2024年01月24日更新

監修記事

天井を修理・補修するリフォーム費用は?

天井のクロスが剥がれていたり穴があったりの不具合はありませんか?クロスの剥がれは雨漏りが原因かもしれません。放置していると建築材が腐ってしまうことも。水漏れしている場合は早急に修理することをおすすめします。天井の工事にかかる費用やクロス張替えのリフォーム費用情報です。

天井に穴が開いてしまったときの修理費用

天井に穴が開いてしまったことはありませんか?最近の住宅は、天井クロスの下は石膏ボードになっていることが多く、硬い物がぶつかると割れてしまうことがあります。

穴の修理は、下地である石膏ボードの補修と天井クロスの貼り直しです。穴の大きさと、破損したクロスの状態によって、修理費用が代わってきます。

天井を修理・補修するリフォーム費用は?

天井の穴の大きさによる修理費用

穴が大きいほど補修費用は高くなり、5㎝×5㎝程度の穴で約1万円前後、30㎝×30㎝以上の穴の場合は約1万5,000円前後が相場となっています。

穴が大きくなると天井材を支えている下地の枠組み部分も壊れていると思われるので下地の修理も必要になってきます。

また、破損した場所のクロスが修復不可能な場合、新しくクロスの部分貼替えをしなければなりません。その場合は、プラス約3,000円前後かかってしまいます。

天井全面を貼替える場合の費用

しかし部分的なクロスの貼替えは、たとえ同じ品番のクロスであっても日焼けやロットの違いなどでも微妙に色が変わりますので周囲との差が目立ちやすくなってしまいます。気になるようなら、天井全面のクロスを張替えることをおすすめします。

天井クロスの貼替えは6畳の場合、平米単価1,000円程度のクロスで材料費が約1万円です。

クロスを剥がした後の下地処理費用が約3,000~5,000円前後、廃材処分費が約1,000~2,000円かかり、諸費用を含めて約1万5,000円~2万5,000円程度でしょう。

天井クロスの剥がれやシミは雨漏りの可能性が大

家の中で水漏れがしてきたらもちろんですが、いつの間にか天井クロスが剥がれていたり、シミができていたら、雨漏りを疑うことです。

放っておくと建築材が腐食して穴が開いたり、カビやシロアリの発生などの二次被害を招いてしまいます。

天井に雨漏りがある場合は屋根に問題があることも

家の屋根は常に紫外線や風雨にさらされ過酷な環境に置かれています。なかなか目の行き届かない場所なので雨漏りなどのトラブルに気付くのも遅れがちですが、天井から水漏れしてきたときはかなり深刻な状況かもしれません。

天井クロスの貼替えだけではなく、根本的な雨漏りの問題を解決するためにも、まずは屋根の専門家に相談してみましょう。

雨漏りの場合は屋根の修理から

天井クロスの剥がれやシミの原因が雨漏りだった場合、まずはどこから雨が染み込んでいるかをみつけることです。屋根材が剥がれたり穴が開いていたら、天井修理の前に屋根の修理をする必要があります。

天井を修理・補修するリフォーム費用は?

天井の穴の大きさによる修理費用

雨が染み込む場所は、必ずしも室内で雨漏りが見られる箇所付近とは限りません。染み込んだ雨水は建築材を複雑に伝わり、室内のどこに染み出してくるか分からないのです。

痛んでいるのは屋根材だけではない

天井から雨漏りしている場合は、屋根材の破損に加え、屋根下の野地板に貼ってあるルーフィングと呼ばれる防水シートが破れていたり機能が低下しているケースがほとんどです。

野地板も雨水で腐食していることが多いので、ルーフィングと合わせて交換する必要があります。

瓦屋根の雨漏り修理費用

セメント系の瓦屋根は部分的な葺き替えや葺き直しが可能です。ルーフィングと野地板の部分交換をしたあとに、破損した瓦の葺き替えをします。

部分修理費用:約15~20万円前後

カラーベスト屋根の雨漏り修理費用

スレート系のコロニアルやカラーベストは現在、最も普及している屋根材です。原因にもよりますが部分的な葺き替えだけでは雨漏りを防ぐことができない事も多いので広範囲に渡っての修理が必要になります。

50平方メートル未満修理費用:約25~30万円前後

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内部にまで被害が及んでいたら

室内に雨漏りがしている深刻なケースでは、天井クロスを剥がして内部の建築材の補修や断熱材の交換もしなければなりません。

下地となる建築材や天井材にカビが発生していたり腐食していれば、程度により交換し、カビの除菌や防腐剤を塗布し、天井裏の断熱材を交換し、補強のためのプラスターボードなどを貼ります。最後に天井クロスを貼替えて工事は終了です。

内部補修・天井補強・断熱材交換工事費用:約30〜40万円前後

天井クロスの貼替えと雨漏り修理工事のリフォーム総額費用

このように天井から雨漏りするようになった時点では、建物内部までかなりのダメージを受けていることが多く、天井材の貼替えや屋根の修理だけではとどまりません。

屋根の工事、内部建築材の補修、断熱工事、補強工事、天井クロスの張替えを含めたリフォーム総額は、約50~70万円前後かかってしまいます。

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和室や寝室の壁紙やクロスの張替えにかかる費用

和室や寝室の壁紙やクロスの張替えにかかる費用は、天井の大きさと壁紙のグレードで決まります。

6畳の部屋の天井で約12平方メートルの壁紙やクロスが必要です。1平方メートルあたり工賃込みで約900円~1500円なので、約2万円の費用がかかります。

12畳の部屋になれば、約24平方メートル必要なので約4万円かかります。

激安・格安で天井の壁紙やクロスの張替えをするには?

他にも壁紙の撤去費用や下地の処理が必要になるため、プラス1万円はかかると考えておきましょう。

複数の業者に見積もりを依頼して、最安値でリフォームできる業者を選ぶことが格安、激安で天井の壁紙やクロスを張替える方法の一つです。

補修で済ませると費用を抑えられる

天井の壁紙やクロスは、張替えずに補修で済ませることをおすすめします。

そうすることで、壁紙やクロスを張替える場合と比較して格安、激安で済ませることができます。

天井が高い場合は多少補修に不十分な部分があっても気になりません。

補修をするには天井の壁紙やクロスと同じものを調達しなければならないため、同じものが流通していない場合は張替えましょう。

また、素人でも比較的簡単に補修できますが、壁とは違い天井は、脚立などを使用して作業をするため、転倒など注意しなければなりません。また綺麗に仕上げることが難しいです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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