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2019年11月19日更新

【ローコスト住宅のメンテナンス費用】建築前に知っておきたいことを解説

通常の住宅に比べて安価な費用で建築することができるローコスト住宅ですが、メンテナンス費用はどれくらいかかるのでしょうか?一般的な注文住宅と比較した場合にどの程度メンテナンス費用が変わるのか、費用を抑える方法とともにご紹介します。

ローコスト住宅と普通の注文住宅ではメンテナンス費用は違うのか?

ローコスト 住宅 メンテナンス 費用
ローコスト住宅は建築費用が普通の注文住宅に比べて割安に設定されているため、建材や設備を安価で質の低いものを利用していると思われがちです。

しかし、ローコスト住宅といっても基本的に建材や設備の質そのものは低くありません。

ローコスト住宅では、注文住宅でも使われている建材や設備を一括で大量購入することで仕入れ費用を抑え、低価格化を実現しているのです。

つまり、ローコスト住宅だからと言ってメンテナンスのタイミングが注文住宅より早くなったり、メンテナンスにかかる費用が高くなったりしてしまうとは一概には言えないでしょう。

メンテナンス費用については、場合によりますが、ローコスト住宅の方が普通の注文住宅に比べて安価になる事例もあります。

これは、ローコスト住宅は建坪を減らすことで建築費を抑えていることが理由です。

屋根や外壁など、作業面積が広ければ広いほどコストがかかるメンテナンスの費用を建坪の少なさによって抑えることができるのです。

ローコスト住宅は安価なため、どうしてもメンテナンスの負担が大きいように思われがちですが、基本的に通常の建売、注文住宅などと同じまたはやや安価なメンテナンス費用で収まる傾向があります。

ローコスト住宅の築年数とメンテナンス費用の関係とは

メンテナンスでは、住宅の築年数によってどの部位のメンテナンスを行うかが重要です。

これは、建材や設備に設定されている耐用年数がそれぞれの部位ごとによって違うことが理由で、耐用年数が過ぎる前にメンテナンスを行うことで、他の部位に老朽化の影響を抑えることができます。

特に屋外と面している部分や水回りに関する部分については、老朽化によって防水性が低下してしまうと、構造部材部分に雨水や水漏れが発生する可能性が高まります。

そのため、メンテナンスが遅れてしまった場合、水漏れによって発生した腐食の修繕費用も必要となり、メンテナンスにかかる手間もコストも増大してしまうでしょう。

メンテナンスを行う時期は、水回り設備は築10年ごろ、内装は築15年ごろ、屋根や外壁などの外装部分については築20年頃が目安です。

費用については、ローコスト住宅では決められたグレードの資材や設備が用いられていることが多いため、同じグレードのものを利用すれば費用を抑えることができます。

ただし、上位グレードの資材や設備はそれだけ耐用年数が長く、老朽化しにくいものが多いため、長期的なメンテナンスコストの低下を考えるなら、現在使用中の建材や設備より上位のものを使うのも良いでしょう。

住宅のメンテナンスの基本は、老朽化や劣化、故障などを早期に発見し、早期に対策を行うことです。

上でも述べている通り、発見が遅れてしまうと、メンテナンスしなければならない範囲が広がり、コストがそれだけ増大してしまいます。

築年数を重ねたローコスト住宅では、定期的に点検を行い、老朽化などの問題が起こっていないか確認するようにしましょう。

ローコスト住宅のメンテナンス費用をおさえるにはどうしたらいいのか

ローコスト住宅に限らず、住まいの状態を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせませんが、メンテナンスにかかる費用を抑えるためにはどのような方法をとれば良いのでしょうか?

普段から掃除と点検を行う

住宅に限らず、設備や建材などは汚れがついたままだと劣化や故障が発生しやすくなるため、定期的な掃除を行うことが重要です。

故障や劣化を抑えることができれば、メンテナンスの回数も抑えることができるため、将来的にかかるメンテナンス費用も抑えることができます。

また、掃除を行う際には同時に設備や建材の状態を確認しておくことで、劣化や故障などの問題を早期に発見することができ、問題の拡大を防ぐことができるでしょう。

事前にメンテナンスを計画する

設備や建材部分の故障や劣化によってトラブルが発生してからメンテナンスを行うという場合も多いのですが、この対応方法では問題のある箇所以外にも被害が拡大することが多く、コストが増してしまう可能性があります。

住宅外装や水回りなど、本格的な劣化や故障が発生すると被害が拡大しやすい部位については、築年数を元にトラブルが発生する前の段階でメンテナンスを計画しておくと良いでしょう。

トラブル発生前にメンテナンスを行うことで、該当部位だけのメンテナンスに絞ることができ、メンテナンス費用の増大を防ぐことができます。

専門家に相談する

使用する建材や設備、メンテナンスの方法など、家の手入れについてわからないことがあったら、ハウスメーカーやリフォーム業者などの専門家に相談するようにしましょう。

専門家に相談することで、予算の範囲内で最善のメンテナンス方法を採れる可能性が高まります。

メンテナンスの記録を残す

住宅建材や設備にはそれぞれ耐用年数が設定されているため、メンテナンスや点検を行った場合には必ず記録を残しておきましょう。

記録を残しておくことで、メンテナンスのスケジュールが立てやすくなり、重大なトラブルが発生する前にメンテナンスを実施できます。

建築時に設備や建材のグレードを上げておく

ローコスト住宅では、建築費用を抑えるために一定グレードの建材や設備が用いられています。

これらのグレードは、建築時に変更することができるので、耐用年数が長い建材や設備にあらかじめ交換しておくことで、メンテナンスを行うまでの期間を延ばすことができるでしょう。

ローコスト住宅のメンテナンス費用を考慮した業者の選び方とは

ローコスト 住宅 メンテナンス 費用

メンテナンスのことも考えてローコスト住宅を建てる場合、どのように業者を選ぶと良いのでしょうか?

ローコスト住宅を販売している業者の中には、安く建てられるという謳い文句で耐用年数の短い安価な建材や設備を使用している業者も存在します。

このような建材や資材では、メンテナンスが必要になるまでの期間が短くなるため、必然的にメンテナンスコストが増大してしまうでしょう。

また、業者選びの際にはローコストにできる理由についても知っておくことが重要です。

建坪が少ないのでローコスト、大量一括仕入れで建材等のグレードが一定だからローコストといったように、どのような理由でローコストなのかについて把握し、納得できる業者を選びましょう。

その他にも、業者によるメンテナンスについても事前に把握しておくことが重要です。

無料、有料問わずアフターメンテナンスの体制がとられているか、メンテナンスや点検の内容はどうなっているかなどを把握し、もしもの時にも対応が期待できる業者を探しましょう。

アフターメンテナンスの良い業者を探す際には、業者が提示しているアフターサービスの情報だけでなく、インターネットなどを活用して口コミを調査し、しっかりアフターメンテナンスが行われているかを調べるのも重要です。

ローコスト住宅の業者探しでも、普通の注文住宅と同じく信頼できる業者を見つけることが大切ですので、インターネットの情報サイトなどを活用し、さまざまな業者を比較して自分に合った業者を選びましょう。

建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?

ここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。

注文住宅の設計プランや費用は、施工店によって大きく異なることがあります。

そのときに大事なのが、複数社に見積もりを依頼し、「比較検討」をするということ!

実際に注文住宅を建てるには時間がかかるので、この記事で大体の予想がついた方は早めに次のステップへ進みましょう!

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一生のうちに注文住宅を建てる機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しない建て替えをするためにも、建設会社選びは慎重に行いましょう!

この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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