2025年01月19日更新

監修記事

マンションで3LDKから4LDKへのリノベーションにかかる費用は?

家族の成長や、ライフスタイルの変化に伴い、「間取りを変えたい」と考える方は少なくありません。しかし、マンションをリノベーションする場合、費用やプランの進め方がわからないと悩むことも多いでしょう。この記事ではマンションを、3LDKから4LDKにリノベーションする際の費用、メリット・デメリットについて解説します。最後まで読んで、ご家庭に最適なリノベーションのヒントを見つけましょう。

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マンションで3LDKを4LDKにリノベーションするメリット

マンションの3LDKから4LDKにリノベーションする際、どのようなメリットがあるのでしょうか。

メリットを2つ紹介しますので、具体的なイメージを膨らませてみましょう。

【メリット1】個室を確保できる

お住まいの3LDKのマンションを4LDKにリノベーションすると、個室が増えます。

個室が増えると、プライベートな空間が確保できるのもメリットのひとつです。

たとえば、子どもの成長により個室を増やし、独立した空間を与えられます。

個室は静かな環境を作れるため、勉強や趣味に集中して過ごしやすくなるでしょう。

子ども部屋以外には?

来客用の部屋として使用すれば、プライバシーが保たれ、来訪者に宿泊してもらえます。また、在宅ワークや勉強、趣味の部屋として使用すると、リラックスして作業に集中できるかもしれません。

【メリット2】収納部屋を作れる

既存の間取りに収納スペースが不足している場合、部屋数を増やして収納スペースを作れるのがメリットです。

収納スペースが足りないと、部屋が散らかりやすく、整理整頓が難しくなります。

間取りの変更により収納部屋を作ると、物がまとめて収納でき、部屋がすっきりするでしょう。

家族の増加やライフスタイルの変化により物が増えた場合でも、収納スペースを活用できるため、快適に過ごせます。

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マンションで3LDKを4LDKにリノベーションするデメリット

部屋数が増えると、使用方法により家族が快適に過ごせるでしょう。

しかし、マンションを3LDKから4LDKにリノベーションするには、デメリットもあります。

メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握して、リノベーション計画に役立てましょう。

【デメリット1】一部屋あたりの面積が狭くなる

もともと3つだった部屋を4つに増やすと、一部屋あたりの面積は必然的に狭くなります。

マンションのかぎられた住居スペースは、敷地を拡張できないため一部屋あたりの面積に影響が出るのは避けられません。

3LDKから4LDKにリノベーションする際は、新たに作る部屋の使用目的を明確にしましょう。

子ども部屋にするのか、収納部屋にするのか、用途によって広さは異なるため、効率的に計画するのがおすすめです。

【デメリット2】追加費用が必要になる場合がある

マンションを3LDKから4LDKにリノベーションする際は、費用に余裕を持って計画することが重要です。

かぎられたスペースで個室を作るには、間取りの変更を伴う工事が多く、予想外の追加工事が発生する可能性もあります。

たとえば、解体作業中に床の劣化や腐食が見つかり、修繕工事が必要になるケースがあります。

また、壁や扉を新設する際に、追加の補強工事が必要になるかもしれません。

当初の見積もりを超える可能性があるため、突発的な工事費用にも対応できる計画を立てましょう。

【デメリット3】部分工事の場合バランスが悪くなる

マンションの一部だけをリノベーションする際は、全体的な見た目のバランスを考えるのが重要です。

既存のスペースの劣化部分と、リノベーション箇所に差が生じて、統一感が損なわれる可能性もあります。

たとえば、古いマンションの場合、劣化している部分が目立ち、リノベーションした箇所が浮いて見えるかもしれません。

マンションの一部だけをリノベーションする際は、部屋全体の調和を保てるように、見た目のバランスを考えて、計画を進めましょう。

【デメリット4】思うような間取り変更ができない可能性もある

マンションで3LDKから4LDKにリノベーションする際に、理想の間取りに変更できない可能性があります。

マンションは、集合住宅のため給水管や排水管の位置が固定されている、取り壊せない壁がある、など構造上の制約があるからです。

たとえば、水回りの配置を変えたくても配管の位置が動かせなかったり、大幅な間取り変更ができなかったりするケースがあります。

専門業者に相談し、建物の構造や設備を考慮しながら、柔軟に間取り変更を検討しましょう。

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マンションで3LDKから4LDKにリノベーションする際の費用相場

実際にマンションでの3LDKから4LDKへのリノベーション費用相場は、どのくらいかかるのでしょうか。

部分的なリノベーションとフルリノベーションでは、費用も大きく異なります。

どのような違いがあるのか、見比べてみましょう。

工事内容費用相場
部分的なリノベーション100万~500万円
大がかりなリノベーション700万~1,500万円

部分的なリノベーションでは、変更したい箇所のみを工事します。

とはいえ、マンションで3LDKから4LDKにリノベーションするには、間取り変更を伴う工事が一般的です。

多くの場合は、床や壁を解体する工事も含まれるでしょう。

一方、大幅な間取り変更のリノベーションでは、広範囲での解体や造作作業が必要です。

また、マンションの構造や、使用する資材によって大きく費用は変動するので、目安として参考にしましょう。

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3LDKを4LDKにリノベーションする手順

ここでは、マンションを3LDKから4LDKにリノベーションする際の流れを解説します。

大幅な間取り変更を伴うリノベーションでは、工事期間が長くなりますので、日数に余裕を持って計画を立てましょう。

3LDKを4LDKにリノベーションする手順
STEP
プランの打ち合わせ

希望する間取りやデザインなどを具体的に伝え、プロのアドバイスを受けながら進めましょう。

STEP
資材や工具の搬入経路、工事箇所の養生

マンションでは、共有部分(エレベーター・通路など)にも養生を丁寧に行います。

STEP
工事する箇所の解体と搬出(壁や床、建具の取り壊し)

解体により、建物の劣化による修繕箇所が見つかる場合もあります。

STEP
電気工事、床、壁の新設工事

新たな個室に必要な電気工事を行い、床、壁、建具を取り付けます。

STEP
仕上げ

クロス材による仕上げの後、すべての養生を取り外します。

STEP
完成、引き渡し

希望のリノベーションが行われているかチェックし、新たな生活をスタートしましょう。

工事をスムーズに進めるポイント

3LDKから4LDKへのリノベーションでは、専門業者との打ち合わせが非常に重要です。工事期間中は、担当者と定期的にコミュニケーションを取るのが、スムーズに工事を進めるポイントです。

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マンションで3LDKから4LDKにリノベーションする際の注意点

マンションで3LDKから4LDKにリノベーションする際に、注意したい点があります。

工事がスムーズに進むように、以下の事項を頭に入れて、工事前に確認しておきましょう。

【注意点1】事前にマンションの管理規約を確認する

マンションでは、リノベーション工事の際に、変更できない箇所があります。

建物の骨組みである柱や梁、基礎を支える壁などは取り外せないため注意が必要です。

また、マンションは集合住宅のため、給排水管は上下階をつないで設置されており、配管の移設などはできません。

マンションによって、リノベーションに関する規約が異なる可能性もあります。

計画する際に、マンションの管理規約をよく読んで、不明な点は管理組合などに相談しましょう。

【注意点2】近隣住民に配慮する

マンションでのリノベーションでは、近隣住民への配慮は欠かせません。

工事中の騒音や資材の搬入の際に、少なからず近隣の方に迷惑をかける可能性があります。

事前に工事の内容や工事の開始と終了日時、具体的な時間帯を知らせておくと、近隣住民の理解を得やすくなります。

工事開始の一週間前を目安に手土産を持参して挨拶すると、丁寧な印象を与えられるでしょう。

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マンションのリノベーション費用を抑える方法

3LDKから4LDKにリノベーションする工事は間取り変更を伴い、工事内容により費用が高くなる可能性もあります。

ここでは、リノベーション費用の削減方法を解説しますので、理想の部屋作りの参考にしましょう。

【方法1】できるだけ既存の間取りを活かす

間取り変更を伴うリノベーションは、費用を抑えるために既存の間取りを活かせないか、検討することが重要です。

大幅な間取り変更は資材や手間を多く必要とし、大規模な工事となるため、予想以上に費用が高額になる可能性があります。

間取りの変更が少ないほど、工事の規模が小さくなり、手間や資材費が安くなるかもしれません。

最小限の変更になるよう、既存間取りをベースにプランを検討しましょう。

【方法2】必要な工事を厳選してプランを立てる

マンションで3LDKから4LDKにリノベーションする際に、必要な工事を厳選してプランを立てることが重要です。

部屋の使用目的を明確にすると、工事内容や使用する資材を用途に合わせて選べるため、無駄な費用を抑えられるかもしれません。

たとえば、子ども部屋では断熱や防音材が必要になるかもしれませんが、収納部屋であれば簡易的な仕上げで十分です。

部屋の使用目的を明確にして、コストを抑えたリノベーションを実現しましょう。

【方法3】マンションのリノベーションを専門とする業者を選ぶ

マンションのリノベーションを専門とする業者を選ぶと、工事費用を抑えられる可能性があります。

マンションでの工事経験が豊富な専門業者は、マンションの構造や施工方法について熟知しています。

そのため、手間や材料を最小限に抑え、スムーズに工事を進められるでしょう。

また、大量に資材を仕入れるため、一般よりも安く資材を手に入れられます。

トラブルが発生しても、柔軟で迅速に対応でき、追加費用が発生するリスクを軽減でき、結果的に全体の費用を抑えられるでしょう。

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【Q&A】マンションで3LDKから4LDKにリノベーションする際によくある質問

マンションと戸建てで3LDKから4LDKのリノベーションに違いはある?

戸建ての場合はスペースに余裕があれば、増築して部屋を増やすことが可能です。

マンションでのリノベーションは、かぎられたスペース内で行うのが一般的です。

DIYでマンションを3LDKから4LDKにリフォームできる?

マンションを3LDKから4LDKにリフォームするには、多くの場合間取りの変更が必要です。

間取りの変更には複雑な工事が伴うため、DIYはおすすめできません。

DIYによる失敗のリスクを無くすためにも、経験と知識が豊富な専門業者に依頼しましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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