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2020年01月31日更新

二世帯住宅に必要な平均坪数はどれくらいか解説します

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

二世帯住宅に必要な平均坪数を知るために考慮すべきこととは?

二世帯住宅に必要な平均坪数を知るためには、どのタイプの二世帯住宅を建てたいのかを知っておく必要があるでしょう。

なぜなら二世帯住宅のタイプによって、必要となる部屋数が変わり、それに応じて平均坪数も変わってくるからです。

ここでは二世帯住宅のタイプと部屋数と平均坪数の関係について解説します。

二世帯住宅の3つのタイプ

二世帯住宅には「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の三つのタイプがあります。

「完全同居型」は二世帯が寝室以外のほぼすべての居室を共有するタイプの二世帯住宅で、「部分共有型」は玄関や台所などの一部を共有するタイプです。

「完全分離型」は二世帯が共有するスペースをほぼ持たず、各世帯が独立して暮らせるタイプの二世帯住宅です。

二世帯住宅のタイプごとに部屋数も平均坪数も違う

完全同居型の二世帯住宅は共有部分が多いので部屋数はあまり多くありませんが、完全分離型となると各世帯が独立した暮らしになるので部屋数も増えます。

部屋数が変われば、それに合わせた坪数が必要となるので、どのタイプの二世帯住宅にするのかによって平均坪数が違ってきます。

敷地が十分にある場合は平面的な展開も可能ですが、ここでは狭い敷地に対応できる2世帯住宅を前提に3階建て新築の場合を考えて見ましょう。

完全同居型3階建て二世帯住宅に必要な平均坪数

平均坪数は約38坪!その場合の間取り

完全同居型で3階建ての二世帯住宅に必要とされる平均坪数は38坪前後と言われています。

この坪数の住宅のよくある間取りは、1階部分にリビングやキッチン、バスルームなど共有スペースを配置し、2階には親世帯の寝室などのプライベート空間、活動的な子世帯が3階部分にプライベート空間を配置するといったものです。

1階部分と2階部分を交換して、1階に親世帯のプライベート空間を配置し、2階に共有スペースという間取りもあります。

上記のような間取りから算出すると、必要な平均坪数は約38坪になります。

建設費の価格相場は約3,200万円

完全同居型で3階建ての建築費用の相場価格は約3,200万円です。

寝室の数が増えるものの、玄関やリビング、キッチンやバスルームの数などは単世帯の住宅と変わらないため、相場価格も1世帯用の住宅の場合との差は比較的小さくなります。

1世帯用の住宅に比べれば、寝室が増えた分、窓やドア数は増えます。

混み合いやすいバスルームの使い勝手を良くするためにミニシャワーなどを取り付けるなど、二世帯住宅ならではの工夫が施されることもあります。

そのため、相場価格は1世帯住宅よりは割高になります。

部分共有型3階建て二世帯住宅に必要な平均坪数

平均坪数は約50坪!その場合の間取りは?

部分共有型で3階建ての二世帯住宅に必要とされる平均坪数は50坪前後です。

部分共有型の二世帯住宅は共有スペースの設け方が各住宅によって違うため、間取りも各住宅によって変わります。

部分共有型の二世帯住宅を設計するときには、どのスペースを共有するかが大きなポイントになります。

共有するものは、生活習慣の違いや二世帯にとっての居心地の良さを考慮に入れながら決めるのがいいでしょう。

共有部分の具体例

二世帯の交流が多めの間取りにするならば、リビングルームやキッチンを共有にして、寝室などのプライベートスペースは別にします。

生活習慣が出やすい水回りでは、キッチンは共有してもバスルームは別、またはキッチンとバスルームの両方を別にする間取りも考えられます。

独立性の高い部分共有型ならば、玄関のみを共有にして、残りのスペースは各世帯が独立して暮らせるような間取りもできます。

建設費の価格相場は約3,600万円

部分共有型の価格相場は約3,600万円です。

住宅の一部を共有しているので、完全分離型のようにすべての間取りと設備について二世帯分は必要ないけれども、完全同居型に比べれば間取り・設備の両方で増えます。

そのため、完全同居型と完全分離型の建築費の相場価格の間の価格帯になります。



完全分離型3階建て二世帯住宅に必要な平均坪数

平均坪数は60坪~70坪!その場合の間取りは?

3階建ての完全分離型の二世帯住宅に必要な平均坪数は60坪~70坪です。

玄関から他の生活スペースも共有する部分がほとんどない完全分離型ですので、必要とする坪数も他の二世帯住宅と比べると大きくなります。

各世帯が独立して暮らせるような構造になるので、玄関は二つあり、リビングや水回り、寝室などのプライベートルームも世帯ごとの間取りになります。

縦割り?横割り?住居空間の分け方

完全分離型の二世帯住宅は、生活空間を上下で分けるのか、それとも左右で分けるのかポイントになります。

親世帯と子世帯の暮らし方に合わせて、住宅の分け方を検討します。

住宅内部で行き来ができるような設計にすることもできますが、その場合は行き来するためのドアを施錠できるようにしておくと、将来、一世帯分の住居が空いたときには賃貸住宅として貸し出せます。

建設費の価格相場は4,000~4,600万円

完全分離型の建築費の相場価格は4,000~4,600万円で、他の二世帯住宅に比べると最も高い相場価格になっています。

ほぼ二戸分の住宅を建てるような設計になるため、相場価格も高くなります。

建坪が少なく坪数が確保できない場合の対策はあるのか ?

二世帯住宅に対して思うような坪数が確保できない場合には、次のようなことを検討してみてはいかがでしょうか。

部屋の広さを変える

少ない坪数でも予定した間取りは変えないで二世帯住宅を実現したいならば、部屋の広さを変えてみます。

設計図を見ながら、もう一度各部屋の広さを見直してみましょう。

家族が集うことが多い家庭ならばリビングルームはそのままにして個室を小さくする、個室で過ごすことが多いのならリビングルームを小さくするなど、暮らし方と照らし合わせて部屋の広さを検討してみましょう。

共有部分を増やす

共有部分を増やせば延床面積を小さくできます。

世帯ごとに設計されていたキッチンやバスルームなどの水回りを共有にして、空いた面積分を他の部屋に割り当てます。

しかし水回りのすべてを共有するとなると不便ならば、バスルームは共有にしても、子世帯にはバスルームの代わりにシャワールームを設置するなどの工夫をして省スペースを実現できます。

お互いの生活を尊重しながら共有部分を増やす工夫をしてみましょう。

階数を増やしスペースを確保する

坪数が足りなくても各部屋の広さは保ちたいのならば、住宅の階数を増やすことも考えられます。

3階建てから4階建ての二世帯住宅、または地下室を設けるなどの選択肢もあるでしょう。

4階建ての二世帯住宅は、親世帯は1・2階、子世帯は3・4階を生活フロアにするなどフロアごとに仕切れるので住み分けしやすい二世帯住宅です。

また地下室は収納スペース以外にも、楽器演奏や映画鑑賞などの趣味の部屋や、湿気対策が十分にできれば寝室としても利用できます。

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