小牧市のリフォーム会社76選！事例・口コミも掲載

小牧市におけるリフォームの特徴

小牧市の住宅に関する理念・基本方針

小牧市では「交流や元気を育み安全・安心に暮らし続けられるまち」をまちの将来像とし、以下の目標をもとにまちづくりを推進しています。

1. 中心拠点や地域拠点、名鉄小牧線沿線を中心に居住や都市機能が集積した集約型都市づくり
2. 自然と調和しながら、新しい活力や多様な交流を育む産業基盤づくり
3. 自転車や徒歩、公共交通を重視した、車に過度に頼らなくても安全・安心に暮らせる生活圏づくり
4. 小牧の自然や歴史を大切にし、誇りの持てる都市環境・景観づくり
5. 将来にわたり健全な都市運営が可能な持続発展を続ける都市づくり

参考：小牧市-小牧市都市計画マスタープラン

これらの目標の中でも、特に住宅と深く関係のある目標3では、住宅の耐震化・不燃化の促進、地域コミュニティの活性化に向けた定住化の促進、車に過度に頼らなくても生活できる住環境づくり、空き家の適正管理や利活用の促進などが具体的な取り組みとして行われています。

小牧市の景観条例にかかわるリフォームの制限

小牧市では小牧山や東部丘陵の尾根線等の自然景観や上街道小牧宿や小牧山城の旧城下町
などの地域の個性的な景観を保全し発展させていくために、市全域を景観指定区域とする「小牧市都市景観計画」を定めています。

参考：小牧市-小牧市景観基本計画

小牧山へ一直線につながる小牧駅前線は特に景観形成を重点的に整備する区域として「都市景観形成重点地域」に指定されており、独自の景観形成基準を設定しています。

都市景観形成重点地域の景観形成基準

• 4階以上の建築物の壁面は道路境界より5m以上後退させる
• 屋根の形状や色彩は周囲の景観と調和のとれたものにする
• 外壁の色彩等は周囲の景観と調和のとれたものとし、目立つ色彩が広い面積をしめないようにする

参考：小牧市-都市景観形成重点地域

また、この都市景観形成重点地域では、建築物の新築や増築、大規模な模様替えや外壁面の色彩の変更をする際には届出が必要です。

都市景観形成重点区域を除く小牧市全域では、高さが20m以上または延べ床面積が2,000㎡以上の大規模な建築物の新築や増築、大規模な色彩の変更などを行う際に届出が必要になります。

参考：小牧市-大規模建築物等の届出について

小牧市の地震の危険度や被害予想

2020年度に小牧市より公開された小牧市耐震改修促進計画改訂版では、小牧市において想定されている2つの地震と、それぞれの地震における建物の被害予測がされています。

参考：小牧市-小牧市耐震改修促進計画改訂版

特に被害が大きいとされる想定濃尾地震では、小牧市の中でも特に岩倉市と隣り合っている地域や大山川沿いが建物倒壊の危険度が高いと予想されています。

参考：小牧市-地震ハザードマップ

小牧市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年度の小牧市の調査によると、小牧市の住宅における耐震化率は89%となっており、2025年度までに95%に引き上げることを目標としています。

耐震化の促進に向けては、パンフレットや講演会の開催などによる耐震化についての普及活動や無料耐震診断、耐震改修工事費の補助制度の実施などの取り組みが行われています。

小牧市で定められている防火地域のリフォームの制限

小牧市では、小牧駅周辺が防火地域、その周りの地域や味岡駅周辺が準防火地域に指定されています。

参考：小牧市-小牧市地図情報サービス

防火地域・準防火地域は防火対策のために都市計画で指定されている地域のことです。

防火地域では「地階を含む3階以上」または「延べ床面積が100㎡以上」の建築物の場合には、耐火建築物にする必要があり、これにあてはまらない場合でも耐火または準耐火建築物にしなければなりません。

準防火地域では「地階を除く4階以上」または「延べ床面積が1,500㎡以上」の建築物の場合には、耐火建築物、「地階を除く3階以下の建物で、延べ床面積が500〜1,500㎡」の場合には準耐火建築物にする必要があります。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

小牧市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、小牧市が属する愛知県からは541件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報 2022

商品やサービスの契約などで業者とトラブルになっているといった場合には、一度消費生活センターへ相談することを検討してみてください。

小牧市に設置してある小牧市消費生活センターでは、消費生活に関わるトラブルなどについて専門の知識を持った相談員に相談することができます。

相談の際には、サービスや商品の契約書やトラブル発生時の状況などをわかりやすく伝えられるよう準備しておきましょう。

参考：国民生活センター-小牧市消費生活センター

小牧市の住宅データ

小牧市の人口は2022年12月1日時点の小牧市の調査によると、約150,000人とされています。

参考：小牧市-人口世帯表

小牧市が属している愛知県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、59.5%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、愛知県の持ち家率は低めであることが分かります。

参考：愛知県-愛知県の住宅・土地

また、小牧市の属している愛知県で最も新築の建築数が多かった年について、令和4年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で1992年が最も多く、89,499戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告