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2019年12月18日更新

リノベーションの見積もりを取る方法は?注意すべきポイントと費用例について

リノベーションには大がかりな工事が伴うため、かかる費用も高額になる傾向にあります。リノベーション費用を少しでもおさえるためには見積もりについての知識が必要です。今回はリノベーション費用の見積もりについてや費用例などをご紹介します。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

リノベーションの見積もりの取り方について

リノベーション 見積もり

リノベーション費用が適切かどうかを判断するためには見積もりを取ることが重要です。

見積書にはリノベーションの内容に沿って費用の詳細が記載してありますが、見積もりはどのように取ればいいのでしょうか。

リノベーション時の見積もりの取り方について、具体的に見ていきましょう。

リノベーションとリフォームの違い

そもそもリノベーションとリフォームでは、内容が異なることをご存知でしょうか。

リノベーションとは大規模な工事を伴い、住宅を包括的に捉え、室内環境や建物強度、生活動線の改善など住宅の価値や快適性を高めることを言います。

間取りの変更や増築などは、新しい価値を生み出す工事だと言えるのでリノベーションにあたるでしょう。

一方、リフォームとは経年劣化などで老朽化した住宅を新築時の状態にしたり、原状回復する単品、または部分的な工事のことを言います。

設備などを修理したり新しいものへ交換するなどの工事を指すことが多いでしょう。

対象の住宅にどのリフォームが必要で、生活環境を向上させるプランニングを含めてリフォームを組み合わせて提案するのがリノベーションと捉えるとわかりやすいでしょう。

リノベーションやリフォームに明確な線引きがあるわけではありませんが、おおまかでも違いを知っておくことで施工会社とのやり取りもスムーズになるでしょう。

最低3社は相見積もりを取るべき

見積もりを1社のみ取ったところで、リノベーション費用の相場を把握することはできません。

1社の見積もりだけだと本当に妥当な価格なのかが判断できず、高額な費用で契約してしまう可能性もあるでしょう。

また、値引きの交渉をする際にも比較対象がないため、どの部分が他の業者よりも高いのかなどを判断する材料が少なくなってしまいます。

そのため、リノベーション費用の相場を知るためには最低3社から相見積もりを取るようにしましょう。

インターネットや口コミなどで情報を集め、見積もりを依頼する業者をあらかじめ絞っておくようにします。

相見積もりは同じ条件で取らないと意味がない

複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を取る際に注意しなければならないことは、同じ条件で依頼するということです。

建具の種類や設備などが異なると金額も違ってきます。

そのため、せっかく複数社に相見積もりを取ったとしても、それぞれに違う条件で見積もり依頼をしていた場合、正確な比較ができなくなってしまうのです。

相見積もりを取る際は必ずすべての業者に同じ条件で依頼するようにしましょう。

リフォームは価格比較が比較的簡単にできますが、リノベーションはそれぞれの会社によって建物の価値向上や、生活の便利さの向上についての考え方などが異なり提案に差が出てきます。

間取りの変更においてもプランが異なり、工事内容も異なってくる為、金額の比較対象は難しいものです。

重要なことは提案されたプランが自分たちにとってこれから暮らしていくのに適したものかどうかの判断です。

使い勝手や建物強度、生活環境など、総合的に考えなければなりません。

見積もりが有料の場合があるので注意が必要

リノベーションに際しての見積もりは無料であるケースがほとんどですが、なかには有料見積もりの場合もあります。

有料の見積もりでは、図面作成やプランニングまで行われることが多く、その分の費用が必要になるケースがあるのです。

無料だと思って見積もりを取ったら有料だったとトラブルになる前に、「見積もりは無料か」や「どこまでが無料か」を依頼する前に確かめておくといいでしょう。

見積もりをもらったら確認すべきこととは?

では、見積もりをもらったら確認すべきこととはどのようなことがあるのでしょうか。

また見積もり依頼時にやってはいけないことなどはあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

「一式」など曖昧な表現は内訳を確認する

見積書の形式は業者によって異なります。注意したいのは金額に関する内訳が詳しく書かれておらず「一式」とだけ記載されている箇所が多い見積書です。

「一式」とだけ記載されていると、どのような工事内容なのか、どこまでの金額が含まれているのかなどの内訳がわかりません。

内訳の詳細を記載していない場合、資材や工事内容に対して割高な金額が設定されていたり、必要な工程にも関わらず別料金になっているケースもあります。

また見積もり金額は他より安かったのに、リノベーション工事が始まると別料金でプラスされるなどトラブルになる可能性もあるでしょう。

このように「一式」の記載が多い見積書の場合は、契約を結ぶ前に内訳の確認を必ず行いましょう。

施工中に発生する別料金の全てが不必要なものである訳ではなく、工事を進めていく上で壊れているところが発見されたり、取り付ける為に強度不足があったりした場合建物の強度不足の発見されることもありますので、工事中にもコミュニケーションをとり、一緒に状況を確認しながら説明を受け、

追加金額が発生する場合は都度書面で見積書を貰っておくと良いでしょう。

見積もりの有効期限を確認する

一般的に見積もりの有効期限は約2週間〜約6ヵ月の間となりますが、なぜ見積もりの有効期限を定めるのでしょうか。

実は、見積もりの金額はその期間限定の価格になっている場合があるのです。例えば、見積もり依頼時のキャンペーン価格が適用されている場合もあるでしょう。

また、木材など供給が不安定になるものの原材料の価格などは変動しやすく期間が設けられているケースもあります。

保証内容を確認する

見積もりを見るときは、どうしても金額に目が行きやすくなります。

しかし、リノベーション後も快適に過ごせるように、万が一不具合が発生した場合に備えて工事後の保証内容を確認する必要があります。

保証内容は見積書に記載されていないことも多いのですが、施工後の不具合に対してどこまで対応してもらえるのかや、保証の期間などについて業者に尋ねるようにしましょう。

工事費用だけではなく、アフターサービス等も含めて総合的に判断することが大切です。

他社の見積もりを提示するのはNG

複数社に見積もり依頼した場合、各社の見積もり金額は異なるでしょう。

しかし、「A社の見積もり金額はこれくらいだったが、B社はできないのか」などと言ってA社の見積もりをB社に見せることは避けましょう。

他社の見積もりを見せることはマナー違反とされており、信頼関係が損なわれて費用を安くしてくれるどころか、値引きの相談に乗ってもらえない可能性もあります。

しかし、見積もりを依頼する際はあらかじめ相見積もりであることを伝えておくと、競争意識が芽生え、見積もり提出時の金額が低めに設定されたり、色々な提案をしてもらえることもあるでしょう。



リノベーションの見積もりを作成する期間は?

リノベーションの見積もりを作成する期間は早くて5日間程度、間取り変更を伴うなどの大掛かりなリノベーションの場合は具体的な設計が必要になるため、約1ヵ月程度かかることもあります。

詳細が決まっていない状態で出す見積もりの場合はかかる日数が比較的短く、リノベーションを行う規模や内容、施主の要望に対して具体的な見積もりを出すためには日数が長くかかる傾向にあります。

また、リノベーションの場合は建築基準法などの確認申請が必要になることもあるため、リフォームより見積もり期間が長くなることが多いでしょう。

一方、1ヵ月を過ぎても見積もりがこない場合は、リノベーション業者に催促する必要があります。

進行状況などの説明をしてもらいましょう。

リノベーションの見積もりは時間がかかる傾向にあるとしても、1ヵ月以上見積もり作成が遅れる場合は何らかの連絡があるはずです。

しかし、連絡なしに1ヵ月以上見積もりが出ない場合は、そのリノベーション業者に工事を依頼すべきかどうかを含めてもう一度考える必要があるとも言えます。

また、一度催促の連絡をしてみてその後の対応を見た上で検討するのも良いでしょう。

リノベーションの見積もり時の注意点について

リノベーション 見積もり

正確な相場を知るためには複数社に見積もりを依頼する必要がありますが、多ければ多いほど得になるわけではありません。

通常、見積もりを依頼するときは、電話で相談したり、直接事務所等に出向き、希望を伝え、打ち合わせをしながら見積もりを依頼することになります。

しかし、何社も打ち合わせをしていくうちに条件や希望などがブレてしまい、同じ条件で見積もりを依頼できなくなる可能性も考えられます。

また、比較対象が多くなると依頼先を決定する際に迷ってしまいなかなか決められなくなってしまうこともあるでしょう。

依頼先を決めたら他の業者は断る必要がありますが、断りずらいと感じる人は少なくありません。

しかし、リノベーション業者は断られることも想定内で見積もり作成をしているため、躊躇せず断りの連絡を入れて構いません。

一番良くないのは連絡もせずにそのままにしておくことです。

業者が時間を設けて打ち合わせをして作成された見積もりだからこそ、何も連絡せずにいるのは失礼にあたります。

そのため、必ず断りの連絡は入れるようにしましょう。

リノベーションの費用例について

次に、リノベーションの費用例をご紹介します。

2DKをリノベーションする場合

【2DK→2DKへリノベーションした場合】

  • リノベーション費用相場(35平方メートルの場合):約87万円
  • リノベーション工事内容の例:室内全面塗装、電気工事、フローリング張り替え、キッチン交換、ユニットバス交換、クリーニング、インテリア設置など

中古マンションや賃貸物件の場合は2DKの間取りが多く、2DKから部屋数を変更しない場合は壁の撤去などを行わないため、比較的価格も低くなるでしょう。

壁紙の貼り変えやキッチン設備の交換などのリノベーションを行うと、部屋全体を新築物件のように新しくすることができます。

【2DK→1LDKへリノベーションした場合】

  • リノベーション費用相場(48平方メートルの場合):約630万円
  • リノベーション工事内容の例:フローリング張り替え、造作家具(バーカウンター)、電気工事、キッチン交換など

2DKから1LDKへ間取り変更を行う場合は大規模なリノベーションになりやすく、費用も高額になる傾向にあります。

また上記はアメリカンヴィンテージ仕様でテイストを統一したリノベーションの例です。

バーカウンターを造作したり無垢材を使用するなど、デザインや素材を重視する場合は費用は高額になりやすくなるでしょう。

古家をリノベーションする場合

【築40年の古家をリノベーションした場合】

  • リノベーション費用相場:約1500万円〜約2000万円
  • リノベーション工事内容の例:基礎の作り変え、家屋全体のフルリノベーション(配管工事、断熱工事、電気工事など含む)

古家の場合は布基礎であることが多く、コンクリートを流すなどして基礎部分を強化する必要があるでしょう。

また、雨漏り等で傷んでいる箇所がある場合には修繕する必要があります。

加えて古屋は断熱性が低い場合も多く、断熱材を充填したり内窓を設置するなどの工事が行われることも考えられます。

築年数が古い家屋はフルリノベーションをするケースが多く、その場合は費用が1000万円を超えるなど高額になる傾向にあります。

フルリフォーム・リノベーションに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたフルリフォーム・リノベーションは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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