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2023年12月06日更新

監修記事

ペニンシュラキッチンの人気メーカー・商品、施工事例や費用を解説!

ペニンシュラキッチンへリフォームをする際、気をつけるべきことや業者の選び方はご存じでしょうか。本記事では、キッチンリフォームの基礎知識から、施工事例までを紹介します。ペニンシュラキッチンについて疑問がある方は、ぜひチェックしてみてください。

対面式キッチンであるペニンシュラキッチンは、非常に魅力的で人気のあるキッチンです。

キッチンリフォームを検討している方で対面式にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ペニンシュラキッチンの特徴や人気の商品、工事費用を抑えるためのコツなどを紹介します。

リフォーム費用を抑えるためには、比較見積もりが重要です。

ペニンシュラキッチンへのリフォームを検討している方はぜひ最後まで記事を読み、無料でリフォーム費用の比較見積もりができるハピすむを活用してみてください。

ペニンシュラキッチンの特徴とは?

ペニンシュラキッチンとは、キッチンのカウンターと壁が接している対面式キッチンの一種です。

ペニンシュラキッチンという名前の由来は、壁から出ているキッチンが半島(ペニンシュラ)のように見えるためです。

同じく対面式のアイランドキッチンとの違いは、壁に接しているかいないかという点です。

ペニンシュラキッチンには、オープンタイプとセミオープンタイプの2種類があります。

オープンタイプはダイニング側に壁などがなく開放的なものです。

セミオープンタイプは壁などを設置して収納力を高めたものです。

ペニンシュラキッチンのリフォーム費用と工期

ペニンシュラキッチンのリフォームをする場合の費用相場は、約80万円〜約200万円です。

ペニンシュラキッチンの本体価格は、I型のキッチンよりも高額になります。

建物の状態やリフォームの内容で施工費は変動します。

また、ペニンシュラキッチンの種類によっても金額は変動します。

機能性の高いキッチンはその分金額も高額になります。

また間取り変更なども費用と工期がかかる内容です。

ペニンシュラキッチンの工期は約3日〜約7日程度です。

工期についても、建物の状況やリフォームの内容によって変動します。

また、リフォーム業者によっても工期が異なる場合があります。

こちらで紹介した費用と工期はあくまで一般的な場合ですので、しっかりと見積もりを取得してリフォームの計画を立てましょう。

ペニンシュラキッチンと他の種類のキッチンの比較

ここまでペニンシュラキッチンの特徴などを紹介してきました。

しかし、ペニンシュラキッチンと他のキッチンの違いが明確でない方もいるでしょう。

ここでは、サイズや費用なども含めてペニンシュラキッチンと他の形式のキッチンを比較します。

それぞれのキッチンの違いを把握して、自分の希望に合ったキッチンを選びましょう。

キッチン特徴サイズ(横×奥行き)費用
I型キッチンシンクとコンロが一直線180cm〜300cm×60〜65cm約50万円〜約100万円
L型キッチンシンクとコンロが垂直に配置195cm〜255cm、165cm〜180cm×65cm約50万円〜約100万円
ペニンシュラキッチン対面式で一部壁に付いている180cm〜270cm×75cm〜100cm約80万円〜約200万円
アイランドキッチン対面式で独立している240cm〜270cm×75cm〜100cm約150万円〜約350万円

おすすめメーカー9社の人気ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンにはさまざまな種類があります。

ここでは各メーカーの人気なペニンシュラキッチンを紹介します。

リクシル

リクシルは国内でも代表的な水回り設備メーカーです。

リクシルの商品はデザイン性が高く使い勝手の良い商品も多いです。

特に掃除がしやすいものや扱いやすいものが多く、「よごれんフード」や「ひろびろシャワー」などはキッチンの使い勝手を良くしてくれます。

画像引用元:LIXIL

リシェルSI

リクシルのリシェルSIは対面式のキッチンで、ペニンシュラキッチンもしくはアイランドキッチンとして使用できます。

料理をしている際の動線を考えて設計されているため、より一層使い勝手の良いキッチンにしたいと考えている方にはおすすめです。

ノクト

リクシルのノクトも対面式のキッチンで、ペニンシュラキッチンもしくはアイランドキッチンとして使用できます。

デザイン性の高さと魅せる収納が魅力的で、キッチンが料理をするだけのスペースではなく新しい居場所となるよう工夫されています。

パナソニック

パナソニックは国内の人気家電メーカーでありながら、キッチンなどの水回り設備も製造しています。

家電メーカーのノウハウを活かし、料理のしやすさを向上させる機能性の高いキッチンが特徴的です。

画像引用元:Panasonic

Lクラス

パナソニックのLクラスは、さまざまな形式のキッチンに対応した万能キッチンです。

細部までデザインにこだわりを持って設計しているため、高級感あふれるキッチンです。

コンロが横並びで設計されており、使い勝手も良いキッチンです。

ラクシーナ

パナソニックのラクシーナは、料理のしやすさを考えて設計されたキッチンです。

デザインも幅広く、さまざまなカスタマイズが可能です。

クッキングコンセントやシンクの汚れ防止加工など、細部までこだわることができます。

タカラスタンダード

タカラスタンダードは、ホーロー製品に特化したメーカーです。

ホーローとは金属の上にガラス質をコーティングした素材でキッチンに適した素材です。

ホーローのキッチンに興味がある方は、タカラスタンダードがおすすめです。

画像引用元:Takara Standard

レミュー

タカラスタンダードのレミューは、デザイン性や機能性に優れたキッチンです。

レミューならではの収納が工夫されており、ホーロー素材の使い勝手のみならず収納面でも優れた収納能力を発揮するキッチンです。

エーデル

タカラスタンダードのエーデルは「まるごとホーロー」を採用しており、ワークトップや扉のみならず収納の側面や底などもホーローでできています。

収納内を汚してしまっても、簡単な拭き掃除でお掃除できる使い勝手の良いキッチンです。

クリナップ

クリナップはシステムキッチンを日本初で発売した国内メーカーです。

高品質なステンレスを強みとしています。

清潔性や耐久性の高いキッチンにしたいと考えている方にはおすすめのメーカーです。

オールステンレスのキッチンなども取り扱っています。

画像引用元:クリナップ

セントロ

クリナップのセントロはデザイン性と機能性が高いキッチンです。

デザイン面では見る場所によって質感と柄が変化する「タイガーアイ」がステンレスの特徴を引き出しています。

また機能性も上質なステンレスを使用しているため、掃除もしやすく使い勝手が良いキッチンです。

ステディア

クリナップのステディアは「デュアルトップ対面」が採用されており、調理中の手元を隠しながら対面キッチンの開放感を得られるという2点を実現させたキッチンです。

ペニンシュラキッチンにピッタリの機能が付いたキッチンといえます。

トクラス

トクラスは楽器で有名なヤマハの住宅設備部門がルーツです。

デザイン性に優れたキッチンが特徴的なメーカーです。

「ハイバックカウンター」などペニンシュラキッチンを検討している方にはおすすめの機能も付いています。

画像引用元:TOCLAS

ドルチェX

トクラスのドルチェXは、オープンキッチンを限りなく使いやすくするために設計されたキッチンです。

ラウンドタイプという楕円形のペニンシュラキッチンもあり、非常にデザイン性が高いキッチンです。

ベリー

トクラスのベリーは、新たな質感の人造大理石「テノール」を採用しており、人造大理石の弱点である熱に弱い点を克服したキッチンです。

人造大理石のキッチンで使い勝手の良いものにしたい方にはおすすめです。

TOTO

TOTOは水回りの設備で有名な国内メーカーです。

節水機能なども備えており、使い勝手の良いキッチンをラインナップしています。

ごみの溜まりにくい「すべり台シンク」などが特徴です。

人気ブランドの1つですので、キッチン選びに迷っている方におすすめのメーカーです。

画像引用元:TOTO

ザ・クラッソ

TOTOのザ・クラッソは「クリスタルカウンター」や「たっぷりラクラク収納」が採用されていて、デザイン性と機能性ともに高いキッチンです。

「クリスタルカウンター」は、自然光や照明などの当たる光によって反射が変化し非常に美しいデザインです。

ミッテ

TOTOのミッテには「水ほうき水栓」が採用されており、水が高範囲に出ます。

この機能により洗い物が楽になるだけでなく、エアインシャワーであるため節水効果も高い水栓です。

シンクには「すべり台シンク」が採用されており、水が排水溝に流れやすくなっています。

ニトリ

ニトリは、家具・インテリアの小売業を行う大手の会社です。

システムキッチンなども販売しており、大手企業であるため保証も充実しています。

画像引用元:ニトリ

BSライトプラン

ニトリのBSライトプランは、必要な機能をシンプルに追求したリーズナブルなキッチンです。

オプション機能も選択できるため、利便性を上げたい部分にだけオプションを付けることが可能です。

セレクトプラン

ニトリのセレクトプランは、カスタマイズ性が非常に高いキッチンです。

基本仕様でステンレス製のシンクが採用されており、掃除がしやすいという特徴があります。

IKEA(イケア)

IKEAは北欧家具のメーカーです。

低価格でおしゃれなデザインの商品やアフターサービスの良さなどで人気を博しています。

世界中で事業展開している人気のメーカーです。

画像引用元:IKEA

メトード&カッラルプ

IKEAのメトード&カッラルプは、細部の部品を自由に選ぶことができ、カスタマイズ性が高いキッチンです。

ショールームにはさまざまな素材やカラーの部品が展示されており、その中から選択してキッチンを作ります。

自分のスタイルに合わせてキッチンをカスタマイズしたい方にはおすすめです。

クノックスフルト

IKEAのクノックスフルトは6タイプのキャビネットからカスタマイズできます。

また、それぞれの部品をカスタマイズできるため、オリジナリティのあるキッチンにすることができます。

ワークトップから取っ手や水栓などもカスタマイズできるため、理想のキッチンを作ることができるでしょう。

デザイン面のカスタマイズをしたい方におすすめです。

トーヨーキッチン

トーヨーキッチンはワークトップ、キッチンパネルなどに強みを持っている国内メーカーです。

他のキッチンにない「エアフロー」と呼ばれるキッチンの脚部分に特徴があります。

これは足元の通気性を高め、キッチン全体の空調管理を可能にします。

画像引用元:Tokyo Kitchen Style

イノ

トーヨーキッチンのイノは「パラレロ」というシンクを採用しており、洗い物しかできないシンクを調理スペースへと変える使い勝手の良いキッチンです。

スペースが不足しがちなキッチンで料理の効率を上げる、画期的なキッチンです。

ベイ

トーヨーキッチンのベイは、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどの対面キッチンに適したレンジフード「UFO」を採用しています。

左右の強力なウィングによって、リビングに煙やにおいが充満するのを防ぎます。

ペニンシュラキッチンの施工事例

ここまでペニンシュラキッチンの特徴や商品を紹介してきました。

ペニンシュラキッチンへのリフォームのイメージが掴めてきたのではないでしょうか。

ここではさらにイメージを明確にするために、施工事例を紹介します。

キッチンの間取り変更を行いペニンシュラキッチンへリフォーム!

こちらのキッチンは間取り変更を行いペニンシュラキッチンへとリフォームしています。

ステンレスによって高級感があるキッチンに仕上がっています。

料理時の開放感もあり、使いやすそうなキッチンです。

リフォーム費用約308万円 (間取り変更リフォーム込み)
工期約1ヶ月
建物戸建て

棚が移動する!クリナップの「ステディア」にリフォームした事例

こちらのキッチンもペニンシュラキッチンへとリフォームした事例です。

キッチン上部の棚が移動できるため、使い勝手も良いキッチンとなっています。

リフォーム費用約100万円~約300万円
工期約7日
建物戸建て
メーカー名クリナップ
商品名ステディア

リクシルのセラミック製ペニンシュラキッチン「リシェル」を施工した事例

こちらのキッチンは、非常に開放感があるペニンシュラキッチンとなっています。

腰壁を設置していないため、リビング側からも料理ができる使い勝手の良いキッチンです。

リフォーム費用約220万円
工期約6日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名リシェル

ペニンシュラキッチンのメリット

ペニンシュラキッチンには、複数のメリットがあります。

ここではそれぞれのメリットを紹介します。

コミュニケーションしやすい

ペニンシュラキッチンは対面式のキッチンであるため、リビングなどにいる家族とコミュニケーションが取りやすいというメリットが挙げられます。

お子さんがいる方などは、キッチンにいても、リビングやダイニングにいるお子さんの様子が気になる方もいるでしょう。

ペニンシュラキッチンであれば、お子さんの様子を見ながら料理をすることが可能です。

キッチンでの作業中に家族とコミュニケーションが取りたい、お子さんの様子を見ながら作業したいと考えている方には、ペニンシュラキッチンがおすすめです。

開放感がある

ペニンシュラキッチンは、接している壁が一部分にしかないため開放感があります。

料理の際に壁に向かっている状況で閉塞感を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。

キッチンを開放的に使いたいと考えている方には、ペニンシュラキッチンがおすすめです。

アイランドキッチンよりも省スペースに収まる

ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンと比較するとスペースが少なくても設置が可能です。

アイランドキッチンは、両側に通路が必要なため設置にスペースが必要です。

しかしペニンシュラキッチンであれば、スペースが限られている場合でも設置がしやすくなっています。

またキッチンの左右どちらでも壁に取り付けることができるため、設置する際間取りの融通が利きます。

腰壁やカウンターを設置しやすい

ペニンシュラキッチンは、腰壁やカウンターを設置できます。

腰壁を設置することで、収納スペースや配膳スペースとしての活用も可能です。

また、腰壁を設置することで、キッチンの生活感をリビング側から見えないようにすることができるため、料理中の手元が周りから見えることを気にせずに料理に集中することができます。

I型キッチンよりも奥行きが広い

ペニンシュラキッチンは、I型キッチンよりも奥行きが広く作られています。

調理をしていて調理器具や食材などを置く場所がないと不便に感じたことがある方もいるでしょう。

ペニンシュラキッチンは奥行きがあるため、ものを置くことができるスペースを広く取れます。

ものを置く場所を増やしたいと考えている方にはペニンシュラキッチンがおすすめです。

ペニンシュラキッチンのデメリット

ペニンシュラキッチンにはさまざまなメリットがあります。

一方でデメリットも存在します。

ペニンシュラキッチンへのリフォームに興味をお持ちの方は、デメリットも把握してから検討を進めましょう。

収納スペースを確保しづらい

ペニンシュラキッチンは、キッチン上部に吊り戸棚を設置しない形式が多いです。

そのため空間の開放感は出るものの、壁付けのキッチンと比較した際に収納スペースが不足してしまうというデメリットがあります。

キッチンにおいて収納スペースが不足すると不便になるため、ペニンシュラキッチンへリフォームする場合は、腰壁を設置したり収納性の高いキッチンを選択したりすることをおすすめします。

煙や油や水跳ねが気になる

対面式キッチンのデメリットとして、油跳ねと水跳ねが起きてしまうことが挙げられます。

リビング側は開放感がある作りになっているため、料理や洗い物をしている際に油や水がリビング側に跳ねてしまい、汚れてしまいます。

キッチン専用のパーテーションやオイルガード、腰壁を設置することで、油跳ねや水跳ねによりキッチン周りが汚れてしまうことを防ぐことができます。

またレイアウトを決める際にできる対策ですが、水よりも汚れてしまう油を扱うコンロ側をキッチンの壁側に来るようにレイアウトすることで、リビングへの油跳ねを防ぐことができます。

コンセントの配置に気をつける必要がある

ペニンシュラキッチンにリフォームを検討している場合、現在使用しているキッチンとコンセントの位置が合わない場合があります。

コンセントがある場所にキッチンを設置する、もしくはコンセントを増設する必要があります。

事前に考えていたキッチンの設置場所にキッチンを設置することができないケースも存在します。

しっかりと業者に建物を確認してもらい、キッチンが設置可能な場所を把握する必要があります。

コンセントの増設可否は建物の状況によって異なりますので、注意が必要です。

ペニンシュラキッチンの選び方

ペニンシュラキッチンを選ぶ場合には、スペースや価格、機能など重視すべき点が複数あります。

ここではペニンシュラキッチンの選び方を紹介します。

設置スペースを考慮する

ペニンシュラキッチンは設置するスペースを考慮する必要があります。

これはペニンシュラキッチンが横幅と奥行きともに大きいためです。

また、キッチンには冷蔵庫や食器棚も設置するため、作業をする際の動線にも注意が必要です。

引き出しを開けると通路に立てなくなってしまうなど不便な作りにしないために、事前にキッチン設置予定であるスペースの広さを計測し、快適に使用できるキッチンを選択しましょう。

使いやすいキッチンにリフォームするためには事前準備が重要です。

キッチンリフォームの予算を決めておく

ペニンシュラキッチンは価格が高いキッチンですので、事前にリフォームの予算を決めておくことも重要です。

デザインや機能性に富んでいるものはその分金額が高くなります。

購入してから使わない機能などがあり後悔する方もいるので、事前に必要な機能を考えておき、予算に応じて追加で機能を付け足すと良いでしょう。

コンセントの位置を確認する

ペニンシュラキッチンにリフォームする際に、コンセントの位置を確認しておくことも重要です。

コンセントの位置によっては作業中にコンセントが使用できないことがあるため、まず初めにコンセントの位置とキッチンの設置可否を把握し、キッチンの設置予定部分の広さや、調理など予想される作業の動線に適したキッチンを選ぶことが重要です。

コンセントが使用できない場合、希望の箇所にキッチンが設置できないため、別の箇所に間取り変更を行って設置することになります。

その場合、リフォーム費用も追加でかかることになります。

人気メーカーのペニンシュラキッチンを選ぶ

人気のメーカーから販売されているペニンシュラキッチンから選べば、幅広い選択肢から自分に適したキッチンを選ぶことができるでしょう。

人気メーカーには人気である理由があり、商品のラインナップも豊富です。

そのため希望する条件に合うペニンシュラキッチンを選ぶことができます。

また人気メーカーであればメーカー保証が充実しているケースが多いのも魅力的です。

ペニンシュラキッチンのオプション機能

ペニンシュラキッチンには複数のオプションを付けることができます。

オプションを付けることで日頃のキッチンの使い勝手も良くなるため、現在のキッチンで使い勝手の悪さを感じている方はオプションを付けることを検討してみてください。

ここではペニンシュラキッチンのオプションを紹介します。

水栓の種類

水栓の種類もオプションによって決まります。

手動で水を出すものだけでなく、タッチレスで水が出るものなどがあります。

タッチレス水栓にすることで、料理中に両手が塞がっている状態でも水を出すことができます。

また手が汚れている状態でも水が使用できるため、水栓を汚すことなく手を洗うことができます。

また自動的に水が止まるため、節水効果も期待できます。

タッチレス水栓のオプションにした場合は約8万円〜約15万円となります。

一般的な手動の水栓で約4万円ですので、少し費用がかかります。

ビルトイン食洗機

ビルトイン食洗機は人気オプションの1つです。

洗い物には意外と時間がかかるものですが、ビルトイン食洗機にすることでその手間を軽くすることができ、魅力的です。

浮いた時間で別の事もできるため、時間がない方や食器洗いを手間に感じている方にはおすすめのオプションです。

ビルトイン食洗機のオプションにした場合は約15万円〜約30万円となります。

ただしメーカーから定価で購入した場合になりますので、仕入れる業者によっては価格を抑えて付ける事も可能です。

IHコンロ・ガスコンロ

IHコンロ・ガスコンロも、ペニンシュラキッチンにリフォームする際に人気のオプションです。

IHコンロは火を使用しないため、安全性も高いことがIHコンロを使用するメリットです。

ボタンを押すことで安定した火力を保つため、料理もしやすくなるでしょう。

一方ガスコンロは、強い火力で料理したい方におすすめのオプションといえます。

価格は、ガスコンロであれば安価なもので約6万円です。

IHコンロであれば安価なもので約15万円です。

ビルトインオーブン

ビルトインオーブンでは、ガスを元とした火力で焼くだけでなく、煮ることや蒸すことも可能です。

電気オーブンとは異なり、設定温度まですぐに到達するというメリットもあります。

本格的なキッチンで調理をしたいと考えている方にはビルトインオーブンがおすすめです。

価格は約20万円〜約40万円が相場となっています。

キッチンコンセント

キッチンの手元にコンセントが欲しいと考えている方には、キッチンコンセントがおすすめです。

料理中、手元にコンセントがあれば、調理家電をスムーズに使用することができます。

料理をする際に便利な調理家電も、コンセントが遠くては不便に感じてしまいます。

料理中の手間を軽減したいと考えている方は、ぜひキッチンコンセントを検討してみてください。

コンロ前ガラスパネル

コンロ前のガラスパネルはペニンシュラキッチンに適したオプションです。

デメリットでも触れましたが、ペニンシュラキッチンではコンロで調理中に油が跳ねてリビングが汚れてしまうことがあります。

そのため、油跳ねによるリビングの汚れを防げるコンロ前ガラスパネルはペニンシュラキッチンを設置する方には人気のオプションです。

価格は約3万円〜約5万円となっています。

キッチンの素材の変更

キッチンの素材も変更することができます、特にワークトップの部分は種類が多く、ステンレスや人工大理石、天然石などさまざまな素材があります。

それぞれの素材によって特徴が異なり、金額も変動するので自分の予算や希望に合った素材を選びリフォームしましょう。

素材の変更は、一般的なキッチンで約1万円〜約30万円が費用相場となります。

ペニンシュラキッチンのワークトップの素材の特徴

先ほども触れましたが、ペニンシュラキッチンではワークトップの素材をオプションで選ぶことができます。

ここでは各素材の特徴を紹介します。

ステンレス

ペニンシュラキッチンのワークトップでは、ステンレスが人気です。

ステンレスは耐水性、耐久性、耐熱性に優れています。

掃除もしやすく価格もリーズナブルとメリットが非常に多い素材です。

しかし、細かい傷が付きやすいという欠点もあるため、表面の傷が気になる方は傷が目立ちにくい加工を施したステンレスを選ぶと良いでしょう。

人工大理石

人工大理石のワークトップも人気です。

デザイン性に優れていて、カラーバリエーションにも富んでいます。

キッチンのデザイン性も重視したい方にはおすすめです。

人工大理石は耐水性、耐久性が強い素材です。

しかし熱に弱いという特徴もあるため、料理直後の熱い鍋などを直接置くことなどは避けましょう。

コンロ周りの油汚れが落としやすい加工が施されている人工大理石のワークトップもあります。

掃除がしやすくデザイン性が高いキッチンにしたいと考えている方は、人工大理石のワークトップも検討してみてください。

天然石・天然大理石

天然石・天然大理石のワークトップは、人工大理石にはない重厚な素材感を味わいたい方におすすめです。

天然の素材であるため模様などもランダムで、世界に1つだけのキッチンにすることができます。

しかし天然石は重いため、運搬費や施工費用が高くなってしまうという欠点もあります。

石の表面加工なども選ぶことができるケースがあるため、天然石・天然大理石はオリジナリティの高いキッチンにしたい方におすすめです。

メラミン

メラミンのワークトップは、リーズナブルな価格とデザイン性の高さが特徴です。

メラミンはデザインが豊富であり人気の木目調のワークトップなどもあるため、価格を抑えつつおしゃれなキッチンにしたい方におすすめです。

しかし、耐熱性が低いという欠点があり、こちらも調理後の熱い鍋などを直接置くことは避ける必要があります。

海外性の上質なメラミンであれば耐熱性が高いものもありますが、費用は高額になります。

タイル

タイルのワークトップは、デザイン性が高いことや耐水性、耐熱性に優れているという特徴があります。

デザイン性に関しては、タイルの形や色をカスタマイズできるため個性的なキッチンに仕上げることが可能です。

キッチンのデザイン性にこだわりたいと考えている方には、タイルがおすすめの素材です。

タイルのワークトップの欠点は、経年劣化が起きてしまうと目地が黒ずみ、メンテナンスに手間がかかるという点です。

また、施工時にタイルを1枚単位で貼って完成させるため工期が長引く可能性があります。

費用を抑えてペニンシュラキッチンにリフォームする方法

ペニンシュラキッチンの特徴や施工事例を見て、実際にペニンシュラキッチンへのリフォームを検討している方もいるでしょう。

ここではペニンシュラキッチンにリフォームする際、費用を抑える方法を紹介します。

大胆なキッチンの移動はしない

費用を抑えてペニンシュラキッチンにする場合、大胆なキッチン移動は控えた方がよいでしょう。

キッチンを移動すると配管や配線、間取りの変更など追加の工事が必要になるケースが多いためです。

間取り変更などは費用が高額になる原因ですので、費用を抑えたいと考えている方は、今あるキッチンスペースを活用することをおすすめします。

型落ち品を使ってリフォームする

費用を抑えてペニンシュラキッチンにしたい方には、型落ちの商品を使ってリフォームすることもおすすめです。

商品の選択肢は狭まってしまいますが、型落ちのキッチンでも使い勝手が良いものはたくさんあります。

型落ちの商品を見つける方法としては、自分で見つける、もしくはリフォーム業者に依頼して見つけてもらうという2種類が一般的です。

キッチンの本体価格を抑えて、お得にリフォームしましょう。

なお、型落ちの商品は、最新の商品に比べて早期に部品の製造が終わってしまうこともあります。

数年使用して故障した際に部分的な修理ができない可能性があるため、注意が必要です。

壁付け対応のI型キッチンを使う

壁付けのI型キッチンをペニンシュラキッチンとして配置することで、本体価格を抑えることができ、その分費用を抑えてリフォームすることができます。

I型のキッチンとペニンシュラキッチンではサイズなどが異なるため本体価格も異なります。

サイズが違うためペニンシュラキッチンのように奥行きがあるキッチンではなくなりますが、リフォーム費用を抑えることが可能です。

グレードやオプションを考え直す

ペニンシュラキッチンに限らず、リフォームは何度も行うものではないので、オプションを付けてなるべく使いやすくしたいと考えている方は多いでしょう。

しかし、オプションを付けると費用がその分高額になります。

価格を抑えてリフォームするためには、必要な機能をしっかりと明確にし、予算をもとに追加でオプションを付けていきましょう。

欲しい機能に優先度を付けることもおすすめです。

本体代の安いペニンシュラキッチンを選ぶ

費用を抑えてペニンシュラキッチンにリフォームするために、本体価格の低いキッチンを選ぶという方法もおすすめです。

ペニンシュラキッチンにもグレードがあり、機能性などが異なります。

低価格のものでも使い勝手が良い商品は多いため、費用を抑えたいと考えている方は本体価格を抑えましょう。

見積もりを比較する

見積もりを比較することで費用を抑えることができます。

リフォームをする際にかかるキッチンの本体価格と工事費用は、業者によって異なる可能性があります。

本体価格が異なる理由については、業者によって仕入れ価格が異なるケースがあるためです。

また、業者によって施工方法が異なるケースがあるため工事費用も変動します。

そのためリフォームの際は複数の業者から見積もりを取り、比較することが重要になります。

比較を行うことで、業者間の工事費用や仕入れ価格の差などの違いが明確になります。

自分の希望する条件に合う業者を見つけるため、そしてリフォームで失敗をしないために、比較見積もりは非常に重要です。

ハピすむは無料で比較見積もりが可能です。

ハピすむを活用し比較見積もりを行うことによって、条件に合う最適な業者を見つけて後悔のないリフォームを行いましょう。

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ペニンシュラキッチンの魅力と費用相場

ペニンシュラキッチンとは、キッチンカウンターの左右どちらかが壁付けになっているタイプの対面式キッチンです。

ペニンシュラは英語で「半島」を意味します。

同じく対面式キッチンの一種であるアイランド(英語で「島」)キッチンの場合、キッチンカウンターの両側に人が通れるスペースが必要なので、キッチンの設置スペースが広くなければいけません。

ペニンシュラキッチンの場合は、キッチンカウンターの一方が壁付けになっている分、多少キッチンのスペースが狭くても憧れの対面式キッチンが可能になります。

その上、当然かもしれませんが、対面式キッチンなので開放感があり、家族とコミュニケーションを取りながらお料理することができます。

ペニンシュラキッチンにリフォームする場合の費用相場は、元のキッチンの形や導入するキッチン本体のグレードなどにもよりますが、大体約80万円〜約300万円程度です。

ペニンシュラキッチンのサイズ感

ペニンシュラキッチンの一般的なサイズは、間口(横幅)が約180cm〜約270cm、奥行きが約75cm〜約100cmです。

対面式キッチンは、背面壁付けのI型キッチンよりも奥行きが広く間口が狭いのが特徴です。

奥行きについては、オーソドックスなのは100cmですが、コンパクトなキッチンとなると約75cm〜約80cmのものもあります。

ただし、奥行きが浅すぎると洗い物などをする際にリビング・ダイニングへ水しぶきが飛びやすいので、少なくとも80cmくらいの奥行きを確保するのが理想です。

また、ペニンシュラなどの対面式キッチンは収納スペースが少ないのでは?と心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かにI型などのキッチンと比べると、吊り戸棚の収納がない分キッチン本体の収納量は少なくなります。

一般的には、後ろの壁に収納棚を設けるようなレイアウトにして、収納スペースを確保します。

対面タイプとセミオープンタイプの違い

ペニンシュラキッチンのような対面式キッチンの魅力は、なんと言ってもその開放感です。

とはいえ、ショールームのキッチンのように、いつも片付いていてワークトップがスッキリした状態を維持するのは日常生活では至難の業であり、ごちゃごちゃした手元を適度に隠したいという方が多いのも事実です。

そこで、キッチンのワークトップを完全にフラットな状態にしておくのではなく、リビング・ダイニング側にキッチンより少し高さのあるカウンターや棚を設置するセミオープンタイプのキッチンも人気です。

キッチン側の洗剤やスポンジなどを隠すことができるだけでなく、リビング・ダイニングから利用できる収納にしたり、カウンタータイプの食事スペースにすることもできます。

ペニンシュラキッチンがおしゃれなリフォーム事例

おしゃれなペニンシュラキッチンにリフォームした事例をご紹介します。

【開放的で明るい印象】中古マンションのLDKを一新

画像出典:みやこリフォーム

費用134.2万円(税込)
工期約10日
サイズ幅255cm

元々キッチンはリビングに向かって配置されていたものの、キッチン周りが壁に覆われていたため、キッチンもリビングも窮屈な印象でした。

コンロ前以外の壁を全て撤去してオープンキッチンにしたことで、明るく広々とした雰囲気のLDKに大変身しました。

さらに、キッチンの白に合わせて、腰壁の上のカウンターも白で統一しています。

【機能的でスタイリッシュ】見た目と使い勝手をアップグレード

画像出典:みやこリフォーム

費用220.2万円(税込)
工期約6日
サイズ幅255cm

古くなったペニンシュラキッチンの交換工事の事例です。

新しいキッチンには、ワークトップとカウンター部分の素材としてセラミックを採用しました。

セラミックは耐久性に優れ、見た目にも重厚感と高級感がある素材です。

また、キッチン側面にはコンセントを増設したり、収納には大容量の引き出し式キャビネットを採用したりと使い勝手にもこだわったキッチンです。

【印象的でおしゃれな空間】キッチンとリビングダイニングを一体化

画像出典:みやこリフォーム

費用307.8万円(税込)
工期約1カ月

元々壁付けキッチンで、間取りもキッチンだけがリビング・ダイニングとは隔離されていたのを、LDK一体の間取りの中にペニンシュラキッチンが設置されている間取りに変更した事例です。

圧迫感のあったキッチンが、対面式になったことでリビング・ダイニングを見渡せて広々とした空間になりました。

また、ダイニングへの動線も良くなりました。

キッチン本体はステンレスのものを採用し、その周囲はシックな色で統一して大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上げています。

ペニンシュラキッチンメーカーの人気商品の紹介

人気のペニンシュラキッチンメーカーと商品をご紹介します。

パナソニック

日本でも有数の家電メーカーであるパナソニックがつくるキッチンは、調理やお掃除のしやすさを追求しています。

随所にパナソニックならではのアイデアや工夫があり、使い勝手の良い機能や設備が充実しています。

また、家電メーカーらしく換気扇やIHコンロ、食器洗い乾燥機などに特徴があるのはもちろんのこと、高いデザイン性に対しても人気のあるメーカーです。

パナソニック「ラクシーナ」

画像出典:パナソニック

選べるサイズ商品の費用
カウンター間口1823mm1,393,260円〜
カウンター間口1973mm1,422,850円〜
カウンター間口2123mm1,474,990円〜
カウンター間口2273mm1,493,580円〜
カウンター間口2423mm1,522,840円〜
カウンター間口2573mm1,541,320円〜
カウンター間口2723mm1,568,710円〜

ラクシーナは、パナソニックのキッチンの中では中価格帯のキッチンです。

色柄のバリエーションが豊富で、カウンター11種類・シンク9種類・ドア46種類・取手9種類の中から組み合わせも自由自在です。

さらに色や柄だけでなく、木目も3種類の柄が選べるので、LDKの壁や床、小物などの雰囲気に合わせて自由なコーディネートを楽しめます。

また、パナソニックならではの横並びの3口コンロやスキマレスシンクなども選べて、使いやすくお料理の時間が楽しくなるようなキッチンです。

TOTO

TOTOといえば、トイレのイメージが強いですが、キッチンメーカーとしての歴史も長いメーカーです。

キッチンのシリーズは2種類ながら、ほうきのように幅広く広がる「水ほうき水栓」など、TOTOならではの機能も多く人気の高いメーカーです。

TOTO「ザ・クラッソ」

画像出典:TOTO

選べるサイズ商品の費用
間口2400mm1,172,300円〜
間口2550mm1,192,500円〜
間口2700mm1,233,700円〜

ザ・クラッソは、TOTOの中〜高価格帯キッチンです。

シンプルで凹凸の少ない美しいデザイン、光の当たり方によって表情を変えるクリスタルカウンターなど、見た目の美しさにこだわっています。

また、薬品などを使わず、水道水からつくられる除菌成分が含まれた「きれい除菌水」が標準仕様でついてくるのも人気の理由です。

リクシル

リクシルは2011年に5社の住宅設備や建材のメーカーが合併して誕生した会社で、住宅設備と建材の業界最大手メーカーです。

キッチンは、合併前のサンウェーブ工業というキッチンメーカーのキッチンが基になっています。

リクシルのキッチンは、「ヒューマン・フィット・テクノロジー」というコンセプトのもとで生まれた、軽い力で引き出せて取り出しやすい「らくパッと収納」など、キッチンを使いやすくする機能が豊富な点が魅力です。

リクシル「シエラS」

画像出典:リクシル

選べるサイズ商品の費用
間口2724mm1,007,500円〜
間口2574mm988,500円〜
間口2424mm968,500円〜
間口2274mm950,500円〜
間口2124mm931,500円〜
間口1974mm905,500円〜

「シエラS」は、リクシルのキッチンラインナップの中ではコストパフォーマンスに優れた低価格帯のキッチンです。

そのため選べる機能は多くはなく、デザインもシンプルです。

それでも、豊富なカラーバリエーションや取り出しやすい独自の立体収納、水がワイドに広がり洗い物がしやすい「ひろびろシャワー」などの機能が充実しています。

クリナップ

クリナップは、キッチン専業メーカーとして歴史の古い会社で、日本で最初にシステムキッチンを販売したメーカーでもあります。

そんなクリナップのキッチンの最大の特徴は、ステンレスキッチンに特化していることです。

ステンレスは高温多湿の日本の気候でもカビやニオイが発生しにくく、さらに熱やサビにも強いため、キッチンを長く清潔に使えます。

クリナップ「ステディア」

画像出典:クリナップ

選べるサイズ商品の費用
間口2440mm 奥行800mm1,249,100円〜
間口2440mm 奥行980mm1,378,900円〜
間口2590mm 奥行800mm1,293,100円〜
間口2590mm 奥行980mm1,424,000円〜
間口2740mm 奥行800mm1,381,100円〜
間口2740mm 奥行980mm1,513,100円〜

「ステディア」は、クリナップの中ではスタンダードなキッチンです。

クリナップこだわりのステンレスキャビネットで、カビやニオイがつきにくいだけでなく、扉の色や柄も豊富なバリエーションの中から選べます。

さらに、汚れがたまりやすい排水口がシンクと一体成形で掃除しやすいだけでなく、ゴミを受け止める網カゴまでステンレス一体成形かつ、汚れを落としやすいコーティングが施されています。

また、換気扇のお掃除もお湯をセットしてボタンを押すだけの自動洗浄。

お手入れのしやすさを追求したキッチンです。

ペニンシュラキッチンにリフォームするメリット

配膳するための準備や食事するカウンター、使い勝手の良い収納などを合わせて、コンパクトにまとめたスペースにできるのがメリットです。

キッチンは何かとツールが増えるため、収納スペースが必要になる場合が多くあります。

そのようなオープンスタイルのキッチンに、見せる収納と隠す収納の両方を取りたい!そのようなとき、「収納+使い勝手の良さ」がポイントになるリフォームが楽しめるスタイルです。

ペニンシュラキッチンのおすすめメーカーはこちら

また、ペニンシュラキッチンの場合は、シンクなどの反対側(壁面)に冷蔵庫・オーブン・収納スペースなどをまとめたレイアウトが一般的です。

そのため、調理中やキッチンを使用際の移動範囲である“作業動線”を短くでき、効率の良いレイアウトにすることが可能になります。

キッチンの作業スペースから、ダイニングやリビングを見渡すことができることもメリットのひとつです。

周囲の様子を見ながら調理したり準備したりすることができれば、お子さまや介護の必要な方がいらっしゃるときにも安心できます。

複数の人と一緒に料理するスペースもあり、ダイニングやリビングにいる人と会話しながら楽しめるスタイルです。

ペニンシュラキッチンをおすすめする人とは?

ペニンシュラキッチンは、どんな生活スタイルや好みの方に向いているのか、以下で解説します。

生活感が出にくいおしゃれなLDKが理想

ペニンシュラキッチンにすると、リビング・ダイニングとつながりのある、開放的で一体感のあるおしゃれなLDK空間ができます。

また、ペニンシュラのようなオープンタイプのキッチンは、隠す収納だけでなく見せる収納を上手に取り入れることで、より洗練された空間を演出することができます。

キッチンにこだわりのグラスや食器、お鍋などを置いておくだけで絵になるので、雑誌に出てくるような憧れのLDKで暮らしたいという方にとっては理想的な空間を作ることができるキッチンといえるでしょう。

コミュニケーションを取りながら調理をしたい

ペニンシュラキッチンはリビングやダイニングに向かって調理することになるので、壁に向かって調理する壁付けキッチンより、リビング・ダイニングにいる人と会話をしながら調理しやすくなります。

小さなお子さまや介護が必要なご家族の様子を見ながら作業することもできますし、ゲストを招いたホームパーティーなどでも、キッチンで孤立することなくコミュニケーションを楽しめます。

家族や友人とのコミュニケーションの時間を大切にしたい方にはおすすめのキッチンといえます。

一体感のある開放的なリビング空間を実現したい

昔の家の間取りは、キッチンは壁で仕切られた狭くて圧迫感のある空間で、リビングやダイニングからも孤立しやすいものでした。

ペニンシュラキッチンは、リビング・ダイニングとの間を遮る壁や高い棚がなく、開放的なLDK空間を楽しむことができます。

ペニンシュラキッチンは一体感と開放感のあるLDK空間がご希望の方におすすめです。

また、キッチンもリビングダイニングのインテリアの一部として一体感のある空間に仕上げたい、キッチンの小物や収納にもこだわりたい、という方にも良いでしょう。

省スペースで多様な間取りに対応させたい

対面キッチンには広いスペースが必要、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、同じ対面キッチンでも、アイランドキッチンと違ってペニンシュラキッチンは左右どちらかが壁にくっついています。

そのため、限られたスペースのLDKでも比較的設置しやすいタイプのキッチンです。

省スペースでも対面キッチンにしたい、広々したLDK空間を実現したいという方にもペニンシュラキッチンならおすすめです。

ペニンシュラキッチンのリフォーム価格の相場は?

ペニンシュラキッチンとは、キッチンがダイニングの方を向いており、左右どちらかの面が壁に接しているレイアウトを指します。

ペニンシュラキッチンのリフォーム価格は?

リフォーム時の費用は、壁付け型より高く、アイランド型より低い価格帯に位置します。ペニンシュラキッチンへのリフォームを考える際は、付随工事費がどのくらい発生するかをよく調べておきましょう。

アイランドキッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

I型ペニンシュラキッチンのリフォーム費用相場

ここでは、国内の主要メーカー4社が提示している参考プランを元に、I型ペニンシュラキッチンの平均価格をまとめています。
<国内主要メーカー4社の平均価格>
約92万円-170万円

平均…約136万円
売値(7割と想定)…約95万円

<付随工事>
・解体工事費用 約5〜10万円
・キッチン取り付け費用 約15万円〜
・壁のクロス張替え 約5万円〜
・給排水管工事 約5万円〜
・電気系統工事 約5万円〜

平均リフォーム費用合計…約130万円

オプション機器の選択や、工務店の売値によってリフォーム費用は変動します。

I型キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

ペニンシュラキッチンのリフォームに発生する付随工事

平均費用の項目で少し触れた「付随工事」ですが、これは設置場所の条件によって発生するかどうかが異なります。既存のキッチンが壁付けタイプであれば、給排水管や電気系統の工事が必要となります。また、既存のキッチンを解体する工事費用と、新しいキッチンを設置する費用は必ず発生しますので見落とさないようにしましょう。

壁を新しく設置する場合は費用に要注意

ペニンシュラキッチンは「半島」というその名の通り、片側が壁に設置するレイアウトです。部屋を囲む4方の壁だけでなく、新たに壁を設けて設置させる事も可能です。しかし、キッチンが面する側を新しく造った壁にしようとお考えの場合は、注意が必要です。壁の新設は他の付随工事に比べるととても高額となり、約20万円以上の追加費用となってしまいます。

激安でペニンシュラキッチンにリフォームするには?

ペニンシュラキッチンとは、壁面に接しているタイプのセミオープンキッチンのこと。

こんな便利でステキなキッチンがあれば、広い場所を使って自由に料理をするができる、と想像したことがある方も多いのではないでしょうか。

激安・格安でペニンシュラキッチンにリフォームするには?

今回は、そんな風通しのよい憧れのペニンシュラキッチンへ、格安でリフォームするコツを皆さんにお教えしたいと思います。

ペニンシュラキッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

ペニンシュラキッチンは間取りが重要

ペニンシュラキッチンへのリフォームをご検討の場合、LDと対面となるため、LDKの広さと位置を考慮して取り付ける必要があります。

ペニンシュラキッチンとは端部一方が壁面に固定されたオープンキッチンです。

そのため、リフォーム前のキッチンの位置によっては、大規模なリフォームが必要になる可能性があり、リフォーム前と後の差をどれだけなくせるのかという点も重要になります。

リフォームの規模が小さければそれだけ費用も抑えることができるので、コスト面を考慮するのであれば、キッチンの設置場所を考えた上での検討をしましょう。

ペニンシュラキッチンは掘り出し物を見つけられる!

キッチンにはさまざなま型があり、そのデザインや機能がありますが、いずれも本質的な部分は変わりません。

そのため、I型やL型などのデザイン型、またはメーカーごとに取り扱う製品は違いますが、各社が取り扱っているキッチン製品のラインナップは多くはありません。

I型キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

L型キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

しかし、ペニンシュラキッチンの場合、工法を含めて商品自体も多様なラインナップを有していることがほとんど。

ペニンシュラキッチンは、完全オープンキッチンであるアイランド型と比べて価格が比較的安価です。

そして、施工的制限が比較的少ないため、さまざまな層から人気があり、それだけ品数も多いということです。

アイランド型キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

ですので、まさにピンからキリまで多様な値段設定の商品を見比べることが可能で、根気強く探せば思わぬ激安のペニンシュラキッチンを見つけることができるでしょう。

新規に購入してリフォームを行う場合でも、販売年数が古いペニンシュラキッチンなら、対面型キッチンでは破格の20万円台後半などのものも目にすることがあります。

つまり、型落ちに近い製品は激安購入を目指す方には狙い目となる商品です。

キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

まずは
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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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