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2019年12月06日更新

団地リノベーションの費用や注意点をご紹介します。

昭和の時代に建てられた団地でも、リノベーションで間取りや設備をアレンジして現代風の住みやすい部屋にすることが可能です。この記事では、団地をリノベーションして住むことのメリットやデメリット、工事にかかる費用の相場などをご紹介します。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

リノベーション前に知っておきたい団地とマンションの違い

団地とマンションは似たようなイメージがあり、明確な違いがわかりづらいことがあります。団地やマンションをリノベーションする前にその違いを理解しておきましょう。

まず、マンションは3階建以上の建物で、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートなどで建てられた頑丈な構造の共同住宅のことを言います。マンションは建物の棟数が多くの場合1~数棟建であるのが特徴です。

一方、団地は同じ敷地内の中に何棟も建物が建っている集合住宅のことを言います。都道府県が運営しているUR賃貸住宅や公営住宅、公社住宅などの種類があります。

なぜ今団地リノベーションが注目されているのか?

団地リノベーションとは、建築当時のままの古い団地で設備や空間を作り替え、現代風の使いやすい部屋にアレンジすることです。

部分的な補修や壊れた機器の交換といったリフォームと違い、リノベーションとは部屋そのものを作り替えて住みやすくすることを意味しますので、単なる修理に留まらず新しい使い方を生み出すことができます。

近年では、価格が高い好立地の都心物件を購入せず、あえて団地をリノベーションして住むというライフスタイルに多くの人が注目しています。

なぜ団地リノベーションが新しいマイホームの取得方法として注目されているのでしょうか?

団地は家賃が安い所が多い

団地は都心部のマンションなどに比べると家賃が高くありません。そのため、「マンションや新築を購入する余裕はないけど、賃貸住宅をリノベーションして住みたい」という若い世代にもおすすめです。賃貸をしている人がリフォームやリノベーションを行う場合は契約の確認や管理会社等への確認が必要です。

入居時の初期費用も抑えられますので、余ったお金を子育てや貯蓄など別の用途に使うこともできます。

リノベーションでも予算が圧迫されない

団地リノベーションでは壁を撤去したり部屋を繋げたりして間取りを大きく変更することによって、新しく快適な部屋を作ることが多くあります。

そのため、壁のクロス張替えやトイレの交換といった部分的な補修よりも多くの費用が必要になり、「せっかく中古の物件を購入しても、予算の都合で思い通りの工事が行えなかった」という失敗例もあります。

しかし団地は中古住宅やマンションと違って物件取得にかかる費用も少ないため、工事の予算を多めに組むことも可能です。

団地の住民とのコミュニティ形成

団地は自治会の行事が盛んに行われるため、住民同士の交流も盛んで、人との関わりが自然と発生します。

新しく移り住んだ土地でも、周囲との交流の中で暮らしのアドバイスを得られるでしょう。

好立地の団地が多い

団地は駅の近くや治安が良い所など、比較的好立地に建てられています。

バスの路線が整備されていたり主要な駅から近かったりと利便性も良いため、車がなくても通勤や通学に困らず、大型スーパーやショッピングセンターが近隣に集まっているなど、新興地より栄えている団地もあります。

自然に触れながら生活できる

団地は広い敷地の中に建てられていることが多く、敷地内に公園や遊歩道などが整備されている所もあります。

限られた敷地に少しでも人が住めるよう縦に伸ばされた高層マンションと違って、広々とした自然いっぱいの敷地でのびのび過ごすことができるでしょう。

団地リノベーションの前に知っておきたい注意点

団地リノベーションの費用や注意点をご紹介します。

団地リノベーションにも欠点はあります。メリットだけに惹かれて選んだ結果、思いもよらない失敗に繋がらないように、団地リノベーションの注意点も知っておきましょう。

自治会のルールに従わなければならない

近隣との交流は求めていない、またはルールに縛られるのが苦手という人には、団地暮らしはやや不向きかもしれません。

休日でも行事や当番に参加しなければなりませんので、コミュニティの存在を億劫に感じる可能性があります。

共用部分が古いままの団地が多い

平成に入って建てられたマンションに比べると、昭和に建てられた団地はエントランスや外観といった共用部分の古さが目立ちます。

リノベーションで部屋を作り変えても共用部分は使いづらく古いままですので、せっかく住んでも不便に感じてしまうかもしれません。

特に古い団地はエレベーターが設置されていない所が多く、昇り降りは階段のみになっていることがありますので、小さなお子様がいるご家庭や高層階を希望する場合は、エレベーターの有無を確認しておく必要があります。

最近では若い人を集めるためにエレベーターやエントランスなどを積極的に改修している団地もありますので、リフォームの履歴をチェックしておきましょう。

団地によっては間取り変更できないことがある

建てられて年数が経った古めかしい団地でも、現代風の住みやすい部屋に作り替えることが可能です。

しかし築年数が古い団地は「壁式構造」で建てられている事が多いため、間取り変更に制約を受けることがあります。

壁式構造とは文字通り「壁」で支えている建物のことで、柱や梁で支えているものは「ラーメン構造(軸組み構造)」と呼ばれます。

ラーメン構造は柱と梁に手を加えなければ、建物を支えていない間仕切り壁は撤去できます。しかし壁式構造の団地だと建物を支えている壁が撤去できない恐れがあります。

思い通りのリノベーションを行うためにも、建物の構造やできない工事について購入を検討される際にまた、入居前にリフォーム会社などに調べてもらいましょう。


分譲団地にはリノベーションに適した築年数があるのか?

分譲団地にはリノベーションに適した築年数があるのでしょうか。まずは、築年数ごとの特徴を見ていきましょう。

・築1年未満:新築物件、販売価格も高め
・築年数1年〜3年:新古として販売されるが設備はまだ新しい
・築年数11年〜15年:手頃な価格相場で売れ筋、軽いリフォームでもOK
・築年数16年〜20年:価格相場はリーズナブルで底値に近い
・築年数21年〜35年:リノベーション物件として需要がある
・築年数36年以上:大規模修繕や建て替え問題が発生する可能性あり

築1年〜築10年未満であればリフォームやリノベーションがほとんど必要ないことが多く、築11年以上になった場合は何らかのリフォームまたはリノベーションが必要になるでしょう。

また、団地の販売価格は築年数が古くなるほど安くなりますが、その分リフォームやリノベーションが必要な確率が高くなっていくでしょう。

団地をリノベーションして住みたい場合におすすめなのは、築16年〜築35年の物件です。

なぜかというと築16年〜築35年の団地の場合、設備が古くなりリノベーション前提で販売される場合が多いため、安く購入できる可能性が高いからです。

低い価格で購入し、自分好みにリノベーションすることで理想の住まいを手に入れることができるでしょう。

築年数から見た分譲団地を購入する際のポイント

分譲団地を購入する際、築年数に関しておさえておきたいポイントがいくつかあります。

1つ目は耐震性の確認です。団地は比較的築年数が古い物件が多いため、現在の耐震基準を満たしていない物件である可能性があります。

団地を購入する前には現在の耐震基準が満たされているかどうかなど、耐震性について不動産業者などに確認するようにしましょう。

2つ目は、近々修繕や建て替えの計画がないかの確認です。

団地やマンションなどの集合住宅は、ある一定の築年数に達すると管理業者などによって修繕または建て替え計画が建てられます。購入する前に修繕または建て替え計画が近々ないかを必ず確認するようにしましょう。予想外の費用が掛かる場合があります。また、消耗品である給排水管の交換や外壁の補修など、きちんと補修計画が立てられているのかということも、リフォームした後長く住み続けていかれるかの目安になるでしょう。

団地リノベーションの際参考になるスタイルとは

リノベーションを行う際には自分好みのデザインに作り変えることが可能です。そこで、団地のリノベーション時に参考になるスタイルについてご紹介します。

北欧スタイル

北欧スタイルは、白い壁紙に木の質感が感じられる床材をチョイスし、間接照明などで優しく空間を照らすことでナチュラルなイメージを与えてくれるスタイルです。北欧の長い冬や夜を室内で快適に過ごせるようなインテリアが基本です。

壁紙にアクセントカラーとしてブルーやオレンジなどの壁紙を選ぶと、空間が引き締まりよりスタイリッシュな印象になるでしょう。

和モダンスタイル

和モダンスタイルは、日本の伝統的なデザインと欧米のスタイリッシュなデザインが融合した、近年人気が高まっているスタイルです

リビングの一角に畳コーナーを設置したり、和紙でできた照明を選び木製の扉や障子などをアクセントとして取り入れることで、和モダンな空間にすることができるでしょう。

また、シックな和モダンスタイルが良い場合は、ホワイト系の壁紙に黒い建具を用いることでよりモダンな印象が強まり、スタイリッシュに仕上がります。

アメリカンスタイル

アメリカンスタイルは、ウォールナット系の床材や建具などを使用し、ブラック系の小物を取り入れたデザインが特徴です。かつてはアメリカンフィフティーズやカントリーといったスタイルもありましたが、現在ではヴィンテージやインダストリアルといった古い都市型のインテリアが主流です。

無骨な感じが好きな場合は、配管やコンクリート部分などをわざと見せることで、センスが光る空間にできるでしょう。

フレンチカントリースタイル

フレンチカントリースタイルは、壁紙や天井などをホワイト系でまとめ、床もホワイト系かナチュラル系を選ぶことで、温かみのある空間にできるのが特徴です。小物としてレースなどのロマンティックテイストの布を使ったり、白の塗装にヴィンテージ加工を施したりと幅広いイメージがあります。

リビングにはゴージャスな照明を用いることで、親しみやすさの中にもエレガントさを感じられるデザインにできるでしょう。

カフェスタイル

壁にアクセントとしてレンガやタイルを装飾し、ウッド調の建具などを使用することでおしゃれなカフェスタイルが完成します。

シックなカフェスタイルが良い場合は、床材や照明などにダーク系の色を使い、落ち着きのある空間に仕上げると良いでしょう。ブルックリンスタイルと呼ばれる事もあり、アメリカンスタイルに近いテイストの物も多くあります。

団地リノベーションの費用相場と工期

団地リノベーションの費用相場は、行う工事の規模次第ですが約500万~1000万円となっています。

既存の間取りをほとんど残し、部分的な壁の撤去や水回り機器の交換程度であれば、約500~700万円の予算でリノベーションが可能です。

複数箇所で壁の解体や新設を行い、古い設備を上質な素材や機器と交換した場合は約1000万円近い費用になることもありますが、建物一棟を建て替える予算に比べると半分以下で部屋をリニューアルできます。

また、自治体によってはリノベーション工事に対し補助金が出る所もあり、団地リノベーションでも条件を満たせば対象になることがあります。

補助額は、実施した工事内容に応じて約5~10万円や約30~100万円など様々ですが、リフォーム会社に補助金情報を調べてもらうと良いでしょう。

なお、リノベーションの工期は約3~5ヶ月ですが、その間は家賃を払っていても住むことができません。

若い家族を積極的に呼び込みたい団地では、工事が終わるまで工期中の家賃を免除していることもありますので活用してみましょう。

フルリフォーム・リノベーションに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたフルリフォーム・リノベーションは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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