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2023年01月04日更新

監修記事

カーポート価格の相場は?工事費用をおさえる方法も解説

駐車場にカーポートやガレージなど、車庫を設置するエクステリアリフォームでは、コンクリート打設やフェンス目隠しの追加など、様々な外構工事を伴います。リフォーム時の注意点も踏まえて、それぞれにかかる商品価格や費用の相場を確認しておきましょう。

カーポートリフォームでできる様々なこと

カーポートは、大切な愛車を保管するだけでなく、屋外の様々な用途に使うことができるスペースです。

カーポート設置の目的を明確にし、コンクリートや外構フェンスなどの必要なオプションを追加すると良いでしょう。

愛車を紫外線から守りたい

太陽光に含まれる紫外線は、車の塗装を劣化させてしまい、愛車の見た目を損ねてしまいます。

遮熱仕様のカーポートの屋根は、愛車を紫外線から守り、日陰となって車内の温度上昇を緩和させる効果があります。

雨で愛車が汚れないようにしたい

洗車をした直後に雨が降って、作業が無駄になってしまったご経験のある方も多いのではないでしょうか。

雨が当たると車は想像以上に汚れ、洗車を怠ると徐々に汚れを蓄積させてしまいます。

また、カーポートで愛車を雨から守っておくと、雨の日でも車の乗り降りがスムーズになるメリットがあります。

重たい雪に耐えられるカーポートを取り付けたい

豪雪地域で使用するカーポートは、雪の重みによる倒壊で、車や家族、近所の人を危険に晒さないよう、積雪に耐えられる耐雪設計タイプを選ばなければなりません。

耐雪設計タイプのカーポートには、100~200センチメートルの範囲で対応積雪量が設定されています。

さらに、落雪後枠が搭載されており、雪が雨どいで止まらずに滑り落ちやすい設計となっており、カーポートにかかる積雪の負担を減らすようになっています。

お住まいの地域の積雪量に応じた、耐雪設計のカーポートを選びましょう。

お子様の遊び場としてのカーポートを作りたい

カーポートの駐車スペースを歩きやすいコンクリートにリフォームすることで、転倒の恐れがなく、安全にお子様が駆け回れる遊び場となります。

カーポート本体の費用に加えて、コンクリートの面積あたりの費用も調べておきましょう。

カーポートの地面をコンクリートにする際、勾配が不十分だと、水はけが悪くなり水たまりが生じてしまいます。

万が一に備え、雨が流れやすいよう溝を掘っておくなど、水はけ対策の費用も惜しまないようご注意ください。

エクステリアの装飾としてカーポートを作りたい

単にコンクリートを駐車スペースに敷き詰めるだけでなく、草目地や砂利目地などの装飾を取り入れることによって、カーポートを豪華に演出することができます。

装飾の種類ごとにかかる費用が異なりますので、予算とデザインの兼ね合いが重要です。

フェンスを設置して車庫の目隠しにする

車の駐車スペースとしてだけでなく、カーポート周りにフェンスを設置して、屋外からの視線を遮断する機能を追加できます。

目隠しの性能を有するフェンスかどうか、デザインや価格と相談しながら選んで行きましょう。

カーポートの特徴や機能

まずはカーポートそのものの特徴や、リフォームで追加できる機能の種類について知っておきましょう。

カーポートの耐用年数

カーポートは、通常は約10~30年間は使用することができますが、約20年目になると、紫外線によるダメージで、主に屋根や支柱の劣化が目立つようになります。

しかし、塩害地域など支柱の金属が錆びやすいエリアでは、劣化が早まってしまう場合もあります。

カーポートは錆びにくいアルミ素材を使うことが多いですが、アルミ素材も錆びは発生し、表面が腐食することがありますので注意が必要です。

塩害地域では通常より早く劣化してしまうことが考えられます。

設置後10〜20年以内には、何らかのメンテナンス、またはリフォームが発生すると考えておくと良いでしょう。

屋根の耐候性で異なる価格

カーポートの価格は、屋根の耐候性によって価格が変動します。

耐候性とは、紫外線、風、雪などの自然現象に耐える力のことです。

紫外線に耐えるUVカット性能、日射熱に耐える遮熱性能、風に耐える柱の強度、雪の重みに耐える耐雪性能、などがカーポートの主な耐候性となります。

これらの耐候性をオプションでカーポートに追加すると、それぞれ以下のような追加費用が発生します。

  • UVカット性能:約15万円
  • 遮熱性能:約2万円
  • 支柱の強度アップ:約2万円
  • 積雪50センチメートルタイプ:約1千円アップ
  • 積雪100センチメートルタイプ:約3万円アップ
  • 積雪150センチメートルタイプ:約8万円アップ
  • 積雪200センチメートルタイプ:約14万円アップ

積雪150センチメートル以上になると、柱の数も増え、設置工事費用も、柱の本数1本につき1万円アップします。

【台数別】カーポートで人気の製品と価格相場

カーポートの人気製品と製品価格の相場についてご紹介します。

【1台用】カーポートの人気商品3選

横幅2.7mは27、奥行5.0mは50と表記しています。

価格およびサイズは目安としてご参考にしてください。

メーカー名商品名商品価格サイズ
LIXILネスカF248,000円(税込)横幅27-奥行50
YKKAPアリュースZ272,000円(税込)横幅24-奥行51
三協アルミカムフィエース260,800円(税込)横幅23-奥行43

リクシル ネスカF

画像出典:リクシル

LIXILの「ネスカF」は、フラットでスタイリッシュなデザインのカーポートです。

柱の高さH22(2.2m)を標準設定とし、車高の高い1BOX車やRV車でも楽に駐車できる高さになりました。

耐風圧強度は風速38m/秒を標準設定とし、突発的な強風や台風などから大切な車を守れる安心感があります。

カーポート屋根のカラーバリエーションは5色、屋根材はポリカーボネート板、熱線吸収ポリカーボネート板、熱線遮蔽FRP板の3種類から用途に合わせて選択可能です。

YKKAP アリュースZ

画像出典:YKKAP

YKKAPのアリュースZは、カーポートの柱や梁のアルミニウム合金にT6処理が施されています。

T6処理とは部材の押出し時に水で急速冷却して強度を高める処理のことで、カーポートを長く使用する際にも安心できる強度を確保しています。

R型のスリムなデザインは柔らかさを表現しており、ホワイトを含めたカラーバリエーションも住宅との調和に最適です。

屋根材には透過性のポリカーボネートを使用し、紫外線をカットしながら駐車空間の明るさを保ちます。

三協アルミ カムフィエース

画像出典:三協アルミ

三協アルミのカムフィエースは、耐風圧性能が風速38m/秒相当、耐積雪強度20cm相当を標準設定とし、台風の多い地域や雪の多い地域でも十分な耐久性があります。

使い勝手に配慮したサイズ設定がなされており、駐車スペースに合わせて高さと奥行きは3段階、横幅は4段階の中から最適なサイズを設定できるのが特徴です。

屋根のパネルカラーは7種類と豊富で、家と調和する色を選択することができます。

【2台用】カーポートの人気商品3選

メーカー名商品名商品価格サイズ
LIXILフーゴR786,800円(税込)横幅54-奥行50
YKKAPエフルージュツインFIRST600タイプ1,091,500円(税込)横幅60-奥行51
三協アルミU.スタイル アゼスト1,264,300円(税込)横幅54-奥行48

リクシル フーゴR

画像出典:リクシル

LIXILのフーゴRは、サイドからの吹込みを軽減できる袖壁タイプや、前下がりの屋根デザインで縦列駐車の敷地にもおすすめな逆勾配タイプが揃っています。

対風圧強度42m/秒相当を標準設定とし、耐積雪強度も50㎝相当までと、厳しい気象条件にも対応しています。

どんな住宅にも調和する豊富なカラーバリエーションとサイズだけでなく、屋根のデザインも3種類から選べるので、様々な敷地形状に合わせてフレキシブルに設定できます。

YKKAP エフルージュツインプラスFIRST600タイプ

画像出典:YKKAP

YKKAPのエフルージュツインプラスFIRST600タイプは、車2台分の駐車スペースにアプローチ部分や駐輪に使えるスペースをプラスし、広々とした屋根のカーポートです。

雨を防ぐプラススペースは、梁が張り出している部分を調整できるため、駐輪場・バイク置き場など、用途に合せて選択が可能なだけでなく、玄関から外への濡れないアプローチとしても利用できます。

三協アルミ U.スタイル アゼスト

画像出典:三協アルミ

三協アルミの「U.スタイル アゼスト」 は、シンプルなフラット屋根を基本に、すっきりとした印象を演出します。

シンプルモダンなど、様々な住宅スタイルにフィットするカーポートです。

また、木調屋根枠を選択すれば、ナチュラルテイストな雰囲気も創出することができます。

【3台用】カーポートの人気商品3選

メーカー名商品名商品価格サイズ
LIXILカーポートST1,810,300円(税込)横幅80-奥行55
YKKAPジーポート Pro1,214,000円(税込)横幅80-奥行55
三協アルミスカイリード 両側支持タイプ1,334,100円(税込)横幅72-奥行50

リクシル カーポートST

画像出典:リクシル

LIXILのカーポートSTは、耐風圧・積雪強度に優れており、風が強い日でも安心のカーポートです。

豊富なバリエーションにも対応しており、使い勝手や意匠性を追求しています。

車の台数に合わせて1〜4台用までラインアップされた豊富なサイズ展開を実現しています。

YKKAP ジーポートPro

画像出典:YKKAP

YKKAPのジーポートProは、業界トップクラスの耐積雪・耐風性能を実現しました。

自然災害から大切な車を守ります。

住まいに調和するデザインと高級感あふれる各種オプションの充実さが、こだわりのカーポート空間を創出します。

三協アルミ スカイリード両側支持タイプ

画像出典:三協アルミ

三協アルミのスカイリード両側支持タイプは、スタイリッシュかつ開放的なデザインのカーポートで、どんな空間にもマッチする明るくオープンな商品です。

高い強度を確保し、雪や風から車を守ります。

カーポートリフォームの台数別の費用相場

カーポートをリフォームする場合の費用相場と工期の目安について解説します。

リフォーム費用には、本体価格と取り付け費用が含まれます。

また、カーポートのグレードや、耐雪タイプなどのオプションを付けることによって費用は増減することがあるので、参考程度に留めておいてください。

なお、リフォームの工期は、敷地面積の広さによって日数が増えることがあります。

1台用カーポートのリフォーム費用相場

費用相場約120万円〜約200万円
目安となる工期約1日〜約2日

1台用カーポートのリフォーム費用の相場は、約120万円〜約200万円です。

費用や工期は、カーポートのサイズや屋根などの材質によって変動します。

2台用カーポートのリフォーム費用相場

費用相場約200万円〜約280万円
目安となる工期約2日〜約3日

2台用カーポートのリフォーム費用は、片側支持タイプや、背面支持タイプ、両面支持タイプによって異なります。

3台用カーポートのリフォーム費用相場

費用相場約280万円〜約360万円
目安となる工期約2日〜約3日

大型のカーポートである3台用カーポートのリフォーム費用は、主に柱の本数によって変動します。

カーポートリフォームの取り付け費用の内訳

ホームセンターのカーポートは、エクステリアメーカー製のものより安価なものがあります。

ホームセンターのカーポートは、価格が安いからと言って大幅に材質が劣るわけではなく、設置するタイプやサイズを間違えなければ、使用に問題はありません。

しかし、注意しなくてはならないのが、チラシやホームページに記載されている「標準工事付」の文言です。

この標準工事とは、カーポートの組み立て費用や取り付け費用を指しており、オプション部材の追加や、工事の際に発生した廃材の処分費、コンクリート打設費用などは別途見積もりが必要になっています。

これらの工事を行うためには下請け業者に依頼しなければならないことが考えられますが、その場合は中間マージンを上乗せした見積もりが作られます。

つまり、カーポートの設置が難しく、取り付けの際に複数の工事を要するような敷地では、チラシに記載されている安価な金額で工事が行えない恐れがあります。

また、大手エクステリアメーカーのカーポートでは保証が適用される破損が、ホームセンター製のものでは保証されなかった、といったケースもあります。

そのため、ホームセンターに依頼するときは、アフター保証もよく確認しておかなければなりません。

上記の通り、安易に値段が安いからという理由のみでカーポートを購入するのはリスクが大きいです。

安価の商品はデザイン性や機能性が高価なものより劣っている可能性が高いため、カーポートの選定は値段だけで決めるのではなく、リフォーム会社などに相談することをおすすめします。

カーポートの設置費用の無料比較見積もりはこちら>>

カーポートの追加オプションと費用

カーポートの追加オプションには以下のようなものがあります。

  • ロング柱:約1万円
  • 熱線吸収ポリカーボネート屋根材:約1万000円
  • 熱戦遮断FRP板:約20万円
  • H28柱(通常のH25柱にさらに加算):約6万円

上記の本体価格に対し、これらのオプション費用が追加されて、カーポート全体の価格となります。

カーポートリフォームの工事費用相場

カーポートの取付費用は、カーポートを設置する地面の状態によって変動します。

基本的に発生する費用は、以下の2つです。

  • 基本取付費用:約5万円
  • 現場合わせカット費用:約1万円

地面が既にコンクリートになっている場合は、支柱をコンクリートに接地するためのはつり工事が必要です。

  • コンクリート地面のはつり工事費用:約1万円

カーポート設置時にコンクリートを打設する費用

自分が住んでいる地域でカーポートのリフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

複数の大手リフォーム会社が加盟しており、高額のリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。

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カーポート設置に伴うその他リフォームの費用

カーポートやガレージを含む駐車場や車庫などのエクステリアリフォームには、カーポート本体の設置に加えて、その周りにコンクリートやフェンスなどの外構設備を設置すると、費用が高額になります。

駐車場の地面にコンクリートを打設する費用

駐車場の地面をコンクリートにする場合は、カーポート設置の後にコンクリートを打設しますので、支柱設置のためのはつり工事は発生しません。

  • コンクリート打設工事:約2万円/平方メートルあたり

コンクリート打設費用の相場

通常、普通車2台分のカーポートであれば、最低でも約30平方メートルはスペースが必要です。

よって、コンクリート打設を行う場合、約60万円程度の費用が発生すると考えられます。

コンクリートに目地など装飾を加える場合の費用

コンクリートの割れ防止にも役立つ目地には、様々な種類があります。

  • 草目地:約3千円
  • 砂利目地:約2千円
  • ピンコロ目地:約6千円

いずれも平方メートルあたりの価格です。

カーポートやガレージ周りにフェンスを設置する費用

カーポートなど駐車場や車庫の周りに、フェンスや外構などのエクステリアを設置するリフォームでは、カーポート本体の価格に加えて、エクステリア部材の商品代と工事代が別途必要となります。

フェンスの商品価格相場

住宅用のフェンスは、アルミ系と鋳物系が多く使用されます。

メーカーのアルミ系フェンスの平均価格

  • 本体代:約4万円/1枚あたり
  • 柱代:約2千円/1本あたり

デザイン性に優れた鋳物フェンスは、アルミ系フェンスに比べると、倍の価格となっています。

メーカーの鋳物系フェンスの平均価格

  • 本体代:約8万/1枚あたり
  • 柱代:約6千円/1本あたり

フェンスの工事費用相場

  • 支柱工事費用:約4千円/柱1箇所あたり
  • 組立費用:約5千円/フェンス1枚あたり
  • 部材カット費用:約2千円

フェンス設置リフォームの費用相場

例)2000W×1000Hのフェンスを、カーポートの周りに車庫の目隠しとして設置する場合
商品価格:

  • フェンス本体代:約2万円×4=約8万円
  • 柱代:約2千円×5=約1万円

工事費用:

  • 支柱工事費用:約3万円
  • 組立費用:約2万円

合計:約14万円

カーポートの周りにフェンスを設置する費用の無料比較見積もりはこちら>>

ケース別のカーポートリフォームの費用

カーポート取付と付随工事を同時に行ったときの、施工例と費用を見てみましょう。

カーポート取付に付随工事が発生したときの費用相場

敷地がコンクリート面になっていない場合は、コンクリート打設が付随工事として発生し、費用は高額になります。

施工例)カーポート設置に合わせてコンクリートを打設する場合

  • カーポート設置費用:約50万円
  • コンクリート打設費用:約60万円

合計:約110万円

施工例)カーポート設置に合わせてフェンスを設置する場合

  • カーポート設置費用:約50万円
  • フェンス設置費用:約14万円

合計:約65万円

カーポート設置とその他リフォームを組み合わせた場合の無料の比較見積もりはこちら>>

カーポートを格安でリフォームする方法はある?

カーポートを格安でリフォームする方法についてご紹介します。

施主支給でカーポートリフォームを行う

施主支給とは、施主が自分で材料を購入し、施工業者に渡して施工してもらうことをいいます。

材料を安く仕入れることで、リフォーム費用を安く抑えることができます。

ただし、全ての施工業者が施主支給に対応しているわけではないので、リフォームの際には業者に確認しておきましょう。

ハピすむでリフォームの相見積もりを取る

複数のリフォーム業者から相見積もりを取るのもおすすめです。

ハピすむを利用すれば、全国1000社以上の業者の中から無料で相見積もりを取ることができます。

ぜひこちらからハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

ホームセンターのカーポートは購入すべき?

ホームセンターのカーポートは、エクステリアメーカー製のものより安価なものがあります。

ホームセンターのカーポートは、価格が安いからと言って大幅に材質が劣るわけではなく、設置するタイプやサイズを間違えなければ、使用に問題はありません。

しかし、注意しなくてはならないのが、チラシやホームページに記載されている「標準工事付」の文言です。

この標準工事とは、カーポートの組み立て費用や取り付け費用を指しており、オプション部材の追加や、工事の際に発生した廃材の処分費、コンクリート打設費用などは別途見積もりが必要になっています。

これらの工事を行うためには下請け業者に依頼しなければならないことが考えられますが、その場合は中間マージンを上乗せした見積もりが作られます。

つまり、カーポートの設置が難しく、取り付けの際に複数の工事を要するような敷地では、チラシに記載されている安価な金額で工事が行えない恐れがあります。

また、大手エクステリアメーカーのカーポートでは保証が適用される破損が、ホームセンター製のものでは保証されなかった、といったケースもあります。

そのため、ホームセンターに依頼するときは、アフター保証もよく確認しておかなければなりません。

上記の通り、安易に値段が安いからという理由のみでカーポートを購入するのはリスクが大きいです。

安価の商品はデザイン性や機能性が高価なものより劣っている可能性が高いため、カーポートの選定は値段だけで決めるのではなく、リフォーム会社などに相談することをおすすめします。

カーポートの設置費用の無料比較見積もりはこちら>>

カーポートのリフォームが得意なリフォーム会社を探すには

自分が住んでいる地域でカーポートのリフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

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運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。

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カーポートの固定資産税はいくら?

カーポートに対して固定資産税がかかる場合とかからない場合があります。

それぞれの具体的なケースをご紹介した上で、住宅の建ぺい率と緩和条件について解説していきます。

固定資産税がかかるケースとかからないケースについて

固定資産税がかかるケースと、かからないケースそれぞれについて解説します。

固定資産税がかかるケース

固定資産税がかかる建築物の定義は「屋根があり、3方向以上が壁で囲われていること」「基礎等で地面に固定されていること」「居住、作業、貯蔵等に利用できる状態にあること」という3つの条件を満たしているものです。

たとえば、シャッター付きの車庫は3方向以上が壁に囲まれているため固定資産税がかかります。また、シャッターが付いていない車庫でも、3方向が壁に囲まれていれば固定資産税の対象になる可能性があります。

固定資産税がかかるかどうかの判断は、居住している地域の自治体によって変動することがあるので、必ず最寄りの自治体の関係部署に確認を取りましょう。

なお、固定資産税がかかった場合、評価額×1.4%で計算されるので金額は数千円程度になることが多いです。

固定資産税がかからないケース

1台用のカーポートや2台用のカーポートは、柱と屋根だけで形成されているものが多く、3方向を壁に囲まれていないため固定資産税の対象にはなりません。

2台用のカーポートの場合、柱の本数が増えたり、基礎工事が必要になることもありますが、あくまで3方向を壁に囲まれていないことが判断基準になります。

住宅の建ぺい率と緩和条件について

カーポートは、一定の条件を満たした場合、高い開放性を有する建築物の建築面積の不算入措置が適用されます。

緩和の条件として、次の4つが挙げられます。

  1. 外壁のない部分が連続して4m以上あること
  2. 柱の間隔が2m以上あること
  3. 天井の高さが2.1m以上あること
  4. 地階を除く階数が1階であること

自己判断による固定資産税の解釈は、法律違反になる可能性があるので注意しましょう。

カーポートを設置するかガレージを建てるか迷った場合は、専門家に確認しておくと安心です。

カーポート設置で注意すべきこと

設置方法ごとに総費用も大きく異なるカーポートですが、予算だけでなく、設置時に気を付けておきたい注意点も存在します。

せっかくの予算を投じて行う車庫リフォームを成功させるためにも、以下の点を押さえておきましょう。

隣接する屋外設備との距離を確保する

丈夫なカーポートでも、強い風や地震に晒されると、わずかに揺れて外壁や樹木に接触し、傷を作る恐れがあります。

カーポートのサイズが設置個所ギリギリにならないよう、周りの物との十分な距離を確保しましょう。

車が十分カバーできるサイズを選ぶ

車の車幅によっては、カーポートの屋根が完全に車をカバーできないことがあります。

この状態では、車を保護する効果が十分に発揮できないばかりか、雨が降った日には傘を差したまま車を乗り降りしなくてはならず、約50万円以上をかけて設置するカーポートが無駄になってしまいます。

カーポートやガレージは、価格が少々高くなっても、必ず車全体をカバーできるワンサイズ上のものを選んでおきましょう。

将来の車の買い替えも視野に

車高のある車や、幅の大きな車に買い替えると、既存のカーポートの屋根や柱が邪魔で、停車することができないという問題が発生します。

カーポートの耐用年数は、通常地域であれば約20年ですので、カーポートのリフォームの前に、車の買い替えや追加購入が1度は発生してもおかしくはありません。

近い将来車の買替が必要であれば、その車も収まるサイズのカーポートも検討しておくと良いでしょう。

コンクリート打設の注意点

カーポート地面にコンクリートを打設すると、コンクリートの厚さの分、地面が高くなります。

カーポートの高さは、調節機能が可能なタイプでなければ、後から変更することはできません。

車の買い替えを検討している方や、将来的にコンクリート打設を検討している方は、施工後に車庫の高さが違うといった事態にならないよう、高さ調節のカーポートを選んでおくと良いでしょう。

外構・エクステリアリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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