南房総市のリフォーム会社49選！事例・口コミも掲載

南房総市におけるリフォームの特徴

南房総市の住宅に関する理念・基本方針

南房総市では、”ひと・ゆめ・みらい　地域で創る魅力の郷　南房総”という理念を掲げています。

この理念を実現させるために下記6つの基本方針を定め、住まい・まちづくりに取り組んでいます。

1. 優しく安心して暮らせる南房総
2. 活力ある地域産業の南房総
3. 豊かな学びと文化の南房総
4. 安全で快適な南房総
5. 地域がつながる便利な南房総
6. 市民が創る南房総

参考：南房総市-第2次南房総市総合計画

南房総市の住まいの環境づくりの支援として、既存建物の環境整備に資する取り組みや、環境にやさしい再生可能エネルギーの活用などを推進しています。

また、具体的な事業として、木造住宅耐震改修費補助金事業、住宅等木質バイオマス暖房機等設置費等補助金事業、住宅用設備等脱炭素化促進事業などを行っています。

南房総市の地震の危険度や被害予想

南房総市では、千葉県北西部を震源とした地震を想定した各地域の震度や建物の被害を表した防災ハザードマップを公表しています。

地震が発生した場合、JR内房線の岩井駅周辺、富浦駅周辺、南三原駅周辺などが非常に揺れやすい地域となっています。

また、想定地震による建物の被害は、建物全壊率や建物焼失率ともに低く、10棟未満であると想定されています。

参考：南房総市-南房総市防災ハザードマップ

南房総市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年1月に南房総市が行った調査によると、南房総市内の住宅の耐震化率は71.8％となっています。

この調査結果をふまえて、今後の目標値を千葉県全体の耐震化率に準じて95％に設定しています。

参考：南房総市-南房総市耐震改修促進計画

南房総市の耐震化率が低い理由は、県北都市部などと比較して住宅の建替えが少ないことが影響しているものと考えられています。

南房総市では、1981年以前に旧耐震基準によって建築された全ての住宅について耐震診断を推進し、耐震化率の目標の達成に向けて、耐震改修などを促進させる施策を推進しています。

その施策として、住宅の所有者にとって耐震診断および耐震改修を行いやすい環境の整備や負担軽減のための制度の構築など、耐震化の促進に必要な施策を講じています。

また、支援策として、木造住宅耐震化促進事業、ブロック塀等撤去支援事業、要緊急安全確認大規模建築物耐震改修事業に取り組んでいます。

南房総市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、南房総市が属している千葉県のリフォームに関する相談件数は年間で814件となっています。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また、南房総市では消費生活相談窓口を開設し、悪質商法による被害や消費者と事業者との契約トラブルなどの消費生活に関する相談に対応するため、消費生活相談員を配置し、消費生活相談を実施しています。

参考：南房総市-消費生活相談窓口のご案内

南房総市の住宅データ

2023年5月に南房総市が行った調査によると、南房総市の人口は約35,000人です。

1年前の2022年5月時点の人口が約36,000人であるため、比較すると約1,000人の減少となっています。

参考：南房総市-毎月住民基本台帳人口

また、2018年に南房総市が行った調査によれば、南房総市の持ち家率は91.5％となっています。

これは、千葉県内の市町村では最も多く、2019年時点での全国の持ち家率平均61.2％と比べると、かなり高い水準です。

参考：総務省統計局-平成30年住宅・土地統計調査

南房総市が属する千葉県で最も新築件数が多かった年は、2018年9月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1993年から2022年までの過去30年間で1994年が一番多く、87,278戸でした。

参考：国土交通省-新築着工統計調査報告