かすみがうら市のリフォーム会社33選！事例・口コミも掲載

かすみがうら市におけるリフォームの特徴

かすみがうら市の住宅に関する理念・基本方針

かすみがうら市では、次の5つの基本方針を軸として調和のとれた施策の展開を図っています。

1. 環境と共生する都市の創造
2. 保健・医療・福祉の体制強化
3. 新たな教育文化都市の創造
4. 個性を融合させた地域産業の育成
5. 市民と行政との協働

参考：かすみがうら市-かすみがうら市第2次総合計画

具体的な施策は、中心拠点であるJR神立駅の周辺において安全で良好な住環境を有し、利便性が高い地域への居住の誘導を行い、地区計画などによって良好な住環境を形成しています。

さらに住まいるマイホーム応援補助事業として、定住及び住環境の向上を図るため、市内在住者が住宅の建築を行う場合に住宅取得費用の一部を補助し、住宅リフォームにおいては助成を拡充しています。

かすみがうら市の景観条例にかかわるリフォームの制限

かすみがうら市では属している茨城県景観形成条例に基づき、建築物等を建築する際には、その美観、色彩等に留意し、周囲の景観に十分調和するよう配慮が必要です。

かすみがうら市内各地域の特性を尊重しながら周辺の景観との調和に配慮し、優れた景観の形成を図ることとされています。

また建築物の新築、増築、改築もしくは移転または模様換えもしくは色彩の変更において、都市計画区域と都市計画区域外の地域では次のような制限があります。

都市計画区域や用途地域では高さ31メートル超、非用途地域では高さ20メートル超、延床面積2,000平方メートル超、都市計画区域外は高さ15メートルを超える場合、知事への届出が必要です。

参考：茨城県-茨城県景観形成条例

かすみがうら市の地震の危険度や被害予想

かすみがうら市では、1997年3月に茨城県が実施した「茨城県地震被害想定調査」によって想定した地震、茨城県南部地震（M7.0）が発生した場合の揺れやすさを想定した地震ハザードマップを作成、公表しています。

茨城県南部地震が発生した場合、かすみがうら市全域で震度5強が観測されるとされています。

特に揺れやすい地域は下記の通りです。

参考：かすみがうら市-かすみがうら市地震ハザードマップ

上記の地区では震度6強を観測すると想定されています。

また地震による建物倒壊危険度が高い地域は、かすみがうら市を流れる河川の流域を中心に建物半壊率は5％程度と低くなっています。

かすみがうら市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年にかすみがうら市が行った調査によると、かすみがうら市内における住宅の耐震化率は90％となっています。

参考：かすみがうら市-かすみがうら市耐震改修促進計画

今後の目標数値を概ね解消できているとのことですが、さらに耐震改修を行うために住宅所有者とかすみがうら市それぞれの役割を全うすることが重要です。

住宅の所有者は建築物の倒壊による道路の閉塞や建築物の出火など、地域の安全性に重大な影響を与えかねないということを十分認識して、自己責任で建築物の地震に対する安全性を確保するよう努力しなければなりません。

また、かすみがうら市は住宅の所有者が主体的に耐震化に取り組むことができるよう支援しています。

旧耐震基準の住宅の所有者、管理者等に対し、耐震化に向けた情報提供や意識啓発を行い市民の理解を深めながら、耐震診断及び耐震改修を促しています。

かすみがうら市で定められている防火地域のリフォームの制限

かすみがうら市では、都市計画に基づき準防火地域が定められています。

なお、かすみがうら市内では防火地域は定められていません。

準防火地域は、JR神立駅西口周辺の地区となっています。

参考：かすみがうら市-かすみがうら市都市計画図

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

かすみがうら市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、かすみがうら市が属している茨城県では、リフォームに関する相談件数が年間で156件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

かすみがうら市が開設している消費生活センターでは、かすみがうら市に在住、在勤、在学の方を対象に、悪徳商法や事業者との契約トラブルなど、消費生活における困りごとについて相談が可能です。

専門の相談員が情報提供や助言、業者へのあっせんなどを行ってくれます。

参考：かすみがうら市-かすみがうら市消費生活センター

かすみがうら市の住宅データ

2023年4月時点でのかすみがうら市の調査によると、かすみがうら市の人口は約39,000人です。

前年の2022年4月での人口は約39,000人であったため、人口を比較するとほぼ横ばいで推移しています。

参考：かすみがうら市-かすみがうら市の常住人口

また、かすみがうら市の持ち家率は、2018年に行われたかすみがうら市の調査によると76.4％となっています。

2019年9月時点での全国の平均持ち家率は61.2％であったため、比較するとかなり高い水準となっています。

茨城県で、最も新築の建築件数が多かった年は、2023年4月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1993年から2022年までの過去30年間において1994年が最も多く37,549戸でした。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告