クラシックとモダンの調和~築15年のマンションリノベーション~
住宅の種類 | マンション・アパート |
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リフォーム費用 | 約1300万円 |
施工期間 | 60 |
リフォーム箇所 | キッチン・台所、お風呂・浴室、階段・廊下、リビング、ダイニング |
家族構成 | 2 |
建物構造 | RC(鉄筋コンクリート) |
施工地 | 福岡県福岡市 |
築年数 | 10~20年未満 |
テーマ | デザインリフォーム、部分リフォーム |
悠悠ホーム株式会社(YUYUリノベ) 施工担当へのインタビュー
Q. お客様からの相談はどんな内容でしたか?
築15年のマンションで、暗さや和室の使いにくさが気になりました。家族がくつろげるスペースを求め、住宅展示場で見た和モダンな雰囲気に感銘を受けました。友人を招いても快適に過ごせる空間を作りたく、間取り変更や玄関の印象アップを思い切って決断しました。
Q. 貴社からお客さまにどんな提案をしましたか?
約100㎡のマンション…広さとは裏腹に「暗い」「和室を何とかしたい」…とご要望がありました。 使いにくかった和室を中心に、ストレスフリーな回遊式動線と無駄のない収納計画により、開放的で明るい、独自のスタイルが完成しました。
Q. 施工でこだわった点を教えてください。
和室を家の中心に大胆に配置し、新たに玄関横の土間スペースを設けました。土間スペースからは直接和室に出入りすることもでき、来客用の靴の置き場にも困りません。
Q. 完工後、お客さまの生活はリフォーム前とどう変わりましたか?
間取り変更に伴い、効率よく家事が可能になりました。またお部屋の印象もガラッと変わり、落ち着いた雰囲気となりました。
ピックアップ画像
キッチンがライフスタイルを広げる多目的な空間へ
リフォーム前のキッチンは、デザインや収納に課題がありました。また、キッチンカウンターの収納が限られており、無駄なスペースが多かったことも課題でした。今回のリノベーションは
でダイニング側のキッチンカウンター収納はデザインにこだわった造作品を設置。収納扉を開けると、驚きのパソコンデスクコーナーが現れます。多目的な空間を有効に利用し、家庭のライフスタイルに合わせた使い方が可能です。
伝統とモダンの融合した広々とした24帖のLDK
リフォーム前のLDKは、広さを持ちながらも暗さや使い勝手の悪さが課題でした。また、和室の使いにくさも改善が必要でした。和室を取り込むことで、約24帖の広々としたLDKに生まれ変わりました。壁や仕切りを撤去し、一体感のあるスペースを実現しました。家族や友人との時間を楽しむ場として、リラックス感ある空間が実現。ペンダントライトやソファーなどの家具を配置することで、LDK内の空間が一層魅力的になりました。照明の効果を活用し、居心地の良い雰囲気を演出。家族がくつろぐ場所としての機能性を高めました。
和室の調和から生まれる、広々とした家族の共有スペース
リフォーム前の和室は、通り抜けが必要であり、使いにくさやプライバシーの課題がありました。友人を招待する機会も多いことから、アクセスを改善し、居心地の良い空間へと変える必要がありました。和室の位置をセンターに移動することで、玄関から土間、和室、そしてリビングへとつながるスムーズな動線を実現しました。通り抜けの手間が省け、アクセスが容易になりました。和室とリビングの仕切りは、ガラス戸を使用してオープンな雰囲気を保ちつつ、プライバシーも確保しました。ガラス戸を通じて視覚的なつながりが感じられ、広がりのある空間が演出されました。和室とリビングの仕切りにはロールスクリーンを取り入れ、必要に応じてプライバシーを守ることができるようにしました。
パリの風を感じる玄関リフォーム
パリのアパルトマンをイメージした石畳のようなランダムに貼られたタイルが、玄関から土間、和室、リビングへと続く動線を特徴づけました。入った瞬間に、そのインパクトの大きさが感じられます。玄関から土間を通り、和室やリビングへとつながる動線が綿密に計画。見た目の美しさだけでなく、使い勝手の良さも重視されました。玄関から内部への導線をスムーズに確保しました。