電気温水器が寿命!買い替えの値段(2026年相場)やメリット・デメリットを解説

電気温水器の交換費用相場を紹介するサムネイル画像。屋外型の電気温水器と「30万〜60万円」「2026年相場」の文字入り。
電気温水器の交換費用は、本体代や工事内容によって大きく変わります。寿命の目安や故障の前兆、エコキュートとの違い、電気代の差を比較しながら、買い替え時の判断ポイントを解説します。
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電気温水器の交換費用相場とエコキュートとの月額電気代の違いを比較した図解
電気温水器の交換費用とランニングコスト比較

電気温水器の交換費用とランニングコスト【2026年6月】

電気温水器を交換する費用の目安は、標準的な交換工事を含めて30万~60万円です(2026年6月現在)。ただし、本体の容量・機能、屋内設置か屋外設置か、配管や電気工事の有無によって費用は変動します。

項目費用相場
本体価格20万~50万円
工事費既存品撤去・処分、配管接続、電気工事など8万~15万円
合計30万~60万円
電気温水器の交換費用の内訳(2026年6月相場)
電気温水器の交換費用相場とエコキュートとの月額電気代の違いを比較した図解
電気温水器の交換費用とランニングコスト比較

電気温水器を交換する際は、本体価格に加えて、配管工事や既存品の撤去を含む工事費がかかります。新規設置や設置場所を変更する場合は、基礎工事・配管延長・電気工事などが追加され、交換より設置費用が高くなることがあります。遠方の場合は出張費が加算されることもあるため、見積もり時に総額を確認しておくと安心です。

電気温水器・エコキュートの電気代(ランニングコスト)を比較

電気温水器やエコキュートの導入を検討する際、気になるのが毎月の電気代です。電気温水器は、外気の熱を利用するエコキュートに比べて消費電力が大きくなる傾向があります。

機器種類電気代の目安
電気温水器6,000~13,000円/月
エコキュート1,500~3,500円/月
電気温水器とエコキュートの電気代(ランニングコスト)の比較

※ 使用量・地域・電力会社の料金プラン・季節・機種によって変動します。

たとえば、2人家族で電気温水器を使い、毎日お風呂に入ると、電気代は月6,000~8,000円ほどかかることがあります。一方、エコキュートなら1,000~3,000円程度に抑えられるケースもあり、電気温水器はランニングコストが高くなりやすいといえます。

※ 参考:Panasonic エコキュート 電気代の目安

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電気温水器とは

電気温水器は、ヒーターで水を加熱し、タンク内にお湯を貯めておく給湯器です。電気ポットでお湯を沸かす仕組みに近いと考えるとわかりやすいでしょう。貯めたお湯は必要なタイミングで使えますが、使い切ると再び沸き上がるまで給湯できません。残湯量を確認しながら使う必要があります。

エコキュートとの違い

電気温水器はヒーターで水を直接加熱してお湯を作ります。一方、エコキュートは外気の熱を利用してお湯を沸かす仕組みです。電気温水器より消費電力を抑えやすく、効率よく給湯できる点が特徴です。

電気温水器エコキュート
給湯方法ヒーターを利用し、タンク内にお湯を貯める大気の熱をヒートポンプで集め、効率よくお湯を沸かす
メリット構造がシンプル。貯湯式は、非常時にタンク内の湯水を活用できる機種もあるランニングコストを抑えやすい
電気温水器とエコキュートの違い
電気温水器はヒーターで加熱し、エコキュートは外気の熱を利用してお湯を沸かす違いを示した図解
電気温水器とエコキュートの給湯方法の違い

※ 参考:Panasonic エコキュートのしくみ

電気温水器の2つのタイプ

電気温水器には、「貯湯式」と「瞬間式」の2タイプがあります。仕組みと向いている使い方は次のとおりです。

貯湯式の電気温水器

貯湯式は、ヒーターで沸き上げたお湯をタンクに貯めておくタイプです。一定温度で保温されているため、使いたいタイミングで給湯できます。ただし、使用量が多い家庭では、1日の途中でお湯切れが起きることもあります。家族人数や使い方に合ったタンク容量を選び、残湯量を確認しながら使いましょう。

瞬間式の電気温水器

瞬間式は、水が機器を通過するタイミングで必要な分だけお湯を沸かすタイプです。タンクを置かないため、設置スペースを確保しにくい場所にも導入しやすいのが特徴です。ただし、浴室やキッチンなどで大量のお湯を使う場合は、大きな電気容量が求められることがあります。住戸全体の給湯では、貯湯式の電気温水器やエコキュートが選ばれるケースが多いでしょう。

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電気温水器の「局所給湯」と「セントラル給湯」の違い

電気温水器の供給方式は、大きく「局所給湯」と「セントラル給湯」に分けられます。

給湯方式設置箇所
局所給湯給湯場所の近くに設置し、場所ごとに給湯する大きなスペースを確保しにくい場所でも導入しやすい(給湯箇所の近くに設置するため)
セントラル給湯屋上・屋外・機械室に設置、給湯箇所まで配管を伸ばす広めのスペースが必要
局所給湯とセントラル給湯の違い
局所給湯は給湯場所の近くに設置し、セントラル給湯は1か所から複数箇所へ配管する違いを示した図解
局所給湯とセントラル給湯の設置場所と給湯範囲

それぞれの最大の違いは、給湯器をどこに置き、どの範囲へお湯を送るかです。局所給湯は、手洗い場や洗面台などお湯を使う場所の近くに機器を設置し、その場所ごとに給湯します。セントラル給湯は、1か所に設置した熱源機から複数の給湯箇所へ配管でお湯を送る方式です。一般家庭でも住戸全体に給湯する場合はセントラル方式が使われ、施設ではより大容量のセントラル給湯が採用されることがあります。

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電気温水器のメリットとデメリット

電気温水器には、設置や使い勝手の面でメリット・デメリットがあります。生活スタイルに合うかを確認しておきましょう。

電気温水器の3つのメリット

電気温水器の主なメリットは、次の3つです。

  1. 延長保証を選べる場合がある
  2. 使用時の音が気になりにくい
  3. 非常時にタンク内の湯水を活用できる機種がある

【メリット1】延長保証を選べる場合がある

電気温水器の保証期間は、メーカー・販売店・工事会社によって異なります。標準保証に加え、有料の延長保証や工事保証を選べるケースもあるため、買い替え時は保証期間と保証対象を確認しておくと安心です。構造が比較的シンプルで、エコキュートのような屋外のヒートポンプユニットを設置しない点も特徴です。

【メリット2】使用時の音が気になりにくい

電気温水器は、使用時の作動音が比較的小さい機器です。深夜や早朝にお湯を使う場面でも、音が気になりにくいでしょう。小さなお子様がいるご家庭でも、生活音を抑えやすい点はメリットです。

【メリット3】非常時にタンク内の湯水を活用できる機種がある

貯湯式の電気温水器は、タンク内にお湯を貯めておく仕組みです。停電時でも、タンクにお湯が残っていれば使える機種があります。断水時は蛇口から普段どおり給湯できないことがありますが、非常用取水栓からタンク内の湯水を生活用水として取り出せる機種もあります。非常時の操作方法は機種ごとに異なるため、取扱説明書で事前に確認しておきましょう。

※ 参考:Panasonic 電気温水器 ユポカ 商品ページ

電気温水器の3つのデメリット

電気温水器のデメリットは、主に次の3つです。

  1. 設置場所を確保する必要がある
  2. 水圧が低く感じられることがある
  3. 使い方によっては温度が安定しにくい

【デメリット1】設置場所を確保する必要がある

貯湯式の電気温水器を設置するには、タンクを置くスペースが必要です。タンクには角形・丸形があり、サイズは容量や屋内・屋外設置の区分によって異なります。設置前には本体スペースだけでなく、搬入経路、点検スペース、配管スペースも含めて、メーカーの寸法図や施工会社に確認しましょう。

【デメリット2】水圧が低く感じられることがある

貯湯式の電気温水器は、タンクを保護するために減圧弁で給水圧力を調整します。そのため、直圧式のガス給湯器などと比べると、シャワーの勢いが弱く感じられることがあります。機種によっては高圧力型もあり、標準圧力型よりシャワーの勢いを確保しやすい点が特徴です。ただし、2階・3階での給湯や複数箇所での同時使用では水圧が不足する可能性もあります。家族人数や給湯箇所に合う機種を、施工会社に確認しましょう。

※ 参考:Panasonic 電気温水器 水圧の目安

【デメリット3】使い方によっては温度が安定しにくい

電気温水器は、使い方や季節によってお湯がぬるく感じられることがあります。とくに貯湯式では、タンク内のお湯を使いすぎて残湯量が少なくなったときや、冬場に給水温度が低いときに、設定温度どおりのお湯を十分に使えないケースがあります。家族の使用量に合ったタンク容量を選び、必要に応じて沸き上げ設定や追いだき機能の有無を確認しましょう。

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電気温水器の寿命と買い替えを検討したい故障サイン

電気温水器の寿命は10~15年がひとつの目安です。ただし、使用頻度や設置環境、メンテナンス状況によって劣化の進み方は変わります。長期間使用している場合は、故障の前兆がないか確認し、異常があれば早めに点検や交換を検討しましょう。

※ 参考:JEMA 古い電気温水器の安全点検

  • 同じようなエラーが度々表示される
  • 浴室などでお湯が出にくくなる
  • お湯にサビや異物が混じっている
  • 温度設定をしているのに、ぬるい・熱いと感じる
  • 貯湯タンクから水漏れしている
電気温水器の寿命目安である10〜15年と、エラー表示や水漏れなどの故障サインをまとめた図解
電気温水器の寿命目安と買い替えを検討したい故障サイン

こうした症状が出ている場合は、内部部品の劣化や故障が進んでいる可能性があります。まずはメーカーや施工会社などの修理業者に点検を依頼し、修理で直せるかを確認しましょう。使用年数が10年を超えている場合や修理代が高額になる場合は、交換費用と比較して買い替えを検討すると安心です。

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電気温水器を交換する工期と工事の流れ

電気温水器の交換工事は、同等機種への入れ替えであれば半日~1日ほどで完了するケースが多いです。ただし、設置場所の変更、配管や電気工事の追加、搬入経路の確保、基礎の補修、容量・機能の変更があると、工期が延びることがあります。

希望する機種の在庫がない場合は、入荷まで時間がかかるケースもあります。機種によっては受注後数十営業日かかることもあるため、故障してから慌てて手配するのではなく、寿命が近い段階で見積もりと在庫状況を確認しておくと安心です。

専門技術が必要になる
電気温水器の設置には、配管工事や200Vの電気工事などが伴う場合があります。電気工事は資格を持つ業者による施工が必要なため、DIYでの交換は避けてください。減圧弁や逃し弁などの安全部品、排水、アース、配線が適切に施工されていないと、故障や漏水、感電につながるリスクがあります。電気温水器の交換リフォームは、施工実績のある会社に依頼すると安心です。

※ 参考:JEMA 電気温水器用減圧弁・逃し弁の定期交換

工事の流れ

電気温水器の交換工事は、一般的に次の流れで進みます。

  1. 既存の電気温水器の撤去
  2. 配管・電気工事(給湯専用からフルオートなどに変更する場合は、フルオート用の配管工事が必要)
  3. 新しい電気温水器の設置工事
  4. 既存品処分作業
電気温水器の既存品撤去から配管・電気工事、新規設置、既存品処分までの流れを示した図解
電気温水器を交換する工事の流れ

設置場所を変更する場合は、配管経路の変更工事が必要です。工事が大掛かりになることもあるため、設置場所はリフォーム会社と相談しながら慎重に決めましょう。

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