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2019年01月08日更新

監修記事

天然木のルーバーを取り付ける費用・価格は?

自然の温もりを感じられる天然木のルーバーを、目隠しのためのリフォームで取り付ける場合、費用の相場価格はどれくらいなのでしょうか?また、目的に応じたサイズやデザインの違いや、アルミ・人工木などの素材と、天然木の耐久性の違いについても説明します。

目隠しのために取り付ける天然木ルーバーの特徴

ルーバーは、道路からの視線を遮るためや、隣家との間、庭や玄関、浴室周りなどに取り付けられ、目隠しを目的とするリフォームとして、ラティスなどと共に人気があります。

目隠し効果があるルーバーとラティス

一般的なルーバーは羽板と呼ばれる細長い板を、角度をつけて隙間を開け、平行に並べて枠に取り付けたものです。板は横方向に並べたものと縦方向に並べたものがあり、素材はアルミ、天然木、人工木などがあります。

ラティスは、細い板を斜め格子に組んで、枠に取り付けてパネル状にしたものです。天然木や人工木が一般的ですが、近年アルミ素材のラティスも見かけるようになりました。

ルーバーの特徴

ルーバーは目隠し効果が高く、風を通す構造になっているため、快適な環境を保つことができます。また、遮光性なども期待できます。

特に、天然木のルーバーは植物との相性も良く、自然の温もりを感じられる素材として、注目されています。

天然木のルーバーを取り付ける費用・価格は?

天然木のソフトウッドとハードウッドの違いについて

天然木にはソフトウッドとハードウッドがあります。同じ天然木でも、施工性や耐久性の違いがあります。どのように違うのかみてみましょう。

ソフトウッド

ホームセンターなどで見かける、比較的安価な天然木ルーバーは、ほとんどがソフトウッドです。

レッドシダーなどに代表されるソフトウッドは、針葉樹の柔らかい木材です。加工性・施工性に優れています。

しかし、腐りやすく、シロアリがつきやすいというデメリットがあるため、毎年、防虫・防腐塗装をする必要があります。

ハードウッド

人気の高い広葉樹のハードウッドは、ソフトウッドに比べて密度が高く、堅くて丈夫なので「防腐剤がなくても20年以上使用することができる」といわれるほど耐久性に優れています。

現在使用されているハードウッドはほとんどが海外からの輸入木材です。代表的なハードウッドは、イペ、ウリン、セランガンバツー、クマル、イタウバなどです。

デメリットとしては、堅いために加工したりすることは難しく、値段もソフトウッドに比べると高くなります。

しかし、初期価格は高いものの、長期で考えるとメンテナンスがあまり必要ないので、コストパフォーマンスは悪くないといえるでしょう。

天然木・アルミ・人工木の耐久性と価格の比較

天然木のソフトウッドとハードウッド、アルミ素材、木粉とプラスティックなどから出来ている人工木の耐久性と価格を比較してみましょう。

素材別の耐久性について

耐久性に最も優れているのは人工木です。腐ったり、色褪せしたりすることがほとんどないので、メンテナンスも楽なのが特徴です。

通常の環境下では、ハードウッドの耐用年数は約30年から50年といわれています。
また、アルミ素材はほとんどが表面にメッキ加工を施されているので、メッキ塗装の場合、都市部での使用に関しては耐用年数約50年です。

ソフトウッドの耐用年数は約5年から15年といわれているので、耐久性は低いのですが、施工性は高いので、手軽な値段でDIYを楽しむには良い素材といえるでしょう。

素材別ルーバーの価格比較

アルミ、人工木、天然木のソフトウッドとハードウッドで、サイズ約180cm(幅)×90cm(高さ)のパネルルーバー1枚の値段を比較してみましょう。

一般的には、ソフトウッドは約6000円~。人工木は約1万円~。アルミルーバーは約1万2000円~。セランガンバツー材のハードウッドは約1万5000円~というのが相場価格といわれています。

但し、人工木ルーバーやアルミルーバーなどは、グレードによって価格が大きく異なります。ハイグレード素材になると通常価格の約3倍になることもあります。

天然木のハードウッドも産地や木の種類によって値段が変わってきます。市販のパネルルーバーと、サイズ合わせをした手作り注文のルーバーでも、価格に大きな差が生じます。

手作りになると、市販価格の約3倍以上の値段になることもあるようです。

リフォームでハードウッドのルーバーやラティスを取り付ける際には、木の種類別の特性や価格(例えば、イペ材は他の木材よりも比較的高価)などと共に、市販品か注文品かなどについても決める必要があります。

リフォームで天然木のルーバーを取り付ける費用の相場

ここでは、仮にセランガンバツー材のパネルルーバーを、庭に目隠しとして、独立基礎で取り付けると想定します。

独立基礎とは地面に直接基礎を作る方法です。柱を立てる位置に直方体や、直方体の下の方が広がったような形をした、コンクリート単独基礎を地面に埋め込み、そこに柱を立てます。

天然木の柱の場合は、ひび割れや腐敗の可能性があるため、コンクリートに直接埋め込むことができないので、基礎に固定金具を取り付けて柱を立てます。

例:幅90cm×高さ180cmサイズ のパネル3枚(約3m)を施工した場合の、費用の概算をご紹介しましょう。

・ルーバーパネル3枚:約4万5000円
・独立基礎と固定金具:約3万円
・柱4本:約3万5000円
・施工費:約6万円
・諸経費その他:約1万5000円
合計で、約18万5000円が参考価格となります。

目隠しのためのルーバーやラティスを取り付ける一般相場価格

一般にリフォーム会社に依頼して、外装で目隠しのためのラティスやルーバー(各種素材)を、10m取り付ける際にかかる費用の相場価格は、約25万円から40万円といわれています。

しかし、取り付ける場所や距離や規模、また、ルーバーのグレードによっても費用は変わっていきます。

天然木のルーバーを取り付ける費用・価格は?

天然木ルーバーの目隠しに必要なサイズとデザインについて

家の外からの視線を遮るために必要な目隠しの高さは、180cm以上といわれています。一般男性の身長から割り出していますが、完全に目隠ししたいのであれば約220cm必要だという説もあります。

しかし、ルーバーの背が高すぎると、重く、暗い雰囲気になってしまうので注意が必要です。

暗くならない工夫としては、下はメッシュタイプのフェンスにして、上の方だけ目隠しルーバーを取り付けたり、縦ルーバーと横ルーバーを市松模様のように配置したりして、デザイン性を楽しむ方法もあります。

天然木ルーバーのデザインと色

ルーバーは横方向に板を並べたものが一般的ですが、縦のルーバーも玄関先などに使用するとおしゃれな雰囲気に演出することができます。

羽板の幅や厚みも様々で、細かいものから幅の広いものまで選ぶことができます。天然木ルーバーの場合、メーカーによっては、好みのスタイルに注文して作ってもらうこともできます。

色は天然の木の色を再現したものや茶色や黒に近いものなど、メーカーによって、3種類から5種類程度の色を用意しているところが多いようです。

濃い色で背の高いルーバーを設置すると、重たい感じになりがちなので、その場合は明るめの色を選んだ方が良いでしょう。

最近では、アルミルーバーなどで人気が高い、白い色の天然木ルーバーも登場しており、選択の幅が広がってきています。

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ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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