大子町のリフォーム会社24選！事例・口コミも掲載

大子町におけるリフォームの特徴

大子町の住宅に関する理念・基本方針

大子町では、第6次大子町総合計画に基づき、住宅に関する基本理念を「誰もが安心・安全に暮らせる思いやりに満ちたまちづくり」とし、施策を展開しています。

この計画では、住環境に関する現状について少子高齢化や人口減少、地震や台風などへの対策、住宅に対するニーズの変化などを挙げ、総合的な住宅施策を展開していく必要性があるとしています。

また、住宅に関する課題としては、人口減少に伴う住宅・建築物の老朽化や、空き家の増加などが挙げられています。

課題に対応し、良好な住環境を形成していくための具体的な取り組みとしては、建築物の耐震化や不燃化の促進、空き家の利活用の推進や住宅助成金を充実し、定住促進・住環境の向上、障害者や高齢者が安心して暮らせる地域包括ケアシステムの構築や生活環境づくりなどが行われています。

そのほかにも、木造住宅建設助成金の交付や住宅リフォーム助成金の交付などの支援も行われています。

参考：大子町-第6次大子町総合計画

大子町の景観条例にかかわるリフォームの制限

大子町では景観条例は定められていませんが、景観法に基づいた茨城県景観条例によって、大規模な建築物の建築などを行う際には、届出をする必要があります。

届出の対象行為と規模は以下のとおりです。

参考：参考：茨城県-茨城県景観形成条例

届出は工事に着手する30日前までに行うようにしてください。

大子町の地震の危険度や被害予想

茨城県南部の地震が起こった際には、大子町で震度4から震度5弱の揺れになることが予想されています。

大子町の中でも、久慈川より東側の地域で揺れが強くなることが予想されています。

参考：大子町-大子町耐震改修促進計画

また、茨城県南部の地震が起こった際の、大子町における建物の被害棟数は、全壊・半壊ともに0と推定されています。

参考：茨城県-茨城県地震被害想定について

大子町の掲げる耐震化への取り組みと現状

2018年の大子町の調査によると、大子町の住宅における耐震化率は54%となっており、2025年度までに58%にすることを目標としています。

参考：大子町-大子町耐震改修促進計画

耐震化の促進に向けては、耐震診断・耐震改修に対する税の特例措置や住宅金融支援機構の耐震診断・耐震改修に対する融資制度などの周知活動などが行われています。

大子町の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、大子町が属する茨城県からは156件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

住宅リフォームなどで業者とトラブルになって困った場合などには、消費生活センターへ相談することを検討してみてください。

消費生活センターでは、消費生活全般に関するトラブルなどについての相談を、専門の知識を持った相談員に行うことができます。

相談員には守秘義務があるため、安心して相談することができるでしょう。

事前に契約関係の書類などを用意しておくとスムーズに相談できます。

なお、大子町消費生活センターを利用できるのは、原則として大子町にお住まいの方となります。

参考：国民生活センター‐大子町消費生活センター

大子町の住宅データ

大子町の人口は2023年5月1日時点の大子町の調査によると、約15,000人とされています。

参考：大子町-大子町の人口

第6次大子町総合計画によると、大子町の総人口は2015年から減少が続き、年少人口および生産年齢人口の減少が続いているのに対して、老年人口はほぼ横ばいで推移しています。

参考：大子町-第6次大子町総合計画

大子町が属している茨城県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、71.2%となっています。

同年度の持ち家率の全国平均61.2%と比較すると、茨城県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：茨城県-指標からみた茨城

大子町の属している茨城県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1991年が最も多く、40,250戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告