狭山市のリフォーム会社95選！事例・口コミも掲載

狭山市におけるリフォームの特徴

狭山市の住宅に関する理念・基本方針

狭山市では第4次狭山市総合計画後期基本計画が制定されており、主に住宅や建築に関係する基本理念には以下が挙げられます。

• 住みよいまちづくりの推進
• 建築物の適切な管理の促進

この基本理念に基づいた具体的な取り組みとしては、住宅団地の適正管理、耐久性や省エネルギー性能などがある良質な宅地開発や建築の誘導、市営住宅の長寿命化、無料相談や補助金制度の活用などによる耐震化の促進などが挙げられます。

参考：狭山市-第4次狭山市総合計画後期基本計画

狭山市の景観条例にかかわるリフォームの制限

狭山市では狭山市独自の景観条例は定められていませんが、景観法に基づいて定められている「埼玉県景観計画」の対象区域になっているため、一定規模を超える建築物の建築や外観の変更などを行う際には届出を出す必要があります。

狭山市は景観計画区域の中では一般課題対応区域に指定されており「高さが15mを超える、または建築面積が1,000㎡を超える」建築物の新築や増築の他にも「高さが15mを超える、または建築面積が1,000㎡を超え、対象面積が各立面の1/3を超える」外観の修繕や色彩の変更をする場合には届出が必要です。

参考：狭山市-景観法に基づく行為の届出

狭山市の地震の危険度や被害予想

狭山市で揺れが最も大きくなると想定されているのは「立川断層帯地震」で、この地震が起こった際の狭山市の震度は震度5強〜震度6弱と推定されています。

埋め立て地や盛り土などの人工改変地や入間川周辺の地域などでは、特に震度が大きくなることが予想されています。

参考：狭山市-狭山市防災ガイドブック

埼玉県では2012年度から地震被害想定調査が実施されており、5つの想定地震における被害状況を公表しています。

狭山市における建物の被害想定は以下のとおりです。

参考：狭山市-地震被害想定調査

狭山市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2019年度末の狭山市の調査によると、狭山市の住宅における耐震化率は92%となっており、2025年までに95%にすることを目標としています。

耐震化を促進するために、ホームページや広報誌を活用した耐震化に関する知識の普及や啓発活動、耐震関連補助制度など費用軽減のための施策の展開、相談窓口を設置し耐震リフォームや税の特例措置についての情報提供を行うなどの取り組みが行われています。

参考：狭山市-狭山市建築物耐震改修促進計画

狭山市で定められている防火地域のリフォームの制限

狭山市では、狭山市駅、新狭山駅、狭山台三丁目の一部地域が防火地域、狭山市駅周辺、新狭山駅周辺、入曽駅周辺、広瀬台四丁目、広瀬台二丁目の一部地域が準防火地域に指定されています。

参考：狭山市-狭山市都市計画図

防火地域・準防火地域は、火災の被害が起きやすい地域や火災を防ぐための予防をしなければならない地域で指定されています。

防火地域・準防火地域では建物の高さや延べ床面積に応じて、建物の構造に一定の規定があり、基本的に防火地域内では木造建築物を建てることはできません。

防火地域・準防火地域の建物の規定は以下のとおりです。

防火地域

準防火地域

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

狭山市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、狭山市が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

消費生活センターでは、事業者間との商品やサービスを巡るトラブルの相談などをすることができます。

専門の知識を持った相談員から、トラブルを解決するためのアドバイスや自主交渉の方法などを教えてもらうことが可能です。

相談は窓口もしくは電話ですることができます。

相談の際には、契約関係の書類などを事前に準備しておきましょう。

まずは、電話で問い合わせてみるといいでしょう。

参考：国民生活センター-狭山市消費生活センター

狭山市の住宅データ

狭山市の人口は2023年3月1日時点の狭山市の調査によると、約149,000人とされています。

参考：狭山市-狭山市の世帯と人口

狭山市が属している埼玉県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、65.7%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、埼玉県の持ち家率は高めであることが分かります。

また2020年に狭山市によって行われた狭山市民意識調査によると回答者の現在の住まいとしては、「持家一戸建て」が66.6%と一番多く、ついで「持家分譲マンション」が11%という結果になっています。

参考：狭山市-狭山市民意識調査

また、狭山市の属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告