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2019年08月29日更新

ローコスト住宅の標準仕様の特徴や問題点などを解説!

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

標準仕様の特徴とは?ローコスト住宅メーカー次第で変わる内容

ローコスト 住宅 仕様

ローコスト住宅の最大の魅力は、低価格で新築の住宅が手に入ることです。

なぜ低価格かというと、住宅を建てるための材料費や建設費、設計費などの工事費用に、照明・アンテナなどの電気工事費、内装工事費用までが「標準仕様」に含まれていることが理由です。

住宅建設で要となる工事費用が、すべて標準仕様として組み込まれているということです。

ただその標準仕様の内容は各メーカーごとに違いがあります。

それらの違いを見極めるために、標準仕様で特化される項目について解説します。

耐震性や断熱性などの基本性能に力を入れているローコストメーカー

ローコスト住宅だからこそ気をつけておきたいことが、住宅の基本性能です。

耐震性が低くて断熱性も一定程度という住宅では、快適に暮らすことはできません。

ところがローコスト住宅メーカーでも、この耐震性や耐熱性に力を入れているメーカーもあります。

高い耐震性や断熱性に加えて、今話題の気密性も高い住宅を提供しているメーカーもあります。

ちなみに、そうした基本性能に重点をおいたローコストメーカーは、大手ハウスメーカーが母体となっていることが多いようです。

水回りの設備に力を入れているローコストメーカー

特に使いやすさ、便利さを求めたいのが毎日使うキッチンやバスルームなどの水回りでしょう。

ローコスト住宅だからと言って、使いやすくておしゃれなキッチンや、清潔なバスルームやトイレをあきらめる必要はありません。

ローコスト住宅メーカーによっては、この水回りに力を入れて、メーカーやカラーも選べるシステムキッチンがあったり、機能性が生かされたシステムバスをチョイスできるメーカーもあります。

またトイレもコーティング加工がされて汚れにくく、フルオートタイプのトイレが標準仕様という場合もあります。

内装に力を入れているローコストメーカー

内装面に特に力を入れているローコストメーカーは、標準仕様の中で内装において選択の幅を持たせて発注者の要望に応えようとしていることもあります。

内装メーカーやクロスメーカーを選べて、好みの内装材を組み合わせることができるというサービスを標準仕様でできるなんて嬉しい限りです。

外壁に力を入れているローコストメーカー

住宅の外観で気になるのが外壁ですが、ローコスト住宅メーカーによっては外壁や屋根にこだわっているメーカーもあります。

注文住宅に劣ることのない見栄えのする外壁で、汚れも落ちやすいコーティング付きの窯業系サイディングを採用してしているメーカーもあります。

またおしゃれなタイル張りを標準仕様として取り入れているメーカーもあります。

外壁に凝ることで、低価格でも安っぽく見えずにデザイン性の高い住宅を建てることができるでしょう。

ローコスト住宅メーカーの標準仕様のコストカット方法とは?

ローコスト住宅メーカーが低価格を実現するためには、どのようにコストカットをしているのでしょうか。

そのコストカット方法を標準仕様に関して解説します。

部屋数やコンセントの数などを減らす

住宅の作りがシンプルであればあるほど、建設費用は安く抑えられます。

そのためローコスト住宅では、デザインや間取りをシンプルにする傾向があります。

その一例として挙げられるのが、部屋数を減らし、コンセントの数を通常の注文住宅よりも少なくするという方法です。

内装材や設備機器のグレードを安全性に影響がない範囲で下げる

ローコスト住宅メーカーは少しでも住宅価格を抑えるために、内装材や設備のグレードを下げる傾向があります。

だからといって安全性までも下げているわけではないので、ご安心ください。

外壁に最廉価なサイディングを使用する

ローコスト住宅メーカーによっては、外壁にも価格を抑える工夫がされていて、最廉価なサイディングを採用しているところがあります。

サイディングの外壁材とは、セメントと繊維質を主原料にした板状の外壁材ですが、耐火性があって価格も安いため、いろいろな価格帯の住宅に使用されています。

建具にアルミサッシや中空のフラッシュドアを選ぶ

窓や出入り口、間仕切りなどにアルミサッシ、またはドアにはフラッシュドアを採用して価格が抑えていることが多いようです。

フラッシュドアとは、はしご上の骨組みの上に面材を張った軽量なドアのことです。

表面も平らですっきりしたデザインです。

柱にホワイトウッドの集成材を選ぶ

ホワイトウッドとは欧州トウヒのことで、割れた部分や大きな節を取り除いて方向を揃えて集成接着した集成材のことです。

ホワイトウッドの集成材は価格が安いため、ローコスト住宅メーカーによっては使用している場合もあります。

天井を張らず屋根裏が見える状態にする

価格を抑える工夫として、天井を張らないという方法が取られることがあります。

実はこれには別のメリットもあります。屋根裏が見えることで空間的に広く感じられ、快適な生活空間を演出することもできます。

間仕切り壁や建具を少なくする

シンプルな設計やデザインというのがローコスト住宅の特徴のひとつですが、その結果、間仕切り壁が少なくなったり、建具も減らせたりします。

それがローコストにつながるうえに、複雑でない生活動線やすっきりとした空間デザインもできます。

ホームセンターの商品や規格品を使用する

大量生産されており、ホームセンターなどにも売られているような規格品を使用することもあるようです。

特殊な商品や希少な商品を使えば、その分コストにしわ寄せがきます。

一方で、規格品ならコストダウンが可能です。



ローコスト住宅の標準仕様の問題

ここではローコスト住宅の標準仕様で見られる問題点を取り上げます。

安価な断熱材「グラスウール」の使用は問題!

一部のローコスト住宅ではコストダウンをはかるために、安価な断熱材である「グラスウール」が使われていることがあります。

「グラスウール」とはガラス線維でできた綿状の素材で、断熱材の主原料として使われています。

安価な断熱材のため、ローコスト住宅で使われているケースがあります。

しかしグラスウール素材の断熱材は、結露になりやすいというデメリットがあります。

長年住んでいると湿気の多い環境では、外壁や内壁を通して湿気が壁を浸透して断熱材が水分を含んでしまい断熱効果を発揮できません。

さらに内部結露となって柱などの建材にダメージを与えてしまうことも考えられます。

グラスウール対策は湿気対策と高気密性

もしも断熱材にグラスウールが使われていたら、十分な湿気対策をしましょう。また気密性を高めた設計にしておけば安心です。

もしもそうした対策を取りたくないならば、断熱材素材にグラスウール以外のものを使うことを検討してみましょう。

「第三種機械換気」の不効率な換気

「第三種機械換気」とはアパートやマンションでよく使われている換気システムのひとつですが、設備価格が低くランニングコストも低いとあって、ローコスト住宅でも使用されているケースがあります。

しかし第三種機械換気は、強制的に室内の空気を排気するという方法なので、冷暖房して冷えたり温められた空気も一緒に外へ逃がしてしまうというデメリットもあります。

これでは、快適な室温にするために冷暖房を常に強めに設定しなくてはならないため、効率が悪いだけでなく冷暖房費もかさんでしまいます。

ローコスト住宅を購入する際の注意点

ローコスト 住宅 仕様

ローコスト住宅を購入するときの注意点として、標準仕様に関するものは次のようなことです。

オプションになっていないかを確認

ローコスト住宅の購入時によくある問題が、「低価格を期待していたのに予定よりも高くついてしまった」というケースです。

ローコスト住宅は標準仕様内で選んでいる限りでは低価格が実現できるのですが、オプションとして設備や機能などを上乗せすると、価格が注文住宅と変わらないほどの価格になることも考えられます。

そのため標準仕様の詳細とオプションを区別して、設備などを整えていきましょう。

注文住宅の情報は参考までにとどめる

このよくある問題を引き起こしてしまう理由には、通常のハウスメーカーで標準仕様で付いているものだからと安易に選んだ結果、オプションで追加されていたというケースです。

ローコスト住宅にはローコスト住宅の良さがあるのですから、注文住宅で得た情報は参考までにして、自分たちの住みたい家を考えながら建築計画を立てましょう。

そうすればローコスト住宅の魅力を最大限に活かした家づくりができるはずです。

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