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2019年01月15日更新
マンションの内窓リフォームにかかる費用や価格は?
マンションの内窓をリフォームして防音効果や結露の防止などを行う場合、費用はどの程度かかるのでしょうか?マンションで内窓をリフォームする際に注意することと、施工費用、内窓リフォームで使用できる窓ガラスの種類などについてご紹介します。
マンションで内窓をリフォームすることはできる?
マンションでは、窓のサッシ部分は共用部分となるため、管理組合の管轄となり、管理規約上、個人でリフォームを行うことはできません。
そのため、サッシそのものを替えるリフォームをして二重窓やペアガラス、複層ガラスを利用して断熱性や防音効果の向上、結露の予防を行うことができないのです。
マンションで窓をリフォームしてこれらの機能を向上させたい場合には、内装扱いとして施工できる内窓の設置が効果的です。
ただ、サッシを変更するのではなく、窓ガラスのみを交換する場合は管理組合から許可が下りることもありますので、まずは管理組合に何処までリフォームできるかどうか確認しておくと良いでしょう。
既存のガラス部分の交換でペアガラスを入れることができる商品などもありますので見積もりを依頼する際に施工業者に管理規約を確認してもらい、できる範囲で施工の提案をしてもらうのもよいでしょう。
マンションの窓やサッシの修理費用について

リフォームとは少し違いますが、マンションの窓やサッシは外側が共用部分、内側が専有部分として扱われています。
そのため、もしガラスやサッシが破損した場合には、どちらが修理費用を持つかがわかりにくいのです。
一般的な管理規約では、窓部分の修繕については居住者に瑕疵がある場合は居住者が、経年劣化や災害が原因の場合は管理組合が負担することになっています。
もし窓が壊れて修理したいという場合は、管理規約を確認し、どちらが費用を負担するか確認すると良いでしょう。
内窓リフォームで使用できる製品の特徴
既存の窓枠を使って室内側に新たな窓を設置する内窓リフォームでは、通常の窓と同じようにペアガラスや複層ガラスを使用することができます。
ペアガラスとは、二枚のガラスの間に空間が空いているタイプのガラスで、隙間には水分を取り除いた空気が封入されています。
これにより、内部で結露を起こすことがありませんし、断熱性や防音効果を高めることができるのです。
複層ガラスもペアガラスと同じ構造となっていますが、こちらは乾燥空気だけではなく、アルゴンガスが封入されていたり、真空状態となっていたりするものもあります。
性能面では複層ガラスで中空層が真空となっているもののほうが性能は高いのですが、コスト面や性能の差を考えると、それほど違いはありません。
内窓を設置すれば、元々の窓と合わせて二重窓となり、高機能なガラスを使用しなくてもある程度の効果が見込めますが、最大限の効果を期待するなら、高機能ガラスを用いた内窓を追加した方が良いでしょう。
内窓リフォームはどんな窓でも対応できる?
マンションの窓には、通常の引き違い窓の他に上げ下げ窓などもあります。
内窓リフォームは、窓サッシの内側に設置することになりますので、上げ下げ窓などのちょっと変わった形状の窓にも対応可能です。ただ開口の方法が引き違いでなく内側に倒したり、回転したりする場合取り付けできないこともありますので事前に確認してもらいましょう。
ただ、窓のサイズが一般的なサイズとは違う場合は施工することができない場合があります。
しかし、マンションの場合、サッシは基本的に既製品が使われているため、サイズが合わずに設置できないということは殆ど無いでしょう。
内窓リフォームにかかる費用
施工価格は腰高窓1カ所を施工する場合で約4万円が相場となります。
上げ下げ窓などの小さな窓に施工する場合の価格は、約2万円が相場です。
ベランダがある部屋などに設置されている大型の窓(畳2枚分程度)に内窓を設置する場合はもう少し費用が高くなり、約8万円が施工価格の相場となります。
本体の購入費用を除いた施工価格は、1カ所で約1万円、2カ所目以降は約5,000円が相場です。
内窓が既にあり、新しいものに交換する場合は、交換費用の他に古い内窓の撤去費用が必要となり、処分費は約1万円が目安となります。
内窓を障子窓にリフォームすることはできる?

本来の紙を用いた障子窓を内窓として使用すると、目隠し効果は期待できますが、防音や断熱効果はほとんど期待できません。
メーカーの商品の中には、ガラスに和紙調の加工を施した商品が用意されており、ペアガラスや複層ガラスの性能を維持したまま障子のような外観となっています。
施工する場合の費用は、小さな窓なら約3万円、大きな窓なら約10万円が相場です。
窓リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた窓リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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