2024年08月19日更新

監修記事

ガルバリウム鋼板はどの色が人気?色選びで失敗しないポイントも解説

ガルバリウム鋼板を使って新築やリフォームする際、色選びで悩む人が多いのではないでしょうか?ガルバリウム鋼板はカラーバリエーションが豊富で、色によって建物の雰囲気を変えることが可能です。
そこでこの記事では、ガルバリウム鋼板の人気がある色や色選びで失敗しないポイントなどを解説します。それぞれの色が持つ特性を理解して、自分の家に最適な色を選びましょう。

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ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板とは、ガルバリウム合金でコーティングされた金属板のことをいいます。

ガルバリウム鋼板はサビに強く、耐用年数も約25〜35年と長いので、新築やリフォームする際に多く採用されています。

しかし、ガルバリウム鋼板に発生したサビやひび割れを放置すると、劣化が広がって寿命が短くなってしまうことも。

このようなリスクを回避するためにも、定期的な点検やメンテナンスを専門業者に依頼しましょう。

>>ガルバリウム鋼板の特徴・メンテナンスはこちらでチェック

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ガルバリウム鋼板の色見本

ガルバリウム鋼板は、カラーバリエーションが豊富です。

今回はガルバリウム鋼板の主要な色見本と、それぞれの色が持つメリット・デメリットを解説します。

ネイビー

ガルバリウム鋼板のネイビーは、近年人気が高まっている色のひとつ。

ネイビーのガルバリウム鋼板が持つメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 比較的色あせしにくい
デメリット
  • 白っぽい汚れが目立つ
  • 太陽光を吸収しやすく、遮熱効果が低い

建物の外観をスマート、上品に見せたい人はもちろん、スタイリッシュで個性を出したい人にもおすすめの色です。

新築やリフォームする際に、採用される機会が多いのが黒のガルバリウム鋼板。

黒のガルバリウム鋼板が持つメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 比較的色あせしにくい
デメリット
  • 白っぽい汚れが目立つ
  • 太陽光を吸収しやすく、遮熱効果が低い

黒はシンプルな色ですが、スタイリッシュで高級感のある印象を与えます。

特に、モダンな外観の建物におすすめの色です。

白は、外壁で使われることが多い定番色。

白のガルバリウム鋼板が持つメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • さまざまな色と組み合わせやすい
  • 太陽光を吸収しにくく、遮熱効果が高い
デメリット
  • 換気扇の下など、黒い汚れや苔が目立ちやすい

ガルバリウム鋼板の白は、さまざまな色と相性が良い色です。

建物に清潔感を持たせ、明るく爽やかな仕上がりになります。

グレー

色の明暗で仕上がりにちがいが出る、グレーのガルバリウム鋼板。

グレーのガルバリウム鋼板が持つメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 汚れが目立ちにくい
デメリット
  • 色の明度によっては、建物が暗く見える

暗めのグレーを選べば、モダンでスタイリッシュな雰囲気。

明るいグレーを選べば、ナチュラルな印象になり、色の明暗によって仕上がりが変わります。

シルバー

シルバーはおしゃれなイメージがあり、外壁で人気が高い色。

ガルバリウム鋼板のシルバーが持つメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 金属らしい質感になる
  • 汚れが目立ちにくい
デメリット
  • 無機質な印象を与える

ガルバリウム鋼板のシルバーは金属らしい質感に仕上がっているため、建物をスタイリッシュな雰囲気に仕上げられます。

なお、シルバーは金属サイディングならではの色なので、新鮮さを求める人にもおすすめの色です。

ブラウン

建物をナチュラルな外観にしたい場合は、ブラウンがおすすめです。

ブラウンのガルバリウム鋼板が持つメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 汚れが目立ちにくい
  • 和風建築に合わせやすい
デメリット
  • 比較的色あせがしやすい
  • 遮熱効果が低い

ブラウンは木材や自然環境と調和しやすい色で、温かみのある見た目に仕上がります。

また、暗めのブラウンは落ち着いた雰囲気で、和風建築の建物と相性が良い傾向にあります。

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ガルバリウム鋼板の色選びで失敗しないポイント

ここでは、ガルバリウム鋼板の色選びで失敗しない3つのポイントについて解説します。

【ポイント1】仕上がりをイメージして選ぶ

ガルバリウム鋼板のカタログにある色見本と、建物の方角や立地などで色の見え方が変わる場合があります。

また、家全体の雰囲気やデザインに合う色を選ぶことも大切です。

建物の立地環境やどのような仕上りにしたいかを明確にすると、色選びもスムーズになります。

イメージが浮かばない場合は、ガルバリウム鋼板を使った施工事例を見たり、依頼する専門業者に相談しましょう。

【ポイント2】遮熱効果を理解して色を選ぶ

ガルバリウム鋼板の色で建物の遮熱効果が変わる場合があります。

たとえば、白やシルバーなどの明るい色は遮熱効果が高く、黒やブラウンなどの暗い色は遮熱効果が低くなりがちです。

遮熱効果を重視する場合は、白やシルバーなどの明るい色を選ぶと良いでしょう。

【ポイント3】汚れやすさを考慮して選ぶ

ガルバリウム鋼板の色選びは、汚れやすさも考慮する必要があります。

黒や白のガルバリウム鋼板を採用した場合、将来汚れや苔が目立ちやすくなります。

反対に、ベージュやグレーなどの中間色は汚れが比較的目立ちにくいので、汚れにくさを重視する場合は中間色を選ぶのがおすすめです。

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ガルバリウム鋼板の人気色

ここでは、ガルバリウム鋼板で人気の色を外壁と屋根に分けて紹介します。

【外壁】ガルバリウム鋼板の人気色

黒のガルバリウム鋼板を外壁に採用したことで、建物の雰囲気がスタイリッシュで落ち着きのある仕上がりになっています。

シルバー

シルバーのガルバリウム鋼板を使用すると、建物がシャープで爽やかな雰囲気に仕上がります。

ベージュ

ガルバリウム鋼板のベージュには、このような柄が入ったデザインもあります。

建物がナチュラルなカラーを取り入れると、建物の雰囲気が明るくなりますね。

【屋根】ガルバリウム鋼板の人気色

ブラウン

ブラウンのガルバリウム鋼板を屋根に採用したことで、周りの建物や木々になじみ、落ち着いた仕上がりになります。

グリーン

ガルバリウム鋼板を屋根材に使用する際に、意外にも人気があるのがグリーン。

シックで落ち着いた仕上がりになるグリーンは、さまざまな色の外壁に合います。

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ガルバリウム鋼板の色に関するよくある質問

ガルバリウム鋼板で人気がある色の組み合わせは?

ここでは、ガルバリウム鋼板で人気がある色の組み合わせを2つ紹介します。

【組み合わせ1】モダンで落ち着きのある仕上がり
【組み合わせ2】周りの環境に溶け込むナチュラルな仕上がり
  • 外壁:ファインベージュ
  • 屋根:ブラウン

これらは、あくまで人気がある色の組み合わせです。

建物の外観や自分の理想とする仕上がりになるか、しっかりとイメージすることを忘れないようにしましょう。

ガルバリウム鋼板のツヤ出しとツヤ無しのちがいは何?

ガルバリウム鋼板のツヤ出しとツヤ無しのちがいは、見た目とメンテナンス性です。

ツヤ出しとツヤ無しのちがい
ツヤ出し
  • 表面に光沢があり、鮮やかで高級感のある仕上がりになる
  • 汚れが付きにくく、掃除がしやすいのが特徴
ツヤ無し
  • マットな質感で、落ち着いた自然な仕上がりになる
  • 汚れは目立ちにくいが、掃除のしやすさではツヤ出しに劣る場合がある
ガルバリウム鋼板で遮熱効果が高い色は?

ガルバリウム鋼板で遮熱効果が高い色は白です。

白は太陽光を反射して熱の吸収を抑えるため、屋根や外壁が高温になりにくい傾向があります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩本祐子

atelier comado

岩本 祐子

大学卒業後、建築設計事務所にて主に住宅、公共建築、店舗、マンションの設計に10年以上関わる。
住宅においては、基本設計から監理業務まで一連のフローに携わる。
その後大手インテリア関連企業にて7年間インテリアとリノベーションをメインに業務の幅を広げる。
現在代表をしているatelier comadoでは、インテリアコーディネート、リノベーション、住宅設計をメインに活躍中。

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