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2018年12月27日更新
給湯器の交換リフォームにかかる費用について詳しく解説!
浴室の給湯器を交換リフォームする場合、どのような工事が行われ、費用はどれくらいかかるのでしょうか?給湯器の交換リフォームの詳細と、交換にかかる費用、リフォーム費用を安く抑える方法、見積りの際の注意点などについてご紹介していきます。
目次
給湯器のリフォーム前に知っておきたい給湯器本体の価格について
風呂給湯器タイプの本体の価格
お風呂にお湯を供給しつつ、キッチンなどの他の箇所に温水を供給できる給湯器の場合、リモコン付きで追い炊き機能の無いものは約20万円、追い炊き機能が付いたものは約30万円、全自動機能付きで約35万円が相場です。
この価格はメーカー希望価格ですので、実際の購入ではもう少し安価に購入できる可能性があります。
暖房風呂給湯器タイプの本体の価格
給湯器の熱を利用して浴室の暖房や乾燥が行えるタイプの製品の場合、リモコンのみの製品が約35万円、追い炊き機能付きで約40万円、自動給湯機能付きのものは約45万円が相場です。
給湯器の交換リフォームにかかる費用相場について
給湯器は機能や省エネ性能の違いにより費用が異なる
給湯器の価格は、本体の性能によって大きく変わります。
給湯器の性能とは、追い炊き機能や全自動機能などの日常的な使い勝手に関わる機能や浴室乾燥機能などの付加的な機能の他に、供給できる湯量などです。
給湯器の価格は、基本的にこれらの機能が多ければ多いほど、給湯量が大きければ大きいほど高くなります。
また、省エネ性能の高さも価格に影響があり、同じエネルギー量でもより効率的にお湯を温められる製品は製品価格が高い傾向があります。
その他にも、給湯器にはオートとフルオートという機能が搭載されているものもありますが、こちらは浴槽へのお湯張りと温度管理をどう制御するかを表す言葉です。
オートタイプの給湯器では、ボタンひとつで設定した温度、湯量でお湯張りを行い、設定で自動保温にしておけば、湯温を一定に維持してくれます。
フルオートタイプの給湯器の場合は、オートタイプと同様の機能に加え、湯量が減った際に自動で足し湯を行い、さらに配管の自動洗浄機能も搭載されています。
さらに、フルオートタイプの製品では入浴した際に湯温が低下しても自動で温度を上げてくれるため、冬場などに冷えた体で入浴しても湯温が安定しやすく、より快適な入浴を行うことができるでしょう。
一般的な追い炊き機能付きの給湯器を用いて交換リフォームを行った場合の費用は、追い炊き機能のみの製品なら約30万円、湯温を自動で調整できる製品なら約35万円、お湯張りも自動の製品なら約40万円です。
ただし、給湯器の価格は業者によってディスカウントされている場合がほとんどのため、実際の施工価格は平均してこの価格より約10万円安いのが目安とされています。
給湯器の交換リフォームにかかる工事費用の相場
給湯器の交換では、既存の給湯器を撤去する費用、新しい給湯器を設置する費用、ガス管及び給水管、給湯管、追い炊き管などの配管工事費用がかかります。
また、リモコンが付いている製品の場合は、リモコンの設置費用または交換費用も必要です。
その他の機能がある給湯器の場合には、その機能に対応した工事も必要となり、浴室乾燥暖房機能がある場合は、浴室に暖房配管を敷設する費用がかかります。
これらの作業を合わせた費用は、基本的な交換工事を行う場合で約4万円から、追加配管の敷設などが必要な場合は約7万円からが相場です。
この費用は既存の給湯器を取り外し、そのまま新しい給湯器を同じ場所に設置する費用のため、リフォームなどで浴室の位置を変更し、別の場所に給湯器を移設する場合は含まれません。
既存給湯器を撤去し、他の箇所に新しい給湯器を設置する場合には、既存配管が使用できず、配管を通す穴から作り直す必要があるため、工事費用は約10万円からが目安です。
給湯器の交換リフォーム費用は、設置する場所の状態や使用する給湯器の性能、設置の方法などによって大きく変わります。
実際に見積りを行うと、ホームページや広告などで宣伝されている工事価格より高額になる場合も多いため、リフォームを行う際には必ず現地調査の上、見積りを立ててもらうようにしましょう。
給湯器の交換リフォームにかかる費用を抑える方法について
給湯器の交換リフォームにかかる費用を抑えたい場合、どのような方法を用いると良いのでしょうか?
給湯器の交換リフォームでは、工事費用は安全に関わる部分のため、値引きを受けることはほとんどできません。
しかし、本体に関しては過剰在庫や型落ち品など、十分な性能があるにもかかわらず、安価に購入できる場合もあります。
また、給湯器のブランドにこだわりがない場合には、機能だけを業者に伝えて安価なものを探してもらうのもおすすめです。
専売店などの契約をメーカーと結んでいる業者の場合、特定メーカーの製品を通常より安価に仕入れることができるため、交換の際に他社製品を使う場合に比べて、割引率が高くなる可能性があります。
その他にも、給湯器の交換リフォームを行う場合には、本体価格や設置工事費用の他に、将来的なコストの違いについても考えておきましょう。
給湯器は年々エネルギー効率が向上しているため、同じように利用しても、古い機種と新しい機種では使用するエネルギー量が大きく変わります。
例えば、新しい給湯器に交換することで、1カ月あたりの光熱費が約500円削減できるのなら、年間で約6,000円、5年なら約30,000円の削減に繋がるのです。
給湯器の耐用年数は約10年が目安とされていますので、この年数を超えていたり、近い年月使用した給湯器が故障したりした場合については、修理より交換を選んだ方が将来的な出費を抑えることができるでしょう。
給湯器の交換リフォームの見積もりを出してもらう際の注意点について
給湯器の交換リフォームで施工業者に見積もりを依頼する場合、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?
まず重要なのは、見積価格が一般的な相場に比べて高すぎる、安すぎるなど乖離がある場合です。
高すぎる場合については工事方法などの理由で工事が複雑になっていることが原因の場合がありますが、安すぎる場合は何らかの方法で経費を削減している可能性が高いため、見積もり内容を精査した方が良いでしょう。
特に出張工事費は見積もりに記載されていないことがあるため、後から見積もりとは別に請求される可能性があります。
その他にも、本体価格と工事価格がセットになっている場合は個別の価格がどうなっているかを確認しておきましょう。
給湯器本体の定価と見積もりの価格を比較すれば、割引率や実際の工事費用を計算することができるため、一般的な工事費用の相場と離れていないかどうかを調べることができます。
また、見積もりを依頼する際には、複数のリフォーム業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を行うことをおすすめします。
相見積もりを行えば、リフォーム費用を比較してある程度の相場と必要な工事の内容を知ることができ、価格が高すぎたり、安すぎたりする業者を見分けやすくなるでしょう。
見積価格が他社の相場に比べて大きく違う場合でも、業者によって営業努力で価格を抑えている場合や、配管等に高耐久のものを使用して故障率を下げるかわりに価格が上がっている場合もあります。
なぜその価格になっているかを業者に問い合わせ、納得できる業者を選ぶのもリフォームでは重要です。
お風呂・浴室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたお風呂・浴室リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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