つくばみらい市のリフォーム会社39選！事例・口コミも掲載

つくばみらい市におけるリフォームの特徴

つくばみらい市の住宅に関する理念・基本方針

つくばみらい市では、第2次つくばみらい市総合計画にもとづき、住宅に関する基本理念を「市民目線に立った質の高いまちを創る」とし、施策を展開しています。

基本理念のもと、施策の基本方針が以下のとおりに掲げられています。

• 空き家対策の推進
• 公営住宅の適切な供給
• 地域の個性を大切にする景観形成の推進
• 良質な生活環境の保全
• 再生可能エネルギーの導入

参考：つくばみらい市-第2次つくばみらい市総合計画

具体的な取り組みとしては、空き家相談などの予防、空き家のパトロールや所有者への助言などの適正管理、空き家バンクや補助金などによる利活用の促進、住宅困窮者への公営住宅供給や民間賃貸住宅家賃の一部補助などが行われています。

つくばみらい市の景観条例にかかわるリフォームの制限

つくばみらい市では、景観法にもとづいたつくばみらい市景観計画が定められています。

この計画では、小貝川や鬼怒川、台通用水と斜面緑地、水田と新田集落などの自然景観、台地端部に形成される昔からの街並みや板橋不動尊などの歴史的景観などを保全しながら、市街地などにおける景観をより発展させ魅力的なものにしていくことが目的となっています。

また、つくばみらい市では市全域が景観計画区域の対象地域となっており、一定規模以上の建築物の建築などを行う際には、市に対して届出を行う必要があります。

また、地域の特性を踏まえ、重点的に景観を形成する必要がある地区を景観形成重点地区とし、これらの地域では市全域とは届出の基準が異なります。

届出の対象となる行為は以下のとおりです。

対象地域

参考：つくばみらい市-つくばみらい市景観計画

つくばみらい市の地震の危険度や被害予想

つくばみらい市で発生する可能性がある地震が起こった際、つくばみらい市では市全域で震度6弱から震度6強の揺れになることが予想されています。

つくばみらい市の中でも特に、南部の谷井田や伊丹などの周辺地域で揺れが強くなることが予想されています。

また、建物の倒壊については、北部の県道130号線沿いなどが特に危険度が高いです。

参考：つくばみらい市-ハザードマップ

茨城県南部の地震が起こった際の、つくばみらい市における建物の被害想定は以下のとおりです。

全壊棟数：230
半壊棟数：1400

参考：茨城県-茨城県地震被害調査報告書

つくばみらい市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2022年のつくばみらい市の調査によると、つくばみらい市の住宅における耐震化率は77.5%となっており、2030年までに耐震性の不十分な住宅を概ね解消することを目標としています。

参考：つくばみらい市-つくばみらい市耐震改修促進計画

耐震化の促進に向けては、耐震補強事業の実施、税制上の優遇措置に関する情報の提供、住宅耐震・リフォームアドバイザーの登録リストの公表、安心して相談できる環境の整備などの取り組みが行われています。

つくばみらい市で定められている防火地域のリフォームの制限

つくばみらい市では、防火地域はなく、準防火地域のみが指定されています。

準防火地域は、陽光台にあるみらい平駅周辺です。

参考：つくばみらい市-都市計画図

防火地域や準防火地域は、延焼を防ぐために都市計画法にもとづいて定められている地域のことです。

これらの地域では、建物の高さや延べ床面積に応じて建物の構造に一定の規制が設けられています。

準防火地域では、「地階を除く4階以上の建物」または「延べ床面積1500㎡超の建物」の場合には耐火建築物、「地階を除く3階以下の建物で、延べ床面積が500㎡超かつ1500㎡以下のもの」の場合には準耐火建築物にする必要があります。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

つくばみらい市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、つくばみらい市が属する茨城県からは156件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

住宅リフォームなどで業者とトラブルになって困った場合などには消費生活センターで相談することを検討してみてください。
消費生活センターでは、住宅リフォームを含む消費生活全般に関するトラブルなどについて専門の相談員に相談することができます。

相談は無料で行うことが可能です。（ただし、電話料金はかかります）

参考：国民生活センター-つくばみらい市消費生活センター

つくばみらい市の住宅データ

つくばみらい市の人口は2023年5月1日時点のつくばみらい市の調査によると、約51,000人とされています。

参考：つくばみらい市-市の人口

第2次つくばみらい市総合計画によると、つくばみらい市の人口は2005年にみらい平のまち開きが行われて以降住宅開発などによって人口は大きく増加しています。

参考：つくばみらい市-第2次つくばみらい市総合計画

つくばみらい市が属している茨城県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、71.2%となっています。

同年度の持ち家率の全国平均61.2%と比較すると、茨城県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：茨城県-指標からみた茨城

統計要覧によると、2015年のつくばみらい市における持ち家数は13,936世帯となっています。

参考：つくばみらい市-統計要覧

つくばみらい市の属している茨城県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022の間で1991年が最も多く、40,250戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告