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子供部屋を増築するタイミングはいつが良い?

子供部屋を増築するタイミングは中学校への進学前、小学生の間が良いと言われていますが、低学年と高学年ではどう違ってくるのでしょうか?

まず、小学校低学年の段階で子供部屋を増築した場合について見てみましょう。小学校低学年の時期では、精神的な成長が早い子供でもまだ身の回りのことを完璧にこなすのは難しく、宿題や勉強についても集中してこなすのが難しい場合がほとんどです。
そのため、この時期に子供部屋を増築して一人で利用した場合、勉強に影響が出てしまうことも考えられます。小学校低学年で子供部屋を増築する場合は、子供部屋を主に就寝場所として利用し、勉強はリビングなどの目の届く場所で行うようにすると良いでしょう。
中高学年まで成長すると、段々と身の回りのことが一人でできるようになり、勉強の際にもある程度子供一人で集中してこなすことができるようになってきます。この時期に子供部屋を増築し、勉強部屋や着替えなどを行う部屋として利用すれば、子供の精神的な自立が促されるでしょう。
子供部屋に適した増築パターンとは
子供部屋を増築する場合、部屋の場所や間取りなどはどのような形にするのが望ましいのでしょうか?

子供部屋については、家族が集まる場所、例えばリビングなどを通過しなければ入れないような間取りにしておくのが良いと考えられています。これは、日常生活の中で必然的に子供と家族が顔を合わせる機会を作ることにより、家族間のコミュニケーションが取りやすくなるという考え方です。
しかし、2階を建て増しして子供部屋を作る場合などは階段位置の都合で顔を合わせにくい間取りになってしまうことも考えられます。

このような場合には、
・子供部屋を吹き抜けと一体化するような形状にして気配を感じられるようにする
・ドアを取り付けずに声が通りやすい環境を作る
といった方法が用いられることも多いようです。
こういった設計を用いると、確かにお互いが気配を感じられるようになり、声かけも楽になりますが、子供からするとプライバシーがほとんどない状態のため、ある程度の年齢になるとストレスの原因となってしまうこともあります。

将来のことを考え、子供部屋の建て増しを行う際には、あらかじめドアが後付けできる設計にしておいたり、間仕切り壁できちんと個別の居室として利用できるつくりにしておいたりすると良いでしょう。
部屋の向きも子供部屋作りの重要なポイント
建物を増築して子供部屋を作る場合、部屋の向きも重要なポイントとなります。
日当たりを重視して南向きの部屋にした場合、日光が入りやすいため、昼下がりに勉強をすると室内が明るくなりすぎてしまうのです。また、夏場も室温が上がりやすくなるため、居室の環境が悪くなり、勉強が長続きしない可能性も考えられます。
室温については外壁の断熱や断熱窓の利用である程度対処できますが、明るさは対処が難しいため、子供部屋は南向き以外にしておくと良いでしょう。おすすめの部屋の位置は、東から北東にかけての向きになります。

東向きの部屋の場合、朝日が窓から入ってくるので目覚めが良くなり、日中の日差しもある程度避けられるため、子供に向いた環境を作ることができるでしょう。
日差しを防ぐという目的で考えた場合、北向きも良さそうに思えますが、北向きの場合は日光があまり入らず、部屋自体が暗くなってしまいます。部屋の暗さは照明を工夫すれば十分カバーできますが、日光に当たる時間が短いと精神面や肉体面の成長が遅くなるといった研究もあるため、できれば避けた方が安心です。
1階ではなく、2階部分に子供部屋を作るなら北向きでも東向きに明かり取り窓を設置すれば日当たりについてある程度対策することができますので、構造上北向きにしか部屋を作れない場合には、このような方法で対処すると良いでしょう。
子供部屋を増築する費用の目安
1階に子供部屋を増築する場合の費用

戸建て住宅の1階部分に3坪(約6畳)の居室を増築する場合、費用の目安は約200万円です。
工事の流れは、以下のようになります。
- 既存建物の外壁を解体
- 増築部分の土地を整地
- 基礎工事を実施
- 基礎コンクリートの硬化後、柱と屋根を建築
- 床面・外装の仕上げ
- 内装工事・電気工事の実施
増築工事にかかる期間の目安
施工期間は増築部分の形状や仕様によって前後しますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 整地〜基礎工事:約2週間
- 棟上げ(柱を建てる工程):約1日
- 外装・床面の仕上げ:約1週間
- 内装仕上げ・電気工事など:約1週間
全体では、おおよそ1か月前後を見ておくとよいでしょう。
離れとして子供部屋を建てる場合の注意点

子供部屋を別棟(離れ)として建築する場合は、既存建物の外壁解体は行いません。工事の流れは新築と同じく、整地・基礎工事・建築工事という順になります。
ただし、離れの場合は生活動線や家族のコミュニケーションに注意が必要です。子供が帰宅後、母屋を通らずにそのまま別棟の部屋に入る生活が定着すると、家族との会話が減ってしまう可能性があります。
そのため、離れを子供部屋として使う場合は、
- 母屋から渡り廊下を設ける
- 必ず母屋を経由しなければ入れない間取りにする
といった工夫を取り入れるのがおすすめです。
離れの建築費用の目安
離れとして子供部屋を建てる場合の費用目安は以下の通りです。
- 6畳程度の建物:約300万円
- 渡り廊下の追加:約50万円
合計で約350万円前後を想定しておくとよいでしょう。
子供部屋におすすめの床材
子供部屋は汚れやすいため、床面が滑らかで掃除しやすいフローリングがおすすめです。椅子や家具による傷が気になる場合でも、最近では子供部屋向けの傷が付きにくいフローリング材が販売されています。
これらの床材は一般的なフローリングに比べて価格がやや高めですが、
- 施工面積が限定的
- 建物全体をリフォームする場合ほど広くない
といった理由から、費用差はそれほど大きくならないケースが多いでしょう。
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