BASELAB株式会社 ハピすむ加盟店インタビュー

お話をうかがったひと
BASELAB株式会社 工事部 部長 東郷麗央(とうごうれお)さん
出身地:宮崎県宮崎市
所有資格:一級塗装技能士、登録基幹技能者
趣味:格闘技観戦
- まずはBASELABさんの歴史について、教えてください。
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BASELAB株式会社は、2011年4月から代表・喜島と共に立ち上げました。代表・喜島が川崎市で2011年に個人事業主として独立しました。その時に私も誘われて、塗装業を始めました。
その後順調に進み、法人化すると言われた時に迷わずついて行く事に決めました。以来、実績を積み重ね、今年(2025年)で15年目を迎えます。

本社:神奈川県川崎市麻生区白山4丁目1−3 新ゆりグリーンプラザ 専門店街南棟19号 - これまでのリフォーム実績を教えてください。
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創業以降の施工実績は1000件弱に上ります。
主に東京都の世田谷区、町田市、神奈川県の横浜市青葉区、川崎市高津区、多摩区、宮前区、麻生区といったエリアで活動してきました。
これまでで最も多かったリフォーム内容は外壁塗装です。最近の実績としては、リフォームの年間売上高が1億円、令和5年度の年間施工数は84棟となっています。

- 強み・得意分野について教えてください。
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当社の強みはいくつかあります。
まず、下地造りへの徹底したこだわりと建物の弱点診断です。 私たちのミッションは単に塗料を塗るだけでなく、建物の寿命を延ばすことです。そのため、塗れば見えなくなる「下地造り」に徹底的にこだわり、建物の傷みの根本を改善することを重視しています。
現地調査では専門的な視点から「建物の弱点となる傷みやすい箇所」を診断し、その改善方法をまとめた診断書を無料で提供しています。ドローンを使うこともありますが、基本的にはしごで屋根回りを目視するなど、建物全体を徹底的に見ています。
次に施工内容の「完全見える化」です。私たちは施工に対する絶対的な自信があるため、通常は公開されない工事内容を完全に透明化しています。
例えば、塗料のメーカー指定塗布量から必要な使用量を計算し、実際に搬入された塗料の写真も含めて、どれだけ使用したかを詳細にお客様に報告します。
また、作業を行った日の湿度まで記録し、お客様にまとめて報告しています. 雨上がりなどで湿度が高い場合は塗料を使用せず、それ以外の作業を行うなど、品質確保を徹底しています。これは公共工事からヒントを得た取り組みで、一般の塗装会社ではあまり行っていないことだと思います。
そして、職人の高い技術力も大きな強みです。私を含め、従業員全員が現役の職人です。さらに、半数以上が国家資格最上位である「一級塗装技能士」を所持しているプロフェッショナル集団です。お客様が長く住む場所なので、現場付近や近隣への配慮も徹底しており、きちんと挨拶をする、その辺に座って休憩しないなど、当たり前ですが大切なことを職人に指導しています。

同社スタッフのみなさん。右が同社代表の喜島 博司さん - 東郷さんが現地調査時に気をつけていることはありますか?
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現地調査には通常、私か代表のどちらかが伺いますが、建物の規模が大きい時など、タイミングが合えば2名で行くこともあります。
お客様とコミュニケーションをとる上で気をつけているのは、専門用語を避け、わかりやすい言葉を使うことです。
例えば、「クラック」ではなく「ひび割れ」というように説明します。現地調査では、専門的な視点から建物の弱点となる傷みやすい箇所を診断し、その改善方法をまとめた診断書を無料で提供しています。
所要時間の目安は1時間から1時間半くらいです。建物の構造が複雑な場合は、見るだけで1時間半かかることもありますね。

ドローンの飛行が可能なエリアでは現地調査に使用することも
- リフォームを提案、プランニングする上でのこだわりについて教えてください。
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提案する際には、改善方法をまとめた診断書と見積書を作成します。既存住宅の写真はすべて診断書に載せ、お客様が現状を理解しやすいように工夫しています。また、お客様に最適な選択肢を提供できるよう、通常2~3パターンのプランを用意しています。
現地調査後、見積もり金額の提示までは最短で3日、長くても1週間以内に出すように心がけています。

同社が作成する「外部弱点診断書」 - 御社がお客様に選ばれる理由は何だと思いますか?
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お客様から選ばれる大きな理由は"他社との差別化が出来ているから"と感じています。お客様からは「相見積もりを取ったが、このような提案をしてくれたのはBASELABさんだけだった」というお声をよくいただきます。
また「説明が非常にわかりやすい」と評価していただくことも多いです。これは、私自身が17年以上の職人としてのキャリアがあり、現場での経験が豊富だからだと考えています。職人として実際に手を動かしてきたことで、お客様からのどのような質問にも答えられないことはありません。たとえ私が直接塗装しなくても、一級塗装技能士の資格を持つプロとして、頭の中で工事のすべてを把握しています。
私たちは下地造りに時間をかけ、費用はかかっても、高品質の工事を提供し、理想の仕上がりを目指すという姿勢を貫いています。これがお客様の安心感と信頼に繋がっているのではないでしょうか。
また代表の喜島とは中学校時代からの親友と言うのもあり、連携や共有、同じ志の強固さが他社との大きな差別化になっている一つだと言えます。
- リフォームの補助金・ローンの相談には乗ってもらえますか?
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既存住宅における断熱リフォーム支援事業に対応可能です。川崎市では外壁塗装に関する独自の補助金は現在ありませんが、他の地域で補助金の対象となる場合は、協力業者を通じて対応できます。
リフォームローンをご希望のお客様は、現状ではほとんどいらっしゃいませんが、必要に応じて川崎信用金庫の商品をご紹介することが可能です。
- リフォーム施工後はどのようなアフターフォローがありますか?
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お客様に安心して長くお住まいいただくために、アフターフォローにも力を入れています。工事保証に加え、定期点検を4回実施しています。
具体的にはお引き渡しから1年・5年・7年・10年後に点検を行います。これはお客様への安心提供だけでなく、私たち自身の技術向上のための勉強の場でもあります。
工事保証は外壁は7年、屋根は5年、付帯部分は2年と定めて保証書を発行することが多いです。
- 今後の会社の方針・方向性をお聞かせてください。
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方針としては、地域の方々に貢献していきたいという思いが根底にあります。お客様に任せていただければ、安心して生活していただけるような会社であり続けたいです。
代表・喜島が強く考えているのは、ちゃんとした職人を自分たちの手で1から育てていきたいという思いです。
私たちのやり方や品質へのこだわりを細かく伝え、次世代の職人を育成していくことで、会社としての基盤をより強固にしていきたいと考えています. 高校生採用も視野に入れていますね。

本社のある新ゆりグリーンプラザでイベントに参加。魚沼産コシヒカリ100%一等米のおにぎりを販売し、地域の活性化に取り組んでいる
BASE LAB 株式会社の会社概要
| 会社名 | BASE LAB 株式会社 |
|---|---|
| 本社 | 神奈川県川崎市麻生区白山4-1-3新ゆりグリーンプラザ専門店街南棟19号 |













