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2024年02月01日更新
シンクの素材と機能を徹底比較!つかい失敗しない選び方とは?
頻繁に使用するキッチンのシンクの素材選びは重要です。近年シンクの素材は4種類あり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが違います。今回はシンクのお手入れのしやすさやメリット・デメリット、気をつけるポイントなどを比較してまとめてみました。
目次
シンク素材の種類とメリット・デメリット
システムキッチンのシンク素材は、4種類あります。
- ステンレス製
- 人工大理石製
- 人造大理石製
- ホーロー製
これら4種類にはそれぞれ特徴とメリット・デメリットがあります。耐久性、耐熱性、傷に強いか、割れにくいか、防汚性、デザイン性の6項目を比較してみました。
シンク素材1:ステンレス製
昔からシステムキッチンで使用されている素材です。お手入れしやすく耐久性や耐熱性に優れています。また定番のシンク素材なので、価格も比較的安価なのが特徴です。
- 耐久性:★★★★☆
- 耐熱性:★★★★☆
- 傷に強いか:★★★☆☆
- 割れにくいか:★★★★☆
- 防汚性:★★★★☆
- デザイン性:金属質系
ステンレス製シンクのメリット
- 耐久性、耐熱性に優れている
- 耐摩耗性が高い
- シンク自体が割れにくい
- ステンレスに柔らかさがあるため食器を落としても割れにくい
- 価格が比較的安価
- 臭いがつきにくい
- 汚れに強い
- サビに強い
ステンレス製シンクのデメリット
- 鍋や缶などを放置すると、もらいサビができることがある
- 水垢でステンレスの光沢がなくなりやすい
- ステンレス独特の雰囲気を変えることができない
- シンクをステンレス、天板を人工大理石にすると継ぎ目ができて汚れが溜まりやすい
ステンレス製のシンクについて、もっと詳しく知りたい方は「ステンレスキッチンのおすすめメーカーや人気商品の特徴やを解説」の記事をご覧ください。
シンク素材2:人工大理石製
人工大理石製は、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂を主成分として形成されたものです。大理石のように見えますが、実際はすべて樹脂で造られています。
また、お風呂の浴槽にもよく使われる素材で、色やデザイン性が豊富なため近年多く選ばれています。
- 耐久性:★★★☆☆
- 耐熱性:★★☆☆☆
- 傷に強いか:★☆☆☆☆
- 割れにくいか:★☆☆☆☆
- 防汚性:★★☆☆☆
- デザイン性:ナチュラル系、多色
人工大理石製シンクのメリット
- 色やデザインが豊富でカウンターなどのインテリアに合わせることができる
- 細かい傷はメラミンスポンジで落とすことが可能
- 天板とシンクの継ぎ目をなくすことができる
人工大理石製シンクのデメリット
- 素材が樹脂なので火事の危険性がある
- 黄ばみやすい
- 傷がつきやすい
- 汚れやすい
- 強い衝撃が加わるとシンクが割れることがある
- もらいサビがつく
- 磨くと白く変色することがある
人工大理石製のシンクについて、もっと詳しく知りたい方は「人工大理石シンクを選ぶ前に!知っておくべき特徴と手入れ方法は?」の記事をご覧ください。
シンク素材3:人造大理石製
人造代理性製は、天然の大理石などの石を砕きセメントや樹脂で固めた素材のことを言います。大理石の代替品として使用され、大理石より安価で購入することができます。
- 耐久性:★★☆☆☆
- 耐熱性:★★☆☆☆
- 傷に強いか:★☆☆☆☆
- 割れにくいか:★★☆☆☆
- 防汚性:★★☆☆☆
- デザイン性:石質
人造大理石製キッチンのメリット
- 天然の大理石より安価
- 高級感がある
人造大理石製キッチンのデメリット
- 酸やアルカリに弱い
- 耐熱性があまりない
- 汚れが落ちにくい
人造大理石製のシンクについて、もっと詳しく知りたい方は「人造大理石のキッチンの特徴とは?メリット・デメリットや人気商品を解説」の記事をご覧ください。
シンク素材4:ホーロー製
ホーロー製は、鉄やアルミなどの金属の下地の上に、シリカを主成分とするガラス質のうわ薬を焼き付けた素材のことを言います。食品保存で使用される容器の素材にも使われており、耐久性や耐久性に優れているのが特徴です。
- 耐久性:★★★☆☆
- 耐熱性:★★★★☆
- 傷に強いか:★★★★☆
- 割れにくいか:★★★★☆
- 防汚性:★★★★☆
- デザイン性:ナチュラル系、多色
ホーロー製キッチンのメリット
- 耐久性、耐熱性に優れている
- 値段が比較的安価
- お手入れが簡単
- 造作の場合、ナチュラルな雰囲気のカウンターになじむ
ホーロー製キッチンのデメリット
- 表面が欠けたり割れたりすると、下地の金属がサビてしまう
- 食器を落としたときに食器が割れやすい
ホーロー製のシンクについて、もっと詳しく知りたい方は「ホーローキッチンとは?メリット・デメリットやリフォーム費用について解説」の記事をご覧ください。
シンク選びに気をつけたいポイントとは?
使いやすいキッチンのシンクを選ぶときには、どのようなことに気をつけていけばいいのでしょうか。ここでは、シンク選びのポイントをご紹介します。
ポイント1:色やデザイン
シンク選びで重要なのが、カウンターやその他のインテリアなど部屋の雰囲気に馴染むようなシステムキッチンのシンクを選ぶことです。
例えば、雰囲気がホワイト系やウッド系のナチュラルな部屋の場合、シンクや天板にホワイト系を選ぶと統一感を出すことができます。
一方、スタイリッシュな雰囲気の部屋の場合は、ステンレス製を選ぶことでシャープな印象を与えることができるでしょう。
ポイント2:シンクの形や深さ、静音性
近年各メーカーが販売しているシステムキッチンのシンクの多くは、広々としたスペースが確保されていて、深さも余裕があるため鍋などの大きなものも洗いやすくなっています。
また、シンクの形も丸みを帯びた形から長方形などを選ぶことができるので、どのような形が使いやすいかを考慮した上で選んでいきましょう。
一方、リビングダイニングなどに隣接しているキッチンが多いため、シンクには静音性が求められます。
ひと昔前までは「ステンレスシンクは水の音がうるさい」と言われていましたが、現在の一般的なシンクでは、水が流れる音に配慮した設計になっています。
ポイント3:シンクが洗いやすいかどうか
シンクは頻繁に使うものなので、お手入れは簡単にできるものを選ぶと良いでしょう。近年シンクの清掃性はますます高まっています。
シンクの中には、清掃性を高めるためにシンクと天板の継ぎ目がないものもあり、使用した後も簡単に掃除できるような形状になっています。
その他にも、排水口の位置や形状が掃除しやすくなっていたり、ゴミが溜まるアミカゴも捨てやすい形状に進化しています。また、シンク内での水が排水口に向かって流れやすくなっているものもあります。
各メーカーによって排水口の位置などが変わってくるため、比較検討しながら選んでいきましょう。
ポイント4:シンクの位置や水切りなどの工夫
調理する際天板の作業スペースを確保するために、シンクの位置を考えていきます。コンロや作業スペース、シンクの距離をイメージしながらシンクの位置を決めていきましょう。
全体バランスを考えながら、シンクのサイズは思うより多少大き目に、できれば水栓は大小2ヶ所にすれば理想的です。
一方、シンク選びのときにシンクに設置できるパーツを選ぶことによって、作業スペースがより広く使えることがあります。
パーツによってはシンクで洗いものをした後に水切りができたり、まな板を置いての作業をすることができるプレートもあり、使いやすいようにカスタマイズすることも可能です。
普段調理するときに、どのようにしたらキッチンが使いやすくなるのか、作業中の動線を考慮しながらシンクを選ぶといいでしょう。
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