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庭に砂利を敷くというリフォーム
庭に砂利を敷くリフォーム工事は庭の雰囲気を手軽に変えることのできるおすすめのリフォームです。ガーデニングをしたい方はエリアごとに砂利の色を変えるなど楽しみの幅が広がります。
また家の周りの外構やエクステリアにも砂利を用いることができます。大きさも色も多くの種類の砂利がありますので、どのような庭やエクステリアにしたいのかによって使用する砂利を選びましょう。
では、砂利を敷くリフォームにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。考えてみましょう。
砂利を敷くメリット
まず砂利を敷くメリットを4つ考えます。
砂利を敷くメリット1:雰囲気
砂利を敷くと植栽を移動させずに庭の雰囲気を変えることができます。庭や外構周りは多くの場合、土の色なので茶〜黒系の色です。
砂利は様々な色がありますので明るくしたいとかシックにしたいといったような要望に答えることができます。
砂利を敷くメリット2:雑草対策
雰囲気の変化に加えて、砂利があると雑草が生い茂ってしまうことを避けることができます。これは大きな利点の一つです。せっかくきれいに造園された庭を良い状態に保つために役立つものです。
ガーデニングをするときにはよく手入れをされたイングリッシュガーデンを思い浮かべるかもしれません。手入れをするときに敵となるのは雑草です。砂利はこの雑草に対処していくのに効果的です。
そうはいっても時間が経つと砂利の間に土がたまり雑草が生えてしまうことがあります。そのため、砂利の下に防草シートを敷くことを忘れないようにされてください。
造園業者や外構エクステリアのリフォーム業者に依頼する場合には、防草シ−ト敷き込みの費用まで見積もるように依頼されてください。
砂利を敷くメリット3:防犯
ただ砂利が敷いていあるだけでも人が歩くとジャリジャリと音がするものです。音がするということは防犯上の大きな利点となります。しかし、砂利の中には防犯の機能をもたせた砂利もあります。
そのような砂利は普通の砂利よりも大きな音がするようになっています。歩くとザクッザクッという大きな音がします。石を踏んで通常想像するよりも大きな音なので防犯に大変役立ちます。
防犯砂利はほとんどの場合、ガラスのリサイクルで作られています。石自体も軽く施工もしやすいというメリットもあります。
しかしながら、リサイクルで作られた石の場合、何度も何度も同じ箇所を繰り返し踏むと細かく砕けてしまい音がしなくなってしまうというデメリットがあります。
砂利を敷くメリット4:施工費用
他にも外構エクステリアのリフォームの方法としてはコンクリートを打つという方法があります。しかし、この工事は砂利の敷き込みに比べればはるかに高価です。
防草シートの敷設費用を含めても砂利は比較的安価に施工でき、施工後の見た目も自然と言う利点があります。ただ、砂利の種類によっては高価な物もあるので気をつけましょう。
砂利を敷くデメリット
次に砂利を敷くことのデメリットを見ていきましょう。
砂利を敷くデメリット1:汚れ
まずあげられる点としては、白色系の砂利を敷くと砂利が汚れやすいという点です。
常に動いている部分の石は汚れませんが、場所によってはあまり砂利が動かない場所もあります。そのような砂利に苔が生えてしまうことがあります。また、雨樋近くの砂利は汚れやすくなります。
砂利を敷くデメリット2:掃除
庭に木があると掃き掃除がしづらくなります。手で葉を1枚1枚拾っていくことは労力が求められます。同じようなことは雪かきの時にも生じます。雪が降った時に雪かきが必要な場所には砂利を敷かない方が良いでしょう。
砂利を敷くデメリット3:メンテナンス
砂利は放っておくと外に出てしまったり排水溝に落ちてしまったりして減っていくことがあります。庭や外構周りに雨水の排水溝がある場合、砂利が排水溝を詰まられてしまう場合もあります。
そのため、普段から外に出てしまった砂利を戻したり、排水溝に落ちた砂利をすぐに戻せるようにしておくと良いでしょう。排水溝に金属製のネットをかけることも良い方法です。
おすすめの白玉砂利 洋風ガーデンにもおすすめ
まずは白玉砂利をご紹介します。この砂利は見た目もきれいでとても人気のある砂利です。白の石灰岩を砕いて角を丸める加工をしてある砂利です。
庭の雰囲気が洋風でも和風でも用いることができます。全体に敷くと明るい雰囲気になりますし、部分的にアクセントとして用いることもできます。
一般的に庭には土があります。土の色は茶〜黒の間のような暗い色が多いので白の砂利を用いると大きく雰囲気を変えることができます。
おすすめの砂利ですが、水はけが悪いなど湿気が残る場所だと苔が生えやすく、白玉の場合目立ちますので注意が必要です。
シックな黒玉砂利 外構・エクステリアにもおすすめ
次にご紹介するのは黒玉砂利です。この砂利は白玉砂利とは対照的に黒色の砂利です。
どちらかといえば和風の雰囲気の庭に用いやすい砂利です。庭全体に敷くと落ち着いた雰囲気になります。アクセントとして用いると引き締まった印象を与えることができます。
和風の造園を楽しみたい方には特におすすめの砂利です。さらに、外構やエクステリアに用いるとモダンな印象を与えることもできます。
注意点としては、黒色の砂利は乾いている時と濡れている時で色の深みが大きく変わります。想像していた色と違うということにならないように、乾いた状態と濡れている状態の両方の色味を確認しましょう。
青緑砕石
この砂利は価格的にもリーズナブルで強い印象を与えない砂利です。色はグレー系の色味で、形は少し角ばっています。今までご紹介した石よりも小粒な砂利です。
一色ではなくて白っぽい色や濃いグレーの石が混ざっていますので、全体的に敷いても強い印象を与えません。すでに出来上がっている庭や、エクステリアに部分的に用いる砂利として人気があります。
例えばすでに植えている木の周りにこの砂利を部分的に敷くといった使い方をすると、今までとは少し雰囲気を変えることのできる造園リフォームとなるでしょう。
この石も濡れると色味が変わりますので、乾いている時と比較することをおすすめします。
防犯砂利
この砂利も人気のある砂利の一つです。最近はこの砂利をエントランスや家の裏側の細い通路に敷いてほしいという依頼が増えています。
この砂利は多くの場合、廃ガラスのリサイクルなどで作られています。最近は天然石で防犯砂利の機能を持った石も出てきています。軽い石で、踏むと「ザクッザクッ」という大きな音がします。
石を踏むと通常想像するよりも大きな音なので防犯に大変役立ちます。
この音は石と石の摩擦で発生しています。そのためリサイクルで作られた石の場合は、何度も何度も繰り返し踏むと細かく砕けてしまい音がしなくなってしまうというデメリットがあります。
砂利には多様な種類がある
ここでは代表的なものだけを挙げましたが、砂利の種類はもっとたくさんあります。様々な色が混ざってカラフルな砂利もありますし、ピンクがかった色味の砂利もあります。
イングリッシュガーデンのようなガーデニングをしてみたい方は多くの色味が混ざっている砂利を敷くと良い雰囲気になります。ガーデンアイテムやガーデン石材を扱っているお店で様々な砂利を選ぶのも楽しいものです。
石を敷くことは簡単そうに見えて、敷く際の厚みや水はけなどにも注意を払う必要がありますのでプロにご相談されることをおすすめします。
リフォーム会社に工事を依頼する際には外構・エクステリアを扱っていたり造園業を扱っている業者に相談しましょう。
リフォームを楽しみましょう
砂利を敷くことにはメリットやデメリットそれぞれあります。ガーデンアイテムやガーデン石材を扱っているお店で砂利を選ぶことも楽しいものです。
リフォーム工事の際には外構エクステリアのリフォーム会社にどのような雰囲気が希望なのかを伝えるようにしましょう。また排水溝の位置なども確認してもらいましょう。それによって使う砂利の色味や種類が変わってきます。
砂利は濡れている時と乾いている時で雰囲気が大きく異なります。そのような砂利の表情の変化を楽しんでガーデニングや造園を楽しんでください。
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