2024年04月11日更新

監修記事

住宅をリフォームしたい!工事の依頼先はどこにする?

「リフォームしたい」と考える際に、たくさんあるリフォーム会社のどこに頼めばいいのか悩む方もいるでしょう。確かにリフォーム会社は多くありますが、それぞれに特徴があり、依頼する内容によって適した会社が違ってきます。まずはどのような会社があるのかこの記事でご説明していきましょう。

リフォームしたい!依頼先の種類は?

リフォーム 依頼

リフォーム工事をしてくれる業者にはいくつかの種類があることをご存知でしょうか。

大きく7つほどの種類に分けられますので、ご紹介していきましょう。

工務店

一つ目は地域にある工務店です。

リフォームを考える多くの方にとって身近な存在かもしれません。

新築の家屋の建設も手掛けることがあるため、内装だけのリフォームから外観に関わる大掛かりなリフォームまで対応でき、リフォームの種類が多岐に渡る工務店も多くあります。

地域密着型の工務店の場合には、周辺住民からの口コミを聞くことが容易にできるというメリットがあり、安心して依頼することができるでしょう。

また、大手ハウスメーカーとは異なり、あまり広告費をかけていないので、ハウスメーカーと比較すると価格が手ごろな場合が多いようです。

ハウスメーカー

ハウスメーカーも工務店と同様、新築も手掛けているため内装のリフォームのみならず、大規模なリフォームにも対応していることがほとんどです。

大手のハウスメーカーにはブランド力があり、実績も豊富なので品質もある程度保証されているというメリットがあります。

一方で、広告費や人件費がかかっていることが多く、費用はほかと比べて高めになる傾向があります。

住宅設備メーカー

トイレ設備のメーカーやキッチン設備のメーカーなどがリフォーム工事を請け負っている場合があります。

しかし上記の2つの会社とは異なり、家屋全体の大規模なリフォームというよりは水回りや建具などを中心としたリフォームがメインになります。

多くの場合、地元の工務店などを代理店として業務を委託しています。

設計事務所

部分的なリフォームというよりは大規模なリフォームに対応しています。

地元の工務店などと比較するとデザイン性に富んだ提案をしてくれる一方で、金額は高めになることが多いようです。

リフォーム工事専門業者

その名の通り、リフォームを専門にしている会社です。

大規模なリフォームから小規模なリフォームまで、様々なリフォームに対応しています。

そのため、様々なケースについて相談することが可能です。

また地域密着であることが多く、工務店と同様にその会社の評判について、口コミでの情報を収集しやすいという利点があります。

ガス・電気会社

ガス会社や電気会社によるリフォーム部門がある場合があります。

会社にもよりますが、リフォームの範囲は限定的な場合もあり、主にガスによる給湯設備のリフォームや電気関係のリフォームに対応しています。

家電量販店・ホームセンター

トイレや浴室などの設備を販売している家電量販店やホームセンターでは、その取り付け工事を行っており、小規模なリフォームに対応しています。

大掛かりなリフォームには対応していない場合が多いようです。

リフォーム工事・・・依頼先による費用の違いはある?

リフォーム工事にはその規模によって費用が異なります。

例えば、トイレの設備だけを取り換えるだけの小規模な工事と家全体の間取りを変更する大規模なリフォームではかかる時間も費用も違ってきます。

しかし、いずれの場合でも大手の会社では宣伝費や人件費がかかっていることが多く、その分がリフォーム費用に上乗せされている可能性があります。

また工事に関する保険や保証、メンテナンス費用が含まれていることもあります。

一方、地元密着型の工務店やリフォーム専門店などでは広告費や人件費に経費をかっていない場合が多いため、その分リフォーム費用も比較的安くなるといえます。

また、設計事務所に依頼した場合にはデザイン性の高いリフォームが実現するメリットがありますが、設計に関する費用が別途かかるようです。

このほか、大手の会社は自社の社員が直接工事に関わることは少なく、下請け業者に依頼して工事を行います。

場合によっては、孫請け業者が存在することもあります。

そうすると中間マージンが発生しますので、自社で工事まで請け負っている会社と比べてどうしても高くなりがちです。

リフォームを依頼する際には、何を大事に考えるかによって会社の選び方は変わってきます。

それによってかかる費用も違ってくるということがわかっていただけたのではないでしょうか。

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リフォーム依頼先ごとのメリット、デメリット

工務店

工務店の場合、地元密着型であることが多く、口コミによる情報を得やすいという大きなメリットがあります。

また、大規模なリフォームから小規模なリフォームまで対応していることも多いので、アドバイスをもらいやすいかもしれません。

自宅から工務店が近ければ、気軽に相談できるというメリットもあります。

ハウスメーカー

ハウスメーカーに依頼する場合、多くは新築時に建ててもらった会社に依頼することが多いのではないのでしょうか。

そのため、家の構造をよく理解しており、リフォームに関して様々な提案が可能になります。

デメリットとしては、先に挙げたとおり、人件費や広告費にかかる分の上乗せが考えられるため、費用が高い傾向がある点です。

また小規模な工事には対応していないこともあります。

住宅設備メーカー

多くの場合、設備の交換やその周辺の壁紙や床材の張替えをメインに行っています。

そのため、設備に関する情報は豊富でどのような設備にしようか悩んでいる時などは、適切なアドバイスをしてもらうことができるでしょう。

ただし、リフォームの範囲が工務店などと比べて限定的であるため、家の全面的なリフォームをするのは難しいと考えてください。

設計事務所

大規模でデザイン性の高いリフォームを考えているなら、設計事務所はリフォームの依頼先として大きなメリットがあるでしょう。

他の会社と比較しておしゃれなリフォーム案を提案してくれるはずです。

しかし、デザイン料としての費用がかかる可能性があります。

また、小規模なリフォームには対応していないこともありますので、確認が必要になります。

リフォーム工事専門業者

リフォーム工事専門業者のメリットは、多くのリフォームを手掛けていることによる実績の豊富さです。

そのため、様々な相談にのってくれますし、提案力も期待できます。

業者によって得意な分野がありますので、それを見極めて依頼するといいでしょう。

ガス・電気会社

それぞれの分野、例えばガス会社であれば給湯設備、電気会社であれば電気関係の設備のリフォームを中心に的確なアドバイスをもらうことができます。

しかし、大規模なリフォームには対応していないこともありますので、依頼を検討するときにどこまで工事をしてもらうことができるのか、確認をしておきましょう。

家電量販店・ホームセンター

家電量販店やホームセンターに依頼した場合、比較的安い金額で設備を取り付けられるというメリットがあります。

しかし、壁紙や床材はセットになっていることが多く、選択肢はあまりないようです。

こだわりのリフォームをしたいという場合には、総合的なリフォームを行える他の会社に相談したり、項目別に会社を使い分けて依頼した方が満足度があがるかもしれません。

しかし工事の工程管理や、施工順序などを間違うと2度手間になるなど、時間や知識が必要になるでしょう。

リフォームに対応する優良な業者をさがすには

自分が住んでいる地域でリフォームを得意としている会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住いの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いたうえで、適切で最適な業者を紹介してくれます。

また、運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業であり、複数の大手リフォーム会社が加盟しているので、安心して利用することができます。

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得意分野がある?リフォームの依頼先による違い

リフォーム 依頼

ここまで見てきたとおり、リフォームを行う会社にもそれぞれ得意不得意な分野があることがわかっていただけたかと思います。

それでは実際にどのような事例に対してどの会社が得意なのかをここから見ていきましょう。

部屋の間仕切り壁を撤去する

部屋の間仕切り壁は家の構造自体に影響がある場合、そう簡単に撤去することはできません。

そのため、まずはその家の構造をよく知っているまたは理解することのできる会社に依頼することが大切です。

その上で、どのようなリフォームが可能なのかを提案してくれる会社を選ぶことようにしましょう。

また、同じような事例の経験が豊富な会社を選ぶということも、リフォーム成功の鍵になります。

以上を踏まえると、工務店やハウスメーカー、リフォーム専門業者を中心とした大規模なリフォーム工事が可能な会社がおすすめです。

水回りを全面的にリフォームしたい

水回りのリフォームにおすすめなのは住宅設備メーカーやリフォーム専門業者です。

風呂場や洗面所、トイレと台所などの水回りの全面的な工事について総合的に依頼できる業者である必要がありますが、これらの会社は多くの事例を持っているので、様々なケースに対応することができるでしょう。

また、経験が豊富であることからスタッフが依頼者側の相談にのって様々なアドバイスをしてくれることも期待できます。

洗面化粧台の交換だけしたい

洗面化粧台の交換だけの場合は住宅設備メーカーや家電量販店、ホームセンターでリフォームすることが可能です。

上記2つのリフォーム工事と比較して、簡単な工事内容になりますので、そもそも大手のハウスメーカーなどはこのような小規模な工事に対応していない場合もあります。

通常、家の設備の交換をする場合は各メーカーのショールームで実物を確認することをおすすめいたしますが、リフォーム専門店や家電量販店などではいくつかのメーカーの住宅設備を同時に展示しています。

そのため、同時に複数のメーカーの商品を比較することができるというのも大きなメリットになるでしょう。

リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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