目次
芝生と人工芝はどちらがおすすめ?
庭を芝生にする場合には、天然の芝を用いる場合と、人工芝を使う場合の2つの方法があります。
この2種類の芝には、用途や目的、維持費などの面で大きく違いがあり、施工の際にはきちんと特性を知った上で選択しなければいけません。
人工芝はどんな特徴がある?
人工芝は樹脂などを原料とし、芝に似せて作られた製品です。
そのため、天然芝に比べて耐久力が高く、メンテナンスをこまめに行う必要がありません。
昔は下地の問題でクッション性が弱く、スポーツにはあまり向いていないとされていましたが、下地にゴムチップや砂などを用いることで天然芝に近い特性を実現できるようになっており、実際の競技場でも導入が進んでいます。
芝生・人工芝リフォームの前に知っておくこと
外構やエクステリアに美しい緑の芝生を植えると、お庭でのガーデニングやバーベキュー、スポーツなどがより一層楽しくなります。
芝生には、天然のものと人工芝があり、どちらも特徴や費用が異なるため、外構リフォームの目的に応じて選び分ける必要があります。
庭の芝生リフォームを造園業者に依頼する前に、まずは両者の違いや利点・欠点などを知っておきましょう。
芝生と人工芝の違い
天然の草で作られた芝生と違って、人工芝は、下地の布にパイル繊維を張り付けてシート状にしたものです。
芝生の特徴
天然の草でできた芝生は、柔らかいため踏み心地も良く、青々とした色ツヤが特徴です。
芝の高さは、約20~30ミリメートルを目安に、定期的な芝刈りで維持していきます。
人工芝の特徴
繊維でできた人工芝は、硬く独特の踏み心地をしています。
高さは天然の芝生と同じように20~30ミリメートルで作られるものもあれば、35ミリメートルになっているものもあり、幅1メートル×長さ5~10メートル単位で販売されています。
芝生リフォームのメリット・デメリット
天然の芝生は、天然ならではのメリットと、天然ゆえに生じるデメリットの両方を持ち合わせています。
芝生のメリット
芝生のメリットは、なんと言っても天然の芝特有の色ツヤです。四季や日光の当たり具合で変わる表情は、外構やガーデン全体を美しく彩ってくれることでしょう。
プランターや花壇の花ともよく調和しますので、エクステリア全体を使って本格的なガーデニングに挑戦することができます。
また、柔らかい芝は足腰への負担も少なく、膝をついたり寝転んだりと、お庭で自由に動き回れるという利点もあります。
リフォーム工事費用は平方メートルあたり約5千円と、どの造園業者でも比較的価格が安定しており、この導入コストの安さもメリットです。
芝生のデメリット
天然の芝生は、手入れをしない限り伸び続けるという欠点があります。春~秋にかけて芝刈りが必要です。また、芝以外の雑草も生えてきますので、草むしりも行いましょう。
さらに、芝生の庭を綺麗な状態に保つためには肥料が欠かせません。芝の種類によって肥料を撒くタイミングも異なるため、ある程度のガーデニングの知識は持っておくと良いでしょう。
また、天然芝は冬は枯れてしまうことが最大の欠点です。
「冬枯れ」と言って芝の成長が止まる時期になると、芝刈りの必要がなくなる代わりに、春まではお庭が茶色くくすんだ状態になり、エクステリアが物寂しくなってしまいます。
人工芝リフォームのメリット・デメリット
天然の芝生と違って、伸び続けることがないという利点を持つ人工芝ですが、品質を保つための下準備が欠かせないという欠点も持っています。
人工芝のメリット
人工芝を選ぶ理由として最も多く挙がる利点といえば、メンテナンスの少なさです。
購入時の高さから伸びることがない人口芝は、芝刈りの必要がなく、芝の間から雑草が生えてくることもありません。約10年間は、ほとんどお手入れせずに庭を美しく保つことができます。
硬い素材でできているため、雨や風で芝が傷むこともほとんどなく、踏んでもへたれることがありませんので、気兼ねなく芝の上を移動することができます。
人工芝のデメリット
少ない手入れでも丈夫な人工芝ですが、手入れが全く不要というわけではありません。
通常、芝生を施工するときは、地面の整地工事を行い下地を調整します。このとき、人工芝はさらに防草シートを張らなくてはなりません。
造園業者の防草シートの施行が不十分だと、人工芝の下から雑草が繁殖し、カビが生えてしまいます。
このように、リフォーム時に下地の調整や整地工事を怠ると、いかに丈夫な人工芝でもあっという間に劣化してしまうので注意しましょう。
また、人工芝の大きな欠点は、施工費用が天然芝よりも高額になることです。
人工芝のリフォーム工事費用は、造園業者にもよりますが、平方メートルあたり約2万円が相場ですが、グレードが高いものは約5万円になることもあります。
芝リフォームをDIYでやる場合
庭の部分的なスペース(2~3平方メートル)であればDIYでやるのも楽しいでしょう。
天然芝は生き物ですから敷き込みにはある程度技術を要しますが、人工芝なら整地や防草シートの敷き込みなど、きちんと手順をを押えてやれば無理なことではありません。
ただ、広い面積では下処理や排水勾配など整地の段階での計算が必要なのでDIYでは難しく、造園業者への依頼をお勧めします。
天然芝にはどんな特徴がある?
天然芝は肌触りが柔らかく、見た目についても人工芝より美しいのが特徴です。
クッション性についても、人工芝も進歩していますが、やはり天然の芝生にはかないません。
費用面でも施工費用が人工芝の10分の1と安価に施工できるのもポイントです。
天然芝のデメリット
人工芝と比較した場合の最も大きなデメリットはなんといっても手入れが面倒ということ。
季節にもよりますが、1ヶ月に一回は刈り込みを行い、肥料を散布しなければいけません。
水やりについてもあげすぎると雑草が生えてしまったり、根が腐ったりして芝生がダメになってしまうため、維持管理には注意が必要です。
こうみると防草対策やメンテナンスの面で人工芝が優れているように思われるかも知れませんが、質感や肌触りの良さについては天然芝が圧倒しているため、手間をかけるだけの価値は十分にあります。
庭を芝生にリフォームするための費用
費用を比較する前に、工事の内容を見てみましょう。
人工芝と天然芝では下地の作り方などの施工方法が大きく違うため、庭の状態によって費用や工事期間が大きく変わってきます。
人工芝の施工方法
人工芝はある程度自由に施工が行えるため、コンクリート舗装の上に滑り止めシートを敷設してその上に張り付けるだけでも施工は可能ですが、その場合はクッション性に問題が出てしまいます。
できるだけ天然芝に近い感触を求めるなら、コンクリート舗装を撤去し、土の上に下地を作った方が良いでしょう。
人工芝は下地作りが重要
舗装などを行っておらず土がむき出しの場合は、まず地面を掘り返し、雑草や石などを入念に取り除きます。
石があると人工芝を設置した際に凹凸になってしまいますし、雑草は少し根が残っているだけでも繁殖してしまうため、雑草対策としてもこの工程は重要です。
雑草と石の処理が終わったら、転圧機で地面を固めて平らに慣らしていきます。
もし水はけが悪い土壌なら、砂を土の上に散布し、水はけを改善しなければいけません。
後は雑草対策として防草シートを隙間無く貼り付け、人工芝を設置すれば完成です。
防草シートは地面に光が当たるのを防ぐことで防草対策を行うシートですので、もし施工段階で隙間ができてしまうと、その部分から雑草が生えてしまいます。
施工が簡単な防草シート付きの天然芝も販売されていますので、施工時間や費用などを考慮した上でリフォーム会社と相談して選ぶと良いでしょう。
天然芝の施工は土作りが大切
天然芝の場合は、庭の土の状態を芝生の育成に適したものに変更する必要があります。
天然芝はマット状になった芝生を設置することで簡単に施工できるのですが、下地となる土作りが適切に行われていないと、十分に根がはらず、ムラになったり隙間ができてしまったりするのです。
天然芝の植え付けは、まず地面を10cm程度掘り起こし、砂などを混ぜて水はけを改善するとともに石や雑草を取り除き、培養土入りの土を2cm程度重ね、平らになるように踏み固めてから芝生をはっていきます。
この時、芝生の張り方によって完成までの時間や費用が変わってきますので、リフォーム会社と相談の上でどのような張り方にするか決めておきましょう。
天然芝はどうしても防草対策が性質上難しいため、完成するまでの間、雑草を取り除き、砂をかぶせるなどの手間がかかることにも注意してください。
人工芝と天然芝で施工費用はどれぐらい変わる?
一般的な天然芝と人工芝で比較した場合、天然芝は下地作りを含めて1平米あたり約3,000円から、人工芝は同じ面積で約6,000円からとなります。
スポーツを目的として芝を設置する場合は、天然芝ではどうしても痛んで枯れてしまう可能性が高くなるため、人工芝を選んだ方が良いでしょう。
スポーツ向けの人工芝は平米あたり約12,000円と少々割高ですが、維持費などを考えるとこれぐらいの品質のものがおすすめです。
レンガと芝を組み合わせた場合の費用
単純に芝だけで庭を覆うのではなく、歩道やBBQスペースとしてレンガも使用する場合は、芝生だけの場合に比べてやや費用が高くなります。
これは、下地や施工方法の面で手間がかかることが理由で、レンガ敷きでは採石で下地を作り、モルタルでレンガをひとつずつ固定しなければいけないため、芝生より工事費用が高くなるのです。
ただ、組み合わせることによって単体で工事した場合より割高になるということはありません。
芝生の部分は天然芝、人工芝それぞれの相場となりますし、レンガ部分はレンガ敷きの相場となります。
レンガ敷き単体での費用は、平米あたり約7,000円ですので、例えば30平米を半分ずつレンガと人工芝でリフォームするなら、約195,000円が相場です。
庭を芝にするリフォームが得意な会社を探すには
自分が住んでいる地域で庭を人工芝や天然芝にするリフォームを得意としているリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。
運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、安心してご利用いただけます。
庭を砂利やコンクリートにリフォームする工事費用の相場は?
芝生は人工でも天然でもメンテナンスの手間がかかってしまいますが、砂利やコンクリートで舗装すれば維持費も殆どかからず、楽に防草対策ができます。
ただ、スポーツをしたい場合やデザイン的なことを考えると、芝生に比べてやや劣るため、見た目が気になるならあまりおすすめはできません。
庭に砂利を敷く場合の費用
砂利の価格の相場が1平米あたり約1,500円、工事費用の相場は約3,000円です。
30平方メートルの庭に砂利を敷き詰めた場合は、工賃が約90,000円、砂利代が約45,000円の合計約135,000円が相場となります。
デザインを考えて玉砂利のような品質の良い砂利を使った場合は、砂利の価格が通常の倍程度かかることもあるため、同程度の面積で費用が1.5倍程度になるでしょう。
コンクリートで庭を舗装する際にかかる費用
庭をコンクリートにリフォームする際にかかる費用の相場は、約200,000円です。
内訳は、コンクリート価格が30平方メートルで約150,000円、工事費用が約50,000円です。
なお、今回ご提示した費用はあくまで一つの参考例です。
リフォーム会社によって庭のリフォームにかかる費用に違いがあるため、見積もりを取る際には相見積もりにして費用を確認することが重要です。
施工する場所の形状が複雑な場合や、下地作りに手間がかかるような場合はもう少し費用が高くなります。
例えば、岩や埋め込み式のエクステリアなどがあるような場合は撤去したり、重機を使わずに手作業で下地を作ったりしなければいけなくなるため、工事費用は高くなるでしょう。
エクステリア以外にも、下地作りによって発生した残土や廃材などの処分にも別途費用が必要です。
コンクリート舗装の場合は、勾配をある程度つけておかないと水はけが悪くなってしまうため、施工会社の腕次第で仕上がりが大きく変わってしまいます。
施工を依頼する際には、コンクリート舗装に熟練したリフォーム会社を選びましょう。
リフォームにおすすめの天然の芝生3種
まずは、外構やエクステリアをガーデニング空間にするために欠かせない、天然の芝生のおすすめ品種を3種類ご紹介します。
芝生を構成している芝草には、寒地型と暖地型があり、寒地型は東北・北海道でのリフォームに適しています。
暖地型は日本の風土に適しており、関東より南側エリアのお庭では、こちらのタイプがおすすめです。
今回は、暖地型を2種、寒地型を1種ずつ、それぞれピックアップしました。
天然の芝生を選ぶときのポイント
リフォーム後は常に成長し続ける天然芝は、手入れが楽であることを工事の前に確認しておきましょう。
手入れが楽な芝生には、草丈が伸びにくい、肥料が少なくて済む、といった特徴があります。
暖地型「高麗芝」
「高麗芝」は、ガーデニングや造園では最もポピュラーな芝で、初心者にもおすすめの品種です。
なんと言っても草丈が短いため、芝刈りの負担も少なく、天然の芝の成長を見守りながらお手入れ楽しむことができます。
もともと九州やインドに分布している種類ですので、暖かい環境に強く、生育に適した温度が30度と高温多湿にも耐えることから、日本の関東より南側でのリフォームに適しています。
葉が細いタイプの「姫高麗芝」もありますが、こちらは成長が早いという特徴があります。
暖地型「バミューダグラス」
バミューダグラスは西洋芝ですが、暖地型なので日本の風土でも育てやすい人気の品種です。
繁殖力が強く、外構の芝刈りの頻度が多くなってしまいますが、その分耐久力が高いため、踏んでもへたれにくいという特徴を持っています。
また、塩害にも比較的強い品種ですので、沿岸部での外構リフォームにおすすめです。
寒地型「フェスク」
フェスクは寒地型ですので、東北~北海道でのガーデンリフォームにおすすめの品種です。
乾燥に強く、さらに日陰でも育ちやすいため、日照時間が短いエリアでも丈夫に育ちます。
また、暖地の気候でも繁殖することができますので、日本国内で幅広く選ぶことができます。
リフォームにおすすめの人工芝
人工芝は天然の芝生と比べて、芝刈りが不要というメリットがあります。また防草シートの敷き込みにより雑草の繁殖も避けられます。
この手入れの少なさを活かして、天然の芝生のメリットを併せ持つ種類を選ぶことで、美しくメンテナンスフリーなエクステリアを手に入れることができるでしょう。
人工芝のおすすめポイント
人工芝を選ぶときは、天然にの芝生近い見た目を持つことが最大の条件と言っても過言ではないでしょう。
安価な人工芝はビニールのような見た目をしており、せっかくのガーデニングを心から楽しむことができません。
せっかくお庭に芝生を施工するのであれば、やはり本物の芝生と見劣りしない品質を選んでおきましょう。
見た目・感触ともに天然に近い「リアル人工芝」
ビーカムから発売されている「リアル人工芝」は、その名の通り本物の芝生そっくりの見た目を持つことで人気を集めている人工芝です。
高麗芝やベント芝など、人気の品種を再現して作られた人工芝は、リアルさを演出するためにあえて茶色い草も取り入れるといった細かい工夫がなされています。
シートには遠目からはわからない排水口が付いており、雨が降ったときの水はけ対策もしっかり考えられているほか、遮光性も備えており、地面からの雑草の繁殖を抑える効果も持っています。
芝は柔らかく弾力のある踏み心地をしていますので、お庭で小さいお子様やペットを遊ばせるときも安心です。カッターなどで簡単にカットでき、工事の時の部材ロスを抑えることもできます。
販売されている種類は、草丈13ミリメートル~35ミリメートルがありますが、あまり薄いものはシートごしに地面の感触が伝わってしまいますので、一般住宅では35ミリメートル丈を選んでおくと良いでしょう。
庭のアプローチをリフォームする方法
庭のアプローチは、造園業者に依頼することで様々なリフォームができます。
外構が華やかな家は、住んでいるひとの生活を豊かにするだけでなく、道行く人や訪れるゲストにも好印象を与えることができます。
アプローチのエクステリアリフォームには沢山の方法があります。まずは代表的な種類を見てみましょう。
庭のアプローチでできること
アプローチは、様々な素材や建材、植木などを組み合わせて、自由にリフォームすることができます。
コンクリートを打設
アプローチ一面にコンクリートを打設し、歩きやすく雑草の少ない庭にガーデンリフォームすることができます。
アプローチを芝生に
アプローチに芝生を敷き詰め、緑豊かでガーデニングがより楽しくなる庭にリフォームすることが可能です。
アプローチを砂利敷きに
物足りない外構には、砂利を敷き詰めて意匠性を出すと良いでしょう。砂利を踏む音は敷地へ侵入者が来たことを知らせる防犯効果もあります。
レンガ・タイルを敷く
焼き物の風合いを持つレンガやタイルは、ガーデニングの植物やガーデンフラワーとの相性も抜群です。タイルの大きさやレンガの色を変えて、様々な雰囲気を演出してみましょう。
踏み石・枕木の設置
踏み石や枕木をアプローチに接地すると、エクステリアに庭園のような厳かな雰囲気をプラスすることがきます。芝生や砂利と組み合わせると、より効果的です。
シンボルツリーの設置
シンボルツリーがあると、エクステリア全体がより引き締まった空間になります。ツリーの価格は樹種によって異なります。
庭のアプローチリフォームにかかる費用
アプローチのリフォームは、単独で行える工事もあれば、それぞれ組み合わせが可能なものもあります。
まずは、1つ1つの工事費用を確認しておきましょう。
庭アプローチリフォームの費用相場
庭アプローチリフォームの費用は、それぞれ以下の通りです。
コンクリートを打設するリフォーム
・約6千円/平方メートルあたり
アプローチを芝生にするリフォーム
・天然芝:約2千円/平方メートルあたり
・人工芝:約2万円/平方メートルあたり
アプローチを砂利敷きにするリフォーム
・約2千円/平方メートルあたり
レンガ・タイルを敷くリフォーム
・約2万円/平方メートルあたり
踏み石を設置するリフォーム
・約5千円/1個
枕木を設置するリフォーム
・約4千円/1個
シンボルツリーを設置するリフォーム
・約2万円/1本
また、レンガやタイル、枕木などを価格の高いものにすると、上記の相場よりも費用が少し高くなります。
整地や廃材処分費
上記のリフォーム工事費用は、あくまでも、アプローチ部分が整地された状態の金額です。
アプローチのリフォームを行うためには、前もって外構の整地や廃材処分を済ませなければなりません。
・整地費用:約4千円/平方メートルあたり
・廃材処分費用:約2千円/平方メートルあたり
敷地に傾斜があったり岩が剥き出しになっていたりする場合は、造成費用として上記の相場費用よりもさらに割高になることがあります。
一方、既に整地された庭であれば、これらの工事が不要な場合もありますが、造園業者に見積もりを依頼する前に、あらかじめ予算に入れておくと良いでしょう。
庭アプローチのリフォーム事例と費用相場
最後に、庭アプローチのリフォーム費用を、具体的な事例を使って求めてみましょう。
なお、下記の事例はいずれも、アプローチの広さを20平方メートルと想定しています。
事例1)整地されていない庭にコンクリートとタイルを設置
・整地費用:約8万円
・廃材処分費用:約4万円
・コンクリート打設費用:約10万円/16平方メートル
・タイル敷き費用:約8万円/4平方メートル
合計:約30万円
事例2)整地されていない外構にレンガ+天然芝を設置
・整地費用:約8万円
・廃材処分費用:約4万円
・レンガ敷き費用:約8万円/4平方メートル
・芝生施工費用:約4万円/16平方メートル
合計:約25万円
事例3)整地済みの庭に砂利と踏み石で庭園風に
・砂利敷き費用:約4万円/18平方メートル
・踏み石施工費用:約8万円/8個
合計:約10万円
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