家に設置する日よけの種類と費用の相場
日よけには多くの種類があり、設置の方法や設置に必要な費用も様々です。日よけの種類ごとにその特徴と費用の相場を紹介します。
室内の温度上昇を、日差しをコントロールすることで制御する場合、室内にブラインドやカーテンを設置するよりも、室外の時点で日差しの入る量をコントロールするほうが遮熱効果が高くなります。室内の空気を熱する部分を少なくすることができるからです。
眺望や可動性などを考慮して選択するとよいでしょう。
サンシェードを設置する費用の相場
「サンシェード」は窓の上部から斜めに立てかけたような状態で設置し、下部を固定して取り付ける日よけです。素材やデザインが豊富で、洋風の住宅にも合わせることが可能です。
本体価格は約2万円〜約3万円が目安で、取り付け費用の相場は約1万5000円〜約2万円です。
すだれ・よしずを設置する費用の相場
「すだれ」や「よしず」は、日本で古来から使われてる日よけです。
すだれは軒に吊るして使い、よしずは立てかけて使います。すだれは細く割った竹を原料としていますが、よしずは葦を利用するのが一般的ですが、最近では様々な素材の物が作られています。
すだれやよしずの価格はサイズや素材などによって異なります。よしずは幅が6尺(180cm)に統一されており、高さは好みの物を選ぶことが可能です。すだれは幅も高さも様々な種類があります。
幅180cm×高さ240cmのすだれ、よしずの価格は約5000円〜約15000円が相場です。別途、取り付け金具が必要となり、金具1個につき約500円〜約1000円が目安となります。
オーニングを設置する費用の相場
「オーニング」は英語で直訳すると「日よけ」や「雨よけ」を意味します。日本では、建物の外に取り付けて日よけや雨よけの役割をする可動式テントのことをオーニングと呼びます。手動のもの、電動のものがあります。
オーニングの本体価格は20万円以上するものも多く、本体価格の他に設置費用が必要となり、設置にかかる工事費は約6万円〜約10万円が相場です。
日よけの主な取り付け金具と取り付け方法
日よけは面積が大きく風による影響を受けやすいため、正しい金具でしっかりと固定することが重要となります。ご自身で取り付ける場合、日よけのタイプや取り付ける場所によって、金具の形や素材などが異なるため、適切な金具を選ぶようにしましょう。
日よけを上部から吊るす場合の取り付け金具
ハトメのあるサンシェードや、すだれ、よしずなどを上部から吊るす時には、取り付ける場所によって金具の種類を選択する必要があります。
サッシの枠に取り付ける場合には、ネジで締めて取り付けるタイプの金具を使用するとよいでしょう。シャッターボックスなどのスチール部分に取り付ける際には、マグネットタイプがおすすめです。
外壁に取り付ける時には、接着剤を熱で溶かして取り付けるジェルタイプのフックが有効です。ガラス面に設置が可能な、吸盤タイプや、ベランダの手すりやポールなどに通して使うバンドタイプの物もあります。
日よけを下部で固定する場合の取り付け金具
日よけを地面で固定する場合には、ペグで打ち付ける方法や、重りによって固定する方法がよく用いられます。ポールで立てかけ、ペグで地面に打ち付ける方法も有効です。
また、サッシ枠の下部にネジで締め付けるタイプの振れ止めフックもあります。
日よけを設置するためのアイデアグッズ
日よけの取り付け金具は、100円均一ショップなどでも購入することが可能です。ジェルタイプのフックや窓枠に挟んで使うタイプのフックなどがあるので、設置する日よけの重さなどを確認して上手に使用するとよいでしょう。
また、下部で固定する場合の重りとして、家で使っていないレンガなどを有効活用するのもおすすめです。日よけを固定するために突っ張り棒を上手に取り入れることも、検討してみるとよいでしょう。
大人気!カフェ風オーニングの取り付け方
カフェやお店の店先で見かけるオーニングは、突っ張り棒式の物を選ぶと、工事を行わずにDIYで取り付けることができます。軒先などに突っ張り棒で上下に固定することによって、設置することが可能です。
2人以上で左右に分かれて突っ張り棒を固定するだけで、簡単に取り付けることができます。突っ張る場所の強度をしっかりと確認して、定期的に点検するようにしましょう。
オーニングのテント部分の「シェード」は、コードで自由に角度の調整ができ、下まで降ろすと目隠しとしても使うことができます。庭先などに設置すれば、カフェ風のオープンスペースを作ることが可能です。
サンシェード、オーニング設置の際の注意点
サンシェードやオーニングを設置する際には、固定の方法によって取り付けが不可能なケースもあります。サンシェードやオーニングを設置する際の注意点を紹介します。
サンシェードやオーニングが設置できないケースもある
軽量鉄骨造や割れる恐れがあるALC素材の外壁の場合には、オーニングを外壁に設置することができません。
また、設置が可能な素材であった場合でも、金具を外壁に固定してしまうと住宅メーカーの保証を受けられなくなる可能性があります。このような時には独立フレームタイプの物などを選ぶとよいでしょう。
サンシェード・オーニングは強風対策が必要
サンシェードやオーニングは風の影響を受けやすいため、強風対策が欠かせません。強風で吹き飛ばされて通行人に怪我をさせたり、車などを傷つける可能性があるからです。定期的に確認するようにしましょう。
また、強風が予想される時には、シェード部分を巻き取って、紐などで固定するとよいでしょう。突っ張り棒式の場合には、突っ張り棒自体もベランダなどに紐で固定することをおすすめします。
賃貸住宅でサンシェード、オーニングを設置する場合
賃貸住宅の場合には、現状を維持する必要があるため、外壁などに穴を開けることはできません。サンシェードやオーニングを固定する際には、突っ張り棒式やバンドタイプの物を選ぶと良いでしょう。
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