ブロックやフェンスの取り付け工事の内容は?
住宅を囲むように取り付けるだけでプライバシーを守れるブロックフェンスですが、設置工事には高い技術が必要と言われています。
コンクリートブロックを積み上げる工事でも、フェンスを取り付ける工事でも、まずは基礎工事が十分でないと強度が足りず、強風や地震などの際に転倒してしまうのです。
そこで、外柵の取り付け工事では、まずフェンスなどを立てる基礎工事に重点が置かれます。
基礎工事の種類はどんなものがある?
基礎工事というと、土を掘り返して型枠をつくり、鉄筋とコンクリートを利用して作るイメージがありますが、比較的通風性の高い軽量なフェンスを施工する場合、実際の工事ではコンクリート製の専用のブロックを地中に埋め込んで固定する独立基礎の方式がよく使われています。
この工法では、エクステリアの取り付けまでにかかる時間が短縮でき、コンクリート車を呼ぶ必要もありません。
そのため、費用面でも人件費が抑えられ、より安い価格で外柵を取り付けることが出来るようになります。
実際の施工の流れ
まずは基礎工事として、コンクリート製の部品を地中に埋め込みます。続いて、支柱の基礎への取り付けが行われ、その後支柱にフェンスを取り付けるための部品を設置。
最後に柵を取り付けて各部位の点検が行われ、問題が無いようなら引き渡しとなります。
コンクリートブロック基礎を用いる場合には、コンクリートのベースや鉄筋などを施工したあと、コンクリートブロックをモルタルで隙間を埋めつつ積み上げるのですが、基礎工事の時間に加え乾燥などの時間が必要なためフェンスの場合と比べて時間が必要です。
ただし、コンクリートブロックは重いので、風で倒壊しにくく、経年劣化も少ないので長く使えるという利点があります。
既存設備の再利用、コア抜きの費用が割高になる可能性も
現在コンクリートブロックを設置している場所をリフォームして金属製のフェンスへと交換する場合、コンクリートブロック用の基礎を加工してフェンス用の穴をあけなければいけません。
この作業のことをコア抜きというのですが、1カ所で約4,000円が相場ですので、設置する場所によっては工賃だけで多額の費用が発生する可能性があります。
既存の外柵をリフォームする場合には、工事の内容と必要な作業費用についてしっかり確認しておきましょう。
外構工事によるフェンス取り付けにかかる費用は?
工事費用は1m単位で表示する業者が多いようです。
この費用には、基礎から取り付け、フェンスの価格まで含まれているため、特にトラブルも無くすんなり取り付けが出来るなら、提示された単価×設置距離で費用が計算できます。
1m辺りの工事費用の相場は、比較的安価な鉄製のものを使った場合約1万円、デザイン製の高いものや、頑丈なものでも約2万円、コンクリートブロックの場合は約1万円です。
ただし、外構エクステリア工事ではよくあるのですが、実際に工事してみると追加工事が必要なことがあります。
施工段階になってから追加費用となると、どうしても損をした気になってしまうので、業者による見積もりはしっかり細部まで確認しておいた方が安心です。
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