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2019年02月01日更新

キャットウォークをリフォームで設置する費用は?上手な空間の使い方紹介します!

ペットの猫用にキャットウォークを設置する場合のリフォーム費用はどれぐらいが目安なのでしょうか?空間を上手く活用したキャットウォークの設置方法と、キャットウォークを取り付ける際に注意すること、施工価格の相場などについてご紹介していきます。

キャットウォークとはどんなものなのか

キャットウォークとは、部屋の壁から天井付近にかけて設置する猫用の通路のことです。

見た目は収納用の棚に似ており、猫が登ったり降りたりすることで室内外の場合でも十分な運動をさせることができます。

施工方法は、棚の設置と同様に壁にネジで留める方法と、天井から床にかけて突っ張り棒を設置し、壁を傷めずに設置する方法が主流です。

壁に傷を付けない方法なら、賃貸マンションなどで壁に穴を開けられない場合でもキャットウォークを設置することができるでしょう。

キャットウォーク設置の位置関係などは建築士よりペットショップや獣医さんのほうが詳しいので、設計前に一度は相談することをおすすめします。

キャットウォークをリフォームで設置する費用は?上手な空間の使い方紹介します!

キャットウォークの設置費用と相場

リフォームでキャットウォークを設置する場合の費用は、キャットウォークの数にもよりますが、1部屋分なら約6万円が相場です。

複数の部屋にキャットウォークを設置する場合や、壁に穴を開けて天井付近から別の部屋に移動できるようにした場合は、追加費用がかかります。

キャットウォークを2部屋に設置し、壁に取り付けたペットドアから行き来できるようにした場合の費用は、約20万円です。

キャットウォークを設置する際に注意することは?

キャットウォークを設置する際に注意した方が良いこと、やっておいた方が良いことについてご紹介します。

キャットウォークを設置する際には床材にも気をつけよう

床付近から天井近くまでキャットウォークを設置していても、猫はその時の気分で高いところから飛び降りたりします。

猫の性格にもよりますが、1.5m程度の高さなら平気で飛び降りてしまうため、床の防音や滑り止めについても考慮しておかなくてはいけません。

床材がフローリングの場合は、防音性能の高いタイルカーペットの敷設、もしくはペット用に滑り止めと傷の防止が施された床材がありますので、交換しておくと怪我や騒音を防ぐことができます。

マンションでは、床に猫が飛び降りた際に発生する音が階下に伝わってしまうので、トラブルを防ぐためにも、マンションにお住まいの方は、必ず、キャットウォークと同時に床に防音工事を施しておきましょう。

キャットウォークにも滑り止めを設置しておこう

キャットウォークを施工する際には、キャットウォーク自体にも滑り止めがあると安心です。

大抵の品種なら肉球のおかげで無垢材の上でも問題無く歩けるのですが、長毛種の場合は肉球の隙間から毛が伸びてしまい、簡単に足を滑らせてしまうことがあります。

長毛種は短毛種に比べて大型になる品種も多く、落下の衝撃も強くなってしまいますので、布などの爪が引っかかる素材をキャットウォークに張り付けておきましょう。

キャットウォークを設置する場所にも注意が必要

一枚板タイプのキャットウォークの場合、壁から複数の板が飛び出した形状となるため、設置場所によっては通行の邪魔になってしまいます。

キャットウォークを設置する際には、体をぶつけたり、動線を妨げたりしてしまわないように場所をよく選ぶことが大切です。

見た目と実用性を兼ね備えたキャットウォークを作る

基本的なキャットウォークは1枚板を壁に設置して作成するのですが、板を取り付けるだけでは空間が無駄になってしまいます。

ですので、壁に収納棚を取り付け、キャットウォークの用に収納棚の上を歩けるようにすることでキャットウォーク兼収納スペースとして利用することができるでしょう。

設置する棚の形状は四角形のものにしておくと歩きやすいですし、棚に扉を付けておけば猫が棚の中に入ってしまうのを防ぐことができます。

また、壁にネジ止めするのではなく、階段状になったタンスや収納棚を取り付け、収納兼キャットウォークとして利用するのもおすすめです。

ただ、この場合は猫の移動によって棚が転倒してしまう可能性がありますので、突っ張り棒やワイヤーなどで収納棚をしっかり固定しておきましょう。

キャットウォークをリフォームで設置する費用は?上手な空間の使い方紹介します!

間取りの変更やリノベーションを行って空間を有効利用する

内装のリノベーションや、間取り変更リフォームなどを行うと同時にキャットウォークを設置するという場合には、キャットウォーク用の空間をあらかじめ設計に組み込んでおくことをおすすめします。

リノベーションの際、あらかじめキャットウォーク用のスペースを用意しておくことで、動線の確保や接触による飼い主の怪我を予防できますし、猫も人間も快適に過ごせる空間を作ることができるでしょう。

また、複数の猫を飼っている場合には、間取りを工夫し、他の猫に邪魔されない場所を複数用意してあげることで、多頭飼いのストレスを軽減することができます。

DIYでキャットウォークを設置することはできる?

キャットウォークをDIYで施工するという方は意外と多く、壁に穴を開けずに棚を固定できる製品が販売されているため、この製品を活用してキャットウォークを作っているという方もいらっしゃいます。

また、自分で木を切り、ネジ止めを施して施工しているという方も見かけるのですが、DIYで施工した場合と、リフォーム会社に施工を依頼した場合では、どのような違いがあるのでしょうか?

DIYとプロに施工を依頼した場合で大きく変わるのが施工価格と仕上がり、そして安全性です。

プロに設置を依頼した場合は、材料費の他に人件費などがかかるため、施工価格はDIYの場合に比べて高くなります。

ですが、板を切って壁にネジ止めしていく工法の場合、壁の裏側にある下地に確実に固定しなければいけませんし、場所によって板のサイズを細かく調整しなければいけません。

プロに任せれば、設置の際に強度が足りなければ補強板を追加して強度を確保してくれますし、スペースに合わせて細かくサイズを調整してくれます。

また、壁に穴を開けない取り付け方法を用いる場合でも、天井と床に真っ直ぐ突っ張り棒が通っているか1本1本器具を使って測定し、十分な取り付け強度となっているかも確認してもらえるので安心です。

もし、キャットウォークが落ちて猫が怪我をしてしまった場合、病院代だけでDIYで浮いた以上の金額が必要となってしまいます。

何より、愛猫に痛い思いはさせたくありません。

室内飼育の猫の場合、年を重ねても元気に走り回りますので、長期間安全に使用できるよう、キャットウォークの施工はリフォーム会社や工務店に依頼すると良いでしょう。

優良なリフォーム会社を見つけるには?

ここまで説明してきたリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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