宅配ボックスをリフォームするメリット
通信販売などで宅配を利用する人は年々増加しています。しかし、家に不在のケースが多く再配達の依頼が後を絶ちません。
そこで便利なのが宅配ボックスです。宅配を頻繁に利用する人には特に設置するメリットが大きいため、近年宅配ボックスを設置する家が増えています。
では、宅配ボックスのメリットの詳細を見ていきましょう。
いつでも荷物が受け取れる
宅配ボックスを設置することで、在宅中なのに気づかなかったときや昼間に仕事などで外出しているときでも、荷物を受け取ることができます。
セキュリティが高い
近年宅配業者を装った犯罪が増えていますが、宅配ボックスがあれば自宅のドアを開けなくても荷物を受け取ることができるため、セキュリティが高いと言えます。
再配達防止でCO2排出量も減少できる
配達業者は膨大な荷物を抱えているため荷物の多くを再配達した場合、車のCO2排出量も増えてしまい空気汚染へと繋がる恐れがあります。再配達を減らすことが結果的に環境にも配慮していることになるでしょう。
宅配ボックスの注意点
宅配ボックスを利用する上での注意点は以下の通りです。
戸建ての場合
戸建てに宅配ボックスを設置する場合、注意することとはどのようなことがあるのでしょうか。
宅配ボックスごと盗まれる可能性がある
玄関の前に置いておく簡易型の場合、箱型のバックのような形をしており盗難防止のためにワイヤーでつなぎます。しかし、ワイヤーは特殊な工具などを使用して切断できるため、宅配ボックスごと盗まれてしまう可能性があります。
電気代が増える
電気を利用して施錠する電気式の宅配ボックスの場合、24時間通電しているため毎月の電気代が増える可能性があります。
空き巣に狙われることがある
簡易型の場合、荷物が来る日は玄関に出し使わない時は家に置いているような使い方をすると、家に人が不在の確認できるため空き巣に狙われやすくなる恐れがあります。
不在のときだけ玄関の前に置くのではなく、常に玄関前に置いておくようにしましょう。
マンション・アパートの場合
マンション・アパートに宅配ボックスを設置することで、どのような注意点があるのでしょうか。
家賃や維持費が高くなることがある
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、エントランス付近に大型の宅配ボックスが設置されていることがあります。
特に、比較的新しいアパートやマンションなどの集合住宅にに宅配ボックスが設置される傾向にあります。
そのような物件の場合、セキュリティーが高くなっている傾向にあるため、必然的に家賃が相場より高くなることがあります。
暗証番号の書き忘れがある
宅配ボックスがダイヤル式の場合、配達業者が暗証番号を書き忘れてしまい、荷物が受け取れないというトラブルもあるようです。
宅配ボックスの種類
宅配ボックスのメリットや注意点をご紹介しましたが、次は宅配ボックスの種類をご紹介します。
宅配ボックスには簡易型や固定型、施錠方法の種類などがあり、それぞれ特徴があります。では、どのようなタイプの宅配ボックスなのか詳細を見ていきましょう。
戸建て用宅配ボックスの種類
玄関の前に設置する宅配ボックスの種類は以下の通りです。
簡易型
「宅配ボックスの注意点」でもご紹介した簡易型宅配ボックスは、箱型のクーラーボックスのような形をしていて価格も比較的安価で購入することが可能です。また、使用しない時は折りたたんでコンパクトにすることができます。
そのまま玄関に置くと盗難の恐れがあるため、対策が必要です。
固定型
固定型宅配ボックスは大型なものが多く、玄関周辺に固定するタイプになります。
郵便受けのようにしっかりと地面に固定しているため盗難の心配はありませんが、設置工事が必要なため、設置のためのスペースが必要となり、簡易型より費用が高額になる傾向にあります。
施錠方法の種類
宅配ボックスには先程ご紹介した簡易型や固定型の他に、電気を使用しない「機械式」と電気を使用する「電気式」があります。施錠方法の種類の詳細をそれぞれ見ていきましょう。
機械式
機械式とは、電気を使用せずダイヤル錠やプッシュボタン錠、南京錠などで施錠・解錠するタイプのことです。荷物を取り出すときは、あらかじめ宅配業者から知らされていた暗証番号で解錠して荷物を受け取ります。
電気式
電気式とは、電気を使用しテンキーやタッチパネルで施錠・開錠するタイプのことです。
マンションなどでは宅配ボックスの管理会社がオンラインで管理し、電子制御で扉の開閉をしたりメールでお知らせが届くサービスを行っているところもあります。
印鑑不要の捺印付き宅配ボックス
こちらは捺印機能があるタイプの宅配ボックスです。電気は使用せず、解錠はシリンダー錠で行います。ポストの下に設置することもできるため、盗難も防ぐことができます。
宅配ボックスの選び方
宅配ボックスの種類がいくつかある中で、どのようなことに気をつけて選んでいけば良いのでしょうか。
戸建てなら設置場所や通販でよく購入するサイズを重視する
戸建ての場合、まず玄関のどこに置くのかと大型の宅配ボックスの場合は、玄関まわりに設置する場所があるのかなど、宅配ボックスの設置場所を確保することが大切です。
また、通信販売で良く購入する商品の大きさなど考えた上で、宅配ボックスのサイズを選んでいきましょう。
集合住宅で個人宅配ボックスの取り付けは可能か?
集合住宅の場合、個人で宅配ボックスを設置することも可能ですがその場合、廊下などの共有部分に設置することになるので、大家さんや管理会社に許可をもらう必要があります。
また、共有部分に置く際にも設置スペースの確保や盗難に気をつけるようにしましょう。
宅配ボックスのおすすめメーカー4選
ここで宅配ボックスのおすすめメーカー4選をご紹介します。
「パナソニック」コンボ
捺印機能があり、コンパクトタイプなどの4種類からサイズを選ぶことができます。玄関まわりのスペースによって、壁掛けや据置きなどの設置方法を変えることができる宅配ボックスです。
「パナソニック」コンボ
- サイズ:コンパクトタイプ、ハーフタイプ、スリムタイプ、ミドルタイプ
- カラー:鋳鉄ブラック、ステンシルバー、漆喰ホワイト、エイジングブラウン
「三協アルミ」フレムス
玄関まわりに埋め込んで設置するタイプの「三協アルミ」フレムスは、宅配ボックス単独での設置はもちろんポストや照明、表札なども併せて設置できます。1つの荷物に対して1回限定の捺印機能もあります。
「三協アルミ」フレムス
- サイズ:スリムタイプ、ハーフタイプ、ミドルタイプ
- カラー:ブラック、シルバー
「ナスタ」宅配ボックス
機械式の「ナスタ」宅配ボックスは、捺印機能があり荷物の受け取りだけではなく、荷物の集荷と発送にも対応しています。また宅配ボックスのサイズや設置方法も様々あります。
「ナスタ」宅配ボックス
- サイズ:スマート、レギュラー、ビッグ
- カラー:ホワイト、ライトグレー、ブラック、ボルドー
「リクシル」リンクスボックス
「リクシル」のリンクスボックスは、リンクスボックスとホームユニットを使いホームネットワークシステムでつなぐことで、荷物の受け取りなどの宅配ボックスの状況をスマートフォンで確認することができます。
「リクシル」リンクスボックス
- サイズ:埋め込みタイプのみ
- カラー:ロイヤルブラック、シャイングレー
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