【2025年版】宅配ボックスの後付けリフォーム費用はいくら?種類・選び方・注意点をプロが解説

「日中に不在であることが多くて荷物を受け取れない…」そんなお悩みを宅配ボックスの後付けリフォームで解決しませんか?とはいえ、「宅配ボックスにはどのような種類があるのか」「費用はどれくらいかかるのか」など、分かりにくいことが多いですよね。この記事では、宅配ボックスの種類や費用相場はもちろん、設置で後悔しないための選び方のポイント、知っておきたい注意点、さらには活用できる補助金制度まで、宅配ボックスリフォームに関するあらゆる情報を網羅的に解説します。あなたの暮らしにぴったりの一台を見つけて、再配達のストレスから解放される便利な毎日を手に入れましょう。

2025年06月24日更新

監修記事
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宅配ボックスを後付けするメリット

宅配ボックスの後付けリフォームには、時間を気にせず荷物が受け取れたり、防犯性が向上したりするといったメリットがあります。これらのメリットを理解し、宅配ボックスを上手に活用できるようにしましょう。

【メリット1】時間を気にせず荷物が受け取れる

宅配ボックスを後付けすると、時間を気にせず荷物を受け取れます。これにより、再配達を依頼する手間がなくなるほか、配達時間に縛られるストレスから解放されます。

また、入浴中や急な外出で荷物を受け取れないといったケースも防げます。共働きのご夫婦や単身者など、不在の時間が多い世帯は、宅配ボックスの後付けによって利便性が格段に向上するでしょう。

【メリット2】防犯性が向上し、安心して暮らせる

宅配ボックスを後付けすることで、住まいの防犯性向上の効果も期待できます。

たとえば、地面に固定されているタイプや、埋め込みタイプの宅配ボックスであれば、荷物を盗まれる心配が軽減されます。また、宅配ボックスがあることで対面での対応が不要になり、プライバシーを守ることが可能です。

このように、宅配ボックスを後付けすれば、防犯性が高まり安心して生活を送れるでしょう。

>>防犯リフォームで安心できる住まいづくり

【メリット3】子供だけで留守番させている時間も、非対面で受け取れるから安心

宅配ボックスの後付けリフォームは、子育て世帯にとって非常に有益です。

たとえば、お子様だけで留守番させている時間に荷物が届いた場合、宅配ボックスがあれば非対面で受け取れます。お子様がドア越しで荷物を受け取る必要がないため、宅配業者を装った犯罪への不安を解消できるでしょう。

宅配ボックスの後付けによって、お子様を身の回りの危険から守れるのは大きなメリットといえます。

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宅配ボックスの注意すべきデメリット

宅配ボックスは、設置に十分なスペースが必要であるほか、場合によっては盗難のリスクがあるなどのデメリットがあります。メリットだけでなくデメリットも把握し、宅配ボックスの後付けリフォームで後悔しないようにしましょう。

【デメリット1】設置には十分なスペースが必要

宅配ボックスを後付けする際、設置スペースの確保が必要です。

設置スペースを検討するときは、宅配ボックス本体のサイズだけでなく、扉の開閉や荷物の出し入れに必要なスペースも考慮しなければなりません。「宅配ボックスを置いたら出入りしにくくなった」というケースも少なくないため、リフォーム前の十分な計画が必要不可欠です。

特に、大型の荷物を受け取ることが多い場合は、十分な設置スペースを確保するようにしましょう。

【デメリット2】製品によっては盗難・いたずらのリスクがある

宅配ボックスは、製品によって盗難やいたずらのリスクが懸念されます。

たとえば、簡易的に設置する据え置きタイプの場合、宅配ボックスごと盗まれるリスクがあります。この対策として、ワイヤーでの固定だけでなく、アンカーボルト(※)で地面に固定するなどの工夫が欠かせません。

アンカーボルトとは?

コンクリートなどに物を固定するためのボルト

柱状の構造物をコンクリート基礎に固定するアンカーボルト

また、防犯カメラを設置して、住まいの防犯性を高めることも効果的です。

【デメリット3】日常使用での細かなトラブルと対策

宅配ボックスを使い始めると、「思っていたより荷物が入らなかった」「暗証番号を配達員が書き忘れた(間違えていた)」「子供が遊んで閉じ込められないか心配」といった、細かなトラブルや心配事が出てくる可能性もあります。

そのためサイズ選びの際の再確認や、配達員への明確な依頼方法の工夫、子供の安全に配慮した製品選び(内部からの解錠機能など)や設置場所の工夫などが大切です。また、機械式の鍵の紛失や、電気式の故障時の対応、定期的なメンテナンスの必要性も念頭に置いておきましょう。

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【戸建て用】宅配ボックスの種類と特徴

戸建て用の宅配ボックスは、全部で5種類あります。それぞれの特徴を知り、あなたの住まいにぴったりの宅配ボックスを見つけましょう。

【種類1】簡易タイプ|工事不要ですぐに試せる手軽さが魅力

1つめは、工事不要で簡単に後付けできる「簡易タイプ」です。

簡易タイプの宅配ボックスには、箱型やバッグ状になっているものなどさまざまな仕様があります。たとえば、バック状のものを選べば、使わないときは折りたたんで収納できるため、設置スペースに余裕がなくても邪魔になりません。

ただし、簡易タイプの宅配ボックスは盗難のリスクがあるため、あらゆる防犯対策が必要不可欠です。

【種類2】据え置きタイプ|後付けリフォームの王道で選択肢も豊富

2つめは、バリエーションが豊富な「据え置きタイプ」です。

据え置きタイプの宅配ボックスは、アンカーボルトを使って地面に固定するのが一般的です。床に穴をあけて固定できない場合は、接着剤や重りを使って固定するケースもあります。

据え置きタイプの場合、アンカーボルトで固定する作業自体は半日~1日程度で完了することが多いですが、設置場所の状況(コンクリートか土かなど)によって下準備が必要な場合もあります。リフォーム業者に依頼すれば、適切な固定方法を提案してくれるでしょう。

【種類3】壁掛けタイプ|玄関を省スペース化するコンパクトモデル

3つめは、省スペースにも有効な「壁掛けタイプ」です。

外壁に固定する方法が一般的で、設置に十分なスペースを取れない場合に採用されることが多い傾向にあります。壁掛けタイプの宅配ボックスを後付けすれば、床面のスペースがあくため、空間の圧迫感を軽減できるでしょう。

なお、外壁に固定する際は、外壁の強度が十分であるかを確認しなければなりません。壁内部の構造確認や補強が必要な場合もあるため、工事期間が少し延びることもあります。

【種類4】埋め込みタイプ|外観と一体化する最高のデザイン性と防犯性

4つめは、見た目がきれいに納まる「埋め込みタイプ」です。外壁や門塀に宅配ボックスを埋め込むことで、建物や玄関アプローチと一体化します。

一方、荷物を裏側から取り出せるものを選べば、わざわざ外に出て荷物を取りに行く必要がなくなります。ただし、埋め込みタイプの宅配ボックスを後付けする際は、外壁や門塀など設置場所の強度をあらかじめチェックしなければなりません。

また、埋め込みタイプの場合は外壁や門柱の解体・補修も伴うため、ほかの種類より工事期間は長くなる傾向(数日~1週間程度)があるため、外構工事の一環として計画的に進めるのがおすすめです。

【種類5】独立(ポール)タイプ|住まいの顔となるデザイン性の高い門柱

5つめは、デザイン性の高い「独立(ポール)タイプ」です。

ポールのついた宅配ボックスを地面に固定することで、地面から高さが出て、屈まずに荷物を受け取れます。また、ポールのついた宅配ボックスは、スタイリッシュでモダンな印象を与えるでしょう。

独立タイプの宅配ボックスは、「機能門柱」としてインターホンやポストなどもあわせて設置できるため、デザイン性を重視したい場合におすすめです。

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【機能で選ぶ】後悔しないための3つのチェックポイント

宅配ボックスは、製品によって施錠方法や付加機能などが異なります。機能性の違いなど3つのチェックポイントを理解し、宅配ボックス選びで後悔しないようにしましょう。

【チェックポイント1】施錠方法|電気の有無で利便性とコストが変わる

宅配ボックスの施錠方法には、「機械式」と「電気式」の2通りがあります。

施錠方法の種類
施錠方法特徴電気工事の有無
機械式鍵の差し込みや暗証番号の入力で施錠する
電気式カードキーやタッチパネルで施錠する

機械式は鍵を差し込んだり、ダイヤルを回して暗証番号を入力したりする必要があります。一方、電気式はカードキーやタッチパネルで施錠できるため、セキュリティーが高いといえます。

【チェックポイント2】素材|家の外観と耐久性を左右する

宅配ボックスには、ポリエチレン製やプラスチック製、金属製のものがあります。

宅配ボックスの素材
素材メリットデメリット
ポリエチレン製軽量で持ち運びしやすい耐久性に欠ける
プラスチック製安価で手に入る耐久性に欠ける
金属製耐久性・防水性に優れている設置工事が必要

ポリエチレン製やプラスチック製は、軽量で持ち運びしやすいというメリットがある一方、耐久性や防水性に懸念が残ります。それに対して、金属製は耐久性や防水性に優れている上、荷物の盗難リスクも最小限に抑えられます。

素材の特徴や費用から総合的に判断し、適切なものを選べるようにしましょう。

【チェックポイント3】便利な付加機能|暮らしがもっと豊かになるオプション

最近では、IoT技術を活用したスマート宅配ボックスも人気です。

スマートフォンへの通知はもちろん、遠隔での解錠操作、カメラ機能による配達状況の確認や宅配業者との会話、さらには複数の荷物を異なるタイミングで受け取れる機能や、集荷依頼に対応しているモデルも登場しています。また、購入前に自宅の設置場所に実物大の宅配ボックスをAR(拡張現実)で表示し、設置イメージを確認できるアプリを提供しているメーカーもあります。

こうした先進機能も視野に入れると、より便利で安心な宅配ライフが実現できるでしょう。

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【種類別】宅配ボックスの後付けリフォーム費用相場

宅配ボックスの後付けリフォーム費用は、「本体価格」と「設置工事費」をあわせた価格となり、種類によって大きく変動します。種類別の費用相場を参考にし、リフォームプランを具体化しましょう。

簡易タイプの費用相場

簡易タイプの宅配ボックスは、本体価格0.3万〜3万円で後付け可能です。

通常は購入者自身で設置するため、専門業者による工事費用は発生しません。なお、軽微な固定作業を依頼する場合は、数千円~1万円程度かかる場合があります。

また、機能が充実した仕様を選ぶと、費用相場よりも高くなるケースもあるため注意しましょう。

据え置きタイプの費用相場

据え置きタイプの費用相場は、1.5万〜15万円が目安となります。

据え置きタイプの費用相場
本体価格1万〜10万円
設置工事費0.5万〜5万円

設置工事費には、通常、設置場所の確認、アンカーボルトによる固定作業、作業後の清掃などが含まれます。また、コンクリートの穴あけが必要な場合や、既存設備の移動が必要な場合は追加費用がかかることもあるため、見積もり時に詳細を確認しましょう。

壁掛けタイプの費用相場

壁掛けタイプの費用相場は、3.5万〜20万円が目安となります。

壁掛けタイプの費用相場
本体価格2万〜15万円
設置工事費1.5万〜5万円

費用は壁の下地補強や穴あけ、防水処理など、作業内容によって変動するため、上記よりも高くなる可能性があります。

埋め込みタイプの費用相場

埋め込みタイプの費用相場は、10万〜50万円が目安です。

埋め込みタイプの費用相場
本体価格5万〜30万円
設置工事費5万〜20万円

埋め込みタイプは、壁や門柱の開口、埋め込み、塗装、電気工事(必要な場合)など、工事内容が多岐にわたるため、高額になる傾向があります。施工箇所の状況によっては、費用が大きく変動するため注意しましょう。

独立タイプ(ポールタイプ)の費用相場

独立タイプの費用相場は、5万〜28万円が目安です。

独立タイプ(ポールタイプ)の費用相場
本体価格3万〜20万円
設置工事費2万〜8万円

門柱タイプや宅配通知機能付きのものを選ぶと、本体価格が上記よりも高くなる可能性があります。また、ポールの埋め込みや電源引き込みなどが必要な場合、設置工事費が高くなる可能性もあるため、予算オーバーには気をつけましょう。

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失敗しない!宅配ボックスリフォームの選び方5つのポイント

宅配ボックスのリフォームには、設置場所やサイズ・容量などいくつかの選び方のポイントがあります。選び方のポイントを把握し、後悔しないリフォームを実現しましょう。

【ポイント1】設置場所で選ぶ|玄関周りのどこに置く?

宅配ボックスをリフォームするなら、設置場所によって適切なものを選ぶことが重要です。おもな設置場所の候補と、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

設置場所の候補とメリット・デメリット
設置場所メリットデメリット
玄関ドアの横荷物の取り出しがスムーズ玄関ポーチが狭くなる
門柱・門扉の周辺プライバシーを保護できる道路からの見た目が気になる
アプローチ利便性が高くなる通行の妨げになるおそれがある
駐車場の周辺広いスペースを確保しやすい車からの排気ガスが気になる
勝手口の周辺盗難リスクが低い配達員に分かりにくい

宅配ボックスの使い勝手や住まいの防犯性、外観などから総合的に判断し、適切な設置場所を検討しましょう。その上で、設置場所に合う宅配ボックスを選ぶことが重要です。

玄関ドアにつけるタイプは、デメリットもある

ドアにつけるタイプの宅配ボックスは、吊り下げ式で場所を取らないのがメリットである一方、重量に制限があるなどのデメリットもあるため注意しましょう。

>>玄関ドアもあわせてリフォームする

【ポイント2】サイズと容量で選ぶ|よく頼む荷物が入るか確認

「宅配ボックスを設置したのに荷物が入らなかった」という失敗を防ぐため、サイズと容量を慎重に選ぶことが非常に重要です。宅配ボックスのサイズや容量は、普段受け取る荷物のサイズを確認することが欠かせません。

たとえば、メール便のような薄いものから、段ボールのサイズ、飲料のケースや米袋のような重量物まで考慮します。また、家族構成や通販の利用頻度、まとめ買いをするかなども考慮し、必要な容量を見極めることが大切です。

「家族構成が変わる」、「通販の利用が今後増えそう」といった将来的な変化も考慮すると、宅配ボックスを長く快適に使えるでしょう。

特殊な荷物への対応

冷蔵や冷凍の商品を扱うクール便を受け取ることが多い場合、 電源が必要なタイプや、専用の保冷剤を入れて使用するタイプがあります。設置場所や管理の手間を考慮して選びましょう。

【ポイント3】デザインと素材で選ぶ|家の外観と調和させる

宅配ボックスは玄関周りに設置されるケースが多いため、家の外観イメージを左右するアイテムのひとつといえます。そのため、機能性だけでなくデザインや素材にもこだわりましょう。

宅配ボックスの主な素材と特徴は、以下のとおりです。

宅配ボックスの主な素材と特徴
素材特徴
ステンレス耐久性が高く錆が出にくい
スチール比較的安価でデザインも豊富
アルミデザインの自由度が高い
樹脂軽量で比較的安価
木製ナチュラルな外観で温かみがある

素材やデザインを選ぶときは、家の外壁や玄関ドアとの調和を考えることが重要です。また、宅配ボックスは屋外に設置されるため、砂埃や雨だれなどの汚れが目立ちにくいものを選ぶとよいでしょう。

デザインと素材選びのポイント

周囲のエクステリアと色味や素材感を合わせると、より洗練された印象になります。

>>門まわりもあわせてリフォームする

【ポイント4】設置方法で選ぶ|希望する使い方に合わせる

宅配ボックスの設置方法には、据え置きや壁掛け、埋め込みなどがあります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、設置場所の状況や希望する使い方に合わせて選びましょう。

設置方法とメリット・デメリット
設置方法メリットデメリット
据え置き設置場所の自由度が高い床面のスペースが狭くなる
壁掛け省スペースでも設置可能大容量のボックスには不向き
埋め込み外観と一体化する設置費用が高額になりやすい
独立スタイリッシュな見た目になる設置場所に制限がある

宅配ボックスの設置スペースが限られている場合は、壁掛けや埋め込みがおすすめです。一方、重量のある荷物を受け取ることが多い場合は、据え置きや独立が向いているでしょう。

【ポイント5】業者選びで選ぶ|信頼できる会社を見極める

宅配ボックスのリフォームは、製品選びだけでなく、適切な施工が伴って初めてその機能を発揮します。したがって、信頼できる業者を選ぶことが、リフォーム成功の鍵といえるでしょう。

業者を選ぶ際は、以下の項目をチェックしてください。

信頼できる業者を見極めるポイント
  • 見積もりを比較検討する
  • 施工実績や評判をチェックする
  • 保証やアフターサービスを確認する
  • コミュニケーションの取りやすさを見極める

特に複数の業者から見積もりを取る際は、単に総額の安さだけで比較するのではなく、提案内容の詳細(使用する製品のグレード、工事範囲、保証期間など)、担当者の知識や対応の丁寧さもしっかりと比較検討しましょう。「一式」といった曖昧な項目が多い見積もりや、契約を急かすような業者には注意が必要です。

ハピすむでは、宅配ボックスリフォームの実績が豊富な優良業者を無料でご紹介しています。複数の業者からの見積もりを簡単に比較でき、専門のアドバイザーにも相談できるため、安心して最適な業者選びが可能です。ぜひご活用ください。

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【2025年最新】人気の宅配ボックスメーカーとおすすめ製品

ここでは、人気の宅配ボックスメーカーとそのおすすめ製品を3つ紹介します。それぞれの特徴や違いを理解し、使い勝手のよい理想の宅配ボックスを見つけましょう。

【おすすめ1】コンボ(Panasonic)

Panasonicのコンボシリーズは、圧倒的なシェアとブランドの信頼性が魅力です。特に、子育て世帯にとって大きなメリットがある製品といえるでしょう。

たとえば、万が一お子様が内部に閉じ込められた場合でも、内部のレバー操作で内側から解錠・開扉できる「閉じ込め防止機能」が一部のモデルに付いているため、小さなお子様がいても安心して利用できます。

サイズや設置方法(埋め込み、据え置き、壁掛け)、カラーの選択肢も非常に豊富で、理想の宅配ボックスを見つけやすいでしょう。

【おすすめ2】スマート宅配ポスト(LIXIL)

LIXILのスマート宅配ボックスは、現代のライフスタイルに合わせた利便性の高さが特徴です。たとえば、スマートフォンと連携することで、荷物の投函・取り出し時にスマートフォンに通知が届き、荷物の状況をリアルタイムで把握できます。

また、外出先から宅配業者と会話したり、遠隔で解錠して次の荷物を受け取ったりすることも可能です。スマート宅配ポストは、スマートなシルエットが特徴的なため、デザイン性の高さも魅力のひとつといえるでしょう。

【おすすめ3】フレムス(三協アルミ)

三協アルミのフレムスは、インターホンやポスト、表札などをひとまとめにした多機能の機能ポールです。

スマートなデザインが特徴で、フレームと宅配ボックスの間に空間を設けることにより圧迫感を軽減。建物や周囲のエクステリアにも馴染みやすく、どの住まいにも合わせやすいのがメリットです。

二世帯住宅にも対応したタイプもあるなど、選択肢の多さもポイントといえるでしょう。

【おすすめ4】Nasta Box(Nasta)

Nastaは、シンプルなデザインと機能性で人気のメーカーです。「Nasta Box」シリーズは、受取だけでなく発送にも対応したモデルがあり、サイズ展開も豊富です。

また、大型郵便物対応の「Qual(クオール)」シリーズと組み合わせれば、エントランス空間をすっきりとまとめることができます。

大型郵便物にも対応できるNastaの宅配ボックス「Qual(クオール)」
出典:Qual(Nasta)
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【DIYは可能?】プロの専門業者に依頼すべき3つの理由

宅配ボックスを自分で設置するDIYリフォームは、強度不足のおそれがあるほか、電気工事などの技術を必要とする場合もあるためおすすめできません。また、DIYで失敗した場合、かえってコストがかかってしまうことを考えると、業者への依頼が合理的といえます。

プロの専門業者に依頼すべき理由を知り、適切な方法でリフォームできるようにしましょう。

【理由1】安全性が保たれる

宅配ボックスの後付けをプロの業者に依頼すると、強度不足のリスクが軽減されることで「安全性」が保たれます。

仮に、地面に固定するタイプの宅配ボックスを後付けする場合、地盤の状況や製品の仕様に合わせた基礎工事をしなければなりません。また、壁掛けタイプの場合は、確実に固定して落下や傾きを防ぐことが必要不可欠です。後付けリフォームを自分で行う場合、これらの施工に不備が生じるおそれもあり、宅配ボックスを安全に使用できなくなることもあります。

しかし、リフォーム経験が豊富な業者に依頼すれば、適切な方法でリフォームできるため、宅配ボックスを長期にわたって利用できるでしょう。

【理由2】美観を維持できる

宅配ボックスの後付けを業者に依頼する場合、住まいの「美観」を損なう心配がありません。

専門業者は、宅配ボックスの色やデザインが住宅の外壁やエクステリアと調和するように、最適な製品提案や設置位置の検討を行います。また、設置工事において、壁や地面への穴あけ、配線処理など、細部までこだわって仕上げます。

DIYの場合、適切な製品の選択や細部にこだわった丁寧な作業が難しいことから、思わぬところで美観を損ねてしまうでしょう。

【理由3】保証があって安心

宅配ボックスの後付けを業者に依頼する場合、設置後の施工不良や不具合に対する「保証」を受けられるため、長期にわたって安心して宅配ボックスを利用できます。

たとえば、施工不良によって宅配ボックスに不具合が生じた場合、無償修理や交換の対象となるかもしれません。DIYで設置した場合は、万が一不具合が発生しても、自己責任となり費用もすべて自己負担となります。

保証の内容は業者によって異なる

保証の内容や期間は、依頼する業者によって異なるため、保証の有無も含めてあらかじめ確認しておくと安心です。

なお、ハピすむを通じてご紹介する専門業者は、リフォームに関する保証やアフターサービスについてもしっかりとした基準を設けているため、より安心してご依頼いただけます。

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宅配ボックスのリフォームでよくある質問

宅配ボックスの設置で、国や自治体の補助金は使えますか?

はい、対象になる場合があります。
たとえば、子育て世帯向けのリフォームを支援する国の「子育てグリーン住宅支援事業」では、一定の条件を満たせば宅配ボックスの設置も補助対象となります。お住まいの自治体でも独自の子育て支援リフォーム補助金がある可能性もあるため、あらかじめ確認してみましょう。

補助金情報の探し方

補助金制度は年度や自治体によって内容が変更されたり、予算上限に達し次第終了したりすることが多いため、検討段階で必ず各自治体の公式ホームページや、国の関連事業の公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。
「(お住まいの自治体名) 宅配ボックス 補助金」といったキーワードで検索すると、関連情報が見つかりやすいです。申請は工事契約前に行う必要があるケースがほとんどですので、早めの情報収集と準備が大切です。

賃貸マンションやアパートでも、後付けして大丈夫?規約は?

賃貸マンションやアパートでの宅配ボックスの設置は、管理会社や大家さんへの確認が必須です。また、設置可能な場合においても、規約内容を事前に確認することが重要です。

後付けできない場合は?

工事不要で置くだけの簡易タイプは、賃貸マンションやアパートでの利用に向いています。

>>マンションの玄関ドアをリフォームする

電気代は毎月の家計の負担になる?節約する方法は?

電気式の宅配ボックスの場合、電気代が月々数十~数百円で、家計への影響は大きくありません。一方、電気を使わない機械式の宅配ボックスであれば、電気代が0円で済みます。
機械式の宅配ボックスであれば電気代を節約できますが、ライフスタイルに合った使い勝手のよい宅配ボックスを選ぶことが重要です。

子供が中に閉じ込められたり、いたずらしたりしないか心配です

多くの製品には、万が一閉じ込められても内部から簡単に開けられる「閉じ込め防止機能」が付いています。また、お子様が勝手に操作できないようにチャイルドロック機能がついた製品を選ぶと、より安心して利用できます。

宅配ボックスで受け取れないものはありますか?

はい、一般的にクール便(冷蔵・冷凍品)、書留、現金、生もの、生き物、高価な貴重品などは受け取れません。また、代引きの荷物も宅配ボックスの種類によっては対応していない場合があります。
事前に宅配業者や通販サイトの利用規約を確認しておくと安心です。

電気式の宅配ボックスの電気代は、具体的にどれくらいかかりますか?

電気式の宅配ボックスの電気代は、機種や使用状況によって異なりますが、一般的には月々数十円から数百円程度と、家計に大きな負担となるほどではありません。待機電力が少ない省エネ設計のモデルを選ぶことで、さらに抑えることも可能です。
どうしても電気代が気になる場合は、電気工事不要の機械式を選ぶとよいでしょう。

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【まとめ】最適な宅配ボックスリフォームで便利な暮らしを実現しよう

この記事では、宅配ボックスを後付けでリフォームする際の費用から、種類、失敗しない選び方まで網羅的に解説しました。

再配達の手間や時間を気にするストレスから解放され、より安全で快適な毎日を送るために、宅配ボックスは非常に有効な設備です。ご自身のライフスタイルや住まいにぴったりの一台を見つけるためには、まずどのような選択肢があるかを知り、信頼できるプロの専門業者に相談することが成功への近道です。

ハピすむでは、宅配ボックスリフォームの実績が豊富な専門業者のご紹介や、無料見積もりサービスを提供しています。この記事でご紹介した種類、選び方、費用相場、注意点などを参考に、ご自身の希望や設置場所の状況を整理し、まずは信頼できるリフォームの専門業者に相談して、具体的なプランや見積もりを取得することから始めてみましょう。

ぜひこの機会に、理想の暮らしへの第一歩を踏み出してください。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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