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2020年01月29日更新

二世帯住宅を建てるために必要な土地の坪数は?

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

二世帯住宅を建てる!床の坪数はどれくらい?

二 世帯 住宅 坪数

二世帯住宅は複数の家族が同じスペースで居住するため、一定以上の床面積と広さが求められます。

一般的な二世帯住宅の床面積は40坪~50坪が多いようですが、これは居住する人数や二世帯住宅のタイプによっても異なるでしょう。

二世帯住宅には完全分離型、部分共有型、完全同居型の3つのタイプがあります。

この中で最も広い床面積を必要とするのが完全分離型の二世帯住宅です。

完全分離型では玄関やキッチン、バス、トイレなどの設備を全て二世帯分用意しなければならないため広い床面積が必要となるのです。

ここでは二世帯住宅の中でも最も広い床面積を必要とする完全分離型の場合、どの程度の坪数が必要となるのかについて考えてみましょう。

完全分離型の二世帯住宅は、上下分離型もしくは左右分離型のどちらかに当てはまるケースがほとんどでしょう。

左右分離型は間取りを図面で見た際に、左右で世帯毎の居住スペースが分かれるように住み分けるタイプのことを言います。

一方、上下分離型は住宅を2階建てとし、1階部分と2階部分で世帯毎の居住スペースを分離するタイプのことを言います。

上下分離型に比べて左右分離型の方がより多くの敷地面積を必要とするため、容積率に余裕がある場合は2階建てとするのが一般的なようです。

上下分離型の二世帯住宅では1世帯が1フロアを丸ごと利用できるため、比較的自由に間取りを決めることができるでしょう。

仮に40坪の床面積の二世帯住宅を建てる場合、半分の20坪がそれぞれの世帯の居住空間となります。

それでは、20坪でどのような間取りが実現可能であるかについて考えてみましょう。

たとえば、家族の団欒や来客への対応を目的として12畳のリビングダイニングキッチンを設けるとします。

2階に子世帯が住むのであれば、夫婦の寝室として8畳、子ども部屋として4.5畳の部屋を2部屋、3畳の納戸、バス・トイレを設置するとします。

1階に親世帯が住む場合、2階部分で子ども部屋として利用する分のスペースは和室や趣味部屋として利用するのも良いでしょう。

これらを合計すると1階と2階それぞれで約40畳となり、坪数に変換すると約20坪で上下階を合わせると約40坪の住宅となります。

より多くの部屋が欲しい場合やリビングをもっと広くしたいなどの要望がある場合、床面積を50坪まで広げればより余裕のある空間を作ることができるでしょう。



二世帯住宅を建てるために必要な土地の坪数は?

二世帯住宅を建てる場合は二世帯の家族が同じ敷地で暮らすことになるため、単独世帯の住宅よりも広い敷地が必要となります。

先に述べたとおり、二世帯住宅の中でも最も広い敷地面積を必要とするとされているのは完全分離型であり、左右分離型か上下分離型のタイプごとに必要な敷地面積は異なります。

さらに、必要な土地の広さは土地の所在する用途地域ごとに定められている建ぺい率や容積率の影響も受けることになります。

建ぺい率とは、敷地面積に対して建てることができる建築面積の割合を示すものです。

仮に建ぺい率100%の土地であれば敷地いっぱいの範囲まで建物を建てることができます。

容積率とは、敷地面積に対してどれだけの延床面積の建物を建築可能であるかを示すものです。

容積率が高ければ高いほど建築可能な建物の延床面積が大きくなるため、容積率の高い地域では高層ビルなどを建てることができます。

それでは、実際に二世帯住宅を建てる場合にはどの程度の敷地面積があれば良いか具体的に考えてみましょう。

たとえば、建ぺい率が60%、容積率80%の地域内で延べ床面積50坪の2階建ての二世帯住宅を建てるとします。

この時に必要となる敷地面積について計算してみましょう。

まずは50坪を平方メートルに換算すると、約166平方メートルとなります。

単純に1階と2階部分の床面積が同じであると仮定するならば、半分の83平方メートルが1フロアの床面積となります。

ここで注意しなければならないのが建ぺい率と容積率です。

まずは建ぺい率から計算してみましょう。

この地域の建ぺい率は60%なので、敷地面積いっぱいに建物を建てることはできません。

建築面積83平方メートルの建物を建ぺい率いっぱいの状態で建てるとしたら、約139平方メートルの敷地が必要となります。

次に容積率について計算してみましょう。

建築する建物の延べ床面積は28平方メートルで、この地域の容積率は80%です。

したがって166平方メートルの延べ床面積の住宅を建てるためには、208平方メートルの土地が必要であることがわかります。

二世帯住宅を建てるためには、建ぺい率と容積率の両方とも制限を超えてはなりません。

そのため少なくとも208平方メートル、すなわち約63坪の敷地が必要となります。

以上の計算は最低限必要な敷地面積を算出したものです。

もし駐車場や庭を作りたい場合は、建ぺい率や容積率にもよりますが、更に広い敷地が必要となるでしょう。

一概に何坪あれば二世帯住宅を建てられるという言い方は難しいのですが、一般的には70~100坪あれば良いと考えられているようです。

二世帯住宅新築に最低限必要な土地の広さは?

二 世帯 住宅 坪数

二世帯住宅を建てる場合は建物の延床面積として40~50坪、敷地面積として70~100坪あれば良いと紹介してきました。

ただし、これら必要な床面積や敷地面積は実際に二世帯住宅を建てる人の家族構成や建築エリアなど置かれている状況によっても異なります。

家族の人数が多い場合は必要な部屋数も多くなりますし、居住者に人数が増えればそれだけ収納も多く必要となるでしょう。

また、介護が必要で住宅をバリアフリー仕様にする場合は廊下やトイレなどのスペースを広く取る必要があります。

広い敷地でスペースが余っていれば必要に応じて建て増しという選択肢もありますが、初めに必要最低限の敷地しか確保していなければ希望する増改築はできないかもしれません。

二世帯住宅を建てる場合は予め将来的に必要となるスペースについても考慮し、少し余裕のある広さの土地を確保できると良いでしょう。

ただし、もし取得できる土地があまり広くない場合にも二世帯住宅を建てることは可能です。

たとえば、完全分離型の二世帯住宅を建てる場合は平屋で左右分離型にすると広い敷地面積を必要とします。

一方、2階建てにして上下分離型とすることでスペースを有効に利用することができます。

上下分離型とする場合は階段が必要となるため、敷地面積のうち階段分のスペースは居室として利用できなくなってしまうというデメリットがあります。

しかし、上下分離型は左右分離型と比べて屋根や基礎の面積も狭くなるため、建築費用を安く抑えることができるというメリットがあります。

上下分離型とすることによって比較的狭い土地であっても費用を抑えて二世帯住宅を建てることができるでしょう。

また、 建築費については新築、リフォーム何れも国や自治体からの各種の補助制度もあり、有効に活用すべきでしょう。

二世帯住宅を建てるために必要な延床面積や敷地面積は住む人の状況によってそれぞれです。

まずはどのような住宅にしたいかを家族で話し合って要望を出し合い、希望の間取りを実現するためには何坪の床面積が必要であるか計算してみましょう。

その後、建ぺい率や容積率を考慮して土地探しを行えばスムーズに希望条件に合った土地を見つけることができるでしょう。

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