守谷市のリフォーム会社52選！事例・口コミも掲載

守谷市におけるリフォームの特徴

守谷市の住宅に関する理念・基本方針

守谷市では「緑きらめき　人が輝く　絆つなぐまち　もりや」を将来像に掲げ、誰もが安心・安全に暮らせる住まい・まちづくりに取り組んでいます。

その将来像に近づけていくため、守谷市では7つの基本政策を施策展開の柱としています。7つの基本政策の中で住宅・住環境に関するものは「安心・安全に暮らせるまち”生活環境”」です。

基本的な考え方として「生活環境の保全や防災・防犯対策の充実を図るとともに、市民意識の高揚と地域活動の活性化を進め、安全・安心に暮らせるまち」を打ち立てています。

参考：守谷市‐第二次守谷市総合計画

上記の考え方に基づいて、生活環境の保全を図り、子育て世代から高齢者や障害者まで誰もが安心・安全に暮らせる住まい・まちづくりへの取り組みを続けています。

守谷市の景観条例にかかわるリフォームの制限

守谷市では景観法および「守谷市景観法の施行等に関する条例」に基づいて、守谷市景観計画を策定しています。

守谷市は市全域を利根川、鬼怒川、小貝川に囲まれた豊かな水辺と樹林地、農地といった緑豊かな自然に恵まれたまちです。

また守谷市から望める眺望的景観としては筑波山、富士山などがあり大切な景観資源であることから、守谷市内の公共の場からこれらが望めるように保全していかなければなりません。

守谷市の景観計画に定められる地域は市内全域になりますが、その中でも重点的に景観を保全していくべき「景観形成重点地区」は守谷駅東口・西口駅前の商業地域とされています。

守谷市では景観を保全していくために、一定の規模を超える建築物を建築・増築・改築などの行為をおこなう場合、届出が必要になります。

景観計画区域の守谷市全域では、高さが10ｍを超え、かつ延べ床面積が1,000㎡を超える建築物の新築・改築・増築および移転、外観の過半を変更することとなる修繕もしくは模様替え、色彩の変更をおこなう場合に届出が必要です。

また景観形成重点地区においては、建築物を対象とする行為の内で以下のものは届出が必要になります。

• 建築基準法第6条の規定の適用を受けることになる建築物の新築・改築・増築および移転、外観の過半を変更することとなる修繕もしくは模様替え
• 建築基準法第6条の規定の適用を受けた建築物の外観の過半を変更することとなる色彩の変更

参考：守谷市‐守谷市景観計画

守谷市の地震の危険度や被害予想

　
今後、守谷市に大きな被害をもたらす地震として予測されているのは、「茨城県南部の地震」や「茨城・埼玉県境の地震」などで、いずれもマグニチュード7クラスの地震とされています。

「茨城県南部の地震」での守谷市の予想最大震度は市内全域で震度6強、「茨城・埼玉県境の地震」でも多くの地域で震度6弱となっています。

これらの地震による守谷市の建物被害予想としては、発生時刻を冬の夕刻18時とした場合に次のとおりです。

茨城県南部の地震

茨城・埼玉県境の地震

守谷市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2022年に改訂された守谷市耐震改修促進計画によると、2018年における守谷市の住宅総戸数は約25,000戸となっています。そのうち約25,000戸が耐震性を満たしており、守谷市の耐震化率は約97.8%でした。

参考：守谷市‐守谷市耐震改修促進計画

守谷市では2025年度までに耐震性が不十分な住宅を概ね解消することを目標として、引き続き耐震化促進への取り組みを続けています。

具体的な取り組みは耐震改修などに関する融資制度（リフォーム融資）や、リフォームアドバイザーの養成、木造住宅耐震診断士の養成などです。

また耐震改修について相談ができる窓口の開設、情報提供の充実、ホームページなどでの普及啓発活動などにも力を入れています。

守谷市で定められている防火地域のリフォームの制限

守谷市で防火地域に指定されている地域は、守谷駅東口・西口周辺の商業地域で、中央2丁目・4丁目です。

また守谷市で準防火地域に指定されている地域は、守谷駅東口・西口周辺の防火地域の周辺の近隣商業地域になり、中央2丁目の一部が該当します。

参考：守谷市‐都市計画図

防火地域や準防火地域に指定されている地域では、建物の多くが耐火構造・準耐火構造および防火構造で建てられているため、これらの地域で建築・改築・増築などの行為を行う場合は、建物の構造に合わせた施工をする必要があります。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

守谷市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の調査によると、守谷市が属している茨城県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は約670件でした。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター‐住宅相談統計年報2022 資料編

守谷市では原則として市内にお住まいの方を対象に、消費生活全般に関する相談を受け付けています。

商品やサービスに対する苦情、事業者との契約内容についてのトラブルや心配事、悪徳業者とのトラブルや問題点など、消費生活全般に関する相談を専門知識を持つ相談員に相談することができます。

参考：国民生活センター-守谷市消費生活センター

守谷市の住宅データ

2023年5月1日時点での守谷市の調査によると、守谷市の総人口は約70,000人でした。前年の2022年5月時点での守谷市の総人口も約70,000人だったため、人口の増減を比較するとほぼなく横ばいの状態でした。

参考：守谷市‐人口

2018年の総務省統計局による住宅・土地統計調査によると、守谷市が属している茨城県での持ち家率は約71.2%となっており、全国の持ち家率の61.2%よりかなり多くなっています。

参考：総務省統計局‐住宅・土地統計調査

2023年1月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、守谷市が属している茨城県で新築の建築件数は、1990年から2021年までの約30年間の間で1990年がもっとも多く約43,000件でした。

参考：国土交通省‐建築着工統計調査