屋根裏部屋の増築にかかる費用の相場は?メリット・デメリットも紹介!

天井から下りた折りたたみ梯子を見上げる白トップス姿の30代後半〜40代の日本人女性。タイトル「屋根裏部屋の増築にかかる費用相場」とサブコピー「断熱を省くと使えない部屋に」を表示したハピすむのサムネ画像。
屋根裏部屋を作ると、スペースを有効活用することができます。この記事では増築の費用やメリット・デメリット、DIYでの工事は可能かなどを紹介します。確認申請など注意しなければならない点もありますので、併せて説明していきます。
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屋根裏部屋増築の費用内訳をまとめたチェックリスト。階段・梯子10万円、床工事2万円/畳、断熱60万円、電気6万円、その他15万円、合計6畳で約100万円。
6畳屋根裏部屋増築の費用相場

屋根裏部屋を後付けまたは増築する際にかかる費用と相場

木目調の天井と天窓がある、明るくモダンな屋根裏部屋のイラスト。左側にデスク、中央にソファがあり、床には下階へ続くハシゴが設置されている

戸建て住宅の屋根裏スペースをリフォームして屋根裏部屋を作ったり、既にある屋根裏部屋に増し床工事を行ったりする場合、費用はどれぐらいかかるのでしょうか?

屋根裏部屋を新たに設ける場合の費用相場は、6畳で約100万円です。この金額は、

  • 屋根裏部分に床を張る
  • 壁・天井・屋根部分に断熱材を施工する
  • 分配器から電気配線を行う

といった基本的な工事のみを行う場合の目安となります。

構造補強や内装のグレードアップを行う場合は、さらに費用がかかる点に注意が必要です。

屋根裏部屋リフォームの費用内訳

屋根裏部屋を後付けする際の主な工事内容と費用相場は、以下の通りです。

屋根裏部屋増築の費用内訳をまとめたチェックリスト。階段・梯子10万円、床工事2万円/畳、断熱60万円、電気6万円、その他15万円、合計6畳で約100万円。
6畳屋根裏部屋増築の費用相場

階段・梯子の設置費用

天井部分に階段や梯子を設置する工事の費用は、約10万円が目安です。

床工事の費用

床面の施工費用は、1畳あたり約2万円が相場となっています。

断熱工事の費用

断熱工事は、床・屋根・壁に断熱材を施工する内容で、約60万円が目安です。屋根裏は夏の暑さや冬の寒さの影響を受けやすいため、断熱性能は特に重要なポイントになります。

電気工事の費用

電気工事については、

  • 分配器からの配線追加
  • 換気扇の設置
  • 照明の設置
  • コンセントの追加

といった基本的な工事を行う場合、約6万円が相場です。

その他の工事費用

壁へのクロス貼りや階段の設置などの基本工事については、約15万円が目安となります。

既存の屋根裏部屋を拡張する増し床工事の費用

屋根裏部屋の増築にかかる費用の相場は?

すでに屋根裏部屋がある住宅では、床として使われていない屋根裏スペースに新たに床を張ることで、部屋を広げることが可能です。このような工事は「増し床工事」と呼ばれています。

増し床工事の費用目安

増し床工事にかかる費用は、断熱工事の有無によって異なります。

  • 断熱工事がすでに行われている場合👉1畳あたり約2万円
  • 断熱工事が必要な場合👉床工事費用に加えて、約20万円が追加で必要

すでに断熱性能が確保されているかどうかが、費用を左右する大きなポイントとなります。

増し床で拡張できる面積について

増し床工事によって拡張できる屋根裏部屋の広さは、屋根裏スペースにどの程度の空きがあるかによって変わります。梁や屋根の形状によっては、床を張れる範囲が限られるケースもあるため、工事を検討する際は事前にリフォーム会社へ現地確認を依頼することが大切です。

屋根裏部屋に収納スペースを増築する場合の費用

屋根裏部屋に増し床工事を施し、収納スペースを増設するリフォームを行う場合、屋根裏部屋の増築工事と費用はほとんど変わりません。ただ、部屋を拡張する工事と違い、追加の壁面や扉などを設置する場合については追加で費用がかかります。

費用の相場については、拡張のみを行う場合が拡張面積1畳あたり約2万円、壁や扉を設置する場合については、壁および扉の設置、クロス貼り等を含めて追加で約20万円が相場です。

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屋根裏部屋を増築リフォームした場合のメリットとデメリットについて

屋根裏部屋を増築リフォームした場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?一般的な一戸建て住宅に屋根裏部屋を増築した場合について見てみましょう。

屋根裏部屋増築のメリットとデメリット比較。メリットは居住スペース拡張とプライバシー確保。デメリットは外気温の影響と荷物の出し入れ。対策はウインチ設置で電動約30万円、手動約10万円。
屋根裏部屋増築のメリット・デメリット

家屋に屋根裏部屋を増築するメリットは?

椅子と木製の机、ベッドが置かれた、屋根裏部屋のような傾斜した天井のある部屋のイラスト。窓からは明るい光が差し込んでいる

屋根裏部屋を増築する最大のメリットは、住宅内で使用できるスペースを拡張することができるということです。家族の増加や成長に伴って居住空間が不足している場合などには、屋根裏部屋を増築することでより快適な生活を送ることができるでしょう。

ロフトなどに比べて視線や生活音を遮ることができるため、プライバシーを確保しやすいのもメリットです。

家屋に屋根裏部屋を増築した場合のデメリットとは

屋根裏部屋は、屋根のすぐ下に位置するため外気温の影響を受けやすいというデメリットがあります

通常の住宅では、天井と屋根の間にある屋根裏空間が断熱の役割を果たします。しかし、屋根裏部屋ではこの空間がなくなるため、夏は暑く、冬は寒くなりやすいのが特徴です。そのため、快適に使用するには、天井・壁・床に十分な断熱工事を行うことが不可欠です。

もう一つのデメリットは、荷物の出し入れがしにくい点です。

屋根裏部屋へは天井に開口部を設け、階段や梯子で出入りします。固定階段を設置すれば昇り降りや荷物の持ち運びはしやすくなりますが、その分、室内のスペースが狭くなってしまいます。一方、折りたたみ式の梯子は省スペースですが、大きな荷物や重い物の持ち運びが難しく、収納スペースとして十分に活用できない場合があります。

こうした問題への対策として、ウインチ(荷物引き上げ装置)の設置がおすすめです。ウインチには手動タイプと電動タイプがあり、収納する荷物の重さや大きさに応じて選べます。

  • 電動ウインチ:設置費用の目安 約30万円
  • 手動ウインチ:設置費用の目安 約10万円

費用が気になる場合は、最初は設置せず、必要になった段階で後付けすることも可能です。

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屋根裏部屋を増築する際に注意することは?

リフォームで屋根裏部屋を増築では、いくつか注意しなければいけない点があります。

屋根裏部屋増築前に確認したい3つの注意点。床面積10㎡超は確認申請が必要、自治体によっては折りたたみ梯子のみ設置可、屋根からの熱や湿気対策に断熱と換気が不可欠。
屋根裏部屋増築で押さえたい注意点

ひとつめの注意点は、法律や税制の問題です。床面積が10㎡を超える場合は確認申請は増築で、10㎡以下でも大規模の模様替の申請手続きが必要です。

屋根裏部屋は、天井高が最大1.4m以下、床面積が直下階の半分以下を超えた場合、屋根裏ではなく新規階の増築として扱われ、延べ床面積が増えてしまい、固定資産税が増えてしまいます

折りたたみ梯子を設置したイラスト

また、自治体によっては屋根裏への階段設置が規制されている場合があり、折りたたみ梯子しか設置できません

もう一つの注意点としては、屋根裏は屋根からの熱が伝わりやすく、湿気もこもりやすいため、断熱工事および空調工事を施していない場合には、精密機械や衣類、書籍などの品物を保管するのが難しくなる点が挙げられます

分配器から電気配線を引き、換気扇を設置し、天井や壁面に断熱工事を施すことによって湿気や熱の問題は解決できますので、気になるという方は施工の際に換気扇や断熱を施しておくと良いでしょう。

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DIYで屋根裏部屋をリフォームすることはできる?

屋根裏スペースをDIYで後付けリフォームすることはできるのでしょうか?屋根裏部屋のリフォームでは、快適に利用するために断熱材の施工や電気工事などが必要となります。

屋根裏部屋増築のDIY可否を判定する3問のチェックリスト。電気工事士資格・床強度設計・高所作業経験の3つの質問に答え、すべて「はい」ならDIY、1つでも「いいえ」ならプロ依頼を推奨。
屋根裏部屋増築のDIY可否セルフチェック

断熱材の施工については断熱ボードの設置などで対処できるため、DIYでの施工も可能ですが、分配器の設置や配線の設置、コンセントの増設などの電気工事については施工の際に資格が必要となるため、DIYでは難しいでしょう

また、床面の工事についても、強度や防音などに配慮した施工はやや難易度が高いのです。DIYなら部材さえ用意できれば人件費を抑えることができるというメリットがありますが、仕上がりや安全性といったリスクもあります。

多少の価格差がかかっても、将来的な使い勝手や安全性を考え、リフォーム会社などに設計および施工を依頼した方が良いでしょう。

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