1. ハピすむトップ
  2.  > 
  3. 床・フローリングリフォーム
  4.  > 
  5. フローリングのリノベーション費用!無垢と合板の特徴も紹介

キーワードから探す


2019年08月23日更新

フローリングのリノベーション費用!無垢と合板の特徴も紹介

フローリングをリノベーションする際の費用の目安をご紹介しています!フローリングのリノベーションに用いる無垢フローリングと合板フローリングの特徴やメリット・デメリットについても詳しく解説しています。またお得なフローリングの張り替え方もお伝えします。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

無垢フローリングと合板フローリングの特徴は?

フローリング リノベーション

内装のリノベーションをする際、「床」は占める面積が大きいため、室内の印象にも大きいく影響します。また足下を支え、直接住む人に触れるものですので、素材選びは重要です。

床をリノベーションする素材にはいくつかの種類がありますが、一番人気のある床材はフローリングではないでしょうか。

フローリングには大きく分けて「無垢フローリング」と「合板フローリング」の2つがあります。同じようにフローリングと呼ばれる両者ですが、実際には多くの違いがあります。

そこで今回は無垢フローリングと合板フローリングの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

無垢フローリングの特徴

フローリング リノベーション

無垢フローリングとは、天然素材である木を切り出しフローリング形状に加工したものです。1枚の木の板でできているので、単層フローリングと呼ばれることもあります。

樹種は柔らかい足ざわりのヒノキやスギ、硬く丈夫なオークやナラなどさまざまな種類があります。一般的に針葉樹は柔らかく、広葉樹は硬い傾向にあると言われています。

表面の仕上げはウレタン塗装やオイル仕上げなどがあり、ウレタン塗装は表面に皮膜を作るので、オイル仕上げに比べて汚れに強いです。オイル仕上げは木の肌触りを感じられる点で一定の人気があります。

無垢フローリングのメリット

  • 足ざわり、手触りが自然で心地よい
  • 季節に合った暖かさ冷たさを感じることができる
  • 木の風合いが高級感を演出する
  • 木本来の調湿作用がある
  • 木の香りが感じられる
  • しっかりと手入れをしていれば、耐久性が高い
  • 経年変化で味わい深い雰囲気になる

無垢フローリングのデメリット

  • 合板材に比べて傷がつきやすい
  • 膨張収縮するので、隙間ができたり反ったりする可能性がある
  • 節や木目が様々であったり、まばらである
  • 汚れを吸収してしまいやすい
  • 施工に手間と時間がかかる
  • 合板材に比べて価格が高い

合板フローリングの特徴

フローリング リノベーション

合板フローリングは、複合フローリングとも呼ばれ、複数の薄くスライスした木の板を何枚も重ねて接着剤で貼り合わせた合板を使用します。合板の表面には、天然木の薄板を貼ったものやプリントシートなどの化粧材を貼ったもの、塗装をしたものなどバリエーションがあります。

多くのハウスメーカーや工務店で標準施工の床材として使われていることから、一般的な住宅のフローリングは、ほとんどがこの合板フローリングです。

合板フローリングは薄い木目、濃い木目、カラーのついたものなど種類が豊富に選べます。色や模様も均一なため、統一感が出しやすいのが特徴です。

また、傷やよごれに強い、水に強い、床暖房に対応しているなどの機能性を備えたものもあり、メンテナンスも無垢材よりも楽に行うことができます。

合板フローリングのメリット

  • 品質が安定している
  • 量産されているので、比較的安価
  • 種類が非常に多く、好きなものを選ぶことができる
  • さまざまな機能を備えた合板もある
  • 汚れにくく、メンテナンスが楽

合板フローリングのデメリット

  • 無垢のような足ざわりの心地よさがない
  • 傷がつくと、下の合板が見えてくることがある
  • 接着剤や塗装の寿命がくると一気に劣化がすすむ
  • 無垢材に比べて耐久年数が短い

フローリング張り替えを重ね張りにすると?

フローリングのリノベーションには、「張り替え工法」と「重ね貼り工法」の2つ工法があります。

工法によって工期や仕上がりに違いがありますので、リノベーションする前に知っておきましょう。それぞれの工法について特徴をご紹介します。

フローリング リノベーション

張り替え工法

今ある床材を剥がし、新しいフローリングを貼る工法です。リノベーションする際に、一度床材を剥がしますので床下地のチェックも同時に行うことができます。

カーペット床からフローリングに変更するリノベーションの場合には、基本的にこの張り替え工法でないと対応できません。

また、重ね張り工法のように床全体の高さが高くなってしまうこともありません。

張り替え工法のデメリットは、既存フローリングを剥がす工事があるため、重ね張り工法に比べて工期が長く、解体費用などが高くなる点があります。

重ね貼り工法

既存のフローリングの上に、新たにフローリングを重ねて貼っていくリノベーション方法です。カバー工法、上張り工法、レイヤー工法などと呼ばれることもあります。

既存のフローリングを剥がしませんので、その分の費用が安くなります。工期も短く約8畳ほどであれば1日で完了する場合もあります。工事の際の音もそれほど大きくありません。

加えて、フローリングが二重になることで床の厚みが増し、床の強度・防音性・断熱性が高くなります。

重ね貼り工法のデメリットは、床の厚みが増えることです。床全体が高くなるため、床ギリギリにまであるドアや扉に影響が出ることや家具やキッチンの高さが合わなくなる可能性があります。

また、他の部屋との段差を解消する方法も考慮しておいた方が良いでしょう。

フローリングのリノベーション費用

フローリング リノベーション

フローリングのリノベーション費用はもとの床材がどんなものなのか、どのようなリノベーション方法なのか、どんなフローリングを使うのかによって、大きく変わります。

もとの床材については、カーペットやクッションフロアの場合、容易にはがしフローリングに張り替えることができることがから比較的安価です。

フローリングからフローリングに変える場合は、張り替え工法よりも重ね貼り工法が安く施工することができます。

畳からフローリングにリノベーションする場合、下地を調整して高さを揃える必要があるため、張り替え費用が比較的高額になります。

あくまで一例となりますが、無垢フローリングと合板フローリングの工事費用目安についてご紹介いたします。

なお、どちらのフローリングのリノベーション費用についても、内訳は同様で床材費、工事費、既存のフローリング撤去費に分けられます。

無垢フローリングの工事費用目安

無垢フローリングはその樹種によって、費用が異なります。スギやパイン材は柔らかく踏み心地は良いですが、傷がつきやすいこともあり比較的安価です。

ナラ材は硬く傷がつきにくいためメンテナンスは容易ですが、費用が高めです。

10畳を無垢フローリングにリノベーションした場合、全体として工事費用の目安は約20~35万円ほどになります。

合板フローリングの工事費用目安

合板フローリングは、板の厚み、表面の加工によって価格が変化します。「傷やよごれに強い加工や水に強い性質を持ったもの」「床暖房に対応したもの」「防音性があるもの」など、機能を備えたものから選ぶこともできます。

10畳を合板フローリングにリノベーションした場合、全体として工事費用の目安は約16~25万円が妥当だと思われます。

フローリングのリノベーションで注意すべきポイントは?

昇降機 設置

フローリングをリノベーションする際には注意すべきポイントがいくつかあります。

まず1つ目は、マンションの場合、使用できる床材に規定があるという点です。

多くのマンションでは階下の部屋への騒音対策として、使用できる床材の遮音等級が指定されています。

事前に管理規約を確認してどのようなフローリング材を使用できるかについて把握し、管理会社等にリノベーションする旨を伝えましょう。

2つ目は重ね張りで床をリノベーションする場合、段差が生じるケースがあるという点です。特に住宅のバリアフリー化を目的に床のリノベーションを行う際には注意が必要です。

床を重ね張りすると、元の床よりも新しい床材の分高さがでます。そのため、リノベーションを行った床とそうでない床とで高低差が生じてしまいます。

床を重ね張りでリノベーションする場合には、他の部屋との間に小さなスロープを設けるなど、安全性にも配慮する必要があるでしょう。

*/1
また、床が高くなる分、場所によってはドアの開閉が困難になり、想定していなかった箇所の調整工事も必要となってしまう可能性もあります。

床材を重ね張りして室内をバリアフロー化する場合は、リノベーションの対象となる部屋だけでなく、他の部屋との兼ね合いにも注意することが大切です。
*/2

満足度プラスαのフローリングのリノベーションにするために!

より満足度の高いフローリングにするために、リノベーションを行うタイミングで、他の箇所の工事や点検等も一緒に行うことをおすすめします。

たとえば、フローリングのリノベーションを行う際には、工事の対象となる箇所の床材を一旦全て剥がすことになります。この床材を剥がしたタイミングで、下地や基礎部分の点検なども行い、必要ならば補修工事も行うようにしましょう。

一般的にフローリングの耐用年数は約15年~20年と言われており、この年数を経過すると床材や下地の劣化が進行して、床の軋みや段差が目立つようになることがあります。

表面の床材は傷みが少なく見えても、下地部分の劣化が進行している可能性もあるため、張り替えを行う際には床材を剥がすタイミングで下地の傷み具合もチェックしてもらうと安心です。

また、冬場に床下からの冷えが気になる場合には、リノベーションのタイミングで床下の断熱材についても確認してもらいましょう。断熱材が劣化していたり、断熱材が充填されていないケースもあります。

床のリノベーションとあわせて、断熱材も性能の良い新しいものにすることで、より快適性の高い住宅にすることができるでしょう。

その他にも、フローリングの張り替えを行うタイミングで新たに床暖房を設置するのも良いでしょう。

床暖房の設置工事では床を剥がすことになるため、フローリングの張り替えのタイミングであれば床を剥が作業が一度で済みます。別々に工事を依頼する場合よりも費用を抑え、工期を短縮することが可能になるでしょう。

一方、既に床暖房を設置済みの戸建て住宅の場合は、フローリングの張り替え工事ができない場合もあるので注意が必要です。

床暖房のタイプにもよりますが、通常は床暖房の施工時に床暖房パネルとフローリングを強固な接着剤で固めます。そのため、床を剥がそうとすると床暖房パネルが損傷してしまう恐れがあるのです。

この場合、業者にフローリングの張り替えリノベーションを依頼しても、重ね張りを勧められることがあります。

床のリノベーションを行う際には床下の断熱材や床暖房の有無、種類などについて事前に確認しておくようにしましょう。

フローリングのリノベーション まとめ

フローリングのリノベーションには、いくつものバリエーションがあります。ご自身にあった方法や仕上がりを事前に検討することで、満足のいくリノベーションをおこなうことができるでしょう。

大手建材メーカーではコーディネート用シュミレーションサイトを提供しています。実際の素材サンプルを組み合わせ、リアルなカラーイメージを試せます。

また、床のリノベーションでは、床素材の張替えだけではく床下地もチェックしておくと、快適な住まいを長持ちさせることができます。

もし、床下地の状態が気になるようでしたら、リノベーションの際に相談してみるのもいいでしょう。

フローリング工事のみであれば大手ハウスメーカーより地域の身近な工務店の方が何かと行き届いた相談に乗ってくれるでしょう。電話セールスや飛込み営業の場合ほとんどが外注工事の営業会社なのでお勧めできません。いずれにしても工事会社には必ず一度は訪問し経営者の人柄や設備の整理整頓状況など確認しておきましょう。

床・フローリングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた床・フローリングリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国800社以上が加盟しており、床・フローリングリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

無料の見積もり比較はこちら>>

一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

一括見積もりを依頼する