上尾市のリフォーム会社100選！事例・口コミも掲載

上尾市におけるリフォームの特徴

上尾市の住宅に関する理念・基本方針

上尾市では、“みんなでつくる　みんなが輝くまち　あげお”を基本理念として、“暮らしの場として選ばれるまち”をまちづくりのテーマに設定しています。

住まいとまちづくりを推進するため、次の3つを基本目標としています。

• 「便利」と「快適」を実感できるコンパクトなまちの実現
• 暮らしの安定と都市の発展を支える「活力」のあるまちの実現
• 多世代が「安全・安心」に生活できる「魅力」あふれるまちの実現

参考：上尾市-上尾市都市計画マスタープラン2020

市民と事業者、市が協働して理念に基づいたまちづくりを実現するため、あらゆる世代のニーズに応えられ、多様な住まい方を選ぶことができるまちづくりと、防災の観点から安定した生活環境の確保に取り組んでいます。

上尾市の景観条例にかかわるリフォームの制限

上尾市では、景観法に基づく埼玉県景観条例が上尾市内全域に適用されており、大規模の建築物を建設する際には、埼玉県景観計画による景観形成基準を遵守した届け出が必要です。

上尾市独自の条例として、市民と事業者、市がそれぞれの役割と責任を持って、より住みやすい街づくりを推進するために「上尾市街づくり推進条例」を定めています。

上尾市街づくり推進条例は、上尾市の好きな景観を残し、高い建物の建築をせずに現在の住環境を守るために定められたものです。

上尾市の景観を守るために建築協定が結ばれており、上尾市の地区住民全員の合意によって、建築物の建て方や使い方について取り決められています。

建築協定では、建築物の構造の制限や、敷地分割の制限、浄化槽の共同化などについても決めることができます。

参考：上尾市-上尾市街づくり推進条例

上尾市の地震の危険度や被害予想

上尾市は、地震による建物全壊棟数や揺れやすさ、液状化の可能性を想定している「地震ハザードマップ」を公表しています。

これは、埼玉県が2012年、2013年度に実施した埼玉県地震被害想定調査において、東京湾北部地震、茨城県南部地震、元禄型関東地震、関東平野北西緑断層帯地震、立川断層帯地震が発生した場合の想定結果です。

建物全壊棟数マップによると、上尾市内の建物で10棟以上全壊すると想定されている地域が、上尾市の中心に位置しているJR上尾駅を含め広範囲に広がっています。

また、地震による揺れやすさを表す階級が震度7となっている地域は次の通りです。

上尾市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年3月に上尾市より公表された上尾市建築物耐震改修促進計画によると、2020年度末の住宅の耐震化率は約93％と推計されており高い水準です。

参考：上尾市-上尾市建築物耐震改修促進計画

2018年時点での上尾市の住宅の耐震化率も92％となっており、高い水準で推移していることがうかがえます。

さらなる耐震化促進への取り組みとして、耐震性を満たしていない住宅に対して耐震改修の情報提供や、補助制度の周知、また相談窓口の設置が挙げられます。

上尾市で定められている防火地域のリフォームの制限

上尾市では、上尾駅周辺が防火地域に指定されており、市街地に火災が広がらないように厳しい建築制限が設けられています。

また、上尾市の準防火地域は、次の地域が指定されています。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

上尾市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年度の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の資料によると、上尾市が属している埼玉県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は596件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また、上尾市在住の方を対象に上尾市消費生活センターが開設されており、事業者との契約についての相談、悪質商法による被害の相談、商品やサービスについての疑問点など、消費生活にかかわる不安な要素を生活相談員に相談することができます。

参考：国民生活センター-上尾市消費生活センター

上尾市の住宅データ

2023年1月時点での上尾市の調査によると、上尾市の人口は約23万人です。
前年2022年時の調査では、人口が約23万人であったため、人口を比較すると、ほぼ横ばいで推移していることがうかがえます。

参考：上尾市-人口・世帯数の推移

また、上尾市がある埼玉県の持ち家率は、2018年10月時点では59.8%となっており、2018年10月時点での全国の持ち家率の平均61.2％と比べると少し低めです。

埼玉県で最も新築の建築件数が多かった年は、2018年9月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1992年から2021年までの過去30年の期間において、1993年が最も多く104,205戸が建築されていました。

参考：eStat-建築着工統計調査報告