株式会社三峰（みつみね）ハピすむ加盟店インタビュー

Q：まずは三峰さんの歴史について、教えてください。

当社は1985年に、アルミサッシメーカーに勤めていた父が脱サラして設立しました。祖父が建具屋だったこともあり、建具を中心にして3つの事業（建具、内装、カーテン）を軸として事業を運営してきました。

私は2代目として2007年に社を引き継ぎました。当時は大手ハウスメーカーからの工事依頼を中心に仕事を請けていました。下請けの仕事をしながら一級級建築士の資格を取得しました。ここで職人さん達から現場のルールをたたきこまれましたね。同時に一緒に働く協力会社さん達とのネットワークも築いていき、徐々に一般のお客様から直接工事を請ける体制を整えていきました。リフォームの集客サイト等を利用しながら増やしていき、現在は全ての案件を元請として対応しています。

Q：これまでのリフォーム実績を教えてください。

創業以降の施工実績は24,000件くらいです。対応してきたメインのエリアは宇都宮市、鹿沼市、矢板市、さくら市、下野市、上三川町、芳賀町、壬生町、塩谷町、高根沢町、那須塩原市です。

リフォーム内容は、室内のイメージをガラリと変える＂空間デザインリフォーム＂が多かったですね。通常のリフォーム会社が「このカタログの中からお好みのクロスを選んでください」という提案をするのに対し、当社では「この空間にはこのクロスが合うと思います」と現場で作業をしてきた体験者ならではの目線で提案をしきました。

直近のリフォーム売上高は約9,500万円、年間施工数は600件程度です。

Q：強み・得意分野について教えてください。

一番の強みは建築士の知識に基づいたアドバイスを出来ることです。例えば「リビングと隣の和室をつなげるため柱を抜きたい」という質問に対し、抜ける・補強をすれば抜ける・抜けない等の判断をその場で行えます。住まいのハード部分を把握しながらリフォームを提案し、切った・貼ったのリフォームは行いません。

また、全ての構造体に対応出来ることも強みです。木造から鉄骨造、鉄筋コンクリート造など様々な構造体のご相談に応じます。私はサラリーマン時代はにゼネコンでマンションや演芸場などの現場管理の経験がありまして、特にマンションの構造には詳しいという自負があります。マンションはパイプスペースをはじめ、配管・配線が複雑なケースがあります。知識と経験に基づいて工事をしますのでご安心ください。

健康に配慮した商材も積極的に使用しています。当社は自然素材の塗り壁「ダイアトーマス」の栃木県内唯一の販売店です。

Q：宇賀神さんが現地調査時に気をつけていることはありますか？

現地調査には私が伺います。図面のないフルリフォームのご相談の場合は2人で訪問し、調査に時間がかかりすぎないよう配慮しています。

ご要望を伺う際には、リフォームをしたいと思った経緯を深く聞くようにしています。「どういう時に不便を感じますか？」と質問をし、様々な可能性を探りながらお住まいを調べていきます。お客様の気持ちによりそわないと、ちんぷんかんぷんな提案になってしまうことがあります。建築のプロとして、お客様の予想を上回る提案をするために、じっくりとヒアリングを行います。

調査の所要時間は1時間半くらいを目安にしています。

Q：リフォームを提案、プランニングする上でのこだわりについて教えてください。

完成イメージを高精細なパースやVRで提案しています。工事後「こんなイメージになるとは思わなかった」を極力なくすため、設備交換や空間デザインリフォームのお客様には必ず作成しています。

VRでお見せすることで、お客様の完成イメージは飛躍的に膨らみます。「この部分はこうしたい」という希望がどんどん出てきます。

Q：御社がお客様に選ばれる理由は何だと思いますか？

■三峰さんに寄せられた口コミの一部

• 見積もりや工事内容の説明が丁寧で、こちらの意向に沿った提案をしてくれ信頼できると思った
• 施工後のイメージを3Dで提示してくれてイメージがしやすかった
• 完成像が画像で表現されている為、分かりやすかった
• こちらが考えている以上に将来のことも考えた間取りを検討してくれた
• こちらの要望にきちんと向き合って、解決策を考えてくれる態度が良かった
• 見積もりの電話連絡やメールが早く、担当者の誠実さが伝わり三峰さんに決めました
• 補助金の手続きも代行していただけるとの説明があったから
• 打ち合わせは毎回議事録を取るなど丁寧に進めていただいた
• 打ち合わせの時間にも正確で信頼がおけた
• 仕様の間違いを指摘した時は、すぐに修正してくれ、対応は非常に良かった

お客様と会話する際、専門用語は出来るだけ使わないようにしています。例えば「台所の床がプカプカしていて、なんとかしたい」というご相談の場合、「この時代の床はこうなっていることが多い」と絵を描いて説明します。「べニヤが湿気を吸って、ミルフィーユのようになってプカプカするんです」といった具合にわかりやすく説明をしていきます。「改善するために、こういう内容を見積りに盛り込んでいきますね」とお客様に理解をしていただいてから見積書の作成に移るようにしています。分かりやすく説明する、必要工事をご理解いただく、この流れが＂説明が丁寧＂という評価につながっていると思います。

議事録は一回目の見積書を出した後から取るようにしています。「次回の見積書は今おっしゃったことを盛り込んでおきますね」とお話した上で、複写式の議事録をお客様にお渡ししています。

Q：リフォームの補助金・ローンの相談には乗ってもらえますか？

補助金に関しては代理申請で月3~4件、年間40件程の補助金関連のリフォームをしています。

介護保険に関しては、私が「福祉住環境コーディネーター2級」の有資格者ですので、ケアマネさんとおつきあいがないお客様でも、保険の申請が可能です。

Q：リフォーム施工後はどのようなアフターフォローがありますか？

保証の期間は特に設けず、何かあればすぐに駆け付けています。当社の工事が原因の不具合は何年経過しても無料で対応しています。構造の問題や劣化による不具合については費用は発生します。

Q：今後の会社の方針・方向性をお聞かせてください。

しっかりした知識を元に＂かゆいところに手が届く提案＂を行い、精進していきたいと思っています。これは日頃から社員とも「その提案、かゆいところに手が届いてないんじゃない？」といったコミュニケーションをよくします。

思いを馳せ、お客様の立場にたって提案内容を考える。それが受け入れられなかったとしても「ナイスファイト！」と社員に声をかけます。「なんとなくうまくいきました」という報告はあまり好きではありません。これからもお客様に積極的にはたらきかけていく姿勢を大切にしたいです。

また、VRのリッチ化に取り組みたいと考えています。

当社ではVRの提案をはじめて10年以上が経ち、今では経理担当者でも作成が出来るくらい、社に浸透しました。最近では、VRを加工して動画に出来るソフトを導入し、提案に盛り込んでいます。

VRはわかりやすいですが、年配の方から「パソコンでの操作が難しい」との声をいただいたこともあり、「動画であれば観るだけでご理解いただけるだろう」という思いから、取り組みをはじめました。

当社はYKKの加盟店で、外構工事にも対応しています。「かっこいい庭をつくりたい」というご相談は大歓迎です。まずは外構工事の提案に動画ソフトを活用し、提案の幅を広げていこうと考えております。

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