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洗濯物をベランダに干したまま外出して、突然の雨に降られた経験はありませんか?そんな時「ベランダに屋根があればいいのに」と思う人も多いはずです。この記事では、ベランダや庭などにサンルームを後付けする際の費用などを解説します。サンルームの後付けにかかる金額をチェックして、天候を気にせず洗濯物が干せる環境を手に入れましょう。
目次
サンルームとは、ガラスやポリカーボネートで囲まれた室内空間のことをいいます。
屋外に設置するものの、屋根・壁に囲まれているため、居室やガーデニングルーム、洗濯物を干すスペースなどとして多目的に利用できるのが魅力です。
サンルームの設置方法の種類は、大きく分けて「床・土間・ウッドデッキ・ベランダ」の4種類があります。
ここではサンルームの種類ごとの特徴を学んで、どの種類が最適かを判断しましょう。
サンルームの床納まりは、室内の床と同じ高さで設置するのが特徴です。

そのため「室内と同じようにサンルームを活用したい」という場合は、床納まりが適しています。
サンルームの土間納まりは、コンクリートやタイルなどの上に設置するのが特徴です。
土間納まりは、自転車やキャンプ用品を置くなどして、屋外スペースとして活用するケースが多い傾向にあります。
サンルームのウッドデッキ納まりは、ウッドデッキの上に設置するのが特徴です。
広いウッドデッキの中に、サンルームで室内スペースをつくることもできるため、ウッドデッキの活用の幅が広がります。
サンルームのベランダ納まりは、既存のベランダにサンルームを設置するのが特徴です。
雨の日でもベランダに洗濯物を干したいなど、ベランダを屋根・壁で囲みたい場合などにベランダ納まりが採用される傾向にあります。
サンルームを後付けすると、室内スペースを広げられるなどのメリットが得られます。
ここではサンルームを後付けするメリットについてチェックして、理想のサンルームを設置しましょう。
サンルームを後付けすれば、天候を気にすることはなく、雨の日でも洗濯物を干せます。

サンルームの屋根や壁がガラスやポリカーボネート製の場合、サンルーム内に太陽の光が差し込むため、洗濯物が乾きやすい傾向にあります。
もし「室内に洗濯物を干すスペースがない」とお困りなら、サンルームの設置を検討してみましょう。
窓の屋外側にサンルームを設置することで、外気の熱を室内に伝えにくくできるため、建物の断熱効果の向上が期待できます。
建物の断熱効果が向上できれば、夏の冷房や冬の暖房負荷を軽減でき、電気代などの節約効果も期待できるでしょう。
屋外にありながら室内のように使えるサンルームは、植物や野菜の温室としても活用できます。
春に植えるために栽培している苗や、冬越しをする植物など、雨風からは守りたいものの、太陽光は当てたいという植物・野菜をサンルームで保管できます。
もしそのような植物・野菜などを育てたい場合は、サンルームの設置を検討してみましょう。
サンルームを室内と同じ高さで設置することで、室内のスペースを広げることもできます。
たとえば、サンルームに椅子やテーブルを置いて、アウトドアリビングのように楽しむことも可能です。

基礎・外壁・屋根などをつくる一般的な増築よりも、工事費用を抑えられるため「少しでも安く室内スペースを広げたい」という場合にも、サンルームの後付けをするのが有効な方法です。
サンルームを室内と同じ高さで設置すれば、ひなたぼっこやおもちゃで遊ぶペット専用スペースとしても活用できます。

室内だけではスペースが足りないと感じている場合、サンルームの後付けで不満を解消できるかもしれません。
もし「もっと広いスペースでペットを遊ばせてあげたい」と考えているなら、サンルームの後付けを検討してみましょう。
サンルームを後付けすると、雨音が響きやすいなどのデメリットもあります。
ここではサンルームを後付けするデメリットについてチェックして「予想以上に雨音が響いて眠れない」などの失敗を回避しましょう。
サンルームはガラスやポリカーボネートに囲まれた断熱性の低い空間であるため、夏は暑く、冬は寒い状態になってしまうおそれもあります。
サンルームが室内に隣接していると、サンルームの暑さ・寒さが室内に伝わり、室温が変化してしまうかもしれません。
そのようなサンルームの後付けによるトラブルを回避するには、サンルームの中に天井カーテン(シェード)などをつける方法が有効です。
たとえば、YKK APのソラリアという商品では、天井カーテンを使用した場合、温度が5℃下がったという実験の結果も出ています。

もしサンルーム内の温度が気になる場合は、天井カーテンなどの活用を検討しましょう。
屋外に設置するサンルームは、雨風などによって汚れがつく上、ガラス張りの場合は汚れが目立ちやすいのもデメリットです。
手が届く範囲では掃除も可能であるものの、サンルームの屋根などは脚立を使う必要があります。
サンルーム全体を気軽に掃除するのは難しいため、人によっては汚れが目立つことでストレスを感じてしまうかもしれません。
そのため、もしサンルームの汚れが気になる場合は、汚れが目立ちにくいブラウンやグレー系の色の採用を検討しましょう。
サンルームの屋根はガラスやポリカーボネート製であるため、カンカンと雨音が響きやすいのもデメリットです。
そのため、サンルームを後付けする場合、寝室や書斎などの「音が気になりやすい部屋」を避けることも検討しましょう。
もし寝室などの近くにサンルームを後付けするなら、窓シャッターや内窓も合わせて設置するなど、雨音の対策を検討することも大切です。
サンルームの後付けにかかる費用は、最低でも30万円〜が目安です。
| サンルームの設置場所 | 費用相場 |
|---|---|
| 1階 (土間や床への設置) | 40万〜120万円 |
| 2階以上 (ベランダへの設置) | 40万〜70万円 |
| ウッドデッキ | 30万〜110万円 |
上記の費用には、1階に設置する場合の基礎工事は含まれていません。
土間納まりでサンルームを後付けする場合などは、基礎工事にかかる費用が追加で必要な点に注意しましょう。
ただしサンルームのサイズや基礎工事の有無などによって、費用は大きく変動する点を覚えておきましょう。
サンルームを1階に後付けする場合の費用は、40万〜120万円が目安です。
ただしサンルームの商品やサイズなどによって、大きく金額が変動するでしょう。
たとえば、LIXILのサニージュという商品を採用する場合、サンルーム本体価格は2畳で60万円〜が目安です。
| サンルームの大きさ | 本体参考価格 (LIXIL:サニージュ/床納まり) |
|---|---|
| 2畳 | 60万円〜 |
| 4畳 | 75万円〜 |
| 6畳 | 100万円〜 |
後付けしたいサンルームのサイズを決め、設置工事にかかる費用を専門業者に見積もってもらいましょう。
サンルームを2階に後付けする場合の費用は、40万〜70万円が目安です。
たとえば、LIXILのサニージュという商品を採用する場合、サンルーム本体価格は2畳で40万円〜が目安です。
| サンルームの大きさ | 本体参考価格 (LIXILサニージュベランダ納まり) |
|---|---|
| 2畳 | 40万円〜 |
| 4畳 | 50万円〜 |
このようにサンルームのサイズが大きくなるにつれて、本体価格や設置にかかる作業費用は高くなるでしょう。
ウッドデッキにサンルームを設置する場合の費用は、30万〜110万円が目安です。
たとえば、LIXILのガーデンルームGFという商品を採用する場合、サンルーム本体価格は2畳で85万円〜が目安です。
| サンルームの大きさ | 本体参考価格 (LIXILガーデンルームGF) |
|---|---|
| 2畳 | 85万円〜 |
| 4畳 | 70万円〜 |
| 6畳 | 90万円〜 |
基本的にサンルームのサイズが大きいほど、価格が高くなる傾向にあるものの、部材の加工の有無などによって、サイズの大きいほうが安く購入できる場合もあります。
ただしサンルームのサイズが大きいと、設置費用なども高くなるため、本体価格と合わせて設置にかかる費用も専門業者に見積もってもらいましょう。


| 建物タイプ | 一戸建て |
| 施工箇所 | サンルーム |
| メーカー名/商品名 | LIXIL/サニージュ |
「サンルームを設置したい」とご相談を受けた、一戸建てにおける施工事例です。
採用したのはLIXILのサニージュという商品。夏の暑さを緩和できるよう、サニージュの基本仕様にプラスして、カーテンレール・内部日よけのオプションをつけました。
また、サンルームの色は外壁と合わせてホワイトを選び、統一感のあるおしゃれな外観に仕上がっています。
DIYでのサンルームの後付けも可能です。
しかし、サンルームの後付けには、専門的な技術や知識が必要であるため、専門業者に依頼したほうが安心できます。
たとえば、サンルームを正しい方法で設置できなかった場合、強風の影響を受けてサンルームが飛ばされてしまうかもしれません。
そのようなトラブルが起きないよう、安全にサンルームが後付けできる専門業者への依頼を検討しましょう。
サンルームを後付けする際は、基礎工事が割高になるケースもあるなど、いくつか注意すべき点があります。
ここではサンルームの後付けの注意点について学び「予算をオーバーしてしまった」など、工事の失敗を回避しましょう。
サンルームの後付けは「増築」に分類されるため、サンルームの床面積によっては建築確認申請が必要な場合もあります。
増築とは「建物の床面積が増える工事のこと」を指し、サンルームの後付けも該当します。
建築確認申請が必要な場合、書類作成と申請代行で12〜15万円の費用がかかるので、予算に含めておきましょう。
建築確認申請が必要であるのに申請しなかった場合、自治体などからサンルームの解体を求められる場合もあります。
そのようなトラブルを防ぐために、サンルームを後付けする場合は、あらかじめ建築確認申請の必要性について確かめておくことが大切です。
建ぺい率の制限によってサンルームの後付けができない場合もあるため、あらかじめ既存建物の建ぺい率を確かめておきましょう。

建物を真上から見た時の面積のことをいいます。
もしサンルームを後付け(増築)して建築面積が増えたことで、制定されている建ぺい率をこえる場合は、サンルームの後付けはできません。
あらかじめ専門業者に、建ぺい率の制限をクリアできるか確かめておきましょう。
サンルームの後付けによって床面積が増えると、固定資産税が増額になる場合もあるため、不安な点があればあらかじめ自治体などに確かめておきましょう。
固定資産税とは、毎年1月1日時点の固定資産(建物など)を対象に、市区町村が課税する地方税のことをいいます。
【固定資産税】
固定資産税評価額×標準税率(1.4%)
※標準税率は各市区町村によって異なります
「固定資産税評価額」は、市区町村によって3年ごとに見直されます。
しかし、3年ごとの見直しのほかに、建物の増築などによっても見直されるため、サンルームを後付けすることで固定資産税が増額になるかもしれません。
新築時に加入した住まいの保証内容によっては、サンルームの後付けによって保証が受けられなくなる場合もあります。
たとえば、LIXILのパネル断熱材であるスーパーウォール工法の「35年無結露保証」では、増築工事によってパネルで結露が生じた場合、保証の対象外であると定めています。
そのように、住まいに関わる保証が、サンルームを後付けすることで受けられなくなるかもしれません。
もし新築時などに加入した住まいの保証があれば、あらかじめ保証条件などを確かめておきましょう。
サンルームと外壁のつなぎ目の防水処理を正しくおこなわないと、雨漏りや建物の劣化が起きるおそれもあります。
たとえば、外壁の断熱材まで雨水がつたってしまった場合、断熱材が劣化して、建物の断熱性が低下してしまうかもしれません。
そのような建物のトラブルが起きないよう、コーキング材などを使って、サンルームの防水処理を確実におこないましょう。
サンルームを後付けする際、サンルームの設置場所に傾斜や障害物がある場合は、整地費用が追加で発生するおそれもあります。
また、コンクリート敷きになっている場合は、サンルームの支柱を取り付けるために、コンクリートに穴を開ける工事が必要です。
コンクリートに穴を開けるなどの工事は「はつり工事」とよばれており、サンルームの支柱の本数だけ費用がかかってしまうため、その点は注意しなければなりません。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 敷地の整地 | 3万円〜 |
| はつり工事 | 3千円〜 (1箇所あたり) |
ただし、整地やコンクリートのはつり工事にかかる費用は、後付けするサンルームのサイズなどによっても変動します。
あらかじめ専門業者の見積もりで、どれほど基礎工事に費用がかかるか確かめておきましょう。
マンションのベランダは基本的に共有部分となるため、サンルームの後付けはできません。
マンションにおけるリフォーム工事は、一般的に「専有部分」のみ可能です。
そのため、共有部分となるベランダへのサンルームの後付けは、管理組合などから許可されないケースが多い傾向にあります。
もしマンションにお住まいで、物干しスペースを増やしたいなどの希望がある場合は、管理規約において許可されている範囲内でのリフォームを検討しましょう。
サンルームの後付け費用を安く抑えるには、複数の業者で相見積もりをとるなどの方法が有効です。
ここではサンルームの後付け費用を安く抑えるコツについて学んで、工事にかかる費用を節約しましょう。
コンクリートの基礎工事が必要ないテラス囲いの製品であれば、基礎工事にかかる費用を節約できます。
たとえば、YKKのソラリアは、ウッドデッキの上に設置する仕様の商品。サンルームの柱をたて、ウッドデッキや外壁に固定することで、サンルームを後付けできます。

もしサンルームの後付け費用を安く抑えたいなら、既存のウッドデッキなどへの設置が可能な、テラス囲いタイプのサンルームを検討してみましょう。
既製品のサンルームを選ぶ際、物干しなどのオプションを見直すことで、後付けにかかる費用を安く抑えられるでしょう。
サンルームのオプションの内容や金額は、メーカーや商品によって異なります。
サンルームを後付けする目的について検討した上で、不要なオプションが含まれていないか確かめてみましょう。
サンルームの後付けを依頼する業者によって見積金額が異なるため、相見積もりをとることでより安く工事が可能な業者に依頼できます。
1社のみに見積もりを依頼した場合、見積金額の比較ができず、相場よりも高い金額で依頼することになるかもしれません。
そのような失敗を回避するために、サンルームを後付けするなら、複数の業者で相見積もりをとりましょう。
サンルームは、ベランダやテラスなどに後付けできます。
ただしサンルームの後付けする際は、建ぺい率などの制限をクリアしなければいけません。
専門業者に相談して、希望する場所へのサンルームの後付けが可能かを確かめましょう。
サンルーム本体のサイズは、一般的に「幅2メートル〜・奥行き1メートル〜」が目安です。
もしサンルームの後付けを希望するなら、そのようなサイズのサンルームがベランダや庭に設置できるか確かめましょう。
サンルームの後付け工事の期間は、1〜3日が目安です。
ただしサンルームのサイズが大きい場合などは、1〜2週間の工期が必要になるかもしれません。
あらかじめ工事を依頼する業者に、サンルームの後付けにかかる日数を確かめておきましょう。
おしゃれなサンルームを後付けするには、ウッドデッキと組み合わせて設置するなどのポイントを押さえることが大切です。
サンルームの本体の色などを工夫して、おしゃれなサンルームに仕上げましょう。
サンルームは、強風にも耐えられる仕様になっている商品が多いものの、メーカー・商品・設置方法などによって強風に対する強度は異なります。
たとえば、LIXILのサニージュという商品は、床・土間納まりで耐風圧強度が風速34メートル/秒相当です。
風速34メートル/秒相当は、走行中のトラックが横転するほどの風の強さです。
もしサンルームを設置するなら、そのように強風への強度が高い商品を選び、飛散などのトラブルを回避しましょう。
サンルームの後付けを依頼する業者は、サンルーム設置の実績が豊富であるかなどをチェックして選びましょう。
また、サンルームの後付けが可能であるかを判断するには、建築士などの専門的な資格が必要です。
専門的な資格・知識がある専門業者に、サンルームの後付けを依頼しましょう。
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なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
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