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自転車置き場を簡単に作れるサイクルポートとは?
エクステリアに自転車置き場はあっても、屋根は付いていないのでは?自転車が雨ざらしになっていると、サビや汚れで寿命が短くなります。家族の大切な愛車を守るために、リフォームでサイクルポートを設置しましょう。
サイクルポートは支柱と屋根でできており、主に外構の側のスペースに設置します。屋根があることで自転車を雨風から守ります。外構リフォームをする時に一緒に設置すれば、エクステリアの雰囲気に合った自転車置き場ができます。
自転車置き場(サイクルポート)はDIYできる?
ホームセンターなどで屋根のパネルや支柱など、簡易的なサイクルポートが販売されています。
素人でも設置はできますが、様々な道具が必要ですし強い風で倒壊する危険があります。安全のためにもリフォーム会社に依頼しましょう。
サイクルポートの設置で覚えておきたいこと
リフォームの際に、サイクルポートを設置する場所を考えておきましょう。外構の近くで道路にすぐ出られる場所がおすすめです。周囲に植木鉢などの物を置かずに、スペースに余裕を持たせると自転車の出し入れが楽になります。
サイクルポートは壁に固定する必要がありませんが、屋根を支える柱を設置するための基礎工事が必要になります。設置場所の状況(家の壁との距離、窓や雨樋の干渉など)にあわせた形状のサイクルポートを選びましょう。
サイクルポートの高さは頭をぶつけない程度、約1.8mがおすすめです。背が高すぎるタイプだと雨風が吹き込みやすくなります。さまざまな高さや大きさのサイクルポートがありますので、自転車のサイズや台数、家族の身長などに合わせて選びましょう。
オプションで個性的なサイクルポートを作ろう
おすすめのオプションは、サイドパネルです。強い風が吹くと、サイクルポートの屋根があっても雨が縦横無尽に自転車に降り注ぎます。横にサイドパネルを設置すれば、しっかりと自転車を雨や風、ホコリから守れます。
自転車用の車止めバーもおすすめです。車輪をロックしておけば盗難防止になりますし、車輪止めとしても役に立ちます。外構がなく誰でも敷地に入れるようになっているなら、ぜひ取り入れましょう。
他にも夜に便利な自転車置き場を明るく照らすライト、支柱に取り付けて洗濯物が干せるようになる物干しセット、防犯カメラなどのオプションがあります。家族のニーズに合わせてオリジナルのサイクルポートを作りましょう。
自転車置き場(サイクルポート)のリフォーム価格相場
サイクルポートのサイズやグレード、工事場所の条件、リフォーム会社によって異なりますが、サイクルポート商品代・基礎工事代・組み立て代・残土処分代などで約15~25万円が相場価格となっています。
リフォーム会社に見積もりを取る際には、金額に残土処分代やその他の費用が含まれていないことがあります。提示された金額が全て込みの値段なのか、しっかり確認しておきましょう。
また、同じ内容のリフォームを依頼しても業者によって費用が大きく変わってくることがあります。
リフォーム会社に依頼するときは複数社から見積もりを取るようにしましょう。
サイクルポートの相場価格例
サイクルポート本体のみの価格の一例です。施工するリフォーム会社により、実際の価格は異なります。
ポリカーボネート屋根(熱線吸収タイプの場合 約46,000円加算)
間口×出幅 1801mm×2156mm
自転車数(大人用標準サイズ)3台
約143,000円
サイドパネル付き三面囲いタイプ
ポリカーボネート屋根(熱線吸収タイプの場合 約48,000円加算)
間口×出幅 2156mm×1801mm
自転車数(大人用標準サイズ)3台
約303,000円
サイクルポートを設置するメリット
エクステリアを自転車置き場にしている家庭は多いですが、自転車は雨にさらされたりホコリまみれになることで、錆びて寿命が短くなります。電動自転車やスポーツサイクルなどの高価な自転車は長く使いたいですよね。
サイクルポートなら屋根があるので雨や雪、鳥のフンから自転車を守れます。色やデザインがたくさんありますので、自宅のイメージに合うものを選べます。素敵なエクステリアの演出や、外構の一部としても利用できます。
約42m/秒からの強風に耐える「強風圧地域仕様」や豪雪などの積雪仕様など、自分の居住地域に合わせたサイクルポートを選ぶことで屋根が飛ぶ、倒壊などのトラブルの心配なく大切な自転車を守ることができます。
サイクルポートは特に子供のいるご家庭におすすめです。子どもを濡らすことなく自転車に乗り降りさせられます。かごに載せた荷物の積み下ろしも濡れずに行えますので、急な雨の時にありがたい存在です。
オプションパーツも多数用意されています。美しい塗装を施した自転車を守りたいなら、熱線吸収タイプの屋根を選びましょう。費用は割増しになりますが、紫外線や暑さによる色あせから自転車を守ることができます。
中でもおすすめのオプションが「輪留め」です。自転車の前輪を花壇や外構にぶつけないよう、ストッパーとして使えます。タイヤをチェーン錠で繋いでおけば、自転車の盗難も防ぐことができます。
設置の際に強風による倒壊が心配な時は、オプションパーツのサポート柱で屋根をガッチリと支え、サイクルポートの強度を上げましょう。必要に応じて取り外しが可能なタイプを選ぶと便利です。
支柱に取り付けると洗濯物を干せるようになるパーツ、夜に自転車置き場を明るく照らすライト、防犯カメラ、横殴りの風雨から自転車を守るサイドパネルなどもありますので、好みのオプションを組み合わせてみましょう。
サイクルポートを設置するデメリット
良いことづくめのサイクルポートですが、デメリットも存在します。まず見た目の問題で、柱が邪魔になります。屋根もあるため圧迫感が生まれ、庭が狭く感じるようになります。
屋根の素材は丈夫で耐候性もあり、十分な強度があります。カーポート自体も耐風圧強度が設定されているので安全性は高いですが、台風や天災により屋根が飛んでしまう可能性はゼロではありません。
サイクルポートでしっかりとした自転車置き場を作るには、支柱を建てるための基礎工事が必要です。そのためDIYで設置するのは難しく、リフォームを業者に依頼することになるので、費用がかかります。
リフォーム工事価格の相場はサイクルポート本体代・コンクリート施工の基礎工事代・組み立て代・残土処分代で約15~25万円です。サイクルポートのサイズやグレード、工事場所の状況により異なります。
サイクルポートのデメリットを解消する方法
設置の際に十分な安全対策と下調べをしておけば、サイクルポートのデメリットを解消できます。まずリフォーム会社に連絡をして適切なサイクルポート設置スペースの設定と、見積金額の算定をしてもらいましょう。
サイクルポートに適した場所を選び、予算に合った本体やオプションを選ぶことで工事費用を抑えることができます。リフォーム会社の見積もりには残土処分費代が含まれていないことがありますので、確認をしましょう。
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