレへの交換」や「和式から洋式への変更」といった工事の場合も、20〜40万円の予算を想定しておくのが無難でしょう。

おしゃれなLIXILのトイレ「プレアスLSタイプ」

美観も機能も満足できるトイレ空間
Before
施工費用約23万円
施工期間1日
建物種別一戸建て

床や便器の汚れが落ちなくなり、掃除も大変だったとのこと。
清掃しやすい便器に交換し、内装もきれいにしたいとのご要望でした。

来客が多いご家庭のため、デザインがおしゃれなLIXILのトイレ「プレアスLSタイプ」をご紹介。
フチなし形状のため、拭き掃除が簡単なのも魅力です。
壁紙は「撥水・抗菌・防カビ機能」がある製品に張り替えました。

和式トイレをTOTO「ピュアレストQR」に

和式トイレを、念願の洋式にリフォーム
Before
施工費用約30万円
施工期間2日
建物種別

施工前は、和式のトイレに「簡易水洗便座」をかぶせて利用されていたお客様。
「洋式にリフォームしたい」とご相談され、この機会に壁もクロスへ交換することに。

新しいトイレには、節水性が高く汚れに強いTOTOの「ピュアレストQR」と、ウォシュレット「S2」を選択。
リフォーム後に「汚れが付きにくくなった」と喜んでいただけました。

LIXILのキャビネット付きシステムトイレ「リフォレ」

配管も電源コードも隠せるシステムトイレ
Before
施工費用約39万円
施工期間1日
建物種別マンション

配管が露出する「壁排水」方式のトイレだったため「ホコリ掃除の手間があり、見た目もイマイチ」と、お悩みでした。
解決策として、配管をキャビネット内に隠せるシステムトイレ「リフォレ クリエペール」をご提案。

キャビネットには、掃除用具やトイレットペーパーのストックも収納できます。
内装も素敵なデザインに変更し、お客様から大変満足していただけました。

(※2024年8月現在、LIXILのトイレ「リフォレ」シリーズはモデルチェンジし、後継品として「Jフィット」が販売されています。)

<40万円〜>の施工事例

意匠性の高い「タンクレストイレ」や「システムトイレ」の導入時には、40万円を超える例が見られます。

あわせてスタイリッシュな手洗いカウンターを設置する場合や、バリアフリー化などの工事を行いたいときも、40万円以上かかる場合があります。

タンク付きトイレ→LIXILのタンクレス「サティスS」

タンクレストイレと手洗いキャビネット設置
Before
施工費用約50万円
施工期間1日
建物種別一戸建て

施主様より「掃除がしやすいタンクレストイレに変更し、手洗いキャビネットを設置したい」とご要望をいただきました。

タンク付きのトイレからタンクレスに変えることで、スペースが10cm広くなっています。

空間が限られていたため、手洗い器はスリムタイプの商品を選びました。

スタイリッシュなTOTOトイレ「レストパルF」

床掃除が楽になる、フロートタイプのトイレ
Before
施工費用約65万円
施工期間2日
建物種別一戸建て

掃除がしにくく古くなってきたトイレを「好みのデザインにリフォーム」したいとのご相談でした。
そこでTOTOの「レストパルF」を推薦!床から浮いた、画期的な設計のシステムトイレです。

内装もイメージチェンジし、リッチで快適なトイレルームに変身しました。

トイレのリフォーム費用を安くする方法6選

ご家庭によって「とにかく価格重視」「おしゃれにしたいけど、なるべく安くリフォームしたい」など、ご希望の内容は異なるものですよね。

トイレリフォームの予算を抑える方法についても、把握しておきましょう。

① 便器・便座の「グレード」「オプション」を考える

前述のとおり、トイレ本体の形状やグレードにより、リフォーム費用は大きく前後します。
最も安い便器は、組み合わせ型のトイレです。

また便器や便座の「オプション機能」にこだわると、高額になりやすいです。

機器によって「便フタの自動開閉」「自動便器洗浄」「抗菌」「脱臭」「ナイトライト(夜間照明)」といった機能を選択できます。

予算とのバランスを考えながら、必要な機能を選ぶことが大事です。

② 床材に「クッションフロア」を採用する


トイレに適した床材の中でも、最も安価でリフォームしやすいのは「クッションフロア」です。
塩化ビニール製で、耐水性に優れています。

デザインは、無地・大理石調・タイル調・フローリング風の木目調など、バリエーションが豊富です。

③「地元の助成金・補助金」の利用を検討する


施工内容やお住まいの地域によっては、自治体のリフォーム助成金・補助金制度を活用できる場合があります。

助成・補助の対象となりやすい工事助成金・補助金の制度の例
●バリアフリー対策
(手すり設置・和式から洋式など)
●介護保険(要介護・要支援者がお住まいの場合)

●「高齢者が暮らす住宅改修」のための助成金
●節水型トイレに交換

●一般的なトイレリフォーム全般
●「省エネ」や「地元の活性化」のための補助金(自治体内の工事業者と契約することが条件)

リフォーム業者によっては、地元の補助金制度に詳しいスタッフが在籍しているため、相談してみるとよいでしょう。

④「ハピすむ補助金」を活用する

当サイトでも、独自のキャンペーン「ハピすむ補助金」をご用意しています。

ハピすむがご紹介したリフォーム会社とご成約のお客様に、最大10万円分のAmazonギフトカードをプレゼントします。

>>「ハピすむ補助金」キャンペーンの詳細はこちら

⑤「相見積もり」で比較する


リフォームでは、相見積もり(同時に2社以上から見積もりを取ること)で、比較するのが一般的です。

同じ機種を使う工事でも、業者によって値引き価格や作業費などが異なるため、提示される見積もり額が違ってきます。

複数社の見積書を比較することで、相場を判断しやすくなるのも、相見積もりの利点です。

業者によって、プランニングの仕方もさまざまです。
「掃除しやすいトイレ」や「おしゃれな内装材」を選びたい方もぜひ、いろいろなスタッフからの助言を参考にしてみましょう。

⑥「水回りに強い業者」や「自社施工」の会社を選ぶ

トイレや水回りのリフォーム専門業者は、他社より低価格の可能性が高いです。

例えば、製品や部材を大量に仕入れることで、本体を安く提供してくれます。
作業に慣れた職人が多ければ、スピーディーな工事により、工賃や人件費がかからない場合もあるでしょう。

自社施工の会社も、中間マージン(下請けに外注する費用)が必要ないことから、大手などと比べて安い傾向があります。

これらの業者を探すためにも、相見積もりは有益な手段といえます。

まずは
無料お見積もりから

トイレリフォームの注意点・ポイント4選

最後に、トイレをリフォームする際に留意しておくとよいポイントをお話ししておきましょう。

① 節水トイレにリフォームすると、詰まりやすくなる?

最近のトイレ製品は、従来のものより少ない水量で流せる「節水型」が主流です。

水流が弱くなることで「リフォーム前と比べて、やや詰まりやすくなった」と感じるご家庭が多いようです。

ただし水量が減ること=詰まりの原因とは限りません。
また最新の節水トイレは、少量の水でも効率的に流せるよう設計されています。

使い方を理解しておけば、リフォーム後も快適に使えるので安心してくださいね。

節水トイレを詰まらせないための対策

トイレが詰まらないための主な対策は、次の3点です。

  • トイレットペーパー以外のものは流さない
  • 使うペーパーの量を加減する
  • トイレットペーパーの使用後は「大」のレバーで流す


少量の水で一度にたくさんのものを流そうとすると、トイレが詰まってしまいます。
「水に溶けにくいものは流さない」「一気に大量のトイレットペーパーを使わない」ことが、トイレ詰まりの予防策です。

またトイレットペーパーを流す際には「小」ではなく「大」のレバーを利用しましょう。

「大レバーで流したら、節水にならないのでは?」と思われるかもしれませんが、旧式のトイレよりも水量は少ないため、十分に節水効果があります。

>>節水トイレの節水効果やメリット・デメリットは?

② タンクレストイレは「水圧」や「手洗い器」の有無を確認する


タンク付きのトイレから、タンクレスに変更したい場合には、次の点をご注意ください。

水圧が低いと設置できない場合がある

タンクレストイレは、水圧が低い場所には設置できないことがあります。
水圧が低いと、トイレが詰まる原因になるためです。

低水圧の傾向があるのは「マンションの高層階」や「築古物件」です。
ただ最近は「低水圧向け」や「ブースター(加圧装置)付き」などの製品であれば、設置可能なパターンが増えてきました。

タンクレストイレを導入したい場合は、まずはリフォーム業者に現地調査で確認してもらいましょう。

手洗い器の設置が必要になるかも?

タンク付きのトイレで、上部に「手洗い」があるタイプをお使いのご家庭は多いでしょう。

一方、タンクレストイレは「手洗い」を付けられない製品が多いです。
そのため、タンクレス型への変更と同時に「手洗い器」の設置も必要になる可能性があります。

ただ「トイレのすぐ近くに洗面台がある」という場合は、問題ないかもしれません。

なお「トイレの上部に手洗いがあるタンクレス」にしたい場合には、パナソニックの「New アラウーノV」を選択するという方法もあります。

>>タンクレストイレの費用相場やメリット・デメリット

③ マンションの場合は、制約が多い

管理規約の確認が必要

マンションでリフォームする場合、管理規約の確認が必要です。
排水方式や配管位置などの関係で、リフォーム内容が制限される場合があります。

設置場所や製品が限定されやすい

管理規約や建物構造によっては、設置できる場所や機器が限定されます。
特に、取り付け位置の自由度は低いため、トイレの移動や増設は、難しいパターンが多いです。

どのような工事でも、マンションの施工知識があるリフォーム業者に相談しながら、プランを考えることが大切です。

④ 内装材には、汚れに強く清掃しやすいものを選ぶと◎

トイレは、においや汚れが付着しやすく、掃除が大変な場所の一つ。
内装もリフォームするようでしたら、手入れが楽なものを選んで対策するとよいでしょう。

壁紙クロスは「機能付き」がおすすめ

壁紙クロスは、商品によっては「防汚・消臭・防カビ・吸放湿・抗菌」などの機能が付いています。
お悩みに合ったタイプのものをチョイスしましょう。

床材は「クッションフロア」が最適

先ほど「安価でリフォームしやすい床材」としてご紹介した、クッションフロア。
実は汚れに強く、拭き掃除がしやすいという特徴もあります。

リーズナブルに、きれいを保てる優秀な素材なので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

トイレは毎日家族が頻繁に使うからこそ、明るく清潔な場所にしたいものですよね。

費用はもちろんのことですが、手入れのしやすさ・体裁・機能など、優先したい内容をリフォーム業者に伝え、納得のいく空間に仕上げましょう。

コストパフォーマンスの高いリフォームを、ぜひとも実現してくださいね。

トイレリフォームの業者選びで後悔しないために

必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!

なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。

とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。

そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。

無料の見積もり比較はこちら>>

また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。

詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ

まずは
無料お見積もりから
LINE 友達追加
まずは
無料お見積もりから
【お住まい周辺】
無料一括最大3社
リフォーム見積もりをする